有栖川有栖のレビュー一覧

  • ベスト本格ミステリ2018

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    様々なアンソロジーで読んだものもあったが、改めて面白い。虚構推理は次から次へと推論が出てきた上で結局は、というのが楽しい。

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    2019年03月10日
  • 女王国の城 下

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    途中中だるみした気がするけど、それでも面白かった。
    協会がひた隠しにしていた事実はなるほどという気持ちもするし、物足りない気もする。
    でも綺麗にまとまっていて良かった。

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    2019年02月14日
  • 女王国の城 上

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    うわー。
    むちゃくちゃ面白い。
    島での密室とは違い、宗教都市の密室というのが良い。
    偏見だけど、宗教都市の方がちょっと変わった人がいても受け入れやすいせいだろうなぁ。
    下巻も楽しみ。

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    2019年02月14日
  • 朱色の研究

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    初版本で読んだ記憶があったが、最近見たら表紙が変わっていて面食らった
    新装版はなんかサイケ…

    2021再読。
    「二十一世紀に待ち受けているウィルスの恐怖」
    この頃はなんとも思わず読んでたなあ。

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    2021年01月18日
  • 朱色の研究

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    トリックや謎の解明はもちろん、人の心の不思議まで描かれており、ただの推理小説から一歩進んだ印象。

    ただ正直、動機に関してはすぐに理解できるものではなかった。

    夕焼けに関する伝承や風景やそれぞれの思い、作品内に散りばめられたオレンジ色のモチーフは印象的。真っ赤に染まる一瞬の時は確かに心を動かすものである。

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    2019年01月07日
  • 名探偵傑作短篇集 火村英生篇

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    どれも読んだことはあったけど、だいぶ前に読んで内容忘れているのもたくさん。
    個人的には言葉遊びあふれる「ジャバウォック」が好き。

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    2018年12月24日
  • 暗い宿

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    ネタバレ

    レベルはいつも通り安定してるので、何の文句もないです。
    困った時の有栖川さん。
    この本も、手元に本のない日に衝動的に調達してしまい、やはり決して外れない、読んで良かったと思える出来でした。ストーリーも、文体も。
    とりわけ文体が、しっくり来るんですよね有栖川さんて。凄く難しい単語を駆使してる訳じゃないけど、意のままに文章を操れる感じ。読んで全く不自然なところがなく淀みない感じ。本当に語彙力ある人なんだろうなぁ。

    ただ、作家アリスシリーズはなるべく順番に読むようにしてた中での衝動買いだったので、急にちょっと飛ばした形になってしまい、初見のキャラ設定があったりしたのが、本作品が初出なのかどうなのか

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    2019年01月08日
  • 朱色の研究

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    ネタバレ

    火村先生の生徒の夕焼け恐怖症。夕焼けっては悲しい気持ちになるな…けど始まりでもあるんだな なんだか切ない話。

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    2018年11月22日
  • 絶叫城殺人事件

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    ネタバレ

    本当は、私は作家アリスシリーズの長編が読みたいのだ。
    だけど、作家アリスシリーズの短編は本当にどれもレベルが高くて、長編と同じくらいの満足感が得られる。本作品もそういった短編集の一冊。
    多分、キャラが良く書けてることが成功に繋がってる。
    作家アリスの有栖川は学生アリスシリーズの作者で、学生アリスの有栖川は作家アリスシリーズを書いてる、という設定らしいが、作家としては学生アリスの有栖川の方が上な気がしてる。

    どれも建物に関係する事件だけど、亭、庵、殿、荘、城、と建物を表す漢字をダブらせずにタイトルにしてる。(まだあるな、堂、家、邸、館、屋…有栖川さん続編行けるんと違いますか?)
    本作品でも火村

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    2018年09月30日
  • 闇の喇叭

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    舞台設定がおもしろい。北海道が独立し別の国になっている日本。そして探偵業が法律で禁止されている。ミステリーだけれども、閉塞感のある日本が描かれているので、ディストピア小説としても楽しめる。そして、終わりは切なくて、泣きそうになった

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    2018年09月27日
  • 真夜中の探偵

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    一作目と同様にミステリー感は少々弱いように感じたが、ディストピア小説として楽しめた。次作も買って読みたい。

