有栖川有栖のレビュー一覧

  • 禁断の罠

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    それぞれの思惑が違う短編集。初めての作家さんもいて、それなりに楽しめたが、表題の『禁断の罠』に期待を持ち過ぎたかな。

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    2025年03月26日
  • マレー鉄道の謎

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    マレー半島を訪れた有栖川と火村先生が遭遇する。2人の操作方法に慣れていない現地の警察とやりとりをしながら操作をしていく過程が新鮮だった。事件の真相は少し気が重くなるものだったが、ラストの2人のやり取りに和む。

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    2025年03月24日
  • 捜査線上の夕映え

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    これまでの作品のような犯行方法の論理性を求めるならこの作品は違うかなと感じた。これまでとは異なる感傷とか瀬戸内海の田舎(島)ノスタルジーを描いたもの。

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    2025年03月22日
  • 海のある奈良に死す

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    「海のある奈良」とは何処なのか。
    その場所の特定に主眼を置いた、トラベルミステリの雰囲気が感じられる作品です。

    土地にまつわる伝承も興味深く、数々のエピソードも良質な旅行ガイドのよう。

    トリックは少々無理があるように思いましたが、伏線の回収は見事で、最後まで楽しませていただきました。

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    2025年03月16日
  • 鍵の掛かった男

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    銀星ホテルの描写が素敵で、文を読んでいるはずが目の保養になった。
    謎が謎を呼び、先へ先へ読み進むことができる。
    隠れた名作、映画にしても楽しそうな作品。

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    2025年03月13日
  • 日本扇の謎

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    最初はあまり進まなかったけど、3割位読んでから一気に読んでしまった。
    色々失踪とか記憶喪失とか密室とかミステリー要素満載だったけど、火村先生が言う通りシンプルだった。
    そのまま東京に住んでおけば良かったんじゃない!と思ってしまう。
    あっと言う間にアリスと火室先生より歳上になってるのが恐ろしい…
    ミステリーを組み立てている経緯がリアルだった。うーん、ミステリー作家になるのも大変そうだな…

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    2025年03月07日
  • 砂男

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    ネタバレ

    【収録作品】
    前口上
    女か猫か…江神二郎シリーズ(学生アリス)
    推理研VSパズル研…同上
    ミステリ作家とその弟子
    海より深い川…火村英生シリーズ(作家アリス)
    砂男…同上
    小さな謎、解きます
    あとがき

    あとがきでそれぞれの短編の成り立ちのようなことが語られていて興味深い。

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    2025年03月06日
  • ブラジル蝶の謎

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    作家アリスシリーズ第6弾。
    6つの短篇が入っています。
    ロジカルな謎解きばかりで、本格ミステリ好きにはたまりません。
    どれも、こ気味良いテンポで読みやすかったです。

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    2025年03月05日
  • 砂男

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    ネタバレ

    学生アリスと作家アリスの両方が堪能できる短編集!

    「女か猫か」
    いや内容よりも待って、アリスってそんなにもマリアのこと思ってたの!?!?!?!?!紡ぐ言葉すべてが美しくて重い……ほんま尊いっす。

    「推理研VSパズル研」
    別のアンソロで読んでいたから再読なんだけど、よくもまあこんなことを思いつくのだと感嘆する。
    いいなー瑞々しい学生生活。

    「ミステリ作家とその弟子」
    こちらも再読。ウサギとカメの別視点での話、すごく面白かった。オチは失速だけどいいのよ、これが読めただけで。千夜一夜物語とは言い得て妙。

    「海より深い川」
    そういうこと!?って新鮮に驚き。珍しくスピーディーに解決したわ。アリスの一言が火村の役に立って嬉しい。

    「砂男」
    表題作。やっぱ有栖川有栖のなにが好きって余韻がある終わり方よ。

    「小さな謎、解きます」
    さくっと読めるほのぼのミステリー!微笑ましい作品でした。

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    2025年03月05日
  • 捜査線上の夕映え

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    あんなに伏線のある事件だと思わなくて、そして調子が出ていなさそうな感じで実は解決へのヒントを見落とさないフィールドワークにさすが火村先生でした。
    コマチさん達の島に行った時のウキウキっぷりも楽しかったです(笑)

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    2025年03月04日
  • 朱色の研究

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    大好物の作家アリスシリーズでした。
    犯人の歪んだ感情が引き起こした事件を、火村さんが鋭く解決してくれます。

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    2025年03月03日
  • 猫が見ていた

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    タイトルに猫とついていたら読まない訳にいかない
    私もつい最近まで犬派を自称していたが、引っ越しを機に犬に加えて猫を飼いすっかり犬猫派に…

    湊かなえさんの実話?のようなお話がとても共感できて良かった
    巻末のオールタイム猫小説傑作選を読み、次は何を読もうかワクワクしている

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    2025年03月02日
  • 砂男

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    アリス、火村、江神豪華なお話の詰め合わせです。
    JTで発表されていた短編も読めて満足です。
    煙草が吸いたくなります...
    色々な世界観を少しずつ摘んでいくような感覚でした。

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    2025年03月01日
  • 日本扇の謎

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    火村&アリスシリーズ最新作。
    もう数えきれないほどの作品があるので何作目なのか分からない。詳しく知りたい方は巻末に掲載されているのでご覧ください。
    ただ国名シリーズとしてはあとがきに書いてあった。11作目となるらしい。

