窪美澄のレビュー一覧

  • じっと手を見る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いきなりSEXの場面から始まってびっくりしたw

    登場人物みんな揃いも揃って性欲強めやな。
    日奈が少し自分に似てる感じがして好きになれない。

    海斗は畑中と生活したことで自分と向き合い、精神的に日奈との距離を取れた感じがする。
    日奈も自立できるようになって、何だかんだでこの2人は上手くやっていけそう。

    何もかも上手くこなせる人なんて、いないよな。

    0
    2025年03月16日
  • たおやかに輪をえがいて

    Posted by ブクログ

    『たおやかに』とは上品でしとやかな表現のこと。結婚二十年、52歳の主婦が主人公。一人娘は大学生、住宅ローンもほぼ完済。人生は穏やかにこれから収束するはずが…意外な展開に。

    真面目なだけと思っていた夫の風俗通いが発覚、大学生の娘がドラッグの売買に関係して警察に呼び出されたり、同窓会で久しぶりにあった友人が整形して同性愛だったり、自分の人生には関係の無かったような出来事に戸惑いながら自分自身の人生についても考えてゆく…そんな物語。

    僕が男だからかなあ。女性ってなんでそう考えるのかなぁ…とか、そんなことないのになあ…主人公の感情に共感するところと意外に思う部分はあったが、他に登場する女性たちか個

    0
    2025年03月04日
  • さよなら、ニルヴァーナ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    かなり胸糞悪いので、読んでるだけで、気持ち悪さはあった。よくもここまで、怒鳴り付けたくなるようなキャラクターを描けるもんだと感心するくらい。どこまで堕ちていくのか知りたくて読み進めた。

    0
    2025年03月04日
  • 朔が満ちる

    Posted by ブクログ

    窪美澄さん4冊目。重い話であり、結末は甘すぎるかもしれない。それでも理不尽に父親から暴行を受け続け殺しかけた男と生まれてすぐに乳児院の前に捨てられた女が、それぞれの痛みを分かち合う努力をしながら求め合う物語は少なくとも幸せな家族を予感させるものとして終わって、私にとってはよかったと思える。それなのに13歳の時に男を救ってくれた元駐在さんから、男の父が男の祖父から暴行を受けていたことを聞かされる必要はなかったと思う。暴力は連鎖するとの伝説をここで想起させることで男の血にも殺しかけた父の血が流れていると問いかける必然があると思えない。希望を語るのであればDNAの話は抜きにした方がよかったと思った。

    0
    2025年03月02日
  • いるいないみらい

    Posted by ブクログ

    すごいデリケートな話題。
    だけど全体的に嫌な話がなくて、読みやすい短編5つ、時間にして数時間で読みおわれた!
    最初と最後はどちらかが前後なんだろうか?気づかなかったけど連作だったのかもしれないなあ。
    わたしの年齢的にもそろそろ難しいし、彼氏とこういうお話をすることもある。
    でもこの小説は割と男の人が子どもを欲しがってる人が多いイメージだったなあ。

    0
    2025年02月28日
  • ぼくは青くて透明で

    Posted by ブクログ

    窪美澄の僕は青くて透明でを読んだ。
    BL の主人公が周りの色眼鏡に耐えながら成長していく姿を描いている。
    周りにそういう人はいないので、いまいちぴんとこない。
    同性愛と言うとおっさんずラブとか、きのう何食べたを思い出す。
    同性愛は、異性愛と違って、周りの理解をなかなか得にくいのと、相手に対する不安もあるのだろう。
    小さい頃から10代までの葛藤が書かれているが、青春物の恋愛話と同じで、68歳の私には、遥か昔の記憶を思い起こすようなものであった。

    0
    2025年02月28日
  • ルミネッセンス

    Posted by ブクログ

    久々に窪美澄さんの本を読んだ。
    団地、死、再会など場面は違うけど共通するテーマ性がある。読んだ後に、私にはあまり何も残らなかった。

    0
    2025年02月26日
  • 私は女になりたい

    Posted by ブクログ

    わたしは女だ、に共感だった。

    母でもあり
    妻でもあり
    嫁でもあるけど
    その前に、わたしはわたしだ!って思って
    ずっと生きてる。
    だから、恋だってする。
    女である自分を優先だってする。

    0
    2025年02月14日
  • やめるときも、すこやかなるときも

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    丁寧なストーリー構成に好感が持てた。
    ベッドで桜子さんの身体のサイズを測っていたシーンから桜子の椅子に桜子さんが座るまで、他人事ながら愛着を感じる、人間味の溢れた素敵な物語だなと思った。
    桜子さんが壱晴さんを好きになる気持ちは分かったけど、壱晴さんが桜子さんを大事にしようと決めた時の気持ちがよく分からなかった。
    性的接触の描写がなくなっていて感じたが、作者は人間の弱さをよく理解している人間好きな人なのかもしれない。

    0
    2025年02月13日
  • いるいないみらい

    Posted by ブクログ

    独身だったり、子供を持つ、持たないの選択、考え方それぞれの物語。自分ごとの話で思うことはあるのにそこまで刺さらないのは強い思いがないからとかなんや感や言いつつ理想通りに動くだろうと思ってるからなのかもしれない。

