有栖川有栖のレビュー一覧

  • こうして誰もいなくなった

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    短編集。
    もともとは、ラジオの朗読のため?に書かれた作品たちを集めた本のようで、「有栖川有栖の見本市」とのこと。

    表題作の「こうして誰もいなくなった」は、もちろんクリスティのそして誰もいなくなったのパロディ。
    現代に舞台を移して、スマホも登場するし、被害者たちの過去の悪行も現代的。
    しかし、そのまんま過ぎて…もう一捻り期待しながら読んでいたから、期待外れ感は否めない。あとがきによれば、そして誰もいなくなったは面白いけど探偵による謎解きがないのが残念だったから…と、探偵は登場する。でも、探偵が登場したことによって謎解きが変わるのか?という疑問はある…。 
    比べても仕方ないけど、十角館の殺人の秀

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    2023年06月09日
  • 英国庭園の謎

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    ネタバレ

    火村、有栖川コンビの短編集。

    どれもつぶ揃いで面白かった。だがやっぱり短編集はストーリーを追うだけで心に残るようなものが薄く感じられる。
    特に推理小説の場合、謎解きが最重要であろうから、背景やら動機やらはあまりしるされないので 1編を読み次にいくと 前の話を忘れてしまうくらいの感じでしか読み進められないので、こういう評価をしてしまう。

    そうは言っても 面白く一気読みしてしまった。

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    2023年05月22日
  • ブラジル蝶の謎

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    作家アリスシリーズ6作目で、
    国名シリーズ3作目となる本作。
    発行は1996年。

    「ブラジル蝶の謎」
    「妄想日記」
    「彼女か彼か」
    「鍵」
    「人喰いの滝」
    「蝶々がはばたく」
    の6篇を収録。

    短編が溜まってきたから
    国名シリーズを出すことになったものの、
    肝心の国名がついたタイトルの作品がないことに気づき
    慌てて表題作を書いたという面白いエピソードも。
    蝶で始まり蝶で終わるタイトルも素敵です。

    個人的には
    色とりどりのアグリアスが美しく印象に残った
    「ブラジル蝶の謎」が好きでした。
    ラストには
    本シリーズ中に度々出てきては火村の闇を覗かせる
    例のセリフも出てきて、
    ゾクっとさせられました

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    2023年05月19日
  • 女王国の城 下

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    ネタバレ

    犯人の名前が出た瞬間
    「…おま…誰?!」って一瞬なったくらい存在感がなかった…
    宗教関係はなぁと尻込みしながら読んでたけど、クローズドミステリーは好きなのでさくっと上下巻読めました。
    ただトリックについてはイマイチこうピンとこず。
    過去の古屋での拳銃自殺ですが、いやいや子供見つかるんじゃねーのか?!陰で隠れれる?!
    あまりその場の情景が浮かばずだったのと、イマイチこう動機がなぁ。
    でもまさか最初のあわや事故か?!のニアミスに代表がのってるとは…
    こうゆうとこさすがというか
    ほつほー!って伏線回収楽しかったです。
    今回はアリスの存在がちょい薄かったかなぁ。
    モチさん、よかったよ!!!
    やっぱ学生

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    2023年05月13日
  • 本からはじまる物語

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    18人の作家による本にまつわるアンソロジー。
    市川拓司さん「さよならのかわりに」が面白かった。梨木香歩さん「本棚にならぶ」は勝手なイメージでほんわかした話かと思ったらなかなかに怖かった。どの作家さんの話からも本好きな気持ちが溢れ出ているように感じた。

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    2023年05月08日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    ネタバレ

    ⚪︎短編集
    ▪️再生 綾辻行人
     ★★☆☆☆
     ホラー>ミステリー

    ▪️書く機械 有栖川有栖
     ★★★☆☆
     世にも奇妙な物語のような空気感

    ▪️アリバイ•ジ•アンビバレンス 西澤保彦
     ★☆☆☆☆
     文体や展開がラノベ感があって合わなかった

    ▪️蝶番の問題 貫井徳郎
     ★★★☆☆
     探偵役のキャラクターが好感が持てる

    ▪️カニバリズム小論 法月倫太郎
     ★★★★☆
     グロ寄りの描写もあるが、まさにどんでん返しの面白さ

    ▪️藤枝邸の完全なる密室 東川篤哉
     ★★☆☆☆
     コメディ寄り

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    2023年04月26日
  • こうして誰もいなくなった

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    恥ずかしながら「そして誰もいなくなった」を読んだことが無いため、タイトルに惹かれ読みました。
    館シリーズを読んでいたためある程度知識はありましたが、再解釈版と言うことで本家を読む前に改めて予備知識を入れられたと思います。

    話によってかなりテイストが分かれますがどれも読みやすかったと思います。
    書店の話と表題作が特に好きでした。

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    2023年04月21日
  • カナダ金貨の謎

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    安心の火村シリーズ。携帯電話もなかったところから、メールやスマホまで登場していて時代の変化を感じる。

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    2023年04月12日
  • ジュリエットの悲鳴

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    有栖川有栖氏には珍しい短編集。

    ショートショートみたいなのは切れ味ある。
    他のはもっと長いので読みたいような題材だった…

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    2023年04月03日
  • 7人の名探偵

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    新本格ミステリの端緒を開いた『十角館の殺人』刊行から三十周年を記念したアンソロジー。新本格第一世代のレジェンド作家七名の夢の競演。


