有栖川有栖のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
火村・アリスコンビの国名シリーズ。
スウェーデン出身の奥様を持つ童話作家の家で起こる事件の話。
個人的に、古いミステリの作品は、最初が取っつきにくくて、面白くなるまでしばらくかかる印象。
でもこの作品は、最初のルネくんの話から引き込まれたし、割とするする読み始められた。
アリスが取材旅行先の裏磐梯で遭遇する殺人事件。
そこへ電話一本で飛んできてくれる火村先生!フットワーク軽い!
スウェーデン人のヴェロニカさんも、童話作家でバイカルアザラシみたいなリュウさんも、ペンションのオーナー夫妻も、なかなか魅力的な人物で、そのあたりも読みやすかったのかも。
とりあえずいろんなトリックを候補に挙げて一つ -
Posted by ブクログ
とにかく1日の疲れが最高値に達した時のお風呂に入らなきゃっていうのが億劫過ぎる。
で、入んなきゃ〜入んなきゃ〜って思ってる間にうたた寝。
こんな生活が多いので、本の帯の文句にどんぴしゃり。
くたくたに疲れて帰った日、ショート動画でだらだら時間を溶かしてしまう日。
「お風呂に入らなきゃ」と頭では分かっているのに入る覚悟が決まらない!
→まさに私のこと。
なので気になって買いました。
お風呂にまつわるいろんなジャンルの話が読めて楽しかったけど、一つ一つが短いから何となく物足りなかったかな。
でも、お風呂に入った時の開放感、安堵感、そういうのに改めて気付かされたというか。もうさっさとお風呂に入ろ -
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Posted by ブクログ
今回はある理由で火村先生が忙しく、アリスが一人で地道な聞き込みや調査を行うという珍しい展開。
そのため物語の進み方はのんびり。
アリスは相手に寄り添い、丁寧に話を聞く。
人柄の温かさがそのまま作品の空気になっているように感じた。
物語が長いので、他の本で疲れたらこの本に戻ってきて、2ヶ月間くらいかけてのんびりと楽しんだ。
個人的に疲れた時でも有栖川作品を開くとホッとする。
火村が戻ってきてからは一気に物語が動き出す。でも今回は何よりアリスがよく頑張った。
読んでも読んでもなぜか終わらないと思ったら、まさかの火村シリーズ最長の736ページだった。
電子書籍で読んでいたので、こんなに大作だと -
Posted by ブクログ
この島に集まっている人達はどんな目的で集まっているのか。その中でクローンを専門に研究している医者がいて、クローン研究と何か関係がありそうな集まりに見える。
クローン人間をつくりたい人はどんな人なのか。失った身近な大切な人をクローンとして生み出しても、同じDNAを持っ赤ん坊が生まれるだけで、同じ人間ではない。自分をもう一人つくろうとしても同じこと。それでもつくりたい人はいる。
クローンをテーマにしているのは興味深いけど、島に集まっている人達についても、殺人事件についても情報量が少ないのがやや不満。でも結構な長編となっている。何でスペースをとられている?
思ったのは、火村先生やアリスが疑問を -
Posted by ブクログ
ネタバレ<感想>
■全体としては面白い
ストーリーが面白いし、クローズドサークルという舞台設定や、主人公らが大学生だけに雰囲気も暗くならず、情報も複雑すぎない、という点で、全体としては好みな作風。(ただ、人物が多すぎて識別が難しかった)
しかし解法の細部については一部ツッコミ所があるのでは、と思ってしまった。
■エラリー・クイーン
タイトルからしてそうだが、著者はエラリー・クイーンが大好きなのかな?と思った。そうなると、まず先に保留していたエラリー・クイーン作品、特に国名シリーズを読んでから読んだ方がより楽しめたかも、とも思った。
エラリー・クイーンは自分が大好きな作家で、それ故に「とっておこう」と