有栖川有栖のレビュー一覧

  • モロッコ水晶の謎

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    短編集。

    「教授の身代金」
    1話目から猛烈に面白かった。
    「教授」が誘拐された。そして、殺害された。
    容疑者は少ないのに、全員にアリバイがある。
    誰が犯人なのか、全く想像がつかなかった。
    相変わらずの火村助教授の冴えわたる推理が素晴らしい!
    そして、どのような思考の過程からその結論に辿り着いたのか、説明を聞いて、なるほど!と唸らされた。
    なにげないエピソードの中に、ちゃんと伏線が散りばめられていたのだな…。
    これまで見たこともない物語で、とても楽しめた。

    「ABCキラー」
    アガサクリスティのABC殺人事件を彷彿とさせる。同じ結末のはずはないから、どんなオリジナルストーリーなんだろう…と読み

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    2023年10月09日
  • 神様の罠

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    6人の作家のミステリー短編集。辻村深月のは「嘘つきジェンガ」で読んだことがある話だった。改めてコロナ禍の話が増えたなぁと感じた一冊。

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    2023年10月05日
  • 神様の罠

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    辻村深月の短編読むために購入。「2020年のロマンス詐欺」は「嘘つきジェンガ」にも収録されている。
    コロナ禍でいわゆる「闇バイト」に手を出してしまった大学生が主人公。この設定がコロナ禍あるあるって感じでいいなと思った。締め方の読後感がいいのは流石辻村深月だな~と思う。

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    2023年09月29日
  • 濱地健三郎の幽たる事件簿

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    『霊なる事件簿』から2年、待望の続編文庫化。本作を読む限り、濱地健三郎には強力な除霊能力もあり、素直に成仏してくれない霊でも“強制排除”出来るようだが詳細は不明のまま。第3弾『呪える事件簿』でその辺は明らかになるのだろうか? 楽しみにつぎの文庫化を待つ。

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    2023年09月24日
  • マレー鉄道の謎

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    海外での話。
    登場人物の名前だけが最初にどんどん出てきて何者なのかを把握するのが難しかった。

    でも読み終わる頃には旅行の終わりみたいな寂しさがあった。 

    密室の謎はこうやったんだろうなと予測はついたけどまさかの真相で驚いた。


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    2023年09月23日
  • 本格ミステリの王国

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    エッセイや選評、未発表原稿など様々な内容が一冊に積み込まれています。
    どこから読んでも大丈夫だと思いました。

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    2023年09月13日
  • 白い兎が逃げる 新装版

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    4本の中編小説。
    有栖川有栖先生のお話は初めて読みました。
    読書中はサーフィンのようで、読み始めは特徴が掴めず何度もページを戻りましたが、徐々に文章に上手く乗れるようになりました。有栖川有栖先生の他のお話がどのような波をしているか気になります。

    小説内に登場する地名を存じませんでしたので、知っていたらより楽しかったのかな?と思いつつ、意外な犯人の同期と崩されたアリバイに驚かされました。

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    2023年09月07日
  • スウェーデン館の謎

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    ぶっちゃけ地味なんだけど、その分正々堂々としたミステリが楽しめました! 作者の作品全般に言えることだが、リーダビリティの高さ故にサクサク読むことが出来た。 犯人は正直なんとなく分かってしまったのだけど、トリックは全然分からなくて、解明シーンでそうだったのかと唸らされた。

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    2023年09月07日
  • 神様の罠

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    ミステリー界をリードする六人の作家によるアンソロジー。どれも味わいある。ぐっと来たのは芦沢央の『投了図』。ハラハラしたのは辻村深月の『2020年のロマンス詐欺』。

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    2023年09月02日
  • こうして誰もいなくなった

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    著者の超短編から中編までの作品集。ホラー?、ファンタジー、ミステリと様々なジャンルが詰まった一冊になっている。
    表題になっている中編ミステリは、著者が書く「そして誰もいなくなった」になっていて、中編て書くとここまでまとまるのか、と言わずと知れた名作とは違う面白さを感じた。
    どの作品も骨太ミステリではないので、ちょっと一息つきたい時にサラッと読める一冊。

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    2023年08月26日
  • 妃(きさき)は船を沈める 新装版

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    昔読んだことある?と思ったけど、展開忘れていたので再読。
    火村英生がメインでアリスがあまり出てこないけど、面白かった

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    2023年08月19日
  • 神様の罠

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    6人のミステリー作家による短編集。どれも読み応えがあり面白いので、持ち歩いて読むのに最適だと思う。乾くるみの「夫の余命」のどんでん返しは思わず唸る展開で特に印象に残った。

