有栖川有栖のレビュー一覧

  • 女王国の城 上

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    ★3.9くらい
    これまでの学生アリスシリーズで1番面白かった。説得力・納得感がとてもある。小田や望月が就活を追われているのも現実的で面白い。自分が就活生の時に読むとより楽しめた気がする。

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    2023年02月04日
  • 海のある奈良に死す

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    1998年の作品で、
    作者の有栖川有栖さんはこの作品から
    サラリーマンを辞めて専業作家になられたんだそう。

    "海のある奈良”と呼ばれる小浜を舞台に、
    アリスの同業者である作家の赤星の死の謎を
    火村と共に解いていく本作。
    舞台を様々に移しながら物語が進んでいくので、
    読み手も旅をしているような感覚に浸れます。

    ストーリーは好きでしたが、
    少し寄り道が多いように感じました。
    結末も個人的に腑に落ちなかったので、★3に。

    ですが、相変わらず
    アリスと火村のやり取りは面白いですし、
    火村の闇の片鱗が見えてきて目が離せません。
    続きが楽しみです!

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    2023年02月01日
  • モロッコ水晶の謎

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    これでAudibleの国名シリーズも最後。面白いと思った順に数字を振っている。

    ③「助教授の身代金」
    ①「ABCキラー」
    ②「推理合戦」
    ④「モロッコ水晶の謎」

    なんというか、ネタが尽きてきてるかな?
    特に表題作は論理と非論理的を融合したチャレンジなのかもしれないけど、今ひとつ説得力にかけた。

    本格、好きなので辛めの点数。

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    2023年01月30日
  • モロッコ水晶の謎

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    表題作「モロッコ水晶の謎」は、大御所だから許されるのかなと思います。これを若手が書いたら編集にめちゃくちゃ怒られそう…。
    とりあえず、かなりの作品数を書いてきた有栖川有栖先生の野心的?作品です。
    他の短編もあれ?(あとがきで作者も書かれていますが)と感じる異端の一冊です。

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    2023年01月30日
  • ペルシャ猫の謎

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    色々あって、やっと本を読む気持ちになりまして読みました。
    このコンビ、癒されます。
    猫はいいですね。猫は。
    切り裂きジャックが1番好きだったです。

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    2023年01月28日
  • 英国庭園の謎

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    全体的に軽めの仕上がり。何故に関西弁だとそう感じるんだろう。。関東人の偏見か、というかお笑いだけが関西弁が許されるからか。
    まぁ軽いからちょっとなぁ、というよりも、更には内輪ネタ感がちょっと居心地悪くて。それなりには楽しめるし、多分このアリスさんが出てくる本も初めてじゃないけど、いや覚えてないから!更に短編だから感情移入もなにも、って感じで終わるしね。ワッカナイとかナハとか言ってる人、明らかにスピンオフだよね。
    なもんで、この本を読む前に、シリーズものを1冊くらい読んどくべきかなぁ。

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    2023年01月22日
  • モロッコ水晶の謎

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    なんといえばよいのだろう?
    有栖川有栖は好きなはずなのだけれと、今一つ、読んでいる最中の体がざわつくような、謎への興味、期待感が少ないような?

    アリスと火村助教授コンビは、たしかに、ホームズとワトソンのように、作品を読んでいる時は、とても安心感があり、心地よいのだが・・。

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    2023年01月15日
  • ペルシャ猫の謎

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    久しぶりに火村アリスコンビを。安定した二人と、短編の内容。コンビが登場しない森下刑事の推理「赤い帽子」も森下刑事の事を知ってるだけに、面白かった。コンビに頼らず解決してる事件もあるんだなと。
    長編もまた早く出て欲しいなぁ

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    2023年01月15日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    ネタバレ

    各々が自ら推薦した「どんでん返し系」短編アンソロジー。
    綾辻さんと東川さんのは既読済みだったが、サラッと読めて面白かった。
    ◆個人的には西澤さんの「アリバイ・ジ・アンビバレンス」が好きだった。探偵役の二人の関係・やりとりが好きで、この二人が活躍する話をもっと読んでみたい!
    ◆どんでん返しという意味で印象に残ったのは法月さんの「カニバリズム小論」。なるほど。そういうことか。。。

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    2023年01月14日
  • 幻坂

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    大阪もこんな風情のある場所があるんですね。
    読みながら、訪れてみたいなーと思う場所が多々ありました。

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    2023年01月07日
  • 英国庭園の謎

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    有栖川有栖の短篇ミステリ小説集『英国庭園の謎』を読みました。
    『ジュリエットの悲鳴』、『白い兎が逃げる』に続き、有栖川有栖の作品です。

