有栖川有栖のレビュー一覧

  • 月光ゲーム

    Posted by 読むコレ

    かなり衝撃的でした。滅茶苦茶面白いじゃないですか!
    元々前評判から期待はしていましたが、平成のクイーンが書いた「Yの悲劇'88」を楽しむのに本家を知らない訳にいかんだろう、と先んじて取り組んだのが悲劇四部作でした。
    で、その本家、シリーズラストに打ち震えたものの、全体的には好みでなかったので、ちょっと期待値を下げての本書だった訳です。
    本書の好みはラスト一発の展開でない点です。とにかく経過が楽しい! パニックに殺人、プロローグの一言も効いて、非常にドキドキしながら読めます。
    読者への挑戦に敗れたのは癪ですが(笑

    0
    2014年02月25日
  • 女王国の城 上

    Posted by ブクログ

    学生アリスシリーズ。

    安定の面白さです。
    キャラクターのやり取りが軽快で、サクサク読み進められます。

    上巻はほとんど推理、というより冒険活劇でした。

    それでも面白いのは作者の力なのだと思います。

    0
    2014年01月13日
  • 臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート ブラジル蝶の謎【新装版】

    Posted by ブクログ

    新装版です。前に『201号室の災厄』というタイトルで出てたのと中身は一緒。火村シリーズは短編が多くていろいろあるので、旧版が違うタイトルで出てると内容が違っているんじゃ…とか、いろいろ勘違いして戸惑ってしまいます。

    「わらう月」「201号の災厄」「ブラジル蝶の謎」の3編が収録されています。どれもトリックは名探偵○ナン的。
    「わらう月」も好きだけど、ロックミュージシャンが登場する「201号の災厄」が、すごく印象に残っています。来日するミュージシャンの周辺がリアルすぎて驚きました。ハードロッカーのテンプレ。他にもローディーやプロモーターの動向とか、いろいろ詳しくてリアリティ感いっぱい。本題とは別

    0
    2013年12月19日
  • 壁抜け男の謎

    Posted by ブクログ

    16篇の短編集。
    有栖川有栖はアリスシリーズも好きだけど、短編も結構良いのです。
    あっさりとしてて、でもそこはかとなくぞわっとする。
    SFっぽいのやら、ファンタジーのようなものやら、
    ミステリじゃないのもあるけれども、楽しめる一冊。

    『屈辱のかたち』『ざっくらばん』が好き。
    『恋人』は気持ち悪いけど好きだ。

    0
    2013年12月03日
  • 乱鴉の島(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    全くなにも覚えてない状態で再読。
    もう新たに読んだのと変わらないので、感想更新。

    下宿の婆ちゃんの伝手で三重のとある島へ魂の洗濯へ行く予定だった火村先生とアリス。
    しかし手違いで烏島へと上陸してしまい、そこで不思議な団体とひとつ屋根の下で過ごすことに。
    そこにヘリコプターで舞い降りる新進気鋭のベンチャー社長。そして巻き起こる殺人事件。

    状況だけ見ると、呪いの数え歌とか、見立て人形とかありそうな孤島モノ。後書きで作者も書いていたけど、そういうのではない。
    いつもの先生2人の掛け合いとか、不思議な団体にいた子供達との交流とか、烏舞う不気味な島でじわじわと事件が忍び寄ってくるのがなんとも言えない

    0
    2022年05月18日
  • 臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート 朱色の研究I【新装版】

    Posted by ブクログ

    長編ミステリーのコミカライズで新装版。麻々原センセの端正なキャラが生き生きと動き回るのを見るだけでも楽しいですが、それが長編ともなると犯人探しもいっそう面白味を増してくるようです。少しずつ真相に向かっていく様子が好きです。

    タイトルは夕陽にかけているようですが、シャーロック・ホームズへのオマージュにも受け取れます。推理スタイルも似た手法で古典的。
    ホームズと一緒で相方もいるのがいいんですよね。アリスは関西弁でそのまんま相方ってかんじでいつもいい味出してます。
    今回のアリスの「彼が足を踏み外しそうになったとき、俺が引きとめてやりたい」という独白、とってもキュンときました。まさに、バディです。

    0
    2015年12月23日
  • 虹果て村の秘密

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    オリジサル作品。
    Jr向け小説っぽく、小6の男女が探偵役。
    少し軽めのタッチで、少年少女らしい語り口調にスラスラ読めます。

    環境破壊、戦争の傷跡、自然保護。
    そして子供の頃の「夢」

    たっくさんテーマが詰まっていて考えさせられました。

    「虹の下に宝がある」

    なんて素敵な言い伝え。
    でも、虹はいつか消えてしまう。
    だから消えない宝を自分で捕まえないとね。

    0
    2013年10月15日
  • 壁抜け男の謎

    Posted by ブクログ

    「ジュリエットの悲鳴」以来2冊目のノンシリーズ短編集。テーマは雑多で、名前がA、B、Cであるものや、ちょっとSFっぽいもの、官能小説まで。官能小説に関するあとがきの言葉にぐっときた。

    0
    2013年08月31日
  • 幽霊刑事

    Posted by ブクログ

    2000年発表の著者の第11長編で比較的珍しいノンシリーズものとなります。
    タイトルのとおり、射殺されてしまった刑事神崎達也が幽霊として甦り、自分の死の謎に挑むというストーリーです。
    設定自体は有りがちなものですが、そこはさすが日本のクィーンとも言われる著者ですから、特異状況を上手く活かした本格ミステリに仕上がっています。
    この年の各種ミステリ・ベスト10にランキングした名作を是非お楽しみください。

    0
    2013年08月28日
  • 虹果て村の秘密

    Posted by ブクログ

    とても綺麗な作品で是非とも少年少女達に読んでもらいたいと思った。
    ミステリとしての面白さは損なわず、大人にも子供にも楽しめる仕上がりになっているのは流石の一言です。

    0
    2013年08月25日
  • 正しく時代に遅れるために 有栖川有栖エッセイ集

    Posted by ブクログ

    日常のことから、映画や漫画、ミステリーの評まで。有栖川らしい穏やかな文章が、読んでいて心地良い。また、これを見ねば、読まねば、とも思わされた。

    0
    2013年08月07日
  • 臨床犯罪学者・火村英生の推理 ダリの繭(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回も面白かった。
    色んな出来事が重なって事件が複雑化してしまったんですねー。
    「ダリの繭」、いいタイトルだと思います。

    同じ作品でもビーンズ文庫ならではの挿画が気に入ってます。

    0
    2013年08月04日
  • 臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート ブラジル蝶の謎【新装版】

    Posted by ブクログ

    このシリーズは有栖が可愛い。

    「わらう月」。原作では異色のこの話、結構好きです。希美の愚かさ、ずるさ、弱さ、そして可愛いところが凝縮されてる。そして首筋がひんやりとするような後味で。麻々原さんの絵では、希美の可愛い部分が強くて、愚かなところやずるいところが今一つかな。
    「201号室の災厄」。この話はあんまり覚えてなかった。読んでみてちょっと弱いなー、と。
    「ブラジル蝶の謎」。せっかく視覚的な効果の効いたトリック(に繋がるシーン)があるのにそこの絵が弱かったな、と偉そうにも思いました。カバーにはいくらか載ってるけど、もうちょっと幻想的な感じだったらそのトリックが活きるのに、と。
    巻末付近の「或

    0
    2013年07月27日
  • 女王国の城 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    学生アリスシリーズ4冊目。
    1冊目よりも2冊目、2冊目よりも3冊目、そして3冊目よりも4冊目が面白い!…のではないかと期待している。
    まだ上巻を読み終えたところだけれど、魅力的な謎が提示されて、下巻への引きも完璧。
    下巻を読むのが楽しみ。

    江神さんが神倉を訪れた理由は?
    11年前の密室殺人事件の真相は?
    宇宙人ペリパリは登場するのか?
    人類協会は何を隠しているのか?

    まぁ、宇宙人ペリパリは登場しないだろうと思うけれども、登場したらしたで面白いかもなぁ…とも思う。
    シリーズ2冊目の『孤島パズル』のモアイも良かったけど、UFOと謎の宇宙人というのもなかなかの小道具。
    おどろおどろしさがなくて良

    0
    2013年07月25日
  • 臨床犯罪学者・火村英生の推理 ダリの繭(下)

    Posted by ブクログ

    結果分かっていても有栖川先生の腕で何度も楽しめました。新鮮に謎解きを読んだ。人それぞれにある「繭」、私のはなんだろうかとふと考えた。

    0
    2013年07月17日
  • 臨床犯罪学者・火村英生の推理 ダリの繭(上)

    Posted by ブクログ

    すっかり2人のお茶目な場面を忘れていて読んでいて「あ!」となった。可愛いです。まだ途中。最後まで楽しみ。

    0
    2013年07月13日
  • 女王国の城 上

    Posted by ブクログ

    登場人物のパンチがいまいち弱い気がして把握するのにちょっと苦労しました。
    青春にドキドキするので(汗)途中に入るマリアのターンに惑わされる事なく、部長と同じ答えに行き着くように…無理だろうけど…注意して下巻も楽しみます。

    0
    2013年06月30日
  • 臨床犯罪学者・火村英生の推理 ダリの繭(上)

    Posted by ブクログ

    ミステリーの上下ってあんまり読まないかもしれません。
    もしくは、両方出たのを買っているのか・・・
    続きが気になります。
    そして色々忘れてしまいそうです。

    0
    2013年06月24日
  • 臨床犯罪学者・火村英生の推理 ダリの繭(上)

    Posted by ブクログ

    角川文庫のは1冊だったのになぜ上下巻になったのか…。
    一気に読みたかったよー。
    挿絵のせいならちょっと不服。
    ダリ社長はもっとどっしりしたおっさん想像してたのに結構ダンディ系だったりアリスがかわいかったりで相変わらず挿絵見ると一瞬誰だってなるのがとまらないw
    そしていつも通りトリックも犯人も完全に忘れて読みなおしてるから普通に続きが気になってる。
    火村さんの朝ご飯も気になってる。
    食べたい。

    0
    2019年05月29日
  • 女王国の城 上

    Posted by ブクログ

    学生アリス&江神シリーズ第4弾。3作目のマリアに続いて、今度は江神さんがいなくなる。部長を探しに、美しい女王(代表)のいる宗教団体に向かった推理小説研究会のメンバーが、事件に巻き込まれる。ハードカバー版の出版は2007年だが、著者のデビュー作の続編で2年しか経っていない設定なので、舞台は1990年5月。携帯電話なんて持っていない時代だからこその、人為的クローズドサークル。

    0
    2013年05月09日