有栖川有栖のレビュー一覧

  • 猫が見ていた

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    タイトルのとおり、猫にまつわるアンソロジー。

    加納朋子先生の「三べんまわってニャンと鳴く」が特にお気に入りでした。希薄な人間関係を望むソシャゲにはまった男性のお話。
    心がぎゅっとなって少し泣いた。

    悲しみのなかにほのかな温かさのある柚月裕子先生の「泣く猫」も好きでした。

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    2026年01月05日
  • 火村英生に捧げる犯罪

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    『火村英生に捧げる犯罪』というタイトルと重厚感のある表紙から、これまでにない強烈な犯人との対決を期待して読み始めたけど、肩透かしを食らったような読後感だった。
    あとがきでも触れられてたけど、「探偵の名前をタイトルにする感覚」について、有栖川さんと読者の間にズレがあったみたい。

    携帯サイト掲載の短編が多く収録されているためか、全体的に軽めの印象。
    8編と収録数が多い。中編〜長編が好きなので、自分には短編だとどうしても良さが掴みにくいのかもしれない。
    物語の厚みが物足りなく感じてしまって今回はどの作品もあまり刺さらず、印象に残らなかった。

    少し前に読んだけど特に書きたいことが浮かばなくて、レビ

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    2026年01月04日
  • 火村英生に捧げる犯罪

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    名前を伏せて売るミステリブックを買って出会った一冊。有栖川有栖さんの作品は、興味はあったけど今まで読んだことがなかったので、どんな作風なのかワクワクしながら読みました。

    作中に有栖川有栖さん自身が登場人物として、ワトソンポジションにいて、ビックリしました。しかもコテコテの関西弁ですごくコミカルだなと思いました。

    本のタイトルになっている「火村英生に捧げる犯罪」が、冒頭の緊張感と結末のあっさりさに落差があって、読後感に少し物足りなさを感じましたが、あとがきで作者がこの作品の意図を語っていて、なるほど、そういう意図ならこの終わり方になるのも納得しました。作者の意図を読み切れない自分の読解力が低

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    2026年01月03日
  • 日本扇の謎

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    火村英生シリーズ。舞鶴市で見つかった記憶喪失の男が見つかるところから、物語は始まり、その男の周りで起きる複雑な事件、複雑な謎。これがスピード解決される様が、論理的で合理的。

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    2025年12月29日
  • 論理仕掛けの奇談 有栖川有栖解説集

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    文庫解説をまとめたもの。有栖川先生の推理小説愛と知識が込められていて、作品ごとの魅力を引き出している。
    読んだことのある作品だと尚更嬉しい。

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    2025年12月29日
  • 赤い月、廃駅の上に

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    どうやら酔っぱらった状態で読んではいけない作品だったようです。飲酒後の帰り道、電車の中で読んでいたつもりが、摩訶不思議な世界に引きずり込まれ、頁をめくりつつも訳がわからなくなっていました。酔っぱらっていたらどれを読んでもそうなるか(笑)。

    奇しくも私が乗車したのは地下鉄御堂筋線とその先の北大阪急行。読みながらまさにその駅を通って帰ったから、出てきた駅名だけははっきりと頭に残っています。

    そのほかの話も「三途の川を渡る列車の運転が荒かったら嫌やなぁ」などと思ったことだけは覚えていて、薄気味の悪い寝起き。途中下車はしない。

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    2025年12月25日
  • 鍵の掛かった男

    匿名

    購入済み

    主人公は作家。先輩作家の先生からある依頼があり、そこからミステリは始まる。他殺なのか自殺なのか。亡くなった男を調べてみると、悲しい事実があった。

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    2025年12月21日
  • 双頭の悪魔

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    このオチは分かりませんでした。

    読者への挑戦状が3度突きつけられる意欲作。

    僕はそもそも推理しながらミステリを読まないので、あまり熟考せず真相パートに入っちゃうんですよね。

    なので、エラリー・クイーンばりに、江上が明晰な推理を披露してもちょっと空中戦を観ている感じになると言うか…。僕は新本格作家さんはけっこう好きだけど、ここまで直球ストレートすぎるミステリだと逆にポカーンとしちゃうのかも。

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    2025年12月19日
  • 怪と幽 vol.010 2022年5月

