有栖川有栖のレビュー一覧

  • 高原のフーダニット

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    ネタバレ

    オノコロ島ラプソディ
    叙述トリック…というべきなのか。これはずるいと思った。もちろん事件を解くための条件は提示されている。謎を解くためのヒントもある。嘘もない。でも、これはひどい。

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    2017年02月17日
  • 怪獣文藝の逆襲

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    樋口真嗣『怪獣二十六号』(25年前に書いた)怪獣映画の企画書。建設技師や自衛隊員が協力して土木機械で怪獣に立ち向かったり、インテリ美人が出てくるあたり…、いや、表紙の「怪獣は常に人間にとって恐怖の存在でなくてはならない」とか「この映画は人間の前に怪獣が現われ、人間は自らの身を守る為に智慧と勇気で闘う、ただそれだけの映画」「我々がこだわりたいのは、「ただそれだけ」にする事なのです。」とか…うん、シン・ゴジラを思い出す。
    大倉崇裕『怪獣チェイサー』怪獣対策が進んだ日本。ヒロインの怪獣省の怪獣予報官・岩戸正美は、封鎖区域で怪獣の動画を撮影する違法行為を行う「怪獣チェイサー」と予期せず協力することにな

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    2017年01月12日
  • 臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート 英国庭園の謎

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    ネタバレ

    ベースが推理小説のものをマンガにするのには、やはり限界があるのか?表題の英国庭園の話は、多分暗号を解く過程に面白さと驚きがあったんだろうけど、それがマンガになると、唐突にハイ、解けました、みたいな感じになるし、そもそも読者が暗号について頭を使う余地がなくなってしまう。マンガの場合は視覚的に映えるトリックじゃないと、面白さが半減してしまう。そう思うと、やはり金田一とかはマンガであることを前提に描かれたミステリーだったんだな、と思う。

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    2016年11月10日
  • 臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート 朱色の研究I【新装版】

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    このシリーズにしては珍しくコミックで上下巻の長いお話。この1冊目はまだ事件の容疑者が出揃ったくらいの段階だけど、3つも殺人事件が絡んでくるので頭がこんがらがって、ボーッと読んでいると話を見失ってしまいそう。

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    2016年11月10日
  • 臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート ブラジル蝶の謎【新装版】

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    よくある推理展開かな?と思いきや、思っていたのと少しずつ違う結末になるのが火村シリーズ。きっと小説で読んだらもっと意外性が感じられて面白いんだろうな。とはいえ、マンガの方もサクサク読めて普通に面白い。もうちょっと火村&アリスのわちゃわちゃを見せてくれたらもっと良い。

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    2016年11月09日
  • 臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート ロシア紅茶の謎【新装版】

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    有栖川有栖さんの有名なシリーズ。本当は小説で読むべきなんだけど、時間もないので先にコミカライズに手を出した。主人公の火村教授と小説家・アリスの関係性(日常?)をもっと描いて欲しいかな。マンガにしてしまうと推理&種明かしがけっこうあっさりとしてしまうので、人間関係中心にした方が良い気がする。

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    2016年11月09日
  • 火村英生に捧げる犯罪

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    短編集です。ショートショートかと思えるほど短く、ユーモアのある作品もあります。肩のこらないミステリーで、やや満足感に欠けるところもあります。

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    2016年11月01日
  • 幻坂

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    大阪、天王寺にある七つの坂を題材にした短編集。
    そんなにお寺と坂のある場所があったのね〜。
    実際に、その坂を見に行きたくなる。
    『清水坂』『愛染坂』『源聖寺坂』『口縄坂』の最初の4つが特に好みの話だった。

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    2016年09月17日
  • 幻坂

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    坂での出来事。身近な場所にも色んな話があるのなって感じます。それが例えこの世の話じゃなくても、愛おしく思えますね。

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    2016年09月11日
  • 臨床犯罪学者・火村英生の推理 ダリの繭(下)

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    連行された友人が、警察で語った内容とは?

    何がどうそうなるのか、さっぱり分からない状態。
    解答を読めば、すべてがぴったり当てはまります。
    が、これを分かれと言うのは…。
    いやでも現実的に、両者の立場が入れ替わる、のは
    ある事ではあります。

    何だかこう…救いがあるのような、ないような。
    ここに到達するまでに、色々な人の秘密が
    一緒に解き明かされてしまっています。

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    2016年09月06日
  • 臨床犯罪学者・火村英生の推理 ダリの繭(上)

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    彼に最近あったのは? という警察からの問い合わせ。
    友人が、事件に巻き込まれたかと思ったら、家族。

    あらびっくり、な家庭環境。
    複雑と言えなくもないですが、円満ならよろしいかと。
    富が巨大すぎて、動機がありすぎて
    謎が多すぎて分かりません。
    すべては『すべて』に当てはまるのか。
    最後の状態は、どう覆るのか。
    そして当然の事ながら、人が多すぎる…!!

