窪美澄のレビュー一覧

  • アニバーサリー

    Posted by ブクログ

    80歳間近のマタニティスイムのインストラクターとその人の気になる妊婦さんそれぞれの生涯のお話し
    東日本大震災のタイミングの出産なので、原発とかそれに関する内容も含む

    前半で晶子さんの幼少期からの戦争体験とか、自分の子供に関する事がしっかり描かれているので、現代の行動に説得力がある
    真菜さんは何というか、偏見というかフィクションの設定の王道通りの生き方なので、なんとも感情移入しにくい

    最後の方での共同生活の描写は何だか心が動かされる
    同情してるわけじゃないんだけどね、何だか感動したのです

    僕も昔は「こんな時代に自分の子を世に誕生させるのは可哀想だ」とか思ってた事もありましたが
    実際に自分の

    0
    2016年03月29日
  • クラウドクラスターを愛する方法

    Posted by ブクログ

    窪さんの本は何冊か読みましたが、、いつもどこか揺さぶられる様な感覚を覚えます。
    主人公のさとちゃんと同世代で、この物語も年末年始で、だから何かとてもリアリティを勝手に感じてしまいました。

    元彼と一緒に住んでいた頃に「食器を洗ってくれるかな?」という一言さえ言えなくて思い悩み。
    今の彼氏にも同じ様に小言に口をつぐみ、嫌いになるポイントが日々加算されはじめ、元彼の時と同じことを繰り返すことを危惧し。
    何だか見に覚えがある気がしました。笑

    家族という複雑な存在には私もけっこーひねくれた思いを持っているので、本文中の
    自分が重そうに抱えている荷物を「ほかに、もっと重い荷物を持っている人はたくさんい

    0
    2016年01月18日
  • クラウドクラスターを愛する方法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    初めて窪さんの小説を読む。「ふがいない僕は空を見た」の作者、という情報しかなかったので、あまり深く考えずに購入。紗登子の周りの人に対する遠慮とか、本当は打ち明けたいこととか、きっと誰もが生きていく上で抱えるものなのだろうに、それを大したことのないこと、と向井くんに片付けられている部分を読んでいて腹立たしくなった。みんなそれぞれ自分の度合いで苦しんでいるし、誰が誰より苦労しているというレベルなんてあるはずがないのに。反して克子との話は気分が晴れた気がする。
    ただ少し終わり方が急だったから驚いた(笑)

    0
    2015年11月10日
  • 夜に星を放つ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    星の随に
    このストーリーが切なくて涙した。
    想の気持ちが苦しくて愛おしくて、私が近所にいたら…なんて思ってしまう。
    渚の、育児への不安や苛立ちや余裕の無さもすごくわかる。
    ただ、物分かりよく我慢している想が切ない。

    短編集で、読みやすい。

    0
    2026年04月12日
  • 君の不在の夜を歩く

    Posted by ブクログ

    流石の窪文体で読ませるが、題材・主題ともにあまり好みではなかったので辛口評価にした。多分私が天邪鬼なだけで、通常の窪読者には刺さる内容だと思う。

    0
    2026年04月08日
  • 君の不在の夜を歩く

    Posted by ブクログ


    人は生きて、何者かにならなくてもいい。
    人間はそこにただいるだけで十分なのだとやっと気づいた。 
    死にたい気持ちと戦わなくていい。
    死にたい気持ちを抱えて生きて行くことはちっともおかしいことではない。

    0
    2026年04月06日
  • 二周目の恋

    Posted by ブクログ

    恋愛小説アンソロジー
    一穂ミチさんが好きだから買ったやつ。やっぱり一穂ミチさんのカーマンライン最高だった。辛い…。
    遠田潤子さんのやつが恋愛というか、まぁ恋愛なんだけどトラウマ刺激系で顔を顰めながら読んだ。どれも良かった

    0
    2026年04月06日
  • 君の不在の夜を歩く

    Posted by ブクログ

    良かったです。一気読みかな。私の好きなヒューマンドラマ。作家さんて繊細な人が多いのか、それとも女性特有のものなのか。自分の若い頃と重ね合わせるけどこれほど物事を深く考えてなかったな。

    0
    2026年04月05日
  • ふがいない僕は空を見た(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    『ふがいない僕は空を見た』 窪美澄

