有栖川有栖のレビュー一覧
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短編6作品
ブラジル蝶の謎:被害者はサラ金社長の弟、社長は既に他界している。被害者は瀬戸内海の離島で社会と完全断絶していた。現場の豪邸は社長のコレクションの蝶が無数に貼り付けられていた。なぜ蝶なのか、なざ天井なのかの追求に火村と有栖が臨む。鮮やかな蝶の絵が思い浮かんでしまい方法や機会の推理を妨げられた。謎の解明はスマホ。最後に火村の言葉、人を殺したいと思ったことがあるから・・・
妄想日記:自分が起こした交通事故でノイローゼになった被害者は地下室で暮らしていた。その被害者の屋敷で火だるまになって死亡した事件。動機と方法は推測がついたと思っていたがチョット違っていた。記号の日記は関係するのだろう -
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短編6作品。
雨天決行:題名からすると雨の日の犯罪をどう暴いていくかといったところかと想像を巡らせ読み始める。まさか運動会や遠足ではあるまい。雨天の意味は全く違った。そうだ、有栖川有栖がいるのだった。
竜胆紅一の疑惑:作家の名前を題名にしているあたり内容を推測しながら読んでしまう癖がある。竜胆という題名から、秋、青紫色の中に目立つ真紅、有名作家の推しといったイメージを持って読み進めた。紅一というと放火だろうか?しかし、予測は少しずつ外れていた。
三つの日付:火村、有栖、刑事森下からアリバイ証言を求められた有栖、いつものように同席している火村、この3人が喫茶ナスカで会話していく。3年前の事を -
購入済み
印象作
面白かったですよ。ちょっとふわっとしてるところはあるけど、読後に目次を眺め直してみれば、「あぁ」と各ストーリーがぱっと頭に浮かんでくるものでね。これはこれで、いいですよ。
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いつも登場人物の細かい描写などをスルーしてしまい、犯人を勘で何となく推測して外すレベルの読者だけど、火村と有栖川の冒頭のやり取りが面白くて好き。
アリスシリーズにハマって作品を全部読んだのは2014年。ドラマも見たけど、知らない間に続巻が出ていたのを見て、ふと読みたくなった。
・船長が死んだ夜…
火村とアリスの冒頭の不穏な会話で、ゴクリ…としたら、免停かい(笑)
有栖川をフィールドワークに誘うきっかけの電話のやり取りに笑った。
変わらない火村とアリスの関西弁の会話のやり取りが、アリスシリーズ!って感じ。
読み飛ばしたら謎は解けない系だけど、しかしミジョップは苦しいぞ!?
・エア・キャッ -
Posted by ブクログ
ネタバレ学生アリスと江神二郎のシリーズ、第4弾。
厚い上下巻の、まず上巻。はっきり言ってまだ何も分かっていない。
有栖、英都大学一回生の年には『月光ゲーム』
二回生の年には、『孤島パズル』と、『双頭の悪魔』
そして今回は、三回生になっている。
四回生の望月と織田は就職活動中、在学八年目の江神も今年度限りで大学を去らなくてはいけない。
最後の事件になるのだろうか。
連休明けに、江神が旅に出たきり戻らない。
ある新興宗教の総本山に入り込んだことが確認され、なんとか有栖たち四人も江神と合流できた。
なんと、江神は卒論に新興宗教を取り上げようと言うのだ。
そういえば、文学部哲学科だった。
宗教は哲学に含まれ -
Posted by ブクログ
分厚さに少し慄きはしたものの、中だるみすることなく読んだ。寝落ちしまくって十日間くらいかかったけど。
アリスと火村の掛け合いのファンとしては、最初から最後まで余すことなくたっぷりと見れてうれしかった。あと、アリス視点だからこそできる斬新な表現には笑っちゃった。
ここまで聞き取れるなら相当英語は話せると思うけど。
時刻表トリックものだったら無理だと思ってたので、関係なくて安心した。すごく丁寧に伏線を描き鮮やかに回収してくれるので、物語に没頭できる。あと、描写がとても美しい。蛍のシーンはうっとりとしてしまった。
余韻が残る話が大好きなので、有栖川有栖の話はどんぴしゃ。ハウダニットより、ホワイ・フ