    舞鶴の浜辺で発見された記憶喪失の青年。
    富士山が描かれた扇だけを所持していたことからオウギと名付けられた彼は、発見者の女性教師と交流しながら入院生活を過ごす。
    だがその扇が元で無事に家族が見つかり、武光颯一という名前が判明した彼は女性教師との別れも交わさないままに家へ戻る。
    だがその家〈玄武亭〉で、間もなく殺人事件が起こり、颯一は再び扇と共に忽然と消えてしまう。

    何ともミステリアスな事件。
    読み進めると、颯一は記憶喪失になる以前、自らの意志で家を出て、以来六年もの間行方知れずだったことが分かる。
    その六年の間、颯一は何をしていたのか。なぜ記憶喪失になったのか。そのことが今回の殺人事件に関係があるのか。興味は尽きない。

    だが火村は相変わらず現実的で、そもそも颯一は本当に記憶喪失だったのかと疑う。
    一方のアリスは編集者から「日本扇の謎」というタイトルで本を書いて欲しいと依頼され、創作の苦悩の中にいる。

    ページの六割くらいはフィールドワークと議論で進む。
    見えてくるのは独特の家族関係ではあるが、そこまで突拍子の無い話でもない。
    だが颯一の人となりがまだ分からず、事件の真相にも近づけない。
    そこから章題の通り「急転」していくのだが、相変わらずアリスと同じ視点の私は、火村の見えているものが分からない。

    明かされてみれば、火村が言う通り『シンプル』な事件だった。ただ私の読解力不足なのか、やはり颯一の心の中が分からない。
    彼と僅かな間交わった人たち、舞鶴で彼を発見した女性教師などの気持ちを思うといたたまれない。
    読み終えてみればただただ悲しく切ない話だった。
    色んなものが空回りしてしまったような感じがする。
    『うまいこといかんな』という科白が皮肉めいた印象すら残す。
    最後にあるように、せめてアリスが彼らの気持ちを掬い取るような物語を書いてくれることを願う。

    余談だが、下宿屋の大家さんと猫たちが元気そうで良かった。

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    2025年03月01日
  • 虹果て村の秘密

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    もともと子供向けとのことで非常に読みやすくなんだか爽やかな印象さえ残るミステリー。
    夏休み、母の別荘に友達を連れて遊びに来た小学生の2人が事件の謎をとく。
    なんだかかわいい二人組だった。

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    2025年02月27日
  • 捜査線上の夕映え

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    半分くらいまでがんばって読んだがそこからさらに捜査が進展せずしんどかった〜。
    火村と有栖のいろいろな仮説の応酬は読み応えあるが、それでも進まなさすぎて、、、少し飛ばしちゃった(^_^;)

    フーダニットと鉄壁なアリバイ崩し、コロナ禍で捜査が思うようにいかない場面も今では『そんなこともあったなぁ』と思いながら読めた。

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    2025年02月26日
  • 白い兎が逃げる 新装版

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    ネタバレ

    2003年。 新装版。
    「不在の証明」お互いが嫌いな双子の兄弟。一人が殺された。
    「地下室の処刑」シャングリラ十字軍。どこかにも出てたな。警視庁の森下くんが巻き込まれた。
    「比類のない神々しいような瞬間」?
    「白い兎が逃げる」鉄道ミステリ。兎ににている女優がストーカーにあい、ストーカーはウサギ小屋の隣で殺されていた。急展開で思わぬ犯人。

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    2025年03月16日
  • スイス時計の謎

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    2003年。国名シリーズ7冊目。
    「あるYの悲劇」ダイイングメッセージがy。えー
    「女彫刻家の首」火村は杉下さんに似ていると思う~ 殺人に関する考え方が。
    「シャイロックの密室」言わずとしれた金貸し。その名も佐井六助。叙述ミステリ。
    「スイス時計の謎」アリスの同級生たちのサークル(アリスは入っていない)。彼らはお揃いのスイス時計を持っていて、そのうちの一人が殺された。
    理詰めで犯人を見つける小説を読むと、理詰めだと犯人がいないという小説を思い出す~。

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    2025年03月13日
  • マレー鉄道の謎

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    ネタバレ

    2002年。国名シリーズ第6弾。長編。
    マレー半島はキャメロン・ハイランド。マレー半島の鉄道事故がプロローグ。旧友大龍の招きで、キャメロン・ハイランドを訪れた火村&アリス。蝶好きの日本人観光客などと出会ったりしているうちに、トレーラーハウス内での殺人事件が。後半から物語は加速し、ほーとなるトリック。連鎖、玉突き。アリスは英語堪能ではないので、「聞き取り不能」が多くて笑える。人物一覧がほしい。マレーシア行ってみたくなる~

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    2025年03月09日
  • 絶叫城殺人事件

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    2001年。
    館の名前と殺人事件。後味悪めシリーズ、かな。夜。
    「黒鳥亭殺人事件」井戸の中で死んだ男は、昔死んでいたはずだった。
    「壺中庵殺人事件」館をイメージするのが難しかった。
    「月宮殿殺人事件」月夜の晩に銀閣寺に行きたくなった。
    「雪華楼殺人事件」薬漬けの10代カップルの男が死んだ。寒そう。
    「紅雨荘殺人事件」映画に出た館。
    「絶叫城殺人事件」ゲームになぞらえた殺人。

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    2025年03月03日