有栖川有栖のレビュー一覧

  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    ショートショートの形式お風呂が湧くまでの時間にサクッと読める長さ。色々な視点からお風呂エピソードが書かれていて楽しめた。はやみね先生、有栖川先生のお話が好き

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    2026年07月26日
  • 月光ゲーム

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    登場人物が多すぎて、もはや誰が誰だか、、、仲間が殺され、身内に犯人がいるかも知れず、噴火が起こり、助けは来ず、でも大学生たちは落ち着いていることにめちゃくちゃ違和感。
    もっと疑心暗鬼に、もっとパニックになるでしょうに、と思いながら読んでました。
    犯人探しなんてやっている場合ではない。
    小説だから成り立っているような気もした。
    江神さん、漫画でも映像でもいいから、ちょっと見てみたい。

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    2026年07月25日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    ネタバレ

    好きな作家さんが含まれていたので。

    どういうオーダーで5,6頁の風呂関係の作品を
    22人もの作家に依頼したのだろうか。

    最初のはやみねかおるのSFちっくな風呂を焚く話が、
    結構インパクトが強くて、
    他のお話が平凡に思えてしまうのは良いのか悪いのか。

    現実かどうかわかないがエッセイっぽい作品や、
    浦島家が銭湯を経営しているおとぎ話的な作品、
    一応殺人までいろいろな作風、題材のお風呂があって面白かった。

    ただ、かなりの短さのせいか、
    甲乙つけがたいというよりかは
    虻蜂取らずという言葉が浮かんできてしまったのは、解せぬ。

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    2026年07月24日
  • 菩提樹荘の殺人

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    火村シリーズの短編集。
    テンポ感が良く、火村と有栖川の掛け合いも小気味良い。読みやすいし、ライトな読者にもおすすめ。

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    2026年07月19日
  • 朱色の研究

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    初めて読む有栖川有栖先生の作品
    思ったより読みやすい文体
    着々と証拠を積み上げていく印象
    最後それで吐いてしまうのと思ったけど
    読むに当たって物的証拠ばかり重視してしまったんだなと思ってしまった

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    2026年07月18日
  • 濱地健三郎の霊なる事件簿

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    もっと怪談かと思ってたらミステリの方が大きくて夜に読んでも大丈夫だし、そして短編集なこともありめちゃくちゃ読みやすかった!!

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    2026年07月16日
  • 鍵の掛かった男

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    今回はある理由で火村先生が忙しく、アリスが一人で地道な聞き込みや調査を行うという珍しい展開。
    そのため物語の進み方はのんびり。

    アリスは相手に寄り添い、丁寧に話を聞く。
    人柄の温かさがそのまま作品の空気になっているように感じた。
    物語が長いので、他の本で疲れたらこの本に戻ってきて、2ヶ月間くらいかけてのんびりと楽しんだ。
    個人的に疲れた時でも有栖川作品を開くとホッとする。

    火村が戻ってきてからは一気に物語が動き出す。でも今回は何よりアリスがよく頑張った。

    読んでも読んでもなぜか終わらないと思ったら、まさかの火村シリーズ最長の736ページだった。
    電子書籍で読んでいたので、こんなに大作だとは途中まで全然気付かなかった。 紙の本なら厚さに身構えていたかもしれない。
    軽くて読みやすい電子書籍の便利さに最近すっかりはまってしまった。

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    2026年07月09日
  • 乱鴉の島(新潮文庫)

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    この島に集まっている人達はどんな目的で集まっているのか。その中でクローンを専門に研究している医者がいて、クローン研究と何か関係がありそうな集まりに見える。

    クローン人間をつくりたい人はどんな人なのか。失った身近な大切な人をクローンとして生み出しても、同じDNAを持っ赤ん坊が生まれるだけで、同じ人間ではない。自分をもう一人つくろうとしても同じこと。それでもつくりたい人はいる。

    クローンをテーマにしているのは興味深いけど、島に集まっている人達についても、殺人事件についても情報量が少ないのがやや不満。でも結構な長編となっている。何でスペースをとられている?

