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Posted by ブクログ 2012年08月16日
12篇の短編集、うち4篇は「Intermission」というくらい短い。著者の作品はシリーズものを中心に読んでいるので、シリーズ・キャラクターが絡むと書けないものを書いたという本書はなんだか違う人の作品を読むようで不思議な感じ。表題作狙いで書いたという「ジュリエットの悲鳴」は、「書名としてカッコイイ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月05日
お恥ずかしながらこの人の作品はシリーズ物ばかり読んでいて、この作品を読んだ切っ掛けが「幻坂」や「赤い月、廃駅の上に」などのシリーズ物以外を読んで「こういう小説も面白い!」と思ったからだったり。 個人的には「夜汽車は走る」と「ジュリエットの悲鳴」が好み。両作品とも登場人物の悲哀や感情の起伏が上手い具合...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月02日
ノンシリーズの短編集。
有栖川さんの本は短編も十分楽しめるので、個人的にとても相性がいいのだろう。
この本はバラエティー豊かで、どれも面白い。
登竜門が多すぎるが、個人的ベスト。
ソフトのところで思わず声を出して笑ってしまった。久しぶりの経験だった。
あとは短編にも読者への挑戦状が入っていて不意打ち...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
スタンダードなアリバイ・トリックから
ギャグ・ミステリまで、バラエティに富んだ短編と
ショートショート十二作品を収録。
これはミステリ入門編らしい。
初心者mokkoにはちょうどいい。
ミステリとは何ぞや?なんて難しい事考えずに
サクっと入って、大いに楽しめる作品集。
有栖川作品の9年分の作品の中...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
ノンシリーズの短編集。ぺたぺたなミステリじゃない、主人公一人称の抒情的なのが多め。個人的には、この作家さんは断然こっちの方が上手いと思う。つまり、落とし所をロジックそのものでなくて人情の機微みたいなところにもっていくやり方。今回はそれを前面に出していたのでよさがすごく出ていた。登竜門の話はユーモアの...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年05月24日
スタンダードなアリバイ・トリックからギャグ・ミステリまで、バラエティに富んだ短編とショートショート十二作品を収録し、有栖川有栖の魅力の全貌を伝える傑作ミステリ集。
人気絶頂のロックシンガーの一曲に、女性の悲鳴が混じっているという不気味な噂が…・。その悲鳴には切ない恋の物語が隠されていた。表題作の他...続きを読む
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