有栖川有栖のレビュー一覧

  • インド倶楽部の謎

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    インド好きのメンバーが前世を聞いたあと、連続殺人事件が発生。
    その原因となったのは、何なのか?

    犯罪をフィールドワークする准教授の火村と作家のアリス。いつものコンビが事件に挑む。

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    2020年10月13日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    作者自身が推薦した、どんでん返しの短編達。

    6人の作者の、どんでん返しばかりの話でしたが
    読んだ事があるものもあり、ないものもあり。
    どちらにせよ、確かにどんでん返しばかり、でした。
    一番最初の話だけは、想像すると怖いものがありますが。

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    2020年10月05日
  • 暗い宿

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    宿やホテルで起こる事件の短編。

    ホテル・ラフレシアは最後ゾッとしたのと
    後味がよろしくなかった…

    最近旅行とかしてないから
    温泉浸かって泊まりたくなるw

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    2020年09月27日
  • インド倶楽部の謎

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    ネタバレ

    その人でしかありえない犯人が、意表を突く動機ごと、論理的に提示される、生真面目なフーダニット。その論理は美しいし、ケレンを求めるのは筋違いだとわかっちゃいるが、それでもひたすら続く、地味な捜査の描写は、流石に少しシェイプしたい。

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    2020年09月23日
  • インド倶楽部の謎

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    『謎を解くのは先生で、あんたが物語を完成させるんかな。それがコンビを組んでる理由や』
    作中の容疑者が、火村・アリスコンビを評した言葉ですが、なるほどなあ、と思いました。何とも奇っ怪な事件に対し、今回も火村とアリスコンビはそれぞれの視点から、事件と物語にケリをつけます。

    前世の記憶を共有するという人たちが集まり、開かれた占いの集い。その集いに参加していた二人が殺害され、さらに被害者の一人が予言された死の日付と、死亡推定時刻も近いことが分かる。事件の管轄である兵庫県警は、火村とアリスのコンビにも協力を要請する。

    話の構成はやっぱり巧い。占いに隠された思惑と、被害者の生前の不審な動き。そこから過

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    2020年09月22日
  • ペルシャ猫の謎

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    国旗シリーズなんだんめなのだろう?
    とりあえず家にあったので。

    なかなかに読みやすく面白いです。
    猫が好きなので最後の方の話好きでした。
    男の子のやつなんかはかわいいですなぁ。
    ペルシャ猫。

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    2020年09月17日
  • 7人の名探偵

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    ネタバレ

    我孫子さんと綾辻さんのが好き。
    本格ミステリかと言われると違うかもしれないが
    グイグイ読めた。

    麻耶さん、気になっていたので
    どんな作風か知れて良かった。

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    2020年09月12日
  • モロッコ水晶の謎

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    標題の事件はなかなか大胆なトリックだったかぁ。
    トリックとはもはや言えないかも。

    最初の身代金のやつもABCもなかなか印象的だった

    2020.9.6
    87

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    2020年09月06日
  • 壁抜け男の謎

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    多彩なジャンル16篇からなる短編小説集。どれも物語自体読みやすく面白いが、短編のためすぐ話が終わってしまうのがなんだかもどかしい。長編で読みたくなってしまう。中でも「ジージーとの日々」「ミタテサツジン」「キンダイチ先生の推理」が面白かった。

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    2020年08月25日
  • スイス時計の謎

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    順番に借りたのにマレー鉄道より先に読んでしまった。

    中編ということで少し長めの4篇。
    表題作が一番長いが一番印象的なのは一番最初のyかなぁ。スイス時計は謎解きで少し???ってなってつまづいた

    2020.8.15
    75

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    2020年08月16日
  • 暗い宿

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    2作目のホテルラフレシアは結末が衝撃的。

    4作目の201号室〜は珍しく火村先生ピンのお話ということでレアでした

    2020.8.10
    72

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    2020年08月11日
  • 火村英生に捧げる犯罪

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    長い影
    鸚鵡返し
    あるいは四風荘殺人事件
    殺意と善意の顚末
    偽りのペア
    火村英生に捧げる犯罪
    殺風景な部屋
    雷雨の庭で

    火村英生を狙ったのではなくホントの狙いは有栖。いつも見事に推理を外す有栖が今回は活躍!?