    思ったのは、火村先生やアリスが疑問を投げかけたときに返ってくる反応が、言いたくないとかはぐらかすとか、そういうものが多すぎるのではないか。彼らなりの考えを喋りすぎで、それで事件の方が薄くなってしまった気がする。

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    2026年07月09日
  • 別冊ダ・ヴィンチ 有栖川有栖のミステリな世界

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    火村英生シリーズの書き下ろし目当てでシリーズ集めながら買ってた。
    46番目から順に読み始めたのが終わったのでようやく読んだけど、砂男で物足りなさを感じてたのがこれで満たされた気分。
    あと濱地シリーズに興味出たので今度買ってこよーってなりました。

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    2026年07月07日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    名だたる作家たちが“自薦”したどんでん返し短編を集めたアンソロジーです。
    さすがに完成度は高く、ジャンルや作風の違いもあって飽きずに読めましたが、正直どれも“裏切られるぞ”と構えて読む分、インパクトが薄まる部分もありました。
    中には意外性より余韻を残すタイプもあり、それはそれで良かったです。
    どんでん返しというより“うまい話”が多く感じたのが少し肩透かしでしたが、ミステリー好きとしてはニヤリとできる一冊でした。

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    2026年07月06日
  • スウェーデン館の謎

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    タイトルによく合う雪密室。ちなみに雪密室というワードは不自然なほど出てこない、なぜ?また、有栖川有栖にしては堅牢とは言い難いロジック(当社比)であるが、煙突の破壊や枕カバーの消失など、事件の不可解性とトリックに関して『マジックミラー』に次ぐ出来と思われる。結局巨漢のあざらしが矢鱈モテる理由はなんだったんだ…

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    2026年07月02日
  • 月光ゲーム

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    ネタバレ

    <感想>
    ■全体としては面白い
    ストーリーが面白いし、クローズドサークルという舞台設定や、主人公らが大学生だけに雰囲気も暗くならず、情報も複雑すぎない、という点で、全体としては好みな作風。(ただ、人物が多すぎて識別が難しかった)
    しかし解法の細部については一部ツッコミ所があるのでは、と思ってしまった。

    ■エラリー・クイーン
    タイトルからしてそうだが、著者はエラリー・クイーンが大好きなのかな?と思った。そうなると、まず先に保留していたエラリー・クイーン作品、特に国名シリーズを読んでから読んだ方がより楽しめたかも、とも思った。
    エラリー・クイーンは自分が大好きな作家で、それ故に「とっておこう」と読むのをわざと保留していたが、それが裏目に出た感。
    なお、本家「Yの悲劇」になぞらえた作品、というわけでは全くないように感じる。
    本書で例えばアガサ・クリスティについて言及される、「Aがこういう行動をしたから犯人だ、とされるが、BやCだってできただろ、という点には触れられない」について、本書はそれに挑戦している感が伺える。
    探偵役以外に推理をする者が3人もいる、というのがそれを表しているように思い、その点は好感触。

    <考察>
    真相について、ツッコミ所があるように思える。
    ①返り血
    勉殺しについては返り血が超重要ポイントとなるのに、文雄や尚三については全く血の付着が問題にならない点は違和感を覚えた。
    指切り取ったら血くらい付くんじゃね?とも思うし、「背後から刺したら全く返り血は付かないが前から刺したら付きます」なら勉も普通に背後から殺せば良かったんじゃね?とも思う。

    ②指と指輪
    「指を切り取ったのは小百合が大切にしていた指輪のため」とあるが、だったらもっと細かく切って(というか指輪のすぐ隣部分を切って)指輪だけ回収して指は捨てればいいのでは。わざわざ指輪をはめた指ごと持って帰り、苦心して隠す、というその行為自体が不自然に思えた。

    ③動機
    描写的に動機がゆるいと感じる。
    「林の中でクリスチャンである小百合とヤっちゃってるのを見られ、吹聴されそうになった」レベルならまだわからなくもないが、そういう直接的な表現はなく、ただ何か冷たい言葉を言われただけ、というのは弱い。
    「月の林で、結ばれるところだった」という表現があり、これが「ヤってる途中だった」という意味ならまあわかる。

    ④クローズドサークル
    「なぜわざわざ犯人が絞られるクローズドサークル内で殺人を犯す必要があったのか」について、きっちり理由に言及してほしかった。
    まあこれは「突発的な事態で殺人を犯す動機が生まれたから」で一応納得できなくもない。
    これもやはり、動機が弱いから納得できない部分であり、「いや、別に何言われても構わんやん。殺したいなら帰ってから殺せば?」というのは現代感覚なのだろうか。

    ⑤懐中電灯
    懐中電灯のくだりについて、何で壊れた懐中電灯をわざわざ持って帰ったのか。川で落として壊れたなら、そのまま捨てりゃええやん、っていう。
    わざわざ「第一発見者となり、驚いて懐中電灯を落として壊してしまった、というフリをする」という必要がないように思う。

