有栖川有栖のレビュー一覧

  • 妃(きさき)は船を沈める 新装版

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    昔読んだことある?と思ったけど、展開忘れていたので再読。
    火村英生がメインでアリスがあまり出てこないけど、面白かった

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    2023年08月19日
  • 神様の罠

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    6人のミステリー作家による短編集。どれも読み応えがあり面白いので、持ち歩いて読むのに最適だと思う。乾くるみの「夫の余命」のどんでん返しは思わず唸る展開で特に印象に残った。

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    2023年08月14日
  • 朱色の研究

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    「有栖川有栖」の長篇ミステリ小説『朱色の研究』を読みました。
    『虹果て村の秘密』、『孤島パズル』に続き「有栖川有栖」の作品です。

    -----story-------------
    過去のトラウマから毒々しいオレンジ色を恐怖する依頼者が推理作家「有栖川」と犯罪社会学者「火村」を訪れた

    “2年前の未解決殺人事件を再調査してほしい”臨床犯罪学者「火村英生」が、過去のトラウマから毒々しいオレンジ色を恐怖する教え子「貴島朱美」から突然の依頼を受けたのは、一面を朱で染めた研究室の夕焼け時だった――。
    さっそく「火村」は友人で推理作家の「有栖川有栖」とともに当時の関係者から事情を聴取しようとするが、その矢

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    2023年08月11日
  • 虹果て村の秘密

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    「有栖川有栖」の長篇ミステリ小説『虹果て村の秘密』を読みました。

    先日『ミステリー傑作選・特別編〈5〉自選ショート・ミステリー』に収録されていた「有栖川有栖」のショート・ミステリー『ハードロック・ラバーズ・オンリー』を読んで、久しぶりに「有栖川有栖」の長篇作品を読みたくなったんですよね。

    -----story-------------
    「夜に虹が出たら人が死ぬ」という村の言い伝え通りに発生した“密室殺人”の謎に少年&少女探偵が挑む!
    懐かしくも新しい本格ミステリの逸品。

    推理作家になるという夢を持つ12歳の「秀介(しゅうすけ)」は、同級生の「優希(ゆうき)」と虹果て村で夏休みを過

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    2023年08月11日
  • 絶叫城殺人事件

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    ネタバレ

    あくまで好みとしての話だけども、いいなと思えるものとちょっとなと思えるものがはっきりわかれた。

    壺中庵とか紅雨亭とか絶叫城はトリックとかしっかり納得のいくものだったけども、その他の短編にはトリックのためのトリックという感じがして見世物感が強く出る気がした。

    とはいえ、20Qなど随所にらしさもでていて、全体としては氏の作風はしっかり味わえると思う。

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    2023年08月05日
  • 幻坂

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    有栖川ミステリ作品が好きなのですが、この作品はミステリーではなく怪談。
    文章の美しさ、読みやすさはさすがです。
    大阪の地理、古典文学、松尾芭蕉、極楽浄土思想などについて知識と関心がない方は読むのは辛いかもしれません。(私は東京在住で古典も日本史も浅学なので、無理矢理読みました)

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    2023年08月03日
  • 海のある奈良に死す

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    有栖川さんの火村英生シリーズの一作。
    火村シリーズはどこから読んでも読めるので順番を気にせず見つけたときに買って読んでます。
    ただ、海のある奈良は早めに読んだほうがいいかも?

    2人のやりとりが微笑ましいのは毎度のことですが新たな登場人物も出てきてこれからのシリーズも楽しくなりそう。