有栖川有栖のレビュー一覧

  • ミステリ国の人々

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    表紙のデザインが目を引いたので、手に取った。
    やっぱり、ミステリを書く人は、古今東西、様々なミステリを読んでるなー……。

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    2018年01月07日
  • 絶叫城殺人事件

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    ネタバレ

    「黒鳥亭殺人事件」
    画家の天農仁と娘ちゃん登場。お噂は以前に、の火村とアリスの同級生で共通の友達という人物。叔母?から譲りうけた家に住んでいたところ、庭の井戸から変死体が発見されて、一体どういうことなのか、その謎を解いてほしい、と言われ、件の家に赴く二人。
    お客さんがいて眠くないと粘る娘の真樹ちゃんの相手をするアリスとか!かわいいかよ!っていう。その間に火村にことの起こりを話す天農。耳の聴こえない九官鳥、二十の質問、童話の読み聞かせ、などいろんなヒントが散りばめられていて、最後に綺麗に回収していくんですけど、結末がなんとも後味が悪くて、思わずこれ、そういうことであってる?と答え探しをしてしまい

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    2017年12月27日
  • 幻坂

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    「幻坂」って言うネーミングが見事だなと思った。
    あの世とこの世をつないだ坂。
    実在する大阪の坂をモチーフにした小説。でも実在の場所と言うことであやしい話もリアリティを帯びるから不思議。
    肝心の謎は謎のままで終わってしまうモヤモヤ感が妙な余韻となっている。
    ぜひ7つの坂を上って怪しい世界を感じてみたいなと思った。個人的には源聖寺坂が一番面白かったかな。

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    2017年11月20日
  • 幻坂

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    大阪市の中央南北に伸びる上町台地。その西側に点在する天王寺七坂は、北から順に「真言坂」「源聖寺坂」「口縄坂」「愛染坂」「清水坂」「天神坂」「逢坂」と呼ばれ、その界隈には神社仏閣が連なり、寺町が形成される。本書は、そんな天王寺七坂を舞台に繰り広げられる少し不思議な人間模様を描く連作短篇集です。

    本書を読んだ後は、普段、何気なく上り下りしている坂道でも、何かいつもと違う風情を感じたり、どこかに物語を探してしまうことに。天王寺七坂からあまり遠くないところに住んでいるので、本書のような少し不思議な出会いに期待しつつ、ちょっと遠出の散歩がてら出掛けてみようかと。

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    2017年12月17日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    どんでん返しとまでは、正直いかないかな。
    というか、タイトルで「どんでん返しあるのね」ってなるからハードルの上がり方が凄いから。どうこられても「あーなるほど」で終わってしまった。それでもそれぞれのお話は面白いから、読んでつまらなかったとかは全くない。

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    2017年10月01日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    綾辻行人「再生」(既読)
    有栖川有栖「書く機械(ライディング・マシン)」
    西澤保彦「アリバイ・ジ・アンビバレンス」
    貫井徳郎「蝶番の問題」
    法月綸太郎「カニバリズム小論」(既読)
    東川篤哉「藤枝邸の完全なる密室」

    どんでん返しというよりブラックユーモアな話もいくつか。
    既読作品があったせいか、新鮮味はなかった。
    貫井さんの作品は珍しくコミカル。東川さんは如何にもな。
    有栖川さんはこんな感じもあるんだなと発見。

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    2017年09月06日
  • 怪しい店

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    火村とアリスのコンビシリーズ。
    短編連作で、全て特徴のある「お店」が舞台。
    殺人事件から、事件と気づかない不思議な出来事まで、毎度のように火村が謎を解いていく。
    表題の「怪しい店」はラストに収録されているが、すべての話が怪しい店である。
    何屋さんかわからない「怪しさ」や、品揃えが変わらないぱっと見惹かれない骨董品屋さんなど、いろいろな店が出て来て、その店に関係する事件で面白い。

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    2017年09月05日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    6人の本格ミステリ作家によるアンソロジー。
    どんでん返しという点では、タイトルがハードルを上げているのでそれほど驚愕した話はなかったが、どの作品もそれぞれ作家の個性が出ていると思う。
    ベストは貫井徳郎、好みなのは東川篤哉。

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    2017年08月25日
  • 名探偵傑作短篇集 火村英生篇

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    火村ベスト短編集にしては収録作のラインナップがアレ?と思うところもあったのですが、編者の解説によると、角川ビーンズ文庫収録の全三冊の撰集とは極力被らないようにすること・国名シリーズ短編集から1作ずつを採ること、とした結果らしいです。ナルホドね。(通りでアレとかアレとか本来入りそうなやつが入ってないのはそういうわけか、と)
    まぁ久しぶりにスイス時計とか再読でしたので新鮮でした。(一応、国名シリーズは全作読んでますので、収録作は全て既読。30周年記念ということで買いました。編者解説もいいけど、せっかくなので作者からもエッセイみたいなの入れて欲しかったなぁ……)

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    2017年08月17日
  • ミステリ国の人々

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    有栖川有栖が日経新聞に連載していたミステリーのコラム。古今東西のミステリーのに登場する主役たちと、そのミステリーについて語る。
    私自身は、日本のミステリー、特に時代物の謎解きは読まないが、書名や登場人物くらいは知っているものばかり。翻訳物は、高校から大学にかけて読み漁っていた頃の作品が多数取り上げられていて、楽しかった。

