有栖川有栖のレビュー一覧

  • 赤い月、廃駅の上に

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    ネタバレ

    軽めのホラー。『深泥丘』から続けて読むと少し物足りない感じ。好みが別れる感じはあるかな。表題作のような怖い感じのホラーが好きなんで。とりあえず読みやすくて楽しめる作品。こういうのもたまには良いかな。

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    2025年12月11日
  • 月光ゲーム

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    ネタバレ

    有栖川有栖のデビュー作、学生アリスシリーズ1作目。
    最後まで誰が犯人かわからなかった(登場人物多すぎ)。
    文体もよくわかんないけど、雰囲気や舞台設定などは面白かった。

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    2025年12月09日
  • 孤島パズル

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    タイトルにある通り、まさに小さい謎が次々に繋がっていく、ジグソーパズルのような作品だった。爽快感がある類ではないけど、じんわり効きます笑

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    2025年12月08日
  • 捜査線上の夕映え

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    コロナ禍で捜査難航など時代を取り入れているが
    捜査が煩雑?内容を整理していかないと訳わからなくなります。

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    2025年12月07日
  • 濱地健三郎の霊なる事件簿

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    一つ一つの話が短くてちょうどいい。
    途中で助手が自分の服装について「タイトスカートは嫌いか」など探偵にいろいろ聞くのが、全く話の筋と関係ないので違和感。なんでここだけ女だしてくんの?と。

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    2025年12月07日
  • ジュリエットの悲鳴

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    読者を楽しませようという心を感じる、あの手この手と様々な切り口から魅せるような短編集。
    エンタメとして面白かった。

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    2025年12月05日
  • マレー鉄道の謎

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    有栖川作品を読むのはこれで2作目。
    こんなに面白かったんだと、読みながら何度も思った。
    以前にAudibleで聴いた『月光ゲーム』があまりハマらなかったので、有栖作品はその後読んでいなかった。(ナレーションの過剰な演技でどうにも集中できなかったのも大きい)

    魅力的なキャラクターに、王道の謎解き、グロさや嫌な気分になることもなく、安心して楽しめる本格ミステリー。
    久しぶりにこの感じを思い出して、そうそう!こういうのが読みたかったんだと嬉しくなった。(今回の音声はとても聴きやすかった)

    『マレー鉄道の謎』は、タイトルから『オリエント急行の殺人』のようなクローズドサークルを勝手に期待していたけど

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    2025年12月04日
  • 濱地健三郎の奇かる事件簿

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    心霊現象が専門の探偵、濱地健三郎と助手の志摩ユリエの事件簿第四弾。相変わらずちょっと不思議、時々怪異。七篇収録されてるけど、そのうち好みだったのは半分くらい。こんなにぼんやりした感じだったっけ?

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    2025年12月02日
  • スウェーデン館の謎

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    ちょっと前のミステリーは展開が整っているのでテンポよく読める。フィールドワークでこんな事件ばっかりだと嫌になりそうだなぁ笑
    ホームズとワトソンのサクサクとした会話がよかった。

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    2025年11月30日
  • 女王国の城 下

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    大学生の青春ドタバタミステリー。
    この古い表現がちょうどいい感じの作品。
    シリーズらしく、前回訪れた因習村の話もたまに出てくる。
    今回は因習の代わりにUFOを信じる新興宗教を持ってきたようだ。
    好きな人には一貫性があって良いシリーズなのだろうと思う。

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    2025年11月29日
  • 絶叫城殺人事件

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    ネタバレ

    全体的に他の作品に比べると微妙な気がする。物語としては『雪華楼殺人事件』が良かったけど(笑)火村からFAXへのアリスの反応が(笑)『絶叫城殺人事件』は展開としては良かったけど犯人が少し微妙かな。もう少し黒い感じの方が好みなので(笑)とりあえず火村とアリスの会話は楽しめたし、トリックとか良かったし、全体的には火村シリーズを楽しめたから良いかな(笑)

