窪美澄のレビュー一覧

  • ふがいない僕は空を見た(新潮文庫)

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    どの話にもやるせない人間のさがを感じた。誰しも自慢できる過去ばかりではないものを抱えながら生きていることを改めて考えさせられた。
    あと岡本夫婦のその後がどうなったのか読みたかったな。

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    2025年02月14日
  • 私は女になりたい

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    わたしは女だ、に共感だった。

    母でもあり
    妻でもあり
    嫁でもあるけど
    その前に、わたしはわたしだ!って思って
    ずっと生きてる。
    だから、恋だってする。
    女である自分を優先だってする。

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    2025年02月14日
  • やめるときも、すこやかなるときも

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    ネタバレ

    丁寧なストーリー構成に好感が持てた。
    ベッドで桜子さんの身体のサイズを測っていたシーンから桜子の椅子に桜子さんが座るまで、他人事ながら愛着を感じる、人間味の溢れた素敵な物語だなと思った。
    桜子さんが壱晴さんを好きになる気持ちは分かったけど、壱晴さんが桜子さんを大事にしようと決めた時の気持ちがよく分からなかった。
    性的接触の描写がなくなっていて感じたが、作者は人間の弱さをよく理解している人間好きな人なのかもしれない。

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    2025年02月13日
  • いるいないみらい

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    独身だったり、子供を持つ、持たないの選択、考え方それぞれの物語。自分ごとの話で思うことはあるのにそこまで刺さらないのは強い思いがないからとかなんや感や言いつつ理想通りに動くだろうと思ってるからなのかもしれない。

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    2025年02月10日
  • ぼくは青くて透明で

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    窪さんのBL小説w
    こうゆう感じの話はデリケートでバリケードな感じ、
    異性に置き換えて読んでみるとドキドキするんですけど。
    それぞれの視点で描かれているのが判りやすい。ものの見方は一方向だけでは見失うことも、双方向からならより鮮明になる。
    特性だけ見てると個性を見失うし、人間性だけ見ていると悩みの原因がわからないし、バランスよく見ることが大事なんだと気づかされる。
    継母の美佐子さんの視点が健気に不器用で海のことをよく理解してていい感じに思えました。
    海は凄く良い環境で育ったようで、いじめられっこの璃子やカミングアウトの忍、海を捨てた父親の緑亮と一緒に食事している光景が異次元だけどそんなあり方が

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    2025年02月07日
  • よるのふくらみ

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    究極の恋愛小説と、背表紙には書いてある。
    そうか。。。
    ずっと重苦しいじっとりした感じで、気分が落ちてるときには読めないかも。

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    2025年01月25日
  • 晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

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    1〜3章目まで家族が崩れていく様子や、死にたくなる程の苦しみがこれでもかと盛り込まれていて息がつまった。家族というものは関心がなくても愛が強すぎても子供を持っても上手くいくものではなく、たくさんの境遇がある。最後の章で座礁した鯨を観に行き、そこで出会った家族に触れ合うことで3人の気持ちが少しづつ変化していく様子が人間的でとても良かった。「鯨が生死を彷徨っている=人間が生死の選択を迷う」ことがリンクしていて考えさせられる。
    死にたくなるような事は生きていたら必ずあるけど、それでも生きるしかないと思える作品。

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    2025年01月10日
  • さよなら、ニルヴァーナ

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    読み終えた皆さん思う、謎の黒い車の存在。
    読み手に委ねられました。
    それは悪魔かも知れませんね。
    誰もが幸せになれない。
    さよなら、涅槃

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    2024年12月28日
  • 晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    Ⅰ.ソラナックスルボックス
    田宮由人
    北関東の農家の次男として生まれる。東京の三年生のデザインの専門学校に進む。デザイン会社に勤める。失恋と激務でうつを発症した。

    溝口
    由人の会社の同僚。同じデザイン学校を出た先輩。

    ミカ
    輸入物の子ども服や雑貨の店で働く。専門学校の一つ上の科に通っていた。由人と付き合っていたが、浮気しておるところを由人に見られた。

    由人の二歳年上の兄。

    由人の二歳年下の妹。

    亜優太
    由人の妹が中学三年で産んだ男の子。

    中島野乃花
    由との会社の社長。年齢不詳。潰れゆく会社とともに人生を終わらせる決意をした。


    会社でいちばん年長の男性。経理。

    長谷川
    いちば

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    2024年12月27日
  • よるのふくらみ

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    けっこう、ミミさん(京子さん)みたいな女性が、僕は好きだ。あっけらかんとしているようで、自分のことを卑下せず、ちゃんと考えて生きている人。うむ。いいな、と思う。

    読む前に想像していた物語とはまったく違った!なんの予習もしてなかったので、当たり前っちゃ当たり前なのだが。でも、よかった!