    どれほど入り浸っているんだ? と
    思わずにいられない、くつろぎっぷりですw

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    2016年09月05日
  • 高原のフーダニット

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    作家アリスシリーズ。
    淡路島の事件に居合わせた火村。元刑事の証言がキーなのだが・・・オノコロらぷそでぃ
    ちょっと不思議なテイストのショートショート10編・・・夢十夜
    昔容疑を晴らした双子の兄弟から電話が入る「弟を殺してしまった」・・・高原のフーダニット

    短編3本。
    推理小説なので多くは語るまい。
    アリス先生の軽妙な語り口、関西人っぽぃツッコミがリズミカルでよいです。
    登場人物が魅力的であることって大事なんだなぁと思います。

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    2017年09月25日
  • 女王国の城 下

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    上巻でだらだらと伏線を出し、下巻の前半で伏線を吟味し、後半で回収していく。
    とにかく伏線はすべて回収しないといけないという強迫観念にとりつかれているがごとく。
    しかし、「出してくれ」「だめです」「警察を呼んでください」「だめです」という何度も何度も何度も何度も繰り返されたやりとりそのものも伏線だったという……。
    そのわりには真相の驚きが薄いか……。
    しまそうのようなアクロバティックな事件を期待したのがだめだったのか。
    また江神さんの暗号にしても、それだけぇ? と細く悲鳴を上げてしまいそうになった。
    決してつまらないわけではないが、交通事故のような読書にはならなかった。

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    2016年07月14日
  • 女王国の城 上

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    上巻でだらだらと伏線を出し、下巻の前半で伏線を吟味し、後半で回収していく。
    とにかく伏線はすべて回収しないといけないという強迫観念にとりつかれているがごとく。
    しかし、「出してくれ」「だめです」「警察を呼んでください」「だめです」という何度も何度も何度も何度も繰り返されたやりとりそのものも伏線だったという……。
    そのわりには真相の驚きが薄いか……。
    しまそうのようなアクロバティックな事件を期待したのがだめだったのか。
    また江神さんの暗号にしても、それだけぇ? と細く悲鳴を上げてしまいそうになった。
    決してつまらないわけではないが、交通事故のような読書にはならなかった。

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    2016年07月14日
  • 火村英生に捧げる犯罪

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    短編とあってあっさりしていた気が。。
    章が変われば犯人が捕まり、トリックも暴かれているみたいな。他のシリーズを読んでいないのでわからないけど、もう少し唐突感がなく充実を得られる展開を期待していた。

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    2016年06月24日
  • 高原のフーダニット

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    オノコロ島ラプソディ
    ミステリ夢十夜
    高原のフーダニット

    あまりぐっとくるのは無かったかな。
    ミステリ夢十夜は変わったお話がたくさん読めて楽しかった。
    アリスの夢は火村ばっかりなのですね。

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    2016年06月08日
  • 高原のフーダニット

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    今回も短編集だった。「こんな夢を見た」という書き出しで始まる「ミステリー夢十夜」が良かった。アリスの頭ん中はこんな感じなのかな?と。地味に全員集合してる様な気がする。夢の中であっても。そう夢って意外に起きたら覚えてない。なんとなくとか鮮明に覚えてる筈なのに段々おぼろげになって行く。アリス、ネタに出来なくて残念!(爆)そして朝井さんが出てくるとほっとするのは何故だろう?好きだな、彼女。

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    2016年06月02日
  • 正しく時代に遅れるために 有栖川有栖エッセイ集

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    推理小説を好んで読むほうではないが、本書で開眼されてしまったかもしれない。紹介されている映画にも小説にも興味津々。選評が推理小説の書き方や読み方が見えておもしろかった。美しい事件の起こる本格推理小説に出会おう。

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    2016年05月31日
  • 幻坂

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    有栖川先生のロマンチスト方面を全開に執筆するとこういう作品になるんだなぁ……というわけで、ミステリ風味もあれば怪談風味もあるという短編集。大阪の地理に疎いので、土地勘は全くわからないのですが、大阪という土地に対する愛はなんとなく伝わりました。

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    2016年05月31日
  • 火村英生に捧げる犯罪

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    初読。作家アリスシリーズの短編集。

    「探偵の名が冠された表題作でどんなヘビーな事件が起こり、火村先生の抱える闇の一端も見えるのか?」と意気込んで(期待して)読んだ。
    でも巻末のあとがきにもあったけど、意外な顛末と結末で拍子抜け。笑
    ミステリに関する知識がないからミステリファンが「ニヤリ」としそうなネタを拾えないのが毎回口惜しい。著者はこういった要素をふんだんに使っていてミステリや本格推理小説というジャンルや系譜やその作品群へと愛に溢れているのにそれらがわからないのである。
    勿論、そういった知識がなくとも有栖川作品は読みやすく面白いのだけど。。

    今回の短編集は火村先生視点の話(「鸚鵡返し」

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    2016年05月25日