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    2025年11月23日
  • 新装版 46番目の密室

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    シンプルなミステリー小説でした。有栖川有栖作品を知る1作品目としては、読みやすくて良かったです。
    火村とアリスの人物像や展開のして行き方、あとはこれって後からどう影響していくんだろうというワクワク感じは満足いく物でした。
    誰が犯人なのかを推理していきやすい(そういう風に誘導する構成にしているんだろうが)ため、中だるみがなくて、読み切れる作品です。
    推理披露のところからは、驚きあるものの、個人的にはもっとひっくり返して伏線を大回収みたいなことをして欲しかった。

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    2025年11月23日
  • 山伏地蔵坊の放浪

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    問題編と解答編があり、スナック客と一緒に考えながら読むのが面白かった。地蔵坊のうさんくささも良い。ただ、新興宗教に入信した家族を巡る事件の話は少し辛かったな…なんだかタイムリーで。各話の始めにある山伏豆知識のコーナーも興味深かった。

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    2025年11月22日
  • 7人の名探偵

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    最近日本酒の飲み比べセットを楽しむ機会があった。思わず舌がでてしまう辛口のものから甘ったるくて眉を顰めるもの、華やかなフルーティさが口の中に広がるもの。私は結局にごり酒を購入した。それからしばらくにごり酒を目にするととりあえず買って飲んでみることにしている。本作品集を読んで、ふとそれと似ているなと思った次第であります。

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    2025年11月20日
  • 狩人の悪夢

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    作家アリス、久々に長編を読んだ。安定の面白さ。でも犯人がちょっといただけない・・・早く犯行を認めてしまえ、と。往生際がとにかく悪いのだ。ミステリをある程度読み慣れてくると「犯人」にもある種の高潔さを求めてしまう…。
    ただ、それを補って余りある"サプライズ"があった?!それによりモヤモヤ感は完全に払拭されました。○○○○○。星三つ半。サプライズを含めると四つ。

    P.S.このシリーズは刊行順に読んでいて長編に関していえば、今のところ最高傑作は『鍵の掛かった男』。次点で『マレー鉄道』か『乱鴉の島』です。

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    2025年11月21日
  • 双頭の悪魔

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    ネタバレ

    ちょっと長かったけど、おもしろかった!!
    前作から読んだので、江神先輩含むメンバーたちにまた会えたのが嬉しかった。

    交換殺人だけじゃなく合間に1人はいっていたとは、、そして郵便局員さん。夢が本当に夢だったんだね。

    トリックをまた忘れたころに読み返したいなあ。

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    2025年11月19日
  • 月光ゲーム

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    王道のクローズドサークル。
    読者への挑戦状もありとても楽しめたが、
    登場人物が多く名前とニックネームがあるため
    ごっちゃになりやすい。
    しっかりと読めばちゃんと推理できそうだが、
    当て感で犯人が当たってたので満足。笑

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    2025年11月16日
  • 本からはじまる物語

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    好きな恩田陸さんが入っていたので思わず読んでみた。短いながらほっこりする感じのものが多くてよかった。

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    2025年11月13日
  • 濱地健三郎の奇かる事件簿

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    ネタバレ

    【収録作品】
    黒猫と旅する女
    ある崩壊
    少女たちを送る
    湯煙に浮かぶ背中
    目撃証言
    観覧席の祖父
    怪奇にして危険な状態

    シリーズ第4作。
    霊がいたりいなかったり。
    濱地が人間らしさを見せていて和む。
    前作で見せた葛藤について、改めて覚悟した様子だ。
    ユリエも能力を磨いていくことを決意しており、このコンビの物語はまだ続きそう。

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    2025年11月13日
  • 神様の罠

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    出張の時は短編集を持って出掛けるのが最近のパターンです。本作は平均的な内容でした。中でも“2020年のロマンス詐欺”は面白かった!コロナの頃は沢山の人々がいろいろな感情の中で生活していたのを、今なら冷静に振り返れます

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    2025年11月12日