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    2017年08月07日
  • 絶叫城殺人事件

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    ネタバレ

    何となく物足りない感じ。面白かったし、決して中途半端な感じはしないんだけど、「面白くなってきたぞー」と感じ始めたところで結末が降ってきて、スパンっと打ち切られちゃう感じがして乗り切れなかったのが残念でした。
    「月宮殿殺人事件」が好みだったかな。
    浜さんの高さんへの思いや、サボテンを命の次に大切だと思うような高さんの亡くなった奥様への純粋な愛情とか、そーいうベタなものに感動してしまいました。
    そして、やっぱり「絶叫城殺人事件」...ドラマの時も思ったけど、やっぱり、この結末はやりきれないなー。

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    2017年06月25日
  • ミステリ国の人々

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    ミステリ作品とキャラクタの紹介エッセイ。怪盗ニックシリーズが読んでみたくなった。自分も小学生の時にホームズ・ルパン・乱歩を読んでいた。好きだったのはルパンかなぁ。ホームズはアレンジされたテレビドラマが多いのにルパンは三世くらい?怪盗は胡散臭くなってしまうからかしら。大路浩実さんの各回のイラストが深くて素敵。

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    2017年06月22日
  • 幻想運河

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    幻想的な雰囲気はしっかり伝わってくるけど、やっぱり本格を期待しちゃう。事件の真相はまだしも、バラバラの理由までもがボヤけてしまうと厳しいものがある。

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    2017年06月11日
  • 虹果て村の秘密

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    実にきれいな推理小説。
    「え、これで終わり?」
    と、そのあまりの教科書通りの展開・終わり方にびっくりするくらい。

    で、あとがきを読むと、これは中学生くらいの子に向けた本だったのね。それで納得。
    あとがきも素敵な文章だったなあ。「名文」と言っていいくらい。

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    2017年05月31日
  • 幻想運河

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    ネタバレ

    ハッキリとしない結末だけど、ドラッグが登場する作品でもあり、意図的にぼんやりとさせた作品かもしれない。

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    2017年05月14日
  • 新装版 マジックミラー

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    ネタバレ

    時刻表トリックは散々読んできたが、今回のトリックはなかなか面白かった。実現性は疑問だが、私はそもそも本格ミステリーに現実性など求めない読者なので、別に気にならない。
    そして第二の事件もなかなか面白い。いずれも犯人がわざとらしいので直ぐに分かる。
    しかし探偵はやり過ぎかな。ちょっと興醒め。ここで『盲点』を使ってくれたら良かったのに。
    アリバイトリックの分類はなかなか興味深く読んだ。鮎川さんは好きなので、鮎川作品がいくつも出てくるのは嬉しい。
    そして何故表紙が二枚?何かの仕掛けか?と思ったら、新装版だった。

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    2017年05月11日
  • 幻坂

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    雨の坂道で出会い、恋におちるも、自意識のために、愛する女を死に追いやってしまった作家の苦悩が哀切な「愛染坂」。坂に棲みついている猫たちの写真を撮るために訪れた女子高生が、その夜から金縛りと奇妙な悪夢に悩まされる「口縄坂」。大坂で頓死した松尾芭蕉の最期を怪談に昇華した「枯野」など9篇を収録。大阪の町にある「天王寺七坂」を舞台に、その地の歴史とさまざまな人間模様を艶のある筆致で描く。

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    2017年04月22日
  • 幻想運河

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    大阪とアムステルダムで起こったバラバラ事件。登場人物たちの動機。

    作中に飛び出す薔薇薔薇とバラバラ。不吉な言葉として最後まで頭の中に残ってしまう。言葉以上に薔薇の赤と人の血を連想してしまう。

    誰が異常で誰が正常なのか、異常なのはドラッグの影響なのか。救われない部分も多いけど、めでたしで終わらない小説もたまには良いかな。

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    2017年04月09日
  • 幽霊刑事

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    イベント用のストーリーが手直しされたもの、ということもあるのか、登場人物がさほど多くなく、状況もハッキリしているので、読みやすかった。
    でも、設定的に、やっぱちょっと荒唐無稽過ぎるかなー…
    子供向けのミステリとかならアリかなという気がする。

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    2017年03月19日
  • 火村英生に捧げる犯罪

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    短篇あり、中篇ありの変化を楽しめる短編集だった。
    インパクトがある表題作「火村英生に捧げる犯罪」は、もっとVS火村になっているのかと思ったけれど、有栖川さんらしい展開で面白かった。
    いつも思うのだけれど、有栖川さんの物語は本当に読みやすい。
    すっかりお馴染みになった火村・有栖川のコンビが、今回は少しだけ有栖川の活躍場面が多い??ような気がした。
    けっして仰々しいトリックを振りかざしているわけではないけれど、癖のあるキャラクターと味のある展開がいい。
    二人の間にあからさまな友情的やりとりはない。
    コンビとして絶妙な距離感と信頼関係で結ばれていると感じるからこその名コンビだ。
    うなるような物語はな

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    2017年03月02日