有栖川有栖のレビュー一覧

  • ロシア紅茶の謎

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    6編の短編集。1997年出版なので、27年前の作品です。少し古めの良き時代だなぁ、と嬉しくなりました。
    表題作の『ロシア紅茶の謎』では火村に連絡をつけたい警察がアリスの自宅に電話を掛けてくるという状況にほっこりします。新進作詞家が紅茶に入れられた青酸カリで毒殺されるミステリで、犯人の大胆さにカッコよさと根性を感じました。

    6編目では、『八角館の殺人』というタイトルの推理劇をアリスが書いたことになっていて、ニヤッとしてしまいます。(綾辻行人さんと仲良しなんですね)
    火村とアリスの程よい軽さがリズムよくて、さらっとした読み心地だけれども、密室殺人や毒殺、暗号など、内容は本格的ミステリ。やっぱり趣

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    2024年05月01日
  • ダリの繭

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    ネタバレ

    「自分にとっての繭はなんだろう?」と読んだ。
    作家アリスシリーズは面白い!
    やっぱり本格ミステリはいいな〜

    正当防衛とは思わなかった!
    トリックも良かったです!

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    2024年04月21日
  • 禁断の罠

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    ネタバレ

    【収録作品】「ヤツデの一家」 新川帆立/「大代行時代」 結城真一郎/「妻貝朋希を誰も知らない」 斜線堂有紀/「供米」 米澤穂信/「ハングマン -雛鵜-」 中山七里/「ミステリ作家とその弟子」 有栖川有栖

    いずれも2022年~2023年に雑誌に掲載されたもの。世相を反映しているものが多い。

    「ヤツデの一家」 父親の後継者として政治家になった娘の、後妻の連れ子である兄と実妹への執着を描く。
    「大代行時代」 代行業者の話。新入社員の一人は退職代行を依頼。もう一人が依頼したことは。
    「妻貝朋希を……」 迷惑動画で炎上した男について、記者の取材に周囲の人間が答える形で事情が説明される。ファンタジー要

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    2024年04月19日
  • カナダ金貨の謎

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    国名シリーズ十作目
    全五編からなる短編集

    各事件の間に挟まる短編が面白く特に自分はトリックの蹉跌がお気に入り

    作品全体を通して無難に纏めてられており楽しめた作品

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    2024年04月18日
  • 禁断の罠

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    「ヤツデの一家/新川帆立」
    「大代行時代/結城真一郎」
    「妻貝朋希を誰も知らない/斜線堂有紀」
    「供米/米澤穂信」
    「ハングマン/中山七里」
    「ミステリ作家とその弟子/有栖川有栖」
    6話収録の短編集。

    一番インパクトがあったのは新川作品。
    不器量な長女と美男美女の兄妹が織り成す歪な三角関係が描かれる。
    長女の視点で進行しイヤミス感満載。
    完璧だと思っていた計画は崩れ落ち、悲哀を感じるラスト。

    結城作品も良かった。
    伏線に全く気付かずしてやられた。

    斜線堂作品は実際に起きた炎上を下敷きに描いたドラマ。
    タイトルが絶妙にマッチしていた。

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    2024年04月18日
  • ブラジル蝶の謎

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    初っ端の表題作が読んでてすこぶるビミョーだったんで、不安だったんですが、後の話は普通に面白かった。
    特にラスト一行が印象的な「妄想日記」。
    よく考えたら当たり前なんだけど、意外と盲点な所が証拠になる「彼女か彼か」が特に良かった。

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    2024年04月15日
  • インド倶楽部の謎

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    国名シリーズ九作目

    国名シリーズはそこまで多くは読んでないが他作品と比べて筆が変わったのかなという印象

    なんとなくロジックが弱いというかフワフワしているというか...
    内容が神秘的というかそういう内容だから尚更そう思うのかもしれない

    ただ格子はしっかりしていて内容もわかりやすい等、読みやすい作品

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    2024年04月12日
  • ダリの繭

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    作家アリスシリーズの二作目でした。
    火村さんはカッコ良いですねぇ。惚れ惚れします。ストーリーは読み易く、トリックも中々のものでした。続きが楽しみです。