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    資産家の人知れぬ”楽しみ”が、取り返しのつかない悲劇へとつながる表題作。
    日本中に大パニックを起こそうとする”怪物”「ジャバウォッキー」。
    完璧に偽造された遺書の、アッと驚く唯一の瑕疵(かし)を見事に描いた「完璧な遺書」―─。
    おなじみ有栖川・火村の絶妙コンビが魅せる全部アタリの絶品ミステリ全6編を収録。
    待望の国名シリーズ第4弾。
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    探偵役である臨床犯罪学者・火村英生と、ワトソン役の推理作家・有栖川有栖(アリス)のコンビが活躍する作家アリスシリーズの作品… その中でもタイトルに国名を冠した作品は特に国名シリーズと呼ばれており、本作品は国名シリーズの第4弾となる作品で以下の6篇が収録されています。

     ■雨天決行
     ■竜胆紅一の疑惑
     ■三つの日付
     ■完璧な遺書
     ■ジャバウォッキー
     ■英国庭園の謎
     ■あとがき
     ■文庫版あとがき
     ■著作リスト
     ■解説 喜国雅彦

    イチバン面白かったのは、火村と対決する犯人視点で進行する展開がスリリングで、遺書が巧妙に偽装されたものであることを火村が解き明かす倒叙形式の『完璧な遺書』ですねー ワープロの変換機能は要注意ですね! 珍しくアリスが登場しない作品でした、、、

    次点は、暗号解読の愉しさが味わえる表題作の『英国庭園の謎』かな… イギリス庭園に関する蘊蓄も愉しめました。

    それ以外では、

    「うてん」って、こんな意味があったんだー と気付かされた『雨天決行』、

    確かにカレンダーって、国内のものだけじゃないよねー 盲点を巧くついた『三つの日付』、

    あたりが印象に残りましたね。

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    2023年01月07日
  • 有栖川有栖の密室大図鑑

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    ずっと前から何度も表紙を眺めては戻していた本をついに読んだ。
    密室の謎が自分で解けた試しはなく、有栖川有栖さんが大好きなので、てことは全部面白いのでは、と思うと、積読本が多いのでただそれを増やすことになってしまうかもと思い、躊躇があった。
    しかし、面白いもそうでもないも正直に書かれていて、かつ密室の種類がたくさんありすぎ、意外と積読メモした本は少なかったけども、翻訳本がもっと好きだったら怖いな、と思うくらい、どの作品にも惹かれた。再読、未読合わせてすべてを読み、イラストに落とすのもすごい。イラストを見たら頭で描いていたものが具体化されたり何か読み間違えていたりと、発見もあった。

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    2023年01月04日
  • ジュリエットの悲鳴

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    有栖川有栖の短篇ミステリ小説集『ジュリエットの悲鳴』を読みました。
    有栖川有栖の作品は昨年6月に読んだ『暗い宿』以来ですね。

    -----story-------------
    読者諸君へ、12の挑戦状! 
    めくるめく謎と恐怖とブラックユーモア……有栖川有栖がおくる、異色にして華麗なるミステリ短編集! 
    人気絶頂のロックシンガーの一曲に、女性の悲鳴が混じっているという不気味な噂が…・。
    その悲鳴には切ない恋の物語が隠されていた。
    表題作の他、日常の周辺に潜む暗闇、人間の危うさを描く名作を所収。
    新本格ミステリの旗手、有栖川有栖の短編、ショートショート12作品を集め、スタンダードなアリバイ・トリックからギャグ・ミステリまで、バラエティに富んだ短編とショートショート十二作品を収録し、有栖川有栖の魅力の全貌を伝える傑作ミステリ集。
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    1990年(平成2年)から1998年(平成10年)に発表された短篇、ショートショートのうち単行本未収録で、シリーズ・キャラクターが登場しないものばかり12篇を収録した作品です。

     ■落とし穴
     ■裏切る眼
     ■Intermission1:遠い出張
     ■危険な席
     ■パテオ
     ■Intermission2:多々良探偵の失策
     ■登竜門が多すぎる
     ■Intermission3:世紀のアリバイ
     ■タイタンの殺人
     ■Intermission4:幸運の女神
     ■夜汽車は走る
     ■ジュリエットの悲鳴
     ■あとがき
     ■文庫版あとがき
     ■解説 福井健太

