有栖川有栖のレビュー一覧

  • 壁抜け男の謎

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    内容に全く統一性のない作品が集まった短編集(^ ^;
    正直、途中まで読んだ感想は「何だこりゃ」(^ ^;

    小説のジャンルも長さもテイストもバラバラで、
    中には「犯人は分かりましたか」みたいな
    「読者に挑戦」モノがあったり(^ ^;

    作者の後書きを読んで、ちょっと納得。
    初出が新聞連載で、正に「謎解きに挑戦」だったり、
    テーマや分量を出版社側から与えられて
    「縛り」の中で書かれた作品だったり、
    はたまた誰かのアンソロジーのためのものだったり....

    そういう種々雑多な(失礼!)作品を集めた一冊、との由。
    私の正直な第一印象は、あながち的外れとは言えん(^ ^;
    さらに失礼を承知で言えば、「

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    2020年07月30日
  • ペルシャ猫の謎

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    国名シリーズ第五段。
    「切り裂きジャックを待ちながら」「わらう月「暗号を撒く男」「赤い帽子」「悲劇的」「ペルシャ猫の謎」「猫と雨と助教授と」赤い帽子は森下刑事が主役。火村先生がいなくても謎が解けるんだね

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    2019年10月14日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    ネタバレ

    大好きな作家さんばかりの「どんでん返し」短編集。
    お馴染みのキャラクターが登場したり、既読作品もあったけど、さらっと読めるので悪くない。
    いちばん好きなのは「蝶番の問題」。
    面白かったのは「藤枝邸の完全なる密室」。


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    2019年09月27日
  • 新装版 マジックミラー

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    なんとなくこれまで読んだことなかったんですが新装版ということで手に取ってみました。火村シリーズのサブキャラクターである片桐さんがでてきてるんですね。どちらが初出なのかわかりませんが。
    面白かった・・んですが。東野圭吾さんが著作の中で書かれていたんですが、時刻表トリックって時刻表をホントに眺めて推理してる人ってどれくらいいるんでしょうかね?作中で探偵役が謎解きをするのと読んでなんとなく「ほー」と思うくらいになってしまってるのが常な気がする。考える方はかなり厄介なものなんだろうに・・・なんか申し訳なく思いました。今回も「なんかすごいことが起きてるっぽいけどよくわからない」でなんとなく物語を楽しんで

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    2019年09月13日
  • 怪しい店

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    面白かったです。これまで読んだ有栖と火村先生の話の中でも割と上の方にいく(笑)身近にありえるかもしれない動機や有栖もちゃんと推理に参加していてテンポ良く読めました。

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    2019年09月07日
  • モロッコ水晶の謎

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    ネタバレ

    表題作がとても面白かった。
    あの親にしてこの犯人、なのかなぁとも思うし、占いを信じない火村先生だから解決出来た事件だとも思う。

    期待して読んだABCキラーがそこまで刺さらなかったのだけど何故だろう…?
    交換殺人なのかなとわくわくして読み進めていたのに、結局ABは偶然だと?わくわくを返して欲しい笑
    第三の犯人も名言がされていないのも、この作品で効果的な書かれ方と思えなかったので少しばかりびっくりしました。
    有栖川先生のファンの方はどう読まれたのか気になりますね。

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    2019年09月05日
  • 江神二郎の洞察

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    英都大学推理小説研究会・EMC、いわゆる学生アリスシリーズの短篇集。
    春から春へと収録作品も時系列に進んでいる。途中で月光ゲームに遭遇し、アリスも落ち込んだり江神さんの探偵としての姿に救われたりと波乱にして有意義な大学生活を送っている。

    事件もロジカルなものばかりで江神さんの着眼点と閃きに恐れ入る。何回か読み直さないと分からない部分もあった。

    巻末の寄稿が皆川博子先生なのも嬉しい贅沢。

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    2019年09月01日
  • 猫が見ていた

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    猫好きにはたまらない、猫ばかりが出てくる話。
    猫にほだされた家主、お馴染みの准教授
    母親になれない母親を持った子供
    100万回~の絵本について
    飼ってはいけないマンションで猫を飼う女を見た女
    猫に刺青を彫る男の女、アプリにはまっている男。

    なかなか色々だな、と思いましたけど
    会社の人の台詞に共感するのは最後の話。
    消えてなくなるし、そこに金をつぎ込んで満足するのは
    確かに分かるのですが…触れないものですし。
    でも、主人公の気持ちは分かります。

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    2019年08月31日
  • 猫が見ていた

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    いろんな猫の話があって面白かった。
    1番心に残ってるのは、「100万回生きた猫は絶望の書か」という話だ。物語の読み取り方は人それぞれだなと改めて感じた。
    短編集で読みやすかった。

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    2019年08月22日
  • 女王国の城 下

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    ロマンチックな大ネタ、大長編らしいアクションシーン、ロジックが良い。ただ他のところであまりハマらなかったところも。

