有栖川有栖のレビュー一覧
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有栖川有栖の短篇ミステリ小説集『英国庭園の謎』を読みました。
『ジュリエットの悲鳴』、『白い兎が逃げる』に続き、有栖川有栖の作品です。
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資産家の人知れぬ”楽しみ”が、取り返しのつかない悲劇へとつながる表題作。
日本中に大パニックを起こそうとする”怪物”「ジャバウォッキー」。
完璧に偽造された遺書の、アッと驚く唯一の瑕疵(かし)を見事に描いた「完璧な遺書」―─。
おなじみ有栖川・火村の絶妙コンビが魅せる全部アタリの絶品ミステリ全6編を収録。
待望の国名シリーズ第4弾。
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探偵役である臨床犯罪学者・火 -
Posted by ブクログ
ずっと前から何度も表紙を眺めては戻していた本をついに読んだ。
密室の謎が自分で解けた試しはなく、有栖川有栖さんが大好きなので、てことは全部面白いのでは、と思うと、積読本が多いのでただそれを増やすことになってしまうかもと思い、躊躇があった。
しかし、面白いもそうでもないも正直に書かれていて、かつ密室の種類がたくさんありすぎ、意外と積読メモした本は少なかったけども、翻訳本がもっと好きだったら怖いな、と思うくらい、どの作品にも惹かれた。再読、未読合わせてすべてを読み、イラストに落とすのもすごい。イラストを見たら頭で描いていたものが具体化されたり何か読み間違えていたりと、発見もあった。 -
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有栖川有栖の短篇ミステリ小説集『ジュリエットの悲鳴』を読みました。
有栖川有栖の作品は昨年6月に読んだ『暗い宿』以来ですね。
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読者諸君へ、12の挑戦状!
めくるめく謎と恐怖とブラックユーモア……有栖川有栖がおくる、異色にして華麗なるミステリ短編集!
人気絶頂のロックシンガーの一曲に、女性の悲鳴が混じっているという不気味な噂が…・。
その悲鳴には切ない恋の物語が隠されていた。
表題作の他、日常の周辺に潜む暗闇、人間の危うさを描く名作を所収。
新本格ミステリの旗手、有栖川有栖の短編、ショートショート12作品を集め、スタンダードなアリバイ・トリッ -
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Posted by ブクログ
いつもの有栖川有栖作品とはすこし違った味わいが感じられる短編集。
黄色と黒の外壁を持つド派手な豪邸を建て、外装や室内も虎モチーフで埋め尽くしていた名物タイガースファンの男が自邸で死体となって発見される『猛虎館の惨劇』が特に気に入った。
設定がバカミス風で愉快なだけでなく、トリックも面白かった。
ラストの恋愛短編『恋人』は、成人男性が10歳の少女に性欲も含めた恋情を抱くストーリーのため、手を出すシーンはないとはいえ個人的には嫌悪感をいだいてしまった。
ただ、とある行為が性行為の代替として描かれているのは、いかにも文学的で興味深かった。
もう会うことのない彼女を想って主人公が見る夢の内容もふまえ -
Posted by ブクログ
今回も読みすすめる中で、自分の好みが分かって大変面白く読み進めた。
以下、面白かった順に番号を振っている。
⑤『ブラジル蝶の謎』
④『妄想日記』
③『彼女か彼か』
⑥『鍵』
①『人喰いの滝』
②『蝶々がはばたく』
やっぱり自分は島田荘司が好きなんだなと思いました。今回の短編集は「彼女か彼か」のような進め方も面白かったし、「蝶々がはばたく」のような消失トリックも面白かった。時代もあるのかもしれないが、当時読んでいたら面白さが違ったかも、と思う作品もちらほら。単純にいろんな作品に会えて読んでいて面白いので、国名シリーズは最後まで行こうと思います。