有栖川有栖のレビュー一覧
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内容に全く統一性のない作品が集まった短編集(^ ^;
正直、途中まで読んだ感想は「何だこりゃ」(^ ^;
小説のジャンルも長さもテイストもバラバラで、
中には「犯人は分かりましたか」みたいな
「読者に挑戦」モノがあったり(^ ^;
作者の後書きを読んで、ちょっと納得。
初出が新聞連載で、正に「謎解きに挑戦」だったり、
テーマや分量を出版社側から与えられて
「縛り」の中で書かれた作品だったり、
はたまた誰かのアンソロジーのためのものだったり....
そういう種々雑多な(失礼!)作品を集めた一冊、との由。
私の正直な第一印象は、あながち的外れとは言えん(^ ^;
さらに失礼を承知で言えば、「 -
Posted by ブクログ
なんとなくこれまで読んだことなかったんですが新装版ということで手に取ってみました。火村シリーズのサブキャラクターである片桐さんがでてきてるんですね。どちらが初出なのかわかりませんが。
面白かった・・んですが。東野圭吾さんが著作の中で書かれていたんですが、時刻表トリックって時刻表をホントに眺めて推理してる人ってどれくらいいるんでしょうかね?作中で探偵役が謎解きをするのと読んでなんとなく「ほー」と思うくらいになってしまってるのが常な気がする。考える方はかなり厄介なものなんだろうに・・・なんか申し訳なく思いました。今回も「なんかすごいことが起きてるっぽいけどよくわからない」でなんとなく物語を楽しんで -
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ネタバレ作者自身が選ぶどんでん返しをテーマとする6篇の自作品。
【綾辻行人「再生」】
既読の作品だったが、言われてみれば確かにこれはどんでん返し(笑)
【有栖川有栖「書く機械(ライティング・マシン)」】
これは究極の缶詰め状態。作家としては自虐的ネタだろうか。
【西澤保彦「アリバイ・ジ・アンビバレンス」】
アリバイ崩しの作品だが、犯人の行動は今一つ腑に落ちない。
【貫井徳郎「蝶番の問題」】
探偵役による手記の解読は鮮やかだったが、どんでん返しとなる結末はどうも・・・。
【法月綸太郎「カリバリズム小論」】
『法月綸太郎の冒険』収録作とのことなので、既読のはずだが、ストーリーをまったく覚えていなかった。「 -
Posted by ブクログ
ネタバレ鉄道をモチーフに綴られた怪談集。
王道の幽霊ものからホラー要素の強いもの、ファンタジックなものなどバリエーションに富んでいる。
それらに「鉄道」という共通項があるからか、不思議とまとまった印象の残る一冊だ。
中には大海原、船上が舞台に船の怪談話が語られる話もある。どこで鉄道とつながるのかと思ったら、ラストに登場したファンタジックでSFっぽくもあった。
思えば、幽霊という過去にとらわれたままの存在に時を超えて遭遇するのだから、怪奇現象も幽霊もSFの要素があるのかもしれない。
個人的に「最果ての鉄橋」の三途の川を渡るのに舟からフェリーになり、輸送力をあげるために鉄道になったという設定が好き。鉄道