    めくるめく謎と恐怖とブラックユーモア…… スタンダードなアリバイ・トリックからギャグ・ミステリまで、バラエティに富んだ短篇とショートショートが収録されていました… そんな中で最も印象に残ったのは、ミステリ作家を主人公に、ミステリネタのギャグが詰め込まれた爆笑モノの『登竜門が多すぎる』かな、、、

    ホントに笑えましたねー 特にミステリネーミング機「名付け親(ゴッドファーザー)」に出てくる不適タイトルは爆笑でしたね… 同じく作家を主人公にした作品として天啓を待つ小説家のイメージをシニカルに描いた『パテオ』も収録されており、自虐ネタ?として愉しめました。

    あとは、

    意外な落とし穴により、殺人犯の計画が破綻するプロセスを描いた倒叙ミステリでブラックユーモア的な『落とし穴』、

    列車内での毒殺トリックを扱い、作家の妻が夫に対して「爪が甘い、と言っていた審査員の先生もいたわ」というゾクっとするひと言で幕を閉じる『危険な席』、

    夜汽車に揺られながら語り手が回想する断片的なストーリーから浮かび上がる語り手の半生… 謎と解明を独特の雰囲気で愉しめる『夜汽車は走る』、

    の3篇が印象に残ったかな… 日常の周辺に潜む暗闇、人間の危うさを描く愉快で奇妙、美しくも危険な12篇を愉しめました。

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    2023年01月03日
  • 本からはじまる物語

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    本に纏わるアンソロジー。
    お馴染みの作家さんは、なるほど作家さんらしいお話だし、はじめての作家さんの話はなかなか新鮮だ。

    梨木香歩さんの「本棚にならぶ」がとても衝撃的で印象が強かった。なんだか、私もこんな風になっていく気がしないでもないと。怖いよりもなぜか納得してしまうのだ。

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    2022年12月25日
  • 壁抜け男の謎

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    いつもの有栖川有栖作品とはすこし違った味わいが感じられる短編集。
    黄色と黒の外壁を持つド派手な豪邸を建て、外装や室内も虎モチーフで埋め尽くしていた名物タイガースファンの男が自邸で死体となって発見される『猛虎館の惨劇』が特に気に入った。
    設定がバカミス風で愉快なだけでなく、トリックも面白かった。

    ラストの恋愛短編『恋人』は、成人男性が10歳の少女に性欲も含めた恋情を抱くストーリーのため、手を出すシーンはないとはいえ個人的には嫌悪感をいだいてしまった。
    ただ、とある行為が性行為の代替として描かれているのは、いかにも文学的で興味深かった。
    もう会うことのない彼女を想って主人公が見る夢の内容もふまえると、実は恋愛小説の皮をかぶったホラー作品なのかも。

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    2025年04月30日
  • ジュリエットの悲鳴

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    短編集は飽きやすい人には読みやすいですよね。
    1話1話のテンポが良くて、サクサク読み進められました。

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    2022年12月16日
  • スイス時計の謎

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    ネタバレ

    インディーズバンドマンのギターリストの死。
    女彫刻家の首を切られての死。
    金貸しの密室殺人。
    有栖川の優秀な同級生の死。
    の4本。
    インディーズバンドマンはダイイングメッセージを読み解く。↓これは簡単だった。
    金貸しの密室に磁石はちょっと無理矢理勘がある。
    あとは、着眼点はミステリーぽいといえば、ミステリーぽい。

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    2022年12月12日
  • 濱地健三郎の霊なる事件簿

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    全体的にショートストーリー仕立てで、さくっと読めました。
    ミステリーというよりは心霊、怪奇現象が大元になっているので殺人事件のトリックをあばく!とか、痛快なものではなく、ぬるっと解決するような感じ。
    でも人間の感情的な部分(執念とか憎悪)はリアルで面白かったです。

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    2022年12月10日
  • 真夜中の探偵

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    アンチ探偵の世の中で探偵の是非を問うこのシリーズ。有栖川有栖の作品は学生アリスシリーズや火村シリーズが好きでこのシリーズも読んでいるが、前者ほどの面白さはないが、違う視点で物語を楽しめる。

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    2022年12月06日
  • 英国庭園の謎

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    一応、好きだった順に番号振りました。

    ⑤雨天決行
    ④竜胆紅一の疑惑
    ⑥三つの日付
    ③完璧な遺書
    ①ジャバウォッキー
    ②英国庭園の謎

    ジャバウォッキーは好きな人多いみたいですね。独特の言語感覚とタイムリミットのある展開が好き。周りに理解されないゆえの承認欲求というか、認めてほしくて悪いことしちゃう、みたいな感覚なのかな。

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    2022年12月04日