有栖川有栖のレビュー一覧

  • 暗い宿

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    ネタバレ

    どこかに泊まりたくなった
    けど、全部が不気味で悲しかった、、
    異形の客は、ドラマ化した話だったから、すんなりと読めて、面白かった
    ドラマ、もう一回見たいなぁ
    201号室の災厄は、火村先生の頭の良さが!頭の良い人がやるやつ〜!ってなって感動した!

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    2024年05月22日
  • 神様の罠

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    6人の作家さんたちのアンソロジー。

    期待値が高かったからか、あまり好みではなかったですが、色々な作家さんの作品に出会えたのは良かったです。

    個人的には「崖の下」が1番かな。

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    2024年05月20日
  • 双頭の悪魔

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    ネタバレ

    犯人1人は予想できたが最後の謎解きは全くわからず。最終章は、もし「声」が聞こえれば犯人Xの正体がすぐわかる構成。ジリジリ引き伸ばされる分、文字を追いかける楽しさを味わえた作品だった。ただフーダニットの仕掛けの反面、動機はちょっと弱いかな。

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    2024年05月19日
  • 狩人の悪夢

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    有名ホラー小説家に誘われ「必ず悪夢を見る部屋」を訪れるアリス。
    翌日、かつてアシスタントが亡くなった「獏ハウス」で手首のない女性の遺体が発見される。
    幻想小説寄りかと思いきや、しっかり本格ミステリー。不可解な犯人の行動理由が解けていくのが爽快です。

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    2024年05月19日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    騙されたー!となるような「どんでん返し」は1つもなかった。タイトルでかなりハードル上げちゃってるので難しいとは思う。
    6人の豪華なミステリー作家さんの作品をサクッと読めたのは良かった。

    綾辻行人『再生』
    ★★☆☆☆
    ストーリーには1番のめり込んだけど、ホラーが強くて好みではなかった。

    有栖川有栖『書く機械』
    ★★☆☆☆
    ここまではいかなくても、作家さんは命を削る想いで執筆されているんだろう。

    西澤保彦『アリバイ・ジ・アンビバレンス』
    ★☆☆☆☆
    何か読みにくいなと感じた。以前読んだ『七回死んだ男』でも同じ感想だった。自分には合わないみたい。

    貫井徳郎『蝶番の問題』
    ★★★★☆
    クローズ

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    2024年05月14日
  • 真夜中の探偵

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    ソラシリーズの2作目です。
    探偵行為が禁止された社会で、探偵を目指す少女の話。
    主人公の成長や心の移ろいが感じられて、面白く読めました。

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    2024年05月14日
  • 白い兎が逃げる 新装版

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    新装版の表紙に惹かれ手にした、はじめましての有栖川有栖作品。
    実は途中なかなか読み進められずしばらく寝かしてしまった時期があったのだけど…結果面白かった。表題作は後半一気読み。
    同時期に新装版になった、火村英生シリーズ2冊も気になってるけれど…本屋さんでまずはチラ見してみようと思う。

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    2024年05月03日
  • 猫が見ていた

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    タイトルに「猫」が付いてると やっぱり手に取ってしまいます。
    しかも 錚々たるメンバーのアンソロジー…の割にパッとしない感じがしました。
    加納朋子さんが良かったかな

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    2024年05月01日
  • 幻坂

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    大阪の七坂を舞台にしたお話。怪談と呼ぶには切ない感じがしました。身近な場所が出てくるので、頭の中で映像がすぐに出てきて身近に感じられました。
    猫の話が好みです。

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    2024年05月01日
  • ロシア紅茶の謎

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    6編の短編集。1997年出版なので、27年前の作品です。少し古めの良き時代だなぁ、と嬉しくなりました。
    表題作の『ロシア紅茶の謎』では火村に連絡をつけたい警察がアリスの自宅に電話を掛けてくるという状況にほっこりします。新進作詞家が紅茶に入れられた青酸カリで毒殺されるミステリで、犯人の大胆さにカッコよさと根性を感じました。

    6編目では、『八角館の殺人』というタイトルの推理劇をアリスが書いたことになっていて、ニヤッとしてしまいます。(綾辻行人さんと仲良しなんですね)
    火村とアリスの程よい軽さがリズムよくて、さらっとした読み心地だけれども、密室殺人や毒殺、暗号など、内容は本格的ミステリ。やっぱり趣

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    2024年05月01日
  • ダリの繭

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    ネタバレ

    「自分にとっての繭はなんだろう?」と読んだ。
    作家アリスシリーズは面白い!
    やっぱり本格ミステリはいいな〜

    正当防衛とは思わなかった!
    トリックも良かったです!