    星は、0か3か5しか基本的にはつけないときめているので、3にしました。0ではないけど、5まではいかない、という感覚。

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    2024年12月23日
  • 晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

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    3人の登場人物が、それぞれ少し歪んだ家族(母親)の愛に苦しみ、仕事や人生に疲れ果て、打ち上げられたクジラを見に行く。そこで過ごす数日間で、また前を向いて生きていこうと歩き始める。最後はスッキリ。
    この話は親の愛がテーマではないが、私の心に一番突き刺さった母親の愛。どれも子供が可愛さゆえに、行き過ぎてしまう行動。
    自分も気を付けなくては…。

    この作家さんは初めてだったけど、すごく読み易くて引き込まれてしまいました。また違うものも探して読んでみようと思います。

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    2024年12月18日
  • 妖し

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    読書疲れしていたため久々の短編。朱川先生の短編が一番好き。上品な怖さの作品が多くて良かった。どの作品も長編で読んでみたくなる魅力があった

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    2024年12月18日
  • いるいないみらい

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    短編小説だからか、ひとつ一つの話に何か物足りなさを感じた。核心をついていないような、、重要な部分、もっと深く知りたい部分までが描かれていなく浅い物語が並んでいるように思えた。デリケートな話が題材になっているからこそ、細かく描くべきだった部分が描ききれていない印象。当本人はもっと苦しく深い思いがあるはずなのでは?と思ってしまった。

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    2024年12月08日
  • じっと手を見る

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    富士山の見える町を舞台にした、四人の男女の人間模様を描いた作品。
    この小説は恋愛小説だが終始じっとり陰鬱としている。そこがリアルでもあるが、その重さと絡まった人間関係に読んでいる途中で疲れてしまった。
    この作品を読み始めてすぐに新鮮に思ったのは主人公が介護職に従事している人物であると言うこと。そして、日菜が無趣味で堅実に暮らしており、祖父の亡くなった家で暮らしていると言う地味な設定である。介護の仕事のシーンが何度も出てくるので、「老い」や「死」の匂いを終始感じながら物語が進む。閉塞感や諦念のようなものが物語全体に漂っている感じがした。

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    2024年12月08日
  • やめるときも、すこやかなるときも

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    主人公2人がなんだかわからない間に惹かれ合っていてちょっとその辺がモヤモヤしたし、壱晴は飲みに行った帰りによく女性を部屋に連れ込む人みたいに書かれていたが物語の中での言動は決してチャラくはなく、どちらかというと忘れられない過去から逃れられていない人だし、
    なんか「?」と思う箇所はあるにはある。
    でもそれを除けば純愛もの。
    2人の真摯な向き合い方が浮ついてなくて好感が持てた。

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    2024年11月27日
  • 私は女になりたい

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    ネタバレ

    奈美に同情した。
    奈美が家庭を壊したという描かれ方をしているけど、もし自分がこの本のような人と暮らしたら、きっと奈美と同じ気持ちになると思う。子供にも恨まれてしまっているのは本当に切ない。お金を錆びる父親が良い人であるはずがない。
    最後、恋人と再会するシーンは自分には要らなかったかな。思い出として美化したまま話が終わって欲しかったです。

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    2024年11月26日
  • ぼくは青くて透明で

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    自分の気持ちを恐れずに表現出来る2人がただただ素敵だなと思いました。
    登場人物が素敵な人ばかりでした(*ˊᵕˋ*)

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    2024年11月24日
  • タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース

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    ちょっぴり辛いような中でのキラキラした出会いと生活。日々ってそういう感じだったりするのよね。 ぜんじいー!

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    2024年11月20日
  • やめるときも、すこやかなるときも

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    ネタバレ

    2024

    本屋をぐるぐる徘徊して、ときめいた本の1冊。初めてこの著者の本を読んだけど、読みやすかった。内容はなんだかお父さんが暴力を振るう描写が多くて少しげんなり、、あとは土下座の安売り感、なんだかあまり読んでて気持ち良いものではなかった。

    相手の中に忘れられない人がいる場合、それを越える人に出会わないと物事が進んでいかないよねえ〜。ふーー、恋愛って難しいねえ。

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    2024年10月22日
  • ルミネッセンス

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    ネタバレ

    現実と、そうでないところのはざま。
    団地と池が何回も出てくる。池は近くにあったことがないけど、団地っぽいところを知っていたので、高齢化したコミュニティや当番制の何か、息ができないほどの窒息感が迫ってきた。
    【宵闇】いじめられている孫を体を張って守るおじいちゃん。この話、誰もが辛い。食べてもらえない作りおきおかずを作る娘。作って届けるのは、その孫。孫はいじめを受けている。けど最後に孫が登校する姿で救われる。
    楽しい話はないけど読後感は悪くない。
    人生楽しいことばっかりじゃないから、かな…

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    2024年10月15日