有栖川有栖のレビュー一覧
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火村シリーズ。
「海のある奈良」と呼ばれる土地と、人魚伝説にまつわるミステリー。
歴史とか昔話とか、個人的に少し取っつきにくい部分もあったかな。日本の人魚伝説、あんまり聞いたことなかったなぁ。
今回は東へ西へ駆け回る二人の謎解き。
前にも思ったけれど、アリスが推理する過程で、いろんな仮説を出しては打ち消してくれるので(彼は正解には辿りつかないにしても)、状況を整理しやすい感じがする。
人魚を食べたのではと思われるほど若さを保った女性社長、気になる。見てみたい。
あと、新幹線に乗車中の人に電話をかけられるんだ!と初めて知って、驚いた。携帯が普及するまではあったのかな?一度かけてみたい、という気持ちもちょっとわかる。 -
Posted by ブクログ
★4にするほどの感銘は受けなかったけど、★3には惜しい!ってことで、私的に★3.6、くらいの感じです。
火村先生とアリスのペアは安定感抜群。よくある、ホームズ風天才とワトソン的存在の組み合わせなのだけど、よくあるペアと違って、アリスがそこまでポンコツじゃないし、火村先生がアリスや周りを下に見て暴言を吐いたりしない。だから気持ちよく読めるのよね。
本書は短編集。がっつり謎解きと言うより、頭の体操、くらいのライトな事件が多めの印象。火村先生とアリスの人となりを知るにはちょうどいい一冊だし、2人の活躍をよく知る読者も、さらっと楽しめると思います。
なお、だいぶ前に、斎藤工さんと窪田正孝さんでドラマ化されてましたね!読みながらチョイチョイ斎藤工さんがちらついてました。特に、放送作家の事件捜査で、塀を越えようとするあたりは、かなり精細に脳内でドラマ再生されました。 -
Posted by ブクログ
火村・アリスコンビの国名シリーズ。
スウェーデン出身の奥様を持つ童話作家の家で起こる事件の話。
個人的に、古いミステリの作品は、最初が取っつきにくくて、面白くなるまでしばらくかかる印象。
でもこの作品は、最初のルネくんの話から引き込まれたし、割とするする読み始められた。
アリスが取材旅行先の裏磐梯で遭遇する殺人事件。
そこへ電話一本で飛んできてくれる火村先生!フットワーク軽い!
スウェーデン人のヴェロニカさんも、童話作家でバイカルアザラシみたいなリュウさんも、ペンションのオーナー夫妻も、なかなか魅力的な人物で、そのあたりも読みやすかったのかも。
とりあえずいろんなトリックを候補に挙げて一つずつ潰していってくれるのも、わかりやすい。(かといって私に推理できるわけではないんだけども。)
火村先生の子供への優しさが見えたり、過去に何かあったことを仄めかされたり。ますます気になる火村先生。次はどんなのかなぁ。 -
Posted by ブクログ
とにかく1日の疲れが最高値に達した時のお風呂に入らなきゃっていうのが億劫過ぎる。
で、入んなきゃ〜入んなきゃ〜って思ってる間にうたた寝。
こんな生活が多いので、本の帯の文句にどんぴしゃり。
くたくたに疲れて帰った日、ショート動画でだらだら時間を溶かしてしまう日。
「お風呂に入らなきゃ」と頭では分かっているのに入る覚悟が決まらない!
→まさに私のこと。
なので気になって買いました。
お風呂にまつわるいろんなジャンルの話が読めて楽しかったけど、一つ一つが短いから何となく物足りなかったかな。
でも、お風呂に入った時の開放感、安堵感、そういうのに改めて気付かされたというか。もうさっさとお風呂に入ろうって思えました。
入っちゃえば気持ちいいんですよね。
いいなと思ったのは日向夏さんの『回復の泉』です。