有栖川有栖のレビュー一覧

  • インド倶楽部の謎

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    アガスティアの葉ー。
    それはその人の来し方行く末がすべて記された賢者の葉。
    前世を未来を知ることができるなら、あなたはそれを聞きたいですか?

    火村&アリスのソウルメイトコンビが送る国名シリーズ第9弾(らしい)
    インドって神秘の国というイメージが強い。
    古代文明発祥の地で、ゼロを発明した国で、現代では証明できないナニカをたくさん持ってても不思議じゃない国って思っているので、輪廻転生とか言われてもなんとなく「そーなんかー、そうかもなー」と受け入れてしまう。(わたしだけか)
    アリスは輪廻転生を「あるかもしれないこと」としながらも、とことん懐疑的につっこみ、火村は「信じない」といいながら柔軟に推理に

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    2021年02月28日
  • 狩人の悪夢

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    動機は無視して論理で推理し犯人を“狩る”男、火村英夫の事件簿。悪夢に囚われている男でもある火村もアリスのやりとりがとても良かった。
    あと最後のサプライズ!!マジか!!

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    2021年02月26日
  • 江神二郎の洞察

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    有栖川有栖といえば「学生アリス」と「作家アリス」のシリーズが二枚看板であり、互いが互いの小説を執筆しているというパラレル設定である(それにしたら学生アリスは多作すぎ作家アリスは寡作すぎるのだがそういうことを気にしてはいけない)。
    「学生アリス」シリーズ初の短編集である「江神二郎の洞察」はもうタイトルそのまんま、謎の大学生名探偵江神二郎が深い洞察を披露してくれる短編集である。
    連作短編ではなく、書かれた時期も相当バラバラだが、最初から通して読むと有栖川有栖くんがEMCに入部したところから始まり、1年を経て有馬麻里亜が入部するところで終わる。
    短編はきちんと独立して謎を提示して解決しているものの「

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    2021年02月02日
  • 絶叫城殺人事件

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    作家アリスシリーズ、短編集。基本的に短編は嫌いだが、これは全体的にどれも高評価で甲乙つけがたい…。良かった点は「黒鳥亭」のアリスと少女のやり取り。「月宮殿」のタイトルの意外性+幻想的な建築美。「雪華楼」の犯行?の意外性。表題作の「絶叫城」はドラマ化もされました。大分前に観ましたが犯人などの細かい点は忘れ、初読のように楽しめました!連続殺人のあの結末にはなんとも言えない悲しい気持ちになりました…。星四つ半。

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    2021年01月25日
  • 暗い宿

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    様々な「宿」で起こる事件に挑む短編集。各話が短くスピード感溢れるので、一気に読んでしまった。特に好きなのは2話目「ホテル・ラフレシア」で、明るい爽やかなリゾートホテルの雰囲気の中に漂う不気味さが印象に残る。

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    2021年01月22日
  • 月光ゲーム

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    それぞれが異なる犯人を思い描きつつ、なかなか判明しない真犯人と暗号の謎、事件にも影響しつつ皆を追いつめるクローズド・サークルなど、思った以上に読み応えあり。

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    2021年01月16日
  • ダリの繭

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    錯乱した現場、混乱した被害者・加害者・第三者の立場。前作よりさらに、人の内面にウェイトをおいた謎解きが面白い。秀一のフロートカプセル、優子のライトハウス、相馬の女装癖etc. 例え共感されずとも、その人にとって特別な繭というのはある。守られた世界、あるいは子宮内の楽園。それが動機となっているのが悲しく、冒頭を読み返すと一層哀れだ。
    それにしてもアリスが小説を書くのも、意外に重い理由があるんだなぁ。知らないだけで皆いろんなものを背負ってるもんなと暗くなりかけたところで、絶妙に新婚ごっこをやる二人。いいコンビ。

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    2021年01月16日
  • 火村英生に捧げる犯罪

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    いい感じの表紙に、このタイトル、そりゃ一体どんな犯人が出てくるのかとドキドキしちゃう。あとがきでも触れてあって思わず笑ってしまった。確かにママやら妻やらに捧げる犯罪だったら、犯罪者不在のいわゆる人が死なないミステリーっぽさがあるな。今度読んでみようかしらん。
    鸚鵡返しや殺風景な部屋とかも変わりネタだったけど、ネタより火村の安楽椅子探偵ぶりに驚嘆。今回は二人で出掛けていって謎解きっていうの少なかったけど、「くるか、アリス?」「付き合えということやな」から受けるコンビの安定感に和む。

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    2021年01月16日
  • 高原のフーダニット

    ネタバレ 購入済み

    オノコロ島はトリックがなかなか突飛だったけど、それよりも見所は相手の立場をいかに正しく見抜いて尋問するか、だな。
    表題作といい、火村の頭脳の冴えと、繊細な駆け引きの巧さに嘆息するばかり。それに、頑迷固陋だと思ってた野上さんの以外な一面も知ることができて、ちょっと好感が持てるようになったのもうれしい。
    ミステリ夢十夜は、ミステリかどうかはさておき、これは西宮神社かしらと思いつつ、福男をかけてめっちゃ頑張る火村の姿を想像して笑ってしまった。

