【感想・ネタバレ】幻想運河のレビュー

あらすじ

バラバラの死体、陶酔のトリック、極上の謎。遠き運河の彼方から静かな謎が流れ来る。アムステルダムに滞在するシナリオライター志望の恭司は、芸術家の正木兄妹、音楽家の水島らと共にソフトドラッグを愛好する会を持っていた。しかし、その甘美な日々は運河から発見された水島の切断死体によって崩壊する。事件時に仲間とトリップしていた恭司にはアリバイがあるが、謎を追う程真実は遠ざかり…幻と現実が交錯する傑作ミステリ!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

いつもの有栖川作品とは趣の異なる作品でした。でも、いつもどこかふわふわしているような作風が不思議な感じ。

0
2017年08月22日

Posted by ブクログ

幻想的な雰囲気はしっかり伝わってくるけど、やっぱり本格を期待しちゃう。事件の真相はまだしも、バラバラの理由までもがボヤけてしまうと厳しいものがある。

0
2017年06月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ハッキリとしない結末だけど、ドラッグが登場する作品でもあり、意図的にぼんやりとさせた作品かもしれない。

0
2017年05月14日

Posted by ブクログ

大阪とアムステルダムで起こったバラバラ事件。登場人物たちの動機。

作中に飛び出す薔薇薔薇とバラバラ。不吉な言葉として最後まで頭の中に残ってしまう。言葉以上に薔薇の赤と人の血を連想してしまう。

誰が異常で誰が正常なのか、異常なのはドラッグの影響なのか。救われない部分も多いけど、めでたしで終わらない小説もたまには良いかな。

0
2017年04月09日

「小説」ランキング