有栖川有栖のレビュー一覧

  • 菩提樹荘の殺人

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    この際、覚えてない内容の本は再読してみようとしたらこの本は読んでいなかったみたいだった。
    特に気になったのは、 探偵、青の時代。 これは、ティーバーでドラマとして内容を少し改変されていた。そうか、これが元なのか。と、面白く読めた。

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    2025年06月07日
  • ペルシャ猫の謎

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    ネタバレ

    作家アリスシリーズ。

    ・ある劇団で主演女優が攫われる話。
    ・月が怖い女とアリバイの話。有栖川有栖、月が二つある名前、と言われそういえば!ってなる。
    ・火村と有栖と朝井さんの飲み会での事件ネタ話。亡くなった人の家の中に不思議な配置で物が置かれている話。星座を覚えるために玄関から順にモチーフ家に配置する?そんな発想もなかった。
    ・森下刑事メインの話。アルマーニのスーツを着るのは鎧代わりとは。しゃきっとするために服装から、ってなるほどとなる。鋲螺は取引先にあってピンと来た。
    ・有栖と片桐さんの飲み談話。火村の研究室に遊びに行った有栖が学生のレポートを読み、最後に付け加える火村の一文に辿り着く話。

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    2025年06月05日
  • 禁断の罠

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    個人的に好きなのは『大代行時代』と『ハングマン─雛鵜─』のふたつ。
    ハングマンはとても設定が好きなのでせっかくならこの短編よりも長尺で読んでみたいと思った。大代行時代はまとまりが綺麗で満足感がある。
    1人の作家目当てで購入した本だが、どの話もそれぞれの面白さがあった!

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    2025年06月04日
  • 暗い宿

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    ネタバレ

    作家アリスシリーズ。
    ・有栖が奈良の山奥で泊めてもらった宿で数日後白骨遺体が出る話。
    ・石垣島のリゾートに火村と有栖と編集者の片桐が訪れる話。クイズを解く有栖の株は上がっただろう、流石推理作家火村なしでも解けるじゃないか。
    ・透明人間のような男が有栖の泊まっている宿に泊まりその部屋で見知らぬ男が死んでいた話。犯人に対して自首するなという火村の嫌悪感が見れる。
    ・高級ホテルで泊まる火村が別の部屋の殺人事件を目撃し巻き込まれる話。東京で飲んでる火村有栖仲良いし奢ってくれる火村とあっさりノル有栖の長年の付き合い感が好き。

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    2025年05月28日
  • ブラジル蝶の謎

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    作家アリスシリーズ。
    ・遺産相続した弟の殺害現場に蝶が飾られてた話
    ・精神病の男が謎の文字を残し殺された話
    ・女装家殺人事件の話
    ・ホテルに缶詰のアリスに陣中見舞い代わりに鍵と謎を届ける火村の話
    ・人喰いの滝で2人が死亡した話
    ・火村とアリスの北陸旅行の行きしなで聞いた人が消失した話

    どれも味の違う短編で読んでて楽しい。火村とアリス仲良いよなぁとほのぼのする。それでもまだ犯罪者を狩る理由は「人を殺したいと思ったことがあるから」という火村の真意はわからず。

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    2025年05月25日
  • 日本扇の謎

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    まあまあ面白かった。但し話しの前半が関係者への聴取でただウザかった。後半の事件からは一気に展開し面白かった。
    話は単純でもつと短い話に出来たように思った。

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    2025年05月23日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ホラー短編集。もっと心が元気な日に読めばよかったな。精神的に疲れている時に読むと悪意や嫌悪感がグサリとくる。有栖川有栖『アイソレーテッド・サークル』が一番印象的。どうやら私はデスゲームのような話がとても怖いらしい。

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    2025年05月20日
  • 砂男

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    江神二郎と火村英生が1冊で出てきてお得、だけどファン向け。酷くもないけれどめちゃくちゃ面白い短編があるわけでもなく、60〜70点くらいが続く。
    一番よかったのはノンシリーズの『ミステリ作家とその弟子』だった。幻の作品収録といえば聞こえはいいけど、寄せ集めだからこんなものか……。

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    2025年05月18日
  • 砂男

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    あとがきを読んでなるほど…。
    (先に読んでからでも楽しめたかも知れない)
    同じ作者でも、それぞれ違うシリーズ・年代の作品をまとめるとなると、構成や順番決めだけも大変なんだなぁ…。

    そもそも大分前の作品『砂男』を表題作として、なぜ現在アンソロジーとして出したかったのか?
    ⇒大阪絡みだろうか?編集部絡みか?


    ■江神シリーズの大学生アリスと、
    ■火村シリーズの小説家アリス
    アリスが別人格というのは有栖川作品初心者の私は知らない設定だったので、予備知識として知れて良かった。

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    1.女か猫か【2021.5オール讀物】
    2.推理研VSパズル研【2020.