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    2021年01月16日
  • インド倶楽部の謎

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    読み応えも意外性もあり面白かった。

    スマホが出てきて少し時代の流れを感じたり2人のいい距離感に良い後味を感じた点も好ましかった

    2021.1.14
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    2021年01月14日
  • 新装版 46番目の密室

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    臨床犯罪学者の火村英生と推理作家の有栖川有栖が事件を追う。火村シリーズの作家アリスシリーズ1作目。面白かった。ミステリの王道な感じで良かった。綾辻行人さんの旧版と新装版の解説が載ってて豪華だった。

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    2026年04月27日
  • 江神二郎の洞察

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    春のキャンパスで一年生のアリスは運命的な出会いをする。
    ぽとりと落ちた「虚無への供物」の導きによって。
    落とした男は江神二郎。推理小説研究会の部長である。

    ということで学生アリスシリーズの短編を読みました!
    内容は「日常の謎(といっても血なまぐさい話もあったりする)」とミステリーの哲学的な考察を織り交ぜた青春のエピソード。
    名作ミステリーがたくさん登場し、ミステリー本案内としても価値あり。
    江神さんがミステリアス。うわさに聞く彼の背景については何もわからなかった。
    もう1冊短編集が出るらしいのでそれを待とうっと。

    学生アリスのシリーズは、なんだか単なる虚構としては読めないんですよね。
    アリ

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    2020年12月21日
  • ミステリ国の人々

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    ネタバレ

    楽しそうに語ること語ること。
    連載の独自ルールが『故人の著書』ということもあり、私が苦手な「比較的古い」「外国」の作品が多かったけれど、それでも大変魅力的に思えてきた。古典に挑むつもりで読んでみるかなぁ。
    すでに連載は終了しているようだけど、今回とは逆のルール(現役のミステリ)の紹介もぜひ読んでみたい。

    251219再読

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    2020年12月17日
  • インド倶楽部の謎

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    文庫も購入。最後、二手にわかれて歩き出すことを提案するアリスが、火村への無言の励ましというか、生き方を楽にするために考えることへ背中を押すというか。支えるのではなく、ポンと背中を叩いて励ます程度なのが、この距離感の良さなんだなと思う。

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    2020年12月08日
  • 火村英生に捧げる犯罪

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    まるでおもちゃ箱の様な、バラエティに富んだ一冊。
    短篇集だったので8本収録されているのだけど、方向性も長さも全然違うものが沢山あって、楽しんで読み進められたなと言う印象。

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    2020年11月25日
  • 狩人の悪夢

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    ひょんな事から、売れっ子作家の家に泊まりに行き事件に巻き込まれる、ミステリー作家アリス。謎解きをしながら次々と殺人事件がおき、犯罪心理学者・火村と共に解決。犯人の心情と犯罪に至るまでの経緯、その背景に秘密が隠されている。読み応えのある作品。

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    2020年11月14日
  • 怪しい店

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    犯罪学者火村と推理作家アリスの名コンビシリーズ。店にまつわる5つの謎をコンビて解決に導く。中でも、潮騒理髪店はシャーロック・ホームズ同様、自分の体験談を語りながら1つずつ整理して謎ときするのが面白い。飄々としていて、とらえどころのない火村に振り回されたりしているが、このコンビ好きです。

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    2020年11月12日
  • 狩人の悪夢

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    登場人物の言動に対する細やかな心理観察やツッコミで流れていく物語はとても自然で読んでいて気持ちがいいです。有栖川さんの本は初めて読みましたが、他の作品も読んでみたいと思いました。

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    2020年11月01日
  • 有栖川有栖の密室大図鑑

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    密室。その言葉を聞くだけで、その字面を見るだけで、心が躍るミステリファンは多いだろう。かくいう私もその一人。

    本書は有栖川有栖先生が、イラストレーターの磯田和一さんとタッグを組んで、古今東西の密室の名作をセレクトし、イラストを添えて解説したもの。
    密室が苦手という友人から、その間取り等が頭に浮かびにくいと言われたことがある。しかし、本書なら、磯田さんの情感あふれるイラストで、密室の雰囲気をたっぷりと味わうことができる。

    各イラストには、磯田さんの感想が書き込まれているが、有栖川先生の解説と同じくらい、このコメントが面白い。有栖川先生がベタ褒めする作品を磯田さんはお気に召さないケースもチラホ

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    2020年10月26日
  • 乱鴉の島(新潮文庫)

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    作家してる有栖川先生の描写がとてもすきでした。有名どころの文学あまり好んで読もうとしないけど有栖川先生と一緒なら読めちゃうな…

    当時の社会状況に思いを馳せながら、毎度おなじみ綺麗ーーーなロジック、孤島の舞台を楽しめました。あとがきで「やっぱりモデルこの人か」となりました。

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    2020年10月25日