有栖川有栖のレビュー一覧
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新本格ミステリの端緒を開いた『十角館の殺人』刊行から三十周年を記念したアンソロジー。新本格第一世代のレジェンド作家七名の夢の競演。
「名探偵」をテーマに書かれたレジェンド作家のアンソロジー。
「名探偵」をテーマに、とはいえ、実はストレートに探偵ものミステリを書いてる方は少ない印象。ちょっとメタフィクションっぽかったり、今までの新本格の歴史への郷愁を感じさせるものだったり。
ただ、短篇でも粒ぞろいで、この作家陣の並びだけでも非常に贅沢なものを読んでいる満足感があります。
個人的には我孫子武丸さん『プロジェクト:シャーロック』と歌野晶午さんの『天才少年の見た夢は』が好きでした。どちらもちょっ -
Posted by ブクログ
1998年の作品で、
作者の有栖川有栖さんはこの作品から
サラリーマンを辞めて専業作家になられたんだそう。
"海のある奈良”と呼ばれる小浜を舞台に、
アリスの同業者である作家の赤星の死の謎を
火村と共に解いていく本作。
舞台を様々に移しながら物語が進んでいくので、
読み手も旅をしているような感覚に浸れます。
ストーリーは好きでしたが、
少し寄り道が多いように感じました。
結末も個人的に腑に落ちなかったので、★3に。
ですが、相変わらず
アリスと火村のやり取りは面白いですし、
火村の闇の片鱗が見えてきて目が離せません。
続きが楽しみです!