窪美澄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ大人3人の恋愛のお話。あっという間に読んでしまった。そして読み終わってからも、あの人の何がいけなかったのか、どうしたら上手くいってたのかな、とか色々考えてしまった。
同じ商店街で生まれ育った圭祐と裕太の兄弟とみひろ。設定は少女漫画にありそうだけど、この物語はそんな爽やかなものじゃなくて、人間のずるいところや汚い部分もたくさん出てる。こういうタイプのお話って、最終的に誰もくっつかないことが定番だと思っていたので予想外の展開に驚いた。個人的には裕太を応援してたので嬉しいけど、圭祐の苦しさも想像しきれない。
単に組み合わせが悪かったのかな。自分の思いをちゃんと伝えていたとしても、それでも上手くいかな -
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Posted by ブクログ
ううん…すごく考えさせられた…
視点が変わると事件の見方がこんなに変わる、
登場人物すべてに共感できてしまって、なんだかつらくなった…
実際に起きた少年Aの事件を題材にしているけれど、犯人像はかなり違う印象。
この本だとAにも辛い過去があって、魔が差した、みたいに読めて
同情してしまったし、更生して欲しいと思った。
だけど本当の事件を調べると全くそんなことを思わなくて。
この小説を被害者家族が読んだら、Aが美化されてて辛いだろう
犯人に対して「仕方がなかったんだな」と感じてしまう描き方は、
関係者にとってはあまりにも残酷ではないだろうか
本を読んだ感想だと
皆、しっかり生き抜いてほしいと
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Posted by ブクログ
短編もいいけど、長編はやはり読み応えがあっていい。
52歳、専業主婦の絵里子、まじめで寡黙な夫が風俗にポイントカードがいっぱいになるほど通ってるって知ってしまって…。
リアルなのよ、悩みがすごく、一人娘の萌もなんだかすごい年上の彼と会っていて警察から電話がかかってきたり。
そうそう、もし自分の夫がそうだったらって考えたら絵里子の悩みも葛藤もすごくよくわかる。
あのカクテルを飲むショット・バーみたいなお店で出会った頃のサカイさんとはあまりに違くて時を経てこんなに変わるものなのかとちょっと納得いかなかった。(ラストの方ではちょっと昔の片鱗はあったけど)
ホームセンターのパートも辞めて、ひとり旅のあ