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    2024年04月21日
  • 禁断の罠

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    ネタバレ

    【収録作品】「ヤツデの一家」 新川帆立/「大代行時代」 結城真一郎/「妻貝朋希を誰も知らない」 斜線堂有紀/「供米」 米澤穂信/「ハングマン -雛鵜-」 中山七里/「ミステリ作家とその弟子」 有栖川有栖

    いずれも2022年~2023年に雑誌に掲載されたもの。世相を反映しているものが多い。

    「ヤツデの一家」 父親の後継者として政治家になった娘の、後妻の連れ子である兄と実妹への執着を描く。
    「大代行時代」 代行業者の話。新入社員の一人は退職代行を依頼。もう一人が依頼したことは。
    「妻貝朋希を……」 迷惑動画で炎上した男について、記者の取材に周囲の人間が答える形で事情が説明される。ファンタジー要

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    2024年04月19日
  • カナダ金貨の謎

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    国名シリーズ十作目
    全五編からなる短編集

    各事件の間に挟まる短編が面白く特に自分はトリックの蹉跌がお気に入り

    作品全体を通して無難に纏めてられており楽しめた作品

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    2024年04月18日
  • 禁断の罠

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    「ヤツデの一家/新川帆立」
    「大代行時代/結城真一郎」
    「妻貝朋希を誰も知らない/斜線堂有紀」
    「供米/米澤穂信」
    「ハングマン/中山七里」
    「ミステリ作家とその弟子/有栖川有栖」
    6話収録の短編集。

    一番インパクトがあったのは新川作品。
    不器量な長女と美男美女の兄妹が織り成す歪な三角関係が描かれる。
    長女の視点で進行しイヤミス感満載。
    完璧だと思っていた計画は崩れ落ち、悲哀を感じるラスト。

    結城作品も良かった。
    伏線に全く気付かずしてやられた。

    斜線堂作品は実際に起きた炎上を下敷きに描いたドラマ。
    タイトルが絶妙にマッチしていた。

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    2024年04月18日
  • ブラジル蝶の謎

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    初っ端の表題作が読んでてすこぶるビミョーだったんで、不安だったんですが、後の話は普通に面白かった。
    特にラスト一行が印象的な「妄想日記」。
    よく考えたら当たり前なんだけど、意外と盲点な所が証拠になる「彼女か彼か」が特に良かった。

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    2024年04月15日
  • インド倶楽部の謎

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    国名シリーズ九作目

    国名シリーズはそこまで多くは読んでないが他作品と比べて筆が変わったのかなという印象

    なんとなくロジックが弱いというかフワフワしているというか...
    内容が神秘的というかそういう内容だから尚更そう思うのかもしれない

    ただ格子はしっかりしていて内容もわかりやすい等、読みやすい作品

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    2024年04月12日
  • ダリの繭

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    作家アリスシリーズの二作目でした。
    火村さんはカッコ良いですねぇ。惚れ惚れします。ストーリーは読み易く、トリックも中々のものでした。続きが楽しみです。

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    2024年04月12日
  • 禁断の罠

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    ー禁断の罠ー
    ヤツデの一家  新川帆立
    大代行時代   結城真一郎
    妻貝朋望を誰も知らない 斜線堂有紀
    供米  米澤穂信
    ハングマンー雛鵜ー  中山七里
    ミステリ作家とその弟子  有栖川有栖


    ボリューム不要、濃度に魅せられる
    読み応え十分の短編集。

    個人的に
    後味の良さなら、『大代行時代』『ハングマン』
    ひねりを求めるなら、『ミステリ作家とその弟子』
    物悲しさと悲哀なら、『ヤツデの一家』『供米』
    やるせなさと憐憫なら『妻貝朋希を誰も知らない』

     

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    2024年04月09日
  • 女王国の城 上

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    シリーズの中で作品ごとにアリスとマリアのバランスが上手く使い分けられてて面白い。そして続きの下巻が気になる幕引き。

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    2024年04月06日
  • こうして誰もいなくなった

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    宇宙のオモチャ箱みたいな、不思議とファンタジーとミステリーが詰まった奇妙な短編集。
    有栖川有栖さんの頭の中を覗き見しているようで、面白かった。
    私は線路の国のアリスが好きだったかな。あべこべで当たり前なんてなくて、だけどアリスは自分の感覚でずんずん進んでいく。そうそう、この感じ、ふしぎの国のアリスに会いたくなった。

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    2024年03月29日