有栖川有栖のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
特集タイトルに惹かれた過去号の怪と幽、勢いで2冊お迎えしたものの、前号の「あやしい家」ほどはまらなかった。。
今号の特集は「呪術入門」だから、うわぁ呪術だね〜(ぼんやりし過ぎた表現しかできない 泣)ていう術とか、呪物とか、不穏な感じの内容ばかりかと想像してたんだけど、節目に玄関先に飾るやつ(お節分の柊とイワシの頭とか。うちにはそういう習慣はないから飾ったことはないけど)とか、ちょっとしたおまじない的な内容も紹介されていて、それが興味深かったです。あの飾りたちも呪物と呼ばれていることに驚いたのと、どれも初めて見るお品ばかりで、日本って狭いようで広いな〜って改めて感じました(私の実家の玄関先に掛けてあるチマキ、もしかしたらあれも全国的じゃないのかもしれん…と思ったり)。
読み切りの小説と怪談実話が今回も面白かった。
特に貴志祐介さんの「こっくりさん」、子どもの話で終わるのかと思ってたらその後も続いていて、「こっくりさん」自体も今風に言うと「ガチこっくりさん」で、それが印象に残りました。
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Posted by ブクログ
有栖川作品を読むのはこれで2作目。
こんなに面白かったんだと、読みながら何度も思った。
以前にAudibleで聴いた『月光ゲーム』があまりハマらなかったので、有栖作品はその後読んでいなかった。(ナレーションの過剰な演技でどうにも集中できなかったのも大きい)
魅力的なキャラクターに、王道の謎解き、グロさや嫌な気分になることもなく、安心して楽しめる本格ミステリー。
久しぶりにこの感じを思い出して、そうそう!こういうのが読みたかったんだと嬉しくなった。(今回の音声はとても聴きやすかった)
『マレー鉄道の謎』は、タイトルから『オリエント急行の殺人』のようなクローズドサークルを勝手に期待していたけど、全く違った。
マレーシアの異国情緒が漂ってきて、旅行に行ったような非日常感を味わえる。
ワトソン役の作家・アリスの自虐っぽい語りはとても親しみやすくて、『ホーソーン&ホロヴィッツ』シリーズのホロヴィッツを思い出す。(アリスの方が全然元祖だけど、私が読んだ順が逆なので)
まっすぐで人間味あふれるアリスもすぐに好きになったし、探偵役の火村は知的で落ち着いていてかっこいい。
ゆっくり進んでいた物語が、終盤で一気にスピードを上げる。
内側から目張りされた密室での犯行はどうやって行われたのか?
私は心理トリックが好きで、物理トリックには全く興味がないので、仕掛けの細かい説明は右から左にスルスル流れて「大体わかればいいか…」という状態に。
トリックよりも火村とアリスの掛け合いや、アリスの一人語りツッコミが楽しかった。
次に『スウェーデン館の謎』を聴き始めている。
雪深いログハウスでの事件で、もう冒頭からすでにこっちの方が好み。
Audibleは海外ミステリーが少なくて、次に何を読もうか…といつも悩むけど、アリス国名シリーズは充実しているので、これからしばらく、このシリーズに浸れそうでうれしい。
Audibleにて。