有栖川有栖のレビュー一覧

  • こうして誰もいなくなった

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    多彩な話を収録。
    個人的には表題作の「こうして誰もいなくなった」と「館の一夜」がお気に入りになりました。

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    2024年11月11日
  • 猫はわかっている

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    猫を飼っている身として、しみじみ色々なことを考えさせられた作品。
    短編集なので、各々の作家さんの色が見れてよかった。
    ちょっと強引すぎない?という内容もあったものの、フィクションなので我慢。

    個人的には最後の話が好きでした。
    生まれた時から家に猫が絶えずいますが、今までそういう視点で猫を見たことがなかったので新しい気付きになりました。
    最後の話だけでも読んで欲しいなぁ

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    2024年10月31日
  • 長い廊下がある家 新装版

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    表紙のデザインがかわいい、という理由で手に取った1冊。我ながら浅はかな理由...。

    中身は犯罪心理学者の火村と有栖川先生による本格派ミステリー。個人的には表題にもなった「長い廊下がある家」が一番面白かった。常に小さな引っ掛かりはあるものの、解決への糸口が見つかった瞬間の気持ちよさが最高だった。
    「ロジカル・デスゲーム」も心理学者らしい問い詰め方で面白かった。

    最後に著作リストがある本を見たのが初めてでへえ〜と思いつつ、それにしても出し過ぎじゃない?!と二度と驚いた笑
    火村シリーズ、もっと読んでみたい!

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    2024年09月29日
  • 禁断の罠

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    名だたる作家さんたちの短編集。読みやすい。サクッとサラッと。斜線堂有紀の短編(所謂バカッターの話)が今まで読んだ著者の長編と雰囲気がずいぶん違い皮肉が効いててとっても良かった。

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    2024年09月29日
  • 白い兎が逃げる 新装版

    購入済み

    再読だが内容はほとんど覚えていなかった。
    トリック重視なのは今だとちょっと無理やりっぽさもあるけどミステリを読んだ!という満足感が得られて嫌いじゃない。
    とはいえシリーズファン向けなのは否めないかな。

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    2024年09月21日
  • 新装版 46番目の密室

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    ネタバレ

    別荘での密室殺人。
    1階と地下1階で暖炉の中に頭を焼かれている状態の2つの死体を発見。一人は別荘の持ち主の大御所作家。
    もう一人は最近別荘の周りをうろついてた男。
    事件解決に協力するアリスと火村。

    多分シリーズ1巻目?
    結構古い時代多分90年代初めかな。
    新幹線でタバコ吸うシーンがあった。
    皆携帯持ってないんだろうなとか。
    海外の推理小説の話が出て来てネタバレされないかヒヤヒヤしたけどさすがになかった。いつか読みたいと思ってるので、クイーンとかのネタバレされたらとても悲しい。
    刑事が感じ悪い。
    密室トリックはなるほどと思いました。
    ここ最近(でもないけど)読んでた推理小説が専門用語ばかりだっ

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    2024年09月04日
  • 海のある奈良に死す

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    アリスと火村さんのコンビを堪能しましたよ。
    タイトルが凄く気になっていて読み進めていきました。
    トリックも面白くて、楽しめました。

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    2024年09月04日
  • 狩人の悪夢

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    前にドラマ化されたのを見ていて、その原作だったことを読み始めるまで気づかなかったf^_^;
    個人的に、中弛みが苦手。いや現実社会では警察の尋問なんかは何回も同じことを聞かれる、ってテレビでやってたけどもね…
    何回も何回も繰り返して同じ人に話を聞いてる印象。ドラマを見ていて犯人は知ってたから余計に、かなぁ。
    でも最後の、狩りのシーンはちょっと怖かった。追い詰めるところがハンパない。
    渡瀬くんは可哀想でシンミリ…なんだけど、沖田がしゃしゃり出てくる話ではない。こういう人嫌い。

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    2024年09月03日
  • 猫はわかっている

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    最後のお話が好きかな

    猫は媚びたりしない 自分のしたいようにしている

    自分だったら どんな猫ちゃんストーリーを考えるかな

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    2024年08月31日
  • 濱地健三郎の霊なる事件簿

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    有栖川有栖 濱地健三郎の霊なる事件簿
    短編集でした。
    もしかして、初めましての有栖川さんでした。
    イメージは本格派の方で安定した作品なのかなです。
    あとがきより、2人の主人公をお持ちの様ですので、次はおすすめどころから読みたいです。
    この作品は題名と表紙のから気になって読んでしまいました。