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    2023年08月14日
  • 朱色の研究

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    「有栖川有栖」の長篇ミステリ小説『朱色の研究』を読みました。
    『虹果て村の秘密』、『孤島パズル』に続き「有栖川有栖」の作品です。

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    過去のトラウマから毒々しいオレンジ色を恐怖する依頼者が推理作家「有栖川」と犯罪社会学者「火村」を訪れた

    “2年前の未解決殺人事件を再調査してほしい”臨床犯罪学者「火村英生」が、過去のトラウマから毒々しいオレンジ色を恐怖する教え子「貴島朱美」から突然の依頼を受けたのは、一面を朱で染めた研究室の夕焼け時だった――。
    さっそく「火村」は友人で推理作家の「有栖川有栖」とともに当時の関係者から事情を聴取しようとするが、その矢

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    2023年08月11日
  • 虹果て村の秘密

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    「有栖川有栖」の長篇ミステリ小説『虹果て村の秘密』を読みました。

    先日『ミステリー傑作選・特別編〈5〉自選ショート・ミステリー』に収録されていた「有栖川有栖」のショート・ミステリー『ハードロック・ラバーズ・オンリー』を読んで、久しぶりに「有栖川有栖」の長篇作品を読みたくなったんですよね。

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    「夜に虹が出たら人が死ぬ」という村の言い伝え通りに発生した“密室殺人”の謎に少年&少女探偵が挑む!
    懐かしくも新しい本格ミステリの逸品。

    推理作家になるという夢を持つ12歳の「秀介(しゅうすけ)」は、同級生の「優希(ゆうき)」と虹果て村で夏休みを過

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    2023年08月11日
  • 絶叫城殺人事件

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    ネタバレ

    あくまで好みとしての話だけども、いいなと思えるものとちょっとなと思えるものがはっきりわかれた。

    壺中庵とか紅雨亭とか絶叫城はトリックとかしっかり納得のいくものだったけども、その他の短編にはトリックのためのトリックという感じがして見世物感が強く出る気がした。

    とはいえ、20Qなど随所にらしさもでていて、全体としては氏の作風はしっかり味わえると思う。

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    2023年08月05日
  • 幻坂

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    有栖川ミステリ作品が好きなのですが、この作品はミステリーではなく怪談。
    文章の美しさ、読みやすさはさすがです。
    大阪の地理、古典文学、松尾芭蕉、極楽浄土思想などについて知識と関心がない方は読むのは辛いかもしれません。(私は東京在住で古典も日本史も浅学なので、無理矢理読みました)

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    2023年08月03日
  • 海のある奈良に死す

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    有栖川さんの火村英生シリーズの一作。
    火村シリーズはどこから読んでも読めるので順番を気にせず見つけたときに買って読んでます。
    ただ、海のある奈良は早めに読んだほうがいいかも?

    2人のやりとりが微笑ましいのは毎度のことですが新たな登場人物も出てきてこれからのシリーズも楽しくなりそう。
    伏線がたくさん出てくるので文を読んで読み解くのが好きな方にはおすすめ。

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    2023年08月01日
  • 神様の罠

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    サクッと読める短編ミステリー。著者は皆さん、人気作家さんなので全編良く出来ていて楽しめました。乾くるみ著「夫の余命」、芦沢央著「投了図」が個人的に好みです。

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    2023年07月23日
  • 怪しい店

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    「店」を題材とした火村英生シリーズの短編集。
    手がかりやヒントは結構大胆に提示されてるにもかかわらず、考えても真相に辿り着けない(お前の頭が悪いだけちゃうんけっていう感想は禁句)、しかしいざ謎が明かされるとそのロジックに「なるほど〜」と納得してしまう。流石ベテランといった完成度だと思います。
    今回の話の中だと「潮騒理髪店」がノスタルジックな雰囲気が醸し出されていて好みでした

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    2023年07月17日
  • 英国庭園の謎

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    作家アリスシリーズ7作目で、
    国名シリーズ4作目となる本作。
    発行は1997年。

    「雨天決行」
    「竜胆紅一の疑惑」
    「三つの日付」
    「完璧な遺書」
    「ジャバウォッキー」
    「英国庭園の謎」
    の6篇を収録。

    バリエーション豊かでサラッと読める
    短編の良さを詰め込んだような魅力の本作。

    犯人目線で描かれていく「完璧な遺書」、
    アリス、火村、そしてジャバウォッキーの
    スリリングなやり取りが面白い「ジャバウォッキー」が
    面白く、好みでした。

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    2023年06月15日