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    特集タイトルに惹かれた過去号の怪と幽、勢いで2冊お迎えしたものの、前号の「あやしい家」ほどはまらなかった。。
    今号の特集は「呪術入門」だから、うわぁ呪術だね〜(ぼんやりし過ぎた表現しかできない 泣)ていう術とか、呪物とか、不穏な感じの内容ばかりかと想像してたんだけど、節目に玄関先に飾るやつ(お節分の柊とイワシの頭とか。うちにはそういう習慣はないから飾ったことはないけど)とか、ちょっとしたおまじない的な内容も紹介されていて、それが興味深かったです。あの飾りたちも呪物と呼ばれていることに驚いたのと、どれも初めて見るお品ばかりで、日本って狭いようで広いな〜って改めて感じました(私の実家の玄関先に掛け

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    2025年12月17日
  • 猫はわかっている

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    「猫」がタイトルに入っていたり猫に関係する物語は好きでよく読んでいます。
    それぞれ「猫」の存在感が効いていておもしろい。

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    2025年12月13日
  • 赤い月、廃駅の上に

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    ネタバレ

    軽めのホラー。『深泥丘』から続けて読むと少し物足りない感じ。好みが別れる感じはあるかな。表題作のような怖い感じのホラーが好きなんで。とりあえず読みやすくて楽しめる作品。こういうのもたまには良いかな。

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    2025年12月11日
  • 月光ゲーム

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    ネタバレ

    有栖川有栖のデビュー作、学生アリスシリーズ1作目。
    最後まで誰が犯人かわからなかった(登場人物多すぎ)。
    文体もよくわかんないけど、雰囲気や舞台設定などは面白かった。

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    2025年12月09日
  • 捜査線上の夕映え

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    コロナ禍で捜査難航など時代を取り入れているが
    捜査が煩雑?内容を整理していかないと訳わからなくなります。

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    2025年12月07日
  • 濱地健三郎の霊なる事件簿

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    一つ一つの話が短くてちょうどいい。
    途中で助手が自分の服装について「タイトスカートは嫌いか」など探偵にいろいろ聞くのが、全く話の筋と関係ないので違和感。なんでここだけ女だしてくんの?と。

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    2025年12月07日
  • ジュリエットの悲鳴

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    読者を楽しませようという心を感じる、あの手この手と様々な切り口から魅せるような短編集。
    エンタメとして面白かった。

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    2025年12月05日
  • マレー鉄道の謎

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    有栖川作品を読むのはこれで2作目。
    こんなに面白かったんだと、読みながら何度も思った。
    以前にAudibleで聴いた『月光ゲーム』があまりハマらなかったので、有栖作品はその後読んでいなかった。(ナレーションの過剰な演技でどうにも集中できなかったのも大きい)

    魅力的なキャラクターに、王道の謎解き、グロさや嫌な気分になることもなく、安心して楽しめる本格ミステリー。
    久しぶりにこの感じを思い出して、そうそう!こういうのが読みたかったんだと嬉しくなった。(今回の音声はとても聴きやすかった)

    『マレー鉄道の謎』は、タイトルから『オリエント急行の殺人』のようなクローズドサークルを勝手に期待していたけど

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    2025年12月04日
  • 濱地健三郎の奇かる事件簿

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    心霊現象が専門の探偵、濱地健三郎と助手の志摩ユリエの事件簿第四弾。相変わらずちょっと不思議、時々怪異。七篇収録されてるけど、そのうち好みだったのは半分くらい。こんなにぼんやりした感じだったっけ?

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    2025年12月02日
  • スウェーデン館の謎

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    ちょっと前のミステリーは展開が整っているのでテンポよく読める。フィールドワークでこんな事件ばっかりだと嫌になりそうだなぁ笑
    ホームズとワトソンのサクサクとした会話がよかった。

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    2025年11月30日
  • 女王国の城 下

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    大学生の青春ドタバタミステリー。
    この古い表現がちょうどいい感じの作品。
    シリーズらしく、前回訪れた因習村の話もたまに出てくる。
    今回は因習の代わりにUFOを信じる新興宗教を持ってきたようだ。
    好きな人には一貫性があって良いシリーズなのだろうと思う。

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    2025年11月29日
  • 絶叫城殺人事件

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    ネタバレ

    全体的に他の作品に比べると微妙な気がする。物語としては『雪華楼殺人事件』が良かったけど(笑)火村からFAXへのアリスの反応が(笑)『絶叫城殺人事件』は展開としては良かったけど犯人が少し微妙かな。もう少し黒い感じの方が好みなので(笑)とりあえず火村とアリスの会話は楽しめたし、トリックとか良かったし、全体的には火村シリーズを楽しめたから良いかな(笑)

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    2025年11月23日