    <次作>
    自分は細部よりも全体として面白かったか、で捉える派なので、全体としては面白かった本作は、是非次作も読んでみたい、と思えた。

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    2026年07月02日
  • 月光ゲーム

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    有栖川有栖の始まりの1作を前から読みたいと思っていたら、またまた東京創元社70AnniversaryCoverバージョンを手に入れたので読みました。
    話も好きだしキャラクターも良い。特に推理小説研究会の4人の空気感が好きですね。
    トリックや謎解きが物足りないと聞くが、正直どんどんミステリも緻密な作品が出てきているので麻痺してきているのかもしれません。
    相変わらず私も一生懸命に考えましてが、犯人はわからず私は名探偵にはなれないようです。

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    2026年07月01日
  • ブラジル蝶の謎

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    ネタバレ

    結構恐ろしい話とポップ(?)な話と入り混じってました。
    「鍵」は読み終わったあとかなりびっくりした。

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    2026年06月30日
  • 日本扇の謎

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    有栖川先生の国名シリーズの最新作で、
    相変わらず最後までグイグイ読ませるけれど真犯人の犯行動機があまりに平凡過ぎて個人的には驚きが無いのが残念に感じる作品でした。
    正直、最初の方に出てくる女性教諭が物語に絡んで来る展開に期待したけれど無いものねだりでした。
    そして何時も思う事だけど火村が解決した事件をモデルにした事件は小説にしないという設定にモヤモヤ(´・_・`).。oஇ





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    2026年06月25日
  • 神様の罠

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    自分の読書歴では初のアンソロジー。
    トリック満載のミステリとコロナ禍で起きた世の中の異変に触れた作品もあり。
    六者六様のお話が展開されているので、合う合わないは結構大きく分かれたかも。

    やはりトップで読み応えあったのは、
    辻村深月『2020年のロマンス詐欺』だった。
    "闇バイト"に関する話は年月の経った今でも、
    というか更に横行しているからこの作品は教科書に載せて恐ろしさを知ってもらいたいくらい。
    孤立無援の環境で追い込まれていく緊張感がとにかく怖い。しんどい時期でも不逞な輩を近付けないように日頃から対策していけますように。

    芦沢央『投了図』もコロナ禍が招いた事件。あの頃はみんな辛い我慢が多かったなと思い出させる作品。こんな悲しいことがまた起きてしまわないように。将棋の知識は皆無だけど読みやすかった。
    のちの新作『おまえレベルの話はしてない』でも
    将棋を通した人間模様が描かれているようなので
    文庫化の暁にはそちらも読んでみようかなと思った。

    個人的に新しく見つけた「好き」だったのは
    大山誠一郎『孤独な容疑者』だった。
    死角から現れたトリック!シンプルに読み物として面白かった。ネタバレは避けて読んで欲しい。

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    2026年06月23日
  • 猫はわかっている

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     有栖川有栖が含まれていたので読んだ。学生アリスのねこの話は、今の時代にはのんびりとしている。『幻坂』の「口縄坂」がいいと思う。 
     阿部智里の「50万の猫と7センチ」がよかった。メス猫の保護者として心を傾けるお父さんも、猫をからかってしまうお母さんもいい。八咫烏シリーズの作者なんだ。読んでみよう。

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    2026年08月13日
  • 7人の名探偵

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    なんだろう…文章から作家陣の個性がドバドバ溢れ出ている気がする。
    ホント思い思いの《名探偵》を描きました!って感じのアンソロジーだな。
    まだ読まずに置いてる麻耶さんの『翼ある闇』が楽しみになったわ。
    『あべこべの遺書』も良い。
    基本、法月親子が登場する話は全部好きなので。
    内輪感強めだけど、綾辻さんの『仮題・ぬえの密室』もなかなか楽しかった。

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    2026年06月13日
  • 砂男

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    短編集、火村シリーズも学生アリスシリーズも読めてお得感。けどシリーズじゃない短編が結構気に入ってて、これ長編とかで読みたいなーって思うくらい好き。小さな謎解きますとかまた別の話読んでみたい。学生アリスのわちゃわちゃさ楽しそう、そっちのシリーズ未読なんよね。

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    2026年06月12日
  • 砂男

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    江神二郎、火村英生。
    この二人を一冊の本で読めるとはなんと贅沢なんだろう。有栖川先生のファンには堪らない一冊だ。
    カラーの違うこの二人は、それぞれに魅力的である。
    「推理研VSパズル研」、「海より深い川」の二編が良かった。

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    2026年06月03日