有栖川有栖のレビュー一覧

  • ダリの繭

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    一 優しく慈愛に満ちた人口の母の胸に抱かれながら、邪悪な殺人計画を練ったのだとしたら、彼にとって繭とは何だったのだろう?


    数ヶ月前有栖川先生の火村英生シリーズの1作目「46番目の密室」を読み、すっかり大ファンになりました。
    そこでシリーズを順番に読んでいこうと手に取ったのがこのシリーズ2作目「ダリの繭」です。
    今回も前回と同様長編ものだったので少し読むのに時間がかかりました…
    少しユニークな内容でもあり面白かったです。
    やっぱり有栖川と火村のコンビは最高ですね!
    3作目も楽しみです!

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    2024年06月14日
  • 神様の罠

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    はじめましての作家さんとおなじみの作家さんが半々のアンソロジーだった。
    やっぱり乾くるみさん、すごい。
    乾くるみだから絶対なんか仕掛けてきてるんだ、って分かっていてもまんまと騙され、2回読んだ。
    最後の辻村深月さんも良かったな。善良な大学生が落ちぶれていく様がリアルだった。コロナ禍では、というか今も、こういうことは起きていそう…

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    2024年06月12日
  • 神様の罠

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    まさかの再読だった。ちゃんと各話タイトルも確認して借りるべきだった…けど着地点の解るミステリもなかなか

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    2024年06月11日
  • 神様の罠

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    アンソロジーは気になってた作家さんをつまみ食いできるし、短編だからちまちま進めやすくていいよね
    本屋さんのディーポップって感じ

    全体的にテンション低くて読みやすかった

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    2024年06月04日
  • 神様の罠

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    個人的には乾くるみさんの「夫の余命」が一番好き。最後の方で真相わかった時のびっくり感が半端なかった(もちろん二度読みした)。
    でも全員好きな作家さんばかりだったので、初読の短編読めて満足。

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    2024年06月03日
  • 月光ゲーム

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    短編以外では初めての有栖川有栖さん。
    火山が噴火してキャンプ中のクローズドサークル。
    キャンプで学生達が遊んでいた「マーダーゲーム」が面白そうでやってみたいと思った。ミステリー研究会って楽しそうで良いな(^^)

    学生たちの話し方や行動が古臭くて、相当前の作品だと思っていたら89年だったので意外に最近で驚いた。
    『十角館の殺人』は87年なのに学生達は全く古さを感じない。この違いは何だろう…。
    江戸川乱歩は大正時代でもあまり古さは意識したことがないので、作風が合う、合わないかの違いなのかな。

    この作品はAudibleのナレーターさんが年配の男性だったので、誰一人大学生の声に聞こえなかったのも古臭く感じた理由だ。
    年配男性が演じる女性役の声をミッキーマウスのような裏声で演じるので、ミッキーが喋りだすと内容が全く頭に入ってこない…。
    ヒステリックに大声で怒鳴るのも本当にやめてほしい。
    普通に読んでくれ…と、もう何度も途中でやめようと思ったけど、最後まで頑張った。
    2ヶ月くらいかかったと思う…
    Audibleにて。

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    2025年12月29日
  • 幻坂

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    ミステリを期待して読んだら、うっすらホラーの短編集。好みによるけど自分の好みには合わなかった。あと何故か最後の2編は時代小説風で読みにくかった。有栖川さんにこう言うのは求めてないんだよなー。

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    2024年05月25日
  • 暗い宿

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    ネタバレ

    どこかに泊まりたくなった
    けど、全部が不気味で悲しかった、、
    異形の客は、ドラマ化した話だったから、すんなりと読めて、面白かった
    ドラマ、もう一回見たいなぁ
    201号室の災厄は、火村先生の頭の良さが!頭の良い人がやるやつ〜!ってなって感動した!

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    2024年05月22日
  • 絶叫城殺人事件

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    ネタバレ

    名探偵が何故犯人を追い詰められるか

    絶叫城殺人事件はドラマで観たけど切ない話だった。。

    p311〜絶叫城殺人事件
    「おかしな表現になるけれど、事件の全体を観察して彼が見抜くのは、犯罪のパターンというよりも……犯人が拠り所としたものやと思うんです。ある時は手の込んだ偽造工作であったり、またある時は見えにくい犯行動機であったり…」
    (略)
    まだ抗弁する余地がありそうな犯人が、彼に推理をぶつけられてにわかに崩れ落ちてしまうこと。いくら火村の指摘に理があろうと、死に物狂いでもがきそうな場面でも、犯人たちの多くは思いがけず脆かった。何故ああなるのか?ー拠り所を突かれたからだ。どんな犯罪にも、そこさえ見逃してくれたら、と犯人が祈っている急所があるのではないか。火村の目はそこで焦点を結び、「お前が嫌なのは、こうされることだろう」とばかりに光を当てて犯罪者を射ち落とす。私にはそう思えるのだが。

    た、たしかにっ!!!いやな言い方だけど、これすごく使える言い訳。名探偵が何故犯人を追い詰められるか、の。でもとても納得してしまう言い訳を考えたのだからすごい。

    プロファイリングを信じないところとか、ゲームは心の闇を深くするのか?の議論

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    2026年10月04日
  • 神様の罠

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    6人の作家さんたちのアンソロジー。

    期待値が高かったからか、あまり好みではなかったですが、色々な作家さんの作品に出会えたのは良かったです。

    個人的には「崖の下」が1番かな。

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    2024年05月20日
  • 狩人の悪夢

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    有名ホラー小説家に誘われ「必ず悪夢を見る部屋」を訪れるアリス。
    翌日、かつてアシスタントが亡くなった「獏ハウス」で手首のない女性の遺体が発見される。
    幻想小説寄りかと思いきや、しっかり本格ミステリー。不可解な犯人の行動理由が解けていくのが爽快です。