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    2024年04月12日
  • 禁断の罠

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    ー禁断の罠ー
    ヤツデの一家  新川帆立
    大代行時代   結城真一郎
    妻貝朋望を誰も知らない 斜線堂有紀
    供米  米澤穂信
    ハングマンー雛鵜ー  中山七里
    ミステリ作家とその弟子  有栖川有栖


    ボリューム不要、濃度に魅せられる
    読み応え十分の短編集。

    個人的に
    後味の良さなら、『大代行時代』『ハングマン』
    ひねりを求めるなら、『ミステリ作家とその弟子』
    物悲しさと悲哀なら、『ヤツデの一家』『供米』
    やるせなさと憐憫なら『妻貝朋希を誰も知らない』

     

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    2024年04月09日
  • 女王国の城 上

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    シリーズの中で作品ごとにアリスとマリアのバランスが上手く使い分けられてて面白い。そして続きの下巻が気になる幕引き。

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    2024年04月06日
  • こうして誰もいなくなった

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    宇宙のオモチャ箱みたいな、不思議とファンタジーとミステリーが詰まった奇妙な短編集。
    有栖川有栖さんの頭の中を覗き見しているようで、面白かった。
    私は線路の国のアリスが好きだったかな。あべこべで当たり前なんてなくて、だけどアリスは自分の感覚でずんずん進んでいく。そうそう、この感じ、ふしぎの国のアリスに会いたくなった。

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    2024年03月29日
  • 濱地健三郎の霊なる事件簿

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    この世ならざるものや現象がモチーフとして扱われているものの、怪談やホラーといった言葉から想像される恐ろしさはほとんどない。むしろ霊とは、悲しい存在なのだということを強く感じた。ミステリ的手法で怪談を解体していく手腕が著者らしい。

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    2024年03月27日
  • ミステリ国の人々

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    ミステリ小説の住んでいる人々を有栖川先生が紹介してくれるエッセイ。この有名人は知ってるぞ!って人から誰だこれ初めて聞くが興味湧くな?って人から盛り沢山。そして読みたいリストが更に更新されていく……。にしても古今東西あらゆるミステリ読んでるんやなすご

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    2024年03月26日
  • 禁断の罠

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    6人のトップ作家さん達によるアンソロジー。これはどれも面白かった。特に結城真一郎さんは初読みでしたが、いかにもありそうな・・・。

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    2024年03月20日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    どれも読みやすく面白かったです!
    怖かったのは小池真理子「山荘奇譚」かなあ。細長い地下室にボロ切れだけ画鋲で留まってる光景、不気味すぎる。

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    2024年03月19日
  • スウェーデン館の謎

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    初めての有栖川有栖作品。
    内容は王道の本格ミステリといった感じ。
    トリックや動機などはシンプルではあるものの、軽妙洒脱な語り口が楽しく、他の作品も読んでみたくなった。

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    2024年03月12日
  • 神様の罠

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    辻村深月さん以外はあんまり馴染みがない。普段読まない作家さんの作品に出会えるので、アンソロジーはけっこう好き。

    乾くるみさんはどんでん返しの作家さんというイメージがあったので、警戒しつつ読んでいたけれど、単純な私はやっぱり作者の思うつぼ。終盤になって「えっ!?」と最初から読み返してしまった。楽しかった。

    コロナ禍の不安を描いた話は、個人的には読んでいて落ち着かない気分になるので、あまり好きではない。でも二作品とも、ラストは少しほっとする終わり方でよかった。

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    2024年03月06日
  • ペルシャ猫の謎

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    国名シリーズ五作目の短編集

    良く言えば無難にまとめられている
    悪く言えば突出して面白いというのが欠けている気がした

    表題作のペルシャ猫の謎はうーん...という感じ
    個人的には赤い帽子が好きだった

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    2024年02月25日
  • 闇の喇叭

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    ソラシリーズ一作目。
    探偵行為が禁止された国、日本で警察組織に対して探偵として活動したいソラ。
    今作はその設定とソラの今後への動機付けなのかと思います。

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    2024年02月23日
  • ペルシャ猫の謎

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    有栖川有栖、異色の短編集。
    星3は、作家アリスシリーズが大好きだからこそ正当な評価だと思う。
    ミステリのルールを逸脱した問題作たちだから。
    オタクとしてはもちろん星5です。

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    2024年02月19日