    0
    2025年02月10日
  • ぼくは青くて透明で

    Posted by ブクログ

    窪さんのBL小説w
    こうゆう感じの話はデリケートでバリケードな感じ、
    異性に置き換えて読んでみるとドキドキするんですけど。
    それぞれの視点で描かれているのが判りやすい。ものの見方は一方向だけでは見失うことも、双方向からならより鮮明になる。
    特性だけ見てると個性を見失うし、人間性だけ見ていると悩みの原因がわからないし、バランスよく見ることが大事なんだと気づかされる。
    継母の美佐子さんの視点が健気に不器用で海のことをよく理解してていい感じに思えました。
    海は凄く良い環境で育ったようで、いじめられっこの璃子やカミングアウトの忍、海を捨てた父親の緑亮と一緒に食事している光景が異次元だけどそんなあり方が

    0
    2025年02月07日
  • よるのふくらみ

    Posted by ブクログ

    究極の恋愛小説と、背表紙には書いてある。
    そうか。。。
    ずっと重苦しいじっとりした感じで、気分が落ちてるときには読めないかも。

    0
    2025年01月25日
  • 晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    1〜3章目まで家族が崩れていく様子や、死にたくなる程の苦しみがこれでもかと盛り込まれていて息がつまった。家族というものは関心がなくても愛が強すぎても子供を持っても上手くいくものではなく、たくさんの境遇がある。最後の章で座礁した鯨を観に行き、そこで出会った家族に触れ合うことで3人の気持ちが少しづつ変化していく様子が人間的でとても良かった。「鯨が生死を彷徨っている=人間が生死の選択を迷う」ことがリンクしていて考えさせられる。
    死にたくなるような事は生きていたら必ずあるけど、それでも生きるしかないと思える作品。

    0
    2025年01月10日
  • さよなら、ニルヴァーナ

    Posted by ブクログ

    読み終えた皆さん思う、謎の黒い車の存在。
    読み手に委ねられました。
    それは悪魔かも知れませんね。
    誰もが幸せになれない。
    さよなら、涅槃

    0
    2024年12月28日
  • 晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    Ⅰ.ソラナックスルボックス
    田宮由人
    北関東の農家の次男として生まれる。東京の三年生のデザインの専門学校に進む。デザイン会社に勤める。失恋と激務でうつを発症した。

    溝口
    由人の会社の同僚。同じデザイン学校を出た先輩。

    ミカ
    輸入物の子ども服や雑貨の店で働く。専門学校の一つ上の科に通っていた。由人と付き合っていたが、浮気しておるところを由人に見られた。

    由人の二歳年上の兄。

    由人の二歳年下の妹。

    亜優太
    由人の妹が中学三年で産んだ男の子。

    中島野乃花
    由との会社の社長。年齢不詳。潰れゆく会社とともに人生を終わらせる決意をした。


    会社でいちばん年長の男性。経理。

    長谷川
    いちば

    0
    2024年12月27日
  • よるのふくらみ

    Posted by ブクログ

    けっこう、ミミさん(京子さん)みたいな女性が、僕は好きだ。あっけらかんとしているようで、自分のことを卑下せず、ちゃんと考えて生きている人。うむ。いいな、と思う。

    読む前に想像していた物語とはまったく違った!なんの予習もしてなかったので、当たり前っちゃ当たり前なのだが。でも、よかった!

    星は、0か3か5しか基本的にはつけないときめているので、3にしました。0ではないけど、5まではいかない、という感覚。

    0
    2024年12月23日
  • 晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    3人の登場人物が、それぞれ少し歪んだ家族(母親)の愛に苦しみ、仕事や人生に疲れ果て、打ち上げられたクジラを見に行く。そこで過ごす数日間で、また前を向いて生きていこうと歩き始める。最後はスッキリ。
    この話は親の愛がテーマではないが、私の心に一番突き刺さった母親の愛。どれも子供が可愛さゆえに、行き過ぎてしまう行動。
    自分も気を付けなくては…。

    この作家さんは初めてだったけど、すごく読み易くて引き込まれてしまいました。また違うものも探して読んでみようと思います。

    0
    2024年12月18日
  • 妖し

    Posted by ブクログ

    読書疲れしていたため久々の短編。朱川先生の短編が一番好き。上品な怖さの作品が多くて良かった。どの作品も長編で読んでみたくなる魅力があった

    0
    2024年12月18日
  • いるいないみらい

    Posted by ブクログ

    短編小説だからか、ひとつ一つの話に何か物足りなさを感じた。核心をついていないような、、重要な部分、もっと深く知りたい部分までが描かれていなく浅い物語が並んでいるように思えた。デリケートな話が題材になっているからこそ、細かく描くべきだった部分が描ききれていない印象。当本人はもっと苦しく深い思いがあるはずなのでは?と思ってしまった。

    0
    2024年12月08日
  • じっと手を見る

    Posted by ブクログ

    富士山の見える町を舞台にした、四人の男女の人間模様を描いた作品。
    この小説は恋愛小説だが終始じっとり陰鬱としている。そこがリアルでもあるが、その重さと絡まった人間関係に読んでいる途中で疲れてしまった。
    この作品を読み始めてすぐに新鮮に思ったのは主人公が介護職に従事している人物であると言うこと。そして、日菜が無趣味で堅実に暮らしており、祖父の亡くなった家で暮らしていると言う地味な設定である。介護の仕事のシーンが何度も出てくるので、「老い」や「死」の匂いを終始感じながら物語が進む。閉塞感や諦念のようなものが物語全体に漂っている感じがした。

    0
    2024年12月08日