    「今日の産婦人科の医者が言ったみたいに、ぼくはぼくの人生を本当に自分で選んだか?」

    人のやっかいなものをマイナスと書かず「過剰」として書いた作品。人間の生々しさこそを、まだ過剰として見れているうちは心がまだ暖かいのではないのだろうか。

    0
    2026年04月04日
  • よるのふくらみ

    Posted by ブクログ

    男女のあれこれが詰まった本。
    傷つけたくなくて行動しているのに、それが逆に相手を傷つけている感じ。

    とてもリアルで生々しいのに読みやすかった。

    0
    2026年04月03日
  • 給水塔から見た虹は

    Posted by ブクログ

    〈僕の人生は僕だけのものだ。誰のものでもない。
    それがどんな人生でも僕は自分の人生を愛し、生きる〉

    それぞれの立場からの思い苦しさ...
    最後は相手の立場になってからの思いが伝わり輪が広がっていく感じがとてもよかった。

    0
    2026年04月02日
  • 宙色のハレルヤ

    Posted by ブクログ

    色々な形の恋愛の短編集だった。

    ー 会いたい人にはきっと、また、どこかで会えるんだよ ー
    だったらいいなー

    0
    2026年04月01日
  • 君の不在の夜を歩く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私は、幽霊の視点で友人達の人生の終わりまで見届ける描写に弱い。
    途中までは合わないなと感じたが、最終章で満足度がうなぎ上りになった。
    死ぬ間際に、人生がどこも欠けていなかったと思えるように生きていきたい。

    0
    2026年03月31日
  • 私は女になりたい

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1人の人生を描いた話としては面白いが、とにかく主人公の息子が可哀想だと感じた。主人公は息子のために女医である自分を選び心身を捧げてきたつもりだろうが、結局それも自身の母親が最後まで女であったことへの抵抗ともあったし何もかも息子のためだけ!!という感じではないのが辛い。実際に息子も望んでいたものはお金ではなく家庭や愛情だったし。授かり婚で望んでいなかったと息子本人に伝えていなくてもそういう風に思っている上に、女医であり母であるから女になれない、恋愛もできない、みたいなムーブを主人公が醸すとイライラした。医者なんだから避妊くらいきちんとしろや。それに関しては他の人よりも色々な知識もあっただろう。主

    0
    2026年03月31日
  • 夜空に浮かぶ欠けた月たち

    Posted by ブクログ

    真っ暗な世界に浮かぶ、欠けた月のような人々の話

    様々な理由からメンタルクリニックを訪れることになる人々が登場するが、彼らの悩みやメンタルの変遷にとても共感できた。この中の誰かしらに何かしら自分との共通点を感じる方は多いのではと思う。

    不調を感じる当人、支える周囲の人々、メンタルクリニックの先生達や喫茶店の店主など、出てくる人が基本的に皆温かいので、心が疲れていてしんどい展開が辛い人でも読み進めやすいのではと思う。

    0
    2026年03月23日
  • ご本、出しときますね?

    Posted by ブクログ

    あなたのマイルールは?っていう質問が出演者にたいして投げかけられるのだけど、これが面白い。とても一般的なことを答える方もいれば、え?それってどういうこと?と答えるような内容もある。ただ、どの回答も、よくよく話を聞くと、なるほどそうか。と思う内容で、上っ面でなくきちんと腹に落としたマイルールがあることがすごいなと。
    こうしたルールは最初からあるのではなくて、インタビューや内省の過程で形作られているんだろうけれど、きっと作家さんというのはそういう過程をごく自然なこととして普段からされているんだろうな感じたし、その過程と表出した事柄が、私の関心ごとなんだな。って気づけた。

    0
    2026年03月21日
  • 夜に星を放つ

    Posted by ブクログ

    星をテーマにした短編集。
    どの作品も苦しく悲しくて切ない。でもどこか優しさもあって感傷的にさせられる作品でした。

    0
    2026年03月18日
  • ご本、出しときますね?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    作家から入るのも良いものですなぁ。本を読んでみたくなった作家さんは村田沙耶香さん、海猫沢めろんさん、中村航さん、光浦靖子さんの4人。セクハラに寛容な村田さんは、だいぶん変な人ですね。角田さんは今までのエッセイからは分からなかった愛らしさで、見る目が変わりました。ズキュンときます。番組は終わってしまったようですが、一度くらい観てみたかった。若林さんの表紙につられましたが(そもそも若林さんが読書家だとは、初耳)予想外に良い本でした。

    0
    2026年03月18日
  • ははのれんあい

    Posted by ブクログ

    最終的には、めでたしめでたしって終わり方なんだけど…うーん。由紀子が良い女すぎん?
    智晴がまた良い子すぎる。悲しくなるほど…

    0
    2026年03月16日
  • 宙色のハレルヤ

    Posted by ブクログ

    あたしも桃子さんのタコスが食べたい。誰かがいてくれるっていいね。いつもじゃなくていいのだけれど、いざというときにそっとそばにいてくれる人がいたら救われそう。

    0
    2026年03月14日