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    2024年05月19日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    騙されたー!となるような「どんでん返し」は1つもなかった。タイトルでかなりハードル上げちゃってるので難しいとは思う。
    6人の豪華なミステリー作家さんの作品をサクッと読めたのは良かった。

    綾辻行人『再生』
    ★★☆☆☆
    ストーリーには1番のめり込んだけど、ホラーが強くて好みではなかった。

    有栖川有栖『書く機械』
    ★★☆☆☆
    ここまではいかなくても、作家さんは命を削る想いで執筆されているんだろう。

    西澤保彦『アリバイ・ジ・アンビバレンス』
    ★☆☆☆☆
    何か読みにくいなと感じた。以前読んだ『七回死んだ男』でも同じ感想だった。自分には合わないみたい。

    貫井徳郎『蝶番の問題』
    ★★★★☆
    クローズドサークル。全員死亡しているので被害者が残した手記から推理する。
    これ当てられる人いるのかな?もう少し手記にヒントがあった方が好きだ。

    法月綸太郎『カニバリズム小論』
    ☆☆☆☆☆
    人食の話。
    この手のグロは苦手だし興味もない。
    無理なので途中で読むのをやめた。

    東川篤哉『藤枝邸の完全なる密室』
    ★★★☆☆
    好きな倒叙ミステリー。読みやすい。
    ダメダメな犯人のコント劇で面白い。

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    2024年05月14日
  • 真夜中の探偵

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    ソラシリーズの2作目です。
    探偵行為が禁止された社会で、探偵を目指す少女の話。
    主人公の成長や心の移ろいが感じられて、面白く読めました。

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    2024年05月14日
  • 白い兎が逃げる 新装版

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    新装版の表紙に惹かれ手にした、はじめましての有栖川有栖作品。
    実は途中なかなか読み進められずしばらく寝かしてしまった時期があったのだけど…結果面白かった。表題作は後半一気読み。
    同時期に新装版になった、火村英生シリーズ2冊も気になってるけれど…本屋さんでまずはチラ見してみようと思う。

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    2024年05月03日
  • 猫が見ていた

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    タイトルに「猫」が付いてると やっぱり手に取ってしまいます。
    しかも 錚々たるメンバーのアンソロジー…の割にパッとしない感じがしました。
    加納朋子さんが良かったかな

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    2024年05月01日
  • 幻坂

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    大阪の七坂を舞台にしたお話。怪談と呼ぶには切ない感じがしました。身近な場所が出てくるので、頭の中で映像がすぐに出てきて身近に感じられました。
    猫の話が好みです。

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    2024年05月01日
  • ダリの繭

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    ネタバレ

    「自分にとっての繭はなんだろう?」と読んだ。
    作家アリスシリーズは面白い!
    やっぱり本格ミステリはいいな〜

    正当防衛とは思わなかった!
    トリックも良かったです!

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    2024年04月21日
  • 禁断の罠

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    ネタバレ

    【収録作品】「ヤツデの一家」 新川帆立/「大代行時代」 結城真一郎/「妻貝朋希を誰も知らない」 斜線堂有紀/「供米」 米澤穂信/「ハングマン -雛鵜-」 中山七里/「ミステリ作家とその弟子」 有栖川有栖

    いずれも2022年~2023年に雑誌に掲載されたもの。世相を反映しているものが多い。

    「ヤツデの一家」 父親の後継者として政治家になった娘の、後妻の連れ子である兄と実妹への執着を描く。
    「大代行時代」 代行業者の話。新入社員の一人は退職代行を依頼。もう一人が依頼したことは。
    「妻貝朋希を……」 迷惑動画で炎上した男について、記者の取材に周囲の人間が答える形で事情が説明される。ファンタジー要素なしの実録ドキュメント風ミステリ。気が滅入る。
    「供米」 小此木春雪という詩人の遺稿集を出版した未亡人の思惑。盟友の目から語られる詩人の姿と二人の育んできた友情が美しい。
    「ハングマン」 シリーズものの一篇。メンバーの一人で情報収集担当の凄腕ハッカー・比米倉内記の視点で語られる。闇バイトがらみの事件。これで終わりではなさそうなので、単行本化が待たれる。
    「ミステリ作家と……」 ミステリへの皮肉、というか自虐かな。スランプ気味のミステリ作家の下に弟子入りした男の思惑は。ミステリ講義として持ち出される話が面白い。

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    2024年04月19日
  • カナダ金貨の謎

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    国名シリーズ十作目
    全五編からなる短編集

    各事件の間に挟まる短編が面白く特に自分はトリックの蹉跌がお気に入り

    作品全体を通して無難に纏めてられており楽しめた作品

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    2024年04月18日
  • 禁断の罠

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    「ヤツデの一家/新川帆立」
    「大代行時代/結城真一郎」
    「妻貝朋希を誰も知らない/斜線堂有紀」
    「供米/米澤穂信」
    「ハングマン/中山七里」
    「ミステリ作家とその弟子/有栖川有栖」
    6話収録の短編集。

    一番インパクトがあったのは新川作品。
    不器量な長女と美男美女の兄妹が織り成す歪な三角関係が描かれる。
    長女の視点で進行しイヤミス感満載。
    完璧だと思っていた計画は崩れ落ち、悲哀を感じるラスト。

    結城作品も良かった。
    伏線に全く気付かずしてやられた。

    斜線堂作品は実際に起きた炎上を下敷きに描いたドラマ。
    タイトルが絶妙にマッチしていた。

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    2024年04月18日