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    2025年05月12日
  • 怪しい店

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    店にまつわる短編集5編。
    日常ミステリというか軽めのも入ってて読みやすい。
    アリスが飛び入りしてくれたら婆ちゃんの誕生日の食卓が賑やかになって良い、って意外と素直な火村に味がある。
    にしても火村、人を殺したいと思ったから犯罪学の道に進んだ、にしても何で誰を殺したいって思ったんやろ。

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    2025年05月11日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    カラーの異なる作品群で、それぞれの慄きがあり面白かった!
    めくるめくパニック映画のような『アイソレーテッド・サークル』。
    ジメッとした薄暗い雰囲気が抜群な味をもつ『お家さん』。
    実話怪談の入れ子構造が心地良い『窓から出すヮ』。
    自分の身に起きたら一番厭な『追われる男』。
    グロテスクな怖気がはしる『猫のいる風景』。

    特に好きだったのは、最後にふさわしい静かな余韻がある恩田陸『車窓』。
    新幹線内の短いやりとりだけどリアルに空気感を想像できる。私も車窓を眺めて、この町に生まれたらどんな人生だったかな?とか、窓一面の畑の持ち主の日々を想像したりするのが好きなので、これから新幹線乗るたびに思い出しそう

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    2025年05月11日
  • 菩提樹荘の殺人

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    短編4篇。
    少年犯罪の犯人が逃げた後、起こった2つの事件。
    漫才コンビの片割れが殺された事件。アリスと火村の漫才さながらの掛け合いが面白い。
    火村の大学時代の話。火村、人と関わらなさそうな感じに思ってたけど意外とフレンドリーというか周りと関わってるなと。
    アリスの苦い過去と殺人の話。

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    2025年05月10日
  • 孤島パズル

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    謎解きのヒント設定に、若干の力技を感じてしまいました。どうしても、「おお、なるほど」という前向きな驚きを期待して読んでしまうので。

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    2025年05月08日
  • 暗い宿

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    作家アリスシリーズの短編集です。
    宿に纏わる四篇でした。アリスと火村さんの掛け合いは毎度ながら楽しいもんです。「201号室の災厄」が面白かったです。

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    2025年05月07日
  • 長い廊下がある家 新装版

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    久しぶりの有栖川有栖。誰であれ短編集はそこまで期待しないのだが、これは面白かった。

    面白かったものだけ書く。
    この作品は初読のはずだが、最後の「ロジカルデスゲーム」のみどこかで読んだ記憶があった。

    ・長い廊下のある家
    最初は長編だと思っていたので、途中でこれって本当に一冊分使う話なのか?と思ったら短編集だったと気がついた。
    表題作であり、ミステリーらしい作品。東の家と西の家が、地下の廊下(トンネル)で繋がれ、中間にはそれぞれの家から掛けられる閂がある。
    被害者は西の家側の廊下で死んでおり、容疑者は全員東の家にいた。閂が西側からかけられているが、外から西の家に行くにはアリバイが成立してしまう

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    2025年05月06日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ホラー。短編集。
    有栖川有栖さん、貴志祐介さんのようなミステリ作品を書く作家の作品は、やはりミステリ的な雰囲気あって、ミステリ好きとしては読みやすい。
    有栖川有栖「アイソレーテッド・サークル」が一番好み。ホラー版クローズド・サークル・ミステリ。

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    2025年05月05日
  • 月光ゲーム

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    有栖川さんの作品を読んでみたい + 70周年特装カバーで出版されていたことから購入
    火山の噴火とともに殺人が起きていくというある程度不確定要素がある中でトリックや動機を考えるという形が自分としては少し読みづらかった...
    特に登場人物が非常に多く、本名とニックネームが入り乱れていて混乱する場面が多かった

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    2025年05月04日
  • 禁断の罠

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    時代を感じさせる内容のものがいくつかあったけれど意外性という点では物足りなかった。それでも1作目のラストや4作目の動機の切なさは個人的には好みのものだった。

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    2025年05月04日
  • 孤島パズル

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    学生アリス第二弾。
    今回は、孤島というクローズドサークルが舞台。
    孤島って、殺人事件が起こる絶好のシチュエーションだよね。
    新登場の有馬マリアという女の子の名前が面白い。
    ここから、常連となるのか。
    次々と起こる殺人事件の謎解きが、今回も読者への挑戦として一拍置かれるのだけど、相変わらず全く分かりません。
    直感で、この人かな、というのはあるけど、その理由が論理的に説明出来ない。
    時系列とか、何か紙に書かないと理解できないのだけど、面倒なので、すぐに解決編へとページを捲ってしまいます。
    殺人動機は悲しいものだったけど、犯人がかなりアクティブな人物だったな。
    名探偵江神さんの人物像があまりよく分か

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    2025年05月03日
  • 英国庭園の謎

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    作家アリスシリーズ7作目にして、国名シリーズ第4弾。
    今回は、6つの短篇で楽しませていただきました。
    どれも本格ミステリらしい内容でした。
    アリスと火村のコンビは、まさに日本版ホームズとワトソンです。

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    2025年05月03日