    「名探偵」をテーマに書かれたレジェンド作家のアンソロジー。
    「名探偵」をテーマに、とはいえ、実はストレートに探偵ものミステリを書いてる方は少ない印象。ちょっとメタフィクションっぽかったり、今までの新本格の歴史への郷愁を感じさせるものだったり。
    ただ、短篇でも粒ぞろいで、この作家陣の並びだけでも非常に贅沢なものを読んでいる満足感があります。

    個人的には我孫子武丸さん『プロジェクト:シャーロック』と歌野晶午さんの『天才少年の見た夢は』が好きでした。どちらもちょっ

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    2023年03月30日
  • 猫はわかっている

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    「世界を取り戻す」雑誌編集者の九美が取材で行った動物病院で出会ったのは。
    「50万の猫と7センチ」野良猫ニャアとのドタバタ生活。
    この2つが一番好き。

    「猫とビデオテープ」十年ぶりに見た旧友の名に思い出がよみがえって。
    権田が「私」に渡したかった中身に笑ったー。美しいよし子こさん見てみたい。

    「幸せなシモベ」妊娠した姉から「王子様」ミャオを預かることに。
    人見知りで不愛想なのといじけて愛想がないのは別、という言葉にハっとなった。確かにそうだ。自分を偽らずに自分でいる。猫からの教え。

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    2023年03月30日
  • 猫が見ていた

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    猫が大好きです。タイトルと企画の面白さに惹かれて購入しました。
    「猫が見ていた」というテーマで、現代の人気作家が執筆された短編小説集です。
    色々な小説家の作品を一気に読むことができたのも良かったです。

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    2023年03月26日
  • 朱色の研究

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    久しぶりの火村シリーズ。初期の作品で火村の犯罪者に対する想いが聞ける稀有な回でもある。肝心のストーリーは長編ならではの旅情性と2人の掛け合いが十分に楽しめて良かった。解説でも書かれていたように「どちらへ転んでもいいトリック」というのが秀逸で他にあまり例が浮かばない。だが、犯人の殺人の動機だけが解せない。流石にそれで犯行には及ばないだろうと思えてならない。有栖川作品の初期に見られる物語全体を覆うセンチメンタルな雰囲気(今風ではエモい雰囲気)が何とも物悲しく、これぞ本格ミステリの王道とも言える。

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    2023年03月16日
  • 新装版 46番目の密室

    購入済み

    期待してたけどな

    私にとっては初の有栖川作品。どれにしようか吟味したつもりだったが失敗したようだ。有栖川有栖はもっと攻めてくる作風だと思っていたが違ったようだ。謎解きは面白かったが、私個人が関西人だからかセリフの言い回しに違和感を感じる。

    #ドキドキハラハラ

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    2023年03月10日
  • こうして誰もいなくなった

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    表紙がとても素敵で手に取りました。一話一話は面白いのですが、長さも題材もバラバラな短編集なので、いまいち読むテンポがしっくりこなかったというか、楽しみきれなかった感はあります。

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    2023年02月15日
  • 真夜中の探偵

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    アリス、火村シリーズ以外有栖川有栖さんの作品は初めて読みました。又、長編も初めてです。
    率直な意見をいうとよく分からない。結局母親探しはせず、父親はどうなったのか。中途半端な感じ。元探偵砂家「金魚」の殺害トリックが飛躍し過ぎ!

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    2023年02月08日
  • 女王国の城 上

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    ★3.9くらい
    これまでの学生アリスシリーズで1番面白かった。説得力・納得感がとてもある。小田や望月が就活を追われているのも現実的で面白い。自分が就活生の時に読むとより楽しめた気がする。

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    2023年02月04日
  • 海のある奈良に死す

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    1998年の作品で、
    作者の有栖川有栖さんはこの作品から
    サラリーマンを辞めて専業作家になられたんだそう。

    "海のある奈良”と呼ばれる小浜を舞台に、
    アリスの同業者である作家の赤星の死の謎を
    火村と共に解いていく本作。
    舞台を様々に移しながら物語が進んでいくので、
    読み手も旅をしているような感覚に浸れます。

    ストーリーは好きでしたが、
    少し寄り道が多いように感じました。
    結末も個人的に腑に落ちなかったので、★3に。

    ですが、相変わらず
    アリスと火村のやり取りは面白いですし、
    火村の闇の片鱗が見えてきて目が離せません。
    続きが楽しみです!

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    2023年02月01日
  • モロッコ水晶の謎

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    これでAudibleの国名シリーズも最後。面白いと思った順に数字を振っている。

    ③「助教授の身代金」
    ①「ABCキラー」
    ②「推理合戦」
    ④「モロッコ水晶の謎」

    なんというか、ネタが尽きてきてるかな?
    特に表題作は論理と非論理的を融合したチャレンジなのかもしれないけど、今ひとつ説得力にかけた。

    本格、好きなので辛めの点数。

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    2023年01月30日
  • モロッコ水晶の謎

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    表題作「モロッコ水晶の謎」は、大御所だから許されるのかなと思います。これを若手が書いたら編集にめちゃくちゃ怒られそう…。
    とりあえず、かなりの作品数を書いてきた有栖川有栖先生の野心的?作品です。
    他の短編もあれ?(あとがきで作者も書かれていますが)と感じる異端の一冊です。

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    2023年01月30日