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    2018年09月27日
  • 猫が見ていた

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    ネタバレ

    猫に纏わる短編やエッセイを集めたアンソロジー。
    豪華なメンバーと表紙の美しい猫に惹かれて手に取りました。
    どれも魅力的な作品でしたが、中でも東山彰良さんの「黒い白猫」が良かった。舞台は台北という物珍しさに、ニン姐さんという気骨のある彫物師(タトゥー)が素敵。浅はかに刺青を入れたがる若者を諭すセリフに感動です。クリスティアーノ・ロナウドが好きなりました(笑)。
    東山作品は一つだけ読んで苦手になって遠ざけていましたが、今後は読んでみたいと思います。アンソロジー効果ですね。

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    2018年09月05日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    最初からどんでん返しが用意されていることは
    分かっているので、その部分は期待するところではなく
    どういうどんでん返しになるのか、
    それよりも途中で語られている何気ない描写に
    その時きづくことができたか、なども楽しめる。
    推理ものとおもって読み始めたら
    いきなりホラーな感じで、ユーモア、悪夢、
    もちろん謎解き、コンパクトながらも
    ぎっしり詰まった感じの物語を様々楽しめた。

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    2018年08月30日
  • 絶叫城殺人事件

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    火村とアリスの名コンビシリーズ!
    六つの短編集!ミステリアスな難解に、名コンビが挑んでいく。犯人探しをしてしまう展開に、非常に読みごたえがあった!とくに、NIGHT PROWLERの連続殺人は、どんでん返しが待ち受けていて、印象に残った!

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    2018年08月26日
  • 猫が見ていた

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    「猫がでてくる小説集」というだけで読んでみました。
    今まで読んだことのない作家さんの作品にも触れられて「猫関係なく読んでみたい」と思える出会いもあってよかったです。
    それにしても、登場する猫を速攻頭の中で3D化して触り心地や声、眼の色、肉球の具合なんかをついつい妄想してしまう…地の文を読むよりもそっちに割いた時間の方が長かったかも!?

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    2018年08月09日
  • 名探偵傑作短篇集 火村英生篇

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    探偵には相棒がつきもの!と思わせてくれる火村と有栖川の付かず離れずの仲。推理自体は、本格的なトリック!と驚くものではないと思うけど、キャラクターの描写のうまさでサクサク読み進められるのがいい。
    今回は特に短編集だったので気軽に読めて良かった。旅行などのちょっとした移動時間などで気軽に読める本としてうってつけではなかろうか。

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    2018年07月28日
  • ベスト本格ミステリ2018

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    昨年発表された本格ミステリ短編のベスト集。
    同じ趣旨の『ザ・ベストミステリーズ』(こちらは広義のミステリ短編)と比べられがちだが、ここ数年は後者の方がバランスが良くて面白かった。だけど、今作は数年の不振を一掃する位に傑作が揃った。本格好きとして大いに喜ばしい。
    特に大山誠一郎さんの作品は凄い。犯人が被害者の顔を潰す理由で、こんなに斬新なアイデアを考え付くとは! これだけでこの一冊を読んだ価値あり。

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    2018年07月12日
  • 幻坂

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    次の週末、ゆっくりと7つの坂をこの本片手に散策してみようと思います。生と死は隣り合わせであるということを改めて感じさせてくれる素敵な1冊でした。

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    2018年06月01日
  • 猫が見ていた

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    どれもみんな面白かった。
    北村薫びいきの私は、やはり安心して読める北村薫が一番でした。この話はまだ、単行本に入ってないですよね。
    共通点は猫、ということで(だけで、かな?)筆致もストーリー展開も個性的なのだけれど、やはり、皆が名手。同じ素材で作ったフルコース料理をいただいたようで満足感でいっぱいです。
    アンソロジーっていいなあ。

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    2018年05月27日
  • 絶叫城殺人事件

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    受験無事に終わりました!
    わーい!!!

    というわけで、5ヶ月ぶりの読書。
    まずは軽いの、と思って選びました。
    有栖川有栖は、こっちじゃなくて学生アリスシリーズが好きなのですが、短編も面白かった(o^^o)
    大学生になっても読書は続けようと思います!

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    2018年03月18日