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    2020年07月24日
  • 高原のフーダニット

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    3.0
    初めて有栖川有栖作品を読んだ。読んでいる途中でもしやと思っていたが、初めて読むものではなかった。これまでのレギュラーキャラクターが総動員していたから。
    そのため評価もできない。

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    2020年07月23日
  • 狩人の悪夢

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    このミス2018年版6位。フーダニットの本格ミステリー。犯罪学者・火村英生がフィールド・ワークと称して殺人現場に赴いて探偵するやつ。25年間続いている人気シリーズらしい。過去にこのシリーズ読んだような気もするけどあんま印象ないです。最近なんだか本格ものが楽しめないのですよね。もともとこの人の本は好みじゃないのか評価点が低く内容も全然覚えてないんだけど、映像媒体やコミックが主流の中でわざわざ苦労して小説読んでも殺人の仕掛けとかが映像に比べて分かりにくくて小説のメリットが感じられないのですよね。やっぱ小説の存在意義は美しい文章表現と物語を兼ね備えた文学にあるのではなんて思ったりした。叙述系ミステリ

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    2020年07月14日
  • 絶叫城殺人事件

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    表題作と一番最初の話が面白かった。

    表題作は、夜中に読んでたらちょっと怖くなって、続きは昼間に読みました

    2020.7.13
    64

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    2020年07月13日
  • インド倶楽部の謎<事件の幕開け/豪華試し読み50ページ>

    購入済み

    流石

    たったの50ページだけで、こんなにも人を惹きつけられるものなんですね。好きな作家さんですが、もっと好きになってしまいました。

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    2020年07月10日
  • 濱地健三郎の霊なる事件簿

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    心霊とミステリーが融合した短編集。
    個人的には、第2作目を読んでから、この作品を読破。

    心霊現象というと、普通は「これは〇〇で起こせる」や「〇〇を使えば再現できる」など否定する作品が多いですが、この作品は、心霊を肯定し、それをうまく使ってミステリーと相まっているので、新しい切り口で攻めてきている印象で、斬新でした。全7作から構成されていて、それぞれ程よい量なので、気軽に読めるかと思います。
    あらゆる心霊現象から解決するまでのロジックがしっかりとしているので、なるほどと思うことが多くありました。ただ、衝撃的や驚きの展開というわけではありませんが、スーッと納得したという感覚がありました。
    色々事

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    2020年06月30日
  • 闇の喇叭

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    ソラシリーズ第一弾
    『名探偵×SFパラレルワールド×ほろ苦青春ストーリー』
    大東亜戦争により日本は分裂、国際情勢が緊迫しているなか日本政府は外国語や方言を禁止、私的探偵行為を禁止するなど独裁的な監視社会に傾きつつあった。
    元名探偵の両親をもつ女子高生のソラは町で起こった連続殺人事件に足を踏み入れることになる…

    青春物が苦手な自分もこのディストピア感ある背景設定と古典的な謎解きタイムがなかなか面白かったです。

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    2020年05月10日
  • 菩提樹荘の殺人

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    若さをテーマにした短編集。
    久々に火村シリーズ読んだけど、安定しておもしろかった。
    探偵、青の時代が特に好きだった。大学生の頃の火村さんの話ももっと読みたい!

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    2020年05月07日
  • 海のある奈良に死す

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    有栖川さんのミステリの魅力は、アリス・火村コンビの掛け合いやロジックはもとより、時折不意に顔を見せる、有栖川さんの知的な面であったり、文学的な雰囲気もあるような気がします。この『海のある奈良に死す』は、そんな有栖川さんの側面が発揮された作品のようにも思います。

    「行ってくる。海のある奈良へ」そう言い残し取材旅行に出かけた、アリスと同業の作家、赤星。彼が死体で見つかったのは、福井県の小浜。アリスは火村と共に調査を開始するも……

    今回は旅情ミステリの側面も強かったかなあ。赤星が次作に取りかかる予定だった『人魚の牙』と「海のある奈良」という言葉の謎を追って、アリスたちは小浜に行くのですが、この辺

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    2020年05月04日