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    2024年08月29日
  • 新装版 マジックミラー

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    面白かったは面白かった。でも、やっぱりこういう系のトリックを使うミステリーはなんだかいまいちすっと理解できなくて「驚愕のトリック」の賞味期限がすぐに切れてしまう感じがしてしまう。

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    2024年08月21日
  • 神様の罠

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    6人の作家さんによる短編集。
    特に乾くるみさんの作品が印象に残りました。オチがきれいで、ついすぐに2度目を読んでしまいました。考え抜かれた構成が魅力的な作家さんだと知ることができ、大収穫でした。
    2020年頃の日本を舞台とした作品が多く、当時そうだったなと懐かしさを感じました。

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    2024年08月20日
  • ロシア紅茶の謎

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    火村シリーズの短編。
    短編なので、そう来たか!!的なものが多かったが、毎話毎話楽しめた。歴史的な作品のオマージュもいい味を出していて◎

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    2024年08月20日
  • ロシア紅茶の謎

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    国名シリーズの一作目。

    暗号、ダイイングメッセージ、密室、そして読者への挑戦と、本格ミステリの要素が詰まった短編集です。

    ミステリは長編が好きという方は多いとは思いますが、一冊の中で作者の様々な試みが楽しめる短編集も、個人的には気に入っています。

    収録作の中では、江戸川乱歩のオマージュである「屋根裏の散歩者」.密室のバリエーションが楽しめる「赤い稲妻」、命懸けのトリックが衝撃的な表題作が印象に残りました。

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    2024年08月17日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    【収録作品】
    鈴木光司「浮遊する水」…『仄暗い水の底から』
    坂東眞砂子「猿祈願」…『屍の聲』
    宮部みゆき「影牢」…『あやし』
    三津田信三「集まった四人」…『怪談のテープ起こし』
    小池真理子「山荘奇譚」…『異形のものたち』
    綾辻行人「バースデー・プレゼント」…『眼球綺譚』
    加門七海「迷(まよ)い子」…『美しい家』
    有栖川有栖「赤い月、廃駅の上に」…『赤い月、廃駅の上に』

    ホラーは理不尽で怖い。
    きれいに見えるものは怖い。
    曖昧な記憶が怖い。

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    2024年08月07日
  • 狩人の悪夢

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    久々に読む火村英生シリーズ。しかも有栖川作品にしてはまあまあの長編。
    久々に読んだからなのか私の脳みそが老いたのか、今回は難しかった…というか、ちょっとややこしかった。
    物語の中で火村が手がかりが散らかっている…みたいなことを言ったけどまさにそんな感じ。
    でもいつも通り読みやすくて楽しめました

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    2024年08月07日
  • 新装版 46番目の密室

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    以前、マンガ版で読んだのかほとんどの内容を知っていた。
    カジュアルな会話シーンなのに、いきなり知識をひけらかすような話や哲学語りみたいなのが入ってちょっと変だなと思う場面がちょいちょいあった。

    あ、嘘やっぱり前読んでた(笑)

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    2024年07月31日
  • 禁断の罠

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    斜線堂さんは現代の病理を描くのが上手いなぁ。本人ですら本当の自分の姿を知り得ないこともある。米澤さんの作品はミステリーとしても読み応えがあり、淡々と続く語り口なのに人情にあふれ、感嘆。とても好きだった。

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    2024年07月28日
  • こうして誰もいなくなった

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    長さもテーマも様々な中短篇集。
    やはり表題作の「こうして誰もいなくなった」が一番面白い。クリスティの超有名作を有栖川先生はどう取り入れてアレンジするのかが興味深かった。
    「妖術師」の微かなホラーとそれに対する甘美さ、乱歩オマージュの「未来人F」と、本屋好きならワクワクしてしまう「本と謎の日々」が面白かった。
    「矢」はこんな自由な表現もありなんだなと、視覚的に面白い。

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    2024年07月26日
  • 新装版 マジックミラー

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    最後まで解けない時刻表トリックに、首なし死体のトリックまで、まさに話全体がアリバイ談議。
    名探偵は予想外の人物に。
    生まれた地元周辺がよく出てくるので、有栖川作品は大好きです(笑)

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    2024年07月24日