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    2019年07月11日
  • 暗い宿

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    どの作品も最後は火村先生の辛口で終わる・・・みたいな感じでしたね。途中まではふむふむと読み進むのだけど、最後にむかって尻すぼみになっていく感が。このコンビは好きなんだけど。

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    2019年07月07日
  • 壁抜け男の謎

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    ネタバレ

     数年にわたって発表された短編を集めたもの。それぞれの話に関連性はない。
     「ガラスの檻の殺人」と「壁抜け男の謎」が楽しかった。もちろんトリックも犯人も全く予想できなかったが。
     しかしわたしにはこの作者の作品があまり肌に合わないみたい。

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    2019年05月20日
  • 虹果て村の秘密

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    「かつて子どもだったあなたと少年少女のための」というコンセプトを持った、講談社ミステリーランドの一冊です。

    有栖川さんにとって初めてのジュブナイル・ミステリ。

    大人の読者の方々には、少々物足りない内容なのかもしれません。
    ですが、子供たちに本格ミステリの面白さを伝えたい、という真摯な思いに溢れていて好感が持てました。

    主人公達が中学生や高校生になったお話も、いつか発表していただきたいですね。

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    2019年05月01日
  • 幻坂

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    上町台地にある大阪七坂を舞台に、さまざまな人の人生を切り取った短編集。心霊的要素が織り込まれているのに全く怖い感じがしないのは、落ち着いた文章と舞台の組み合わせの効果でしょうか。
    現代の大阪にこんな風情のある場所が残っていたなんて、足かけ40年以上暮らしたはずなのに知りませんでした。今度時間を見つけて行ってみよう。

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    2019年04月28日
  • 有栖川有栖の密室大図鑑

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    ネタバレ

    単行本が出たときに買ったのに、いつの間にかなくしていたこの本、新装版がでたようなので再読。
    ミステリ好き、なかでも密室好きには堪らない、古今東西の密室ものの秀作をピックアップし、図解したこの図鑑の魅力は、読んだことのない魅力ある作品に出会えること、図解を見ながら密室トリックへの妄想を膨らませられること。
    そして、付箋をいっぱい貼って、読みたい作品が増えていく悦び。あ~人生の残り時間が足りない。

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    2019年04月25日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    ネタバレ

    作者自身が選ぶどんでん返しをテーマとする6篇の自作品。
    【綾辻行人「再生」】
    既読の作品だったが、言われてみれば確かにこれはどんでん返し(笑)
    【有栖川有栖「書く機械(ライティング・マシン)」】
    これは究極の缶詰め状態。作家としては自虐的ネタだろうか。
    【西澤保彦「アリバイ・ジ・アンビバレンス」】
    アリバイ崩しの作品だが、犯人の行動は今一つ腑に落ちない。
    【貫井徳郎「蝶番の問題」】
    探偵役による手記の解読は鮮やかだったが、どんでん返しとなる結末はどうも・・・。
    【法月綸太郎「カリバリズム小論」】
    『法月綸太郎の冒険』収録作とのことなので、既読のはずだが、ストーリーをまったく覚えていなかった。「

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    2019年04月14日
  • 乱鴉の島(新潮文庫)

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    テレビドラマにもなった人気シリーズの内の1本。コメディータッチな導入から一気にひきこまれた。謎解き自体はそんなに驚くようなものでもないが、全体的に叙情的な雰囲気の漂う話になっている。作中でエドガー・アラン・ポーの詩「大鴉」や「アナベル・リー」が印象的に使われていて、生や死について色々と考えさせられる部分もあり、中々読み応えのある長編だったと思う。

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    2019年04月11日
  • 虹果て村の秘密

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    かつて子どもだったあなたと少年少女のためのミステリーランドに寄せた著者初のジュブナイル

    ジュブナイルなだけあり、とても平易な文章で、トリックもトリッキー(?)ではなく、ものすごく古典的なものが出てきたりして微笑ましい

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    2019年04月06日
  • 火村英生に捧げる犯罪

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    大阪府警の面々がアリスをどう思ってるのかよくわかりました(笑)
    でも間違った日本語の使い方から新しい可能性に気がつくんだから、アリスだって凄いと思う!!

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    2019年04月03日
  • 赤い月、廃駅の上に

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    ネタバレ

    鉄道をモチーフに綴られた怪談集。
    王道の幽霊ものからホラー要素の強いもの、ファンタジックなものなどバリエーションに富んでいる。
    それらに「鉄道」という共通項があるからか、不思議とまとまった印象の残る一冊だ。

    中には大海原、船上が舞台に船の怪談話が語られる話もある。どこで鉄道とつながるのかと思ったら、ラストに登場したファンタジックでSFっぽくもあった。
    思えば、幽霊という過去にとらわれたままの存在に時を超えて遭遇するのだから、怪奇現象も幽霊もSFの要素があるのかもしれない。
    個人的に「最果ての鉄橋」の三途の川を渡るのに舟からフェリーになり、輸送力をあげるために鉄道になったという設定が好き。鉄道

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    2019年03月30日