有栖川有栖のレビュー一覧

  • モロッコ水晶の謎

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    表題作がとても面白かった。
    あの親にしてこの犯人、なのかなぁとも思うし、占いを信じない火村先生だから解決出来た事件だとも思う。

    期待して読んだABCキラーがそこまで刺さらなかったのだけど何故だろう…?
    交換殺人なのかなとわくわくして読み進めていたのに、結局ABは偶然だと?わくわくを返して欲しい笑
    第三の犯人も名言がされていないのも、この作品で効果的な書かれ方と思えなかったので少しばかりびっくりしました。
    有栖川先生のファンの方はどう読まれたのか気になりますね。

    0
    2019年09月05日
  • 江神二郎の洞察

    Posted by ブクログ

    英都大学推理小説研究会・EMC、いわゆる学生アリスシリーズの短篇集。
    春から春へと収録作品も時系列に進んでいる。途中で月光ゲームに遭遇し、アリスも落ち込んだり江神さんの探偵としての姿に救われたりと波乱にして有意義な大学生活を送っている。

    事件もロジカルなものばかりで江神さんの着眼点と閃きに恐れ入る。何回か読み直さないと分からない部分もあった。

    巻末の寄稿が皆川博子先生なのも嬉しい贅沢。

    0
    2019年09月01日
  • 猫が見ていた

    Posted by ブクログ

    猫好きにはたまらない、猫ばかりが出てくる話。
    猫にほだされた家主、お馴染みの准教授
    母親になれない母親を持った子供
    100万回~の絵本について
    飼ってはいけないマンションで猫を飼う女を見た女
    猫に刺青を彫る男の女、アプリにはまっている男。

    なかなか色々だな、と思いましたけど
    会社の人の台詞に共感するのは最後の話。
    消えてなくなるし、そこに金をつぎ込んで満足するのは
    確かに分かるのですが…触れないものですし。
    でも、主人公の気持ちは分かります。

    0
    2019年08月31日
  • 猫が見ていた

    Posted by ブクログ

    いろんな猫の話があって面白かった。
    1番心に残ってるのは、「100万回生きた猫は絶望の書か」という話だ。物語の読み取り方は人それぞれだなと改めて感じた。
    短編集で読みやすかった。

    0
    2019年08月22日
  • 女王国の城 下

    Posted by ブクログ

    ロマンチックな大ネタ、大長編らしいアクションシーン、ロジックが良い。ただ他のところであまりハマらなかったところも。

    0
    2019年07月11日
  • 暗い宿

    Posted by ブクログ

    どの作品も最後は火村先生の辛口で終わる・・・みたいな感じでしたね。途中まではふむふむと読み進むのだけど、最後にむかって尻すぼみになっていく感が。このコンビは好きなんだけど。

    0
    2019年07月07日
  • 壁抜け男の謎

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     数年にわたって発表された短編を集めたもの。それぞれの話に関連性はない。
     「ガラスの檻の殺人」と「壁抜け男の謎」が楽しかった。もちろんトリックも犯人も全く予想できなかったが。
     しかしわたしにはこの作者の作品があまり肌に合わないみたい。

    0
    2019年05月20日
  • 虹果て村の秘密

    Posted by ブクログ

    「かつて子どもだったあなたと少年少女のための」というコンセプトを持った、講談社ミステリーランドの一冊です。

    有栖川さんにとって初めてのジュブナイル・ミステリ。

    大人の読者の方々には、少々物足りない内容なのかもしれません。
    ですが、子供たちに本格ミステリの面白さを伝えたい、という真摯な思いに溢れていて好感が持てました。

    主人公達が中学生や高校生になったお話も、いつか発表していただきたいですね。

    0
    2019年05月01日
  • 幻坂

    Posted by ブクログ

    上町台地にある大阪七坂を舞台に、さまざまな人の人生を切り取った短編集。心霊的要素が織り込まれているのに全く怖い感じがしないのは、落ち着いた文章と舞台の組み合わせの効果でしょうか。
    現代の大阪にこんな風情のある場所が残っていたなんて、足かけ40年以上暮らしたはずなのに知りませんでした。今度時間を見つけて行ってみよう。

    0
    2019年04月28日
  • 有栖川有栖の密室大図鑑

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    単行本が出たときに買ったのに、いつの間にかなくしていたこの本、新装版がでたようなので再読。
    ミステリ好き、なかでも密室好きには堪らない、古今東西の密室ものの秀作をピックアップし、図解したこの図鑑の魅力は、読んだことのない魅力ある作品に出会えること、図解を見ながら密室トリックへの妄想を膨らませられること。
    そして、付箋をいっぱい貼って、読みたい作品が増えていく悦び。あ~人生の残り時間が足りない。

    0
    2019年04月25日
  • 自薦 THE どんでん返し

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    作者自身が選ぶどんでん返しをテーマとする6篇の自作品。
    【綾辻行人「再生」】
    既読の作品だったが、言われてみれば確かにこれはどんでん返し(笑)
    【有栖川有栖「書く機械(ライティング・マシン)」】
    これは究極の缶詰め状態。作家としては自虐的ネタだろうか。
    【西澤保彦「アリバイ・ジ・アンビバレンス」】
    アリバイ崩しの作品だが、犯人の行動は今一つ腑に落ちない。
    【貫井徳郎「蝶番の問題」】
    探偵役による手記の解読は鮮やかだったが、どんでん返しとなる結末はどうも・・・。
    【法月綸太郎「カリバリズム小論」】
    『法月綸太郎の冒険』収録作とのことなので、既読のはずだが、ストーリーをまったく覚えていなかった。「

    0
    2019年04月14日
  • 乱鴉の島(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    テレビドラマにもなった人気シリーズの内の1本。コメディータッチな導入から一気にひきこまれた。謎解き自体はそんなに驚くようなものでもないが、全体的に叙情的な雰囲気の漂う話になっている。作中でエドガー・アラン・ポーの詩「大鴉」や「アナベル・リー」が印象的に使われていて、生や死について色々と考えさせられる部分もあり、中々読み応えのある長編だったと思う。

    0
    2019年04月11日
  • 虹果て村の秘密

    Posted by ブクログ

    かつて子どもだったあなたと少年少女のためのミステリーランドに寄せた著者初のジュブナイル

    ジュブナイルなだけあり、とても平易な文章で、トリックもトリッキー(?)ではなく、ものすごく古典的なものが出てきたりして微笑ましい

    0
    2019年04月06日
  • 火村英生に捧げる犯罪

    Posted by ブクログ

    大阪府警の面々がアリスをどう思ってるのかよくわかりました(笑)
    でも間違った日本語の使い方から新しい可能性に気がつくんだから、アリスだって凄いと思う!!

    0
    2019年04月03日
  • 赤い月、廃駅の上に

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    鉄道をモチーフに綴られた怪談集。
    王道の幽霊ものからホラー要素の強いもの、ファンタジックなものなどバリエーションに富んでいる。
    それらに「鉄道」という共通項があるからか、不思議とまとまった印象の残る一冊だ。

    中には大海原、船上が舞台に船の怪談話が語られる話もある。どこで鉄道とつながるのかと思ったら、ラストに登場したファンタジックでSFっぽくもあった。
    思えば、幽霊という過去にとらわれたままの存在に時を超えて遭遇するのだから、怪奇現象も幽霊もSFの要素があるのかもしれない。
    個人的に「最果ての鉄橋」の三途の川を渡るのに舟からフェリーになり、輸送力をあげるために鉄道になったという設定が好き。鉄道

    0
    2019年03月30日
  • 高原のフーダニット

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「先生の声が聞きたくて」気だるい日曜日、さしたる知り合いでもない男の電話。それが臨床犯罪学者・火村英生を血塗られた殺人現場へいざなう一報だった。双子の弟を殺めました、男は呻くように言った。明日自首します、とも。翌日、風薫る兵庫の高原で死体が発見された。弟と、そして当の兄の撲殺体までも…。華麗な推理で犯人に迫る二篇に加え、話題の異色作「ミステリ夢十夜」を収録!

    謎としてはうーん、てかんじ

    夢十夜
    最初に読んだときはミヒャエル・エンデぽいと思った。
    中の人バイトが切ない…
    アリスはあまり夢を見ないって他のはなしで言ってたと思うけど、第二夜とかも普通に悪夢では

    オノコロ島
    仕事したくない病のア

    0
    2019年04月12日
  • 女王国の城 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    信仰団体「人類協会」の敷地内で起きた3つの連続殺人事件。その11年前に同じ村で起きた密室殺人事件、容疑者失踪事件との関連性。協会が警察の介入を拒む理由、江神が協会を訪れた理由などの謎もあり、拘束された推理小説研究会メンバーの脱走劇もあって、なかなかの力作である。しかし、ミステリーの内容の割には、長すぎるというのが正直な感想。
    ロジックを売り物にしている作者だが、本作品での江神の真相説明は仮説にすぎず、必然性がなくて説得力に乏しい。特に11年前の密室の真相は拍子抜けもいいところ。記述内容だけでは、真相通りにできたのかどうか、読者には判断できず、推理できない。
    拳銃を協会敷地内に持ち込んだ方法も、

    0
    2019年03月16日
  • 怪獣文藝の逆襲

    Posted by ブクログ

    東雅夫さん編集ということで手に取ってみたら、有栖川有栖さんや山本弘さんといったミステリ畑やSF畑の方も書いていて驚いた。
    んだけど、アンソロジーの傾向として、「怪獣はあるもの/対峙するもの」として描かれていて、絶対的に抗えない存在という畏怖感には欠けていて残念だった。前作がそういったものらしいので、気にしておこうと思う。

    0
    2019年03月04日
  • 自薦 THE どんでん返し

    Posted by ブクログ

    綾辻行人を目的に手に取ったが、名前は聞くけど、読んだことのない作家が読めて良かった。

    特に貫井徳郎、法月綸太郎、東川徳哉、、他の作品も読んでみたいです。それにしても探偵役のキャラはバリエーション豊か。高慢チキ系、切な系に、おどけ過ぎ系、どれも好物です。

    ミステリ=探偵物ではないと思う。怪奇やブラックユーモアもけっこう好き。バリエーション豊かで良いオムニバスでした。

    0
    2019年02月03日
  • 猫が見ていた

    Posted by ブクログ

    猫にまつわるアンソロジー。猫がテーマだと、ちょっと暗めな感じになるのかな。
    個人的には「泣く猫」柚月裕子と「凶暴な気分」井上荒野が好き。

    0
    2019年01月23日