有栖川有栖のレビュー一覧
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怪獣大好き男性作家陣の怪獣小説アンソロジー
「怪獣二六号」樋口真嗣
25年前の怪獣映画の企画書
ざっくり。さもありなんです。
「怪獣チェイサー」大倉崇裕
ゴジラ存在的世界観の日本。
怪獣先進国たる日本。
ちょっとそのままドラマになりそうな
カメラマンと怪獣省の女性の関係が素敵
怪獣省の大臣はきっとあの人。
「廃都の怪神」 山本弘
未開の奥地の原神となっていた怪獣。
少年は、原始的な戦い勝利した。
最近、こういう感じのファンタジーBLあるよね。
「ブリラが来た夜」梶尾真治
自分の母親が ウルトラの母的存在であったならその血脈は受け継がれるのではあるまいか。
怪獣来襲の夜は、家族の来歴を知 -
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火村英生の国名シリーズ第11弾です。
こちらの作品は2025年このミステリーがすごいの第3位でした。
去年末に発表された2026年版じゃなくて、一昨年に発表されたものです。
作中の作家有栖が作品を書くときタイトルが決まっているという話しで、担当さんから『日本扇の謎』というタイトルでお話しを書いてくれないか?と言われるところから始まります。
日本扇についていろいろ資料をもらって考えたりしてるうちに、火村がフィールドワークにしている警察の捜査に、助手として参加することになり、それが『日本扇の謎』とタイトルをつけるような事件。
有栖は火村のフィールドワークにもタイトルをつけているようです笑
作 -
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心霊探偵・濱地健三郎シリーズ第四作。
7編が収録されているが、軽いタッチのものからハードなものまで様々。
毎回濱地がどのように霊を祓うのか気になるが、なかなかそのシーンは読ませてくれない。
だが少なくとも呪いや力技で行っているのではなさそうだ。
助手で弟子の志摩ユリエがスキルを習得したいと願っても、伝授方法が分からないらしい。
だが門外不出というよりは、相手と良く話して何を望んでいるのかを汲み取るのが一つの方法のようだ。だがそれも私がやって出来ることではなく、濱地が持っている能力や経験や知識や人柄や様々なものがあって出来ることなのだろう。
今回もミステリーとしては軽め。
怪異と絡めるの -
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奈良には土地勘がなく、地理や歴史にも疎いので苦戦した1冊になった。
クローズドで狭ければ狭いほど好きなので、舞台がよく移動する点でも好みのタイプではなかったみたい。
その地域の伝説や神話などを織り交ぜながら読む旅情ミステリとして、好きな人にはきっと楽しい一冊だと思う。
〈国名シリーズ〉ではお馴染みの「あの人」の初登場回で、あの人にはこんな意外な過去があったんだと驚いた。
作家アリスシリーズ4番目の作品。
この作品は何となく自分には合わないだろうな…と予感はあったけど、ここまできたら〈作家アリスシリーズ〉を全作追いかけたくなったので読んだ。
全30作あるので、自分に合わないものもあるのは当 -
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『火村英生に捧げる犯罪』というタイトルと重厚感のある表紙から、これまでにない強烈な犯人との対決を期待して読み始めたけど、肩透かしを食らったような読後感だった。
あとがきでも触れられてたけど、「探偵の名前をタイトルにする感覚」について、有栖川さんと読者の間にズレがあったみたい。
携帯サイト掲載の短編が多く収録されているためか、全体的に軽めの印象。
8編と収録数が多い。中編〜長編が好きなので、自分には短編だとどうしても良さが掴みにくいのかもしれない。
物語の厚みが物足りなく感じてしまって今回はどの作品もあまり刺さらず、印象に残らなかった。
少し前に読んだけど特に書きたいことが浮かばなくて、レビ -
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名前を伏せて売るミステリブックを買って出会った一冊。有栖川有栖さんの作品は、興味はあったけど今まで読んだことがなかったので、どんな作風なのかワクワクしながら読みました。
作中に有栖川有栖さん自身が登場人物として、ワトソンポジションにいて、ビックリしました。しかもコテコテの関西弁ですごくコミカルだなと思いました。
本のタイトルになっている「火村英生に捧げる犯罪」が、冒頭の緊張感と結末のあっさりさに落差があって、読後感に少し物足りなさを感じましたが、あとがきで作者がこの作品の意図を語っていて、なるほど、そういう意図ならこの終わり方になるのも納得しました。作者の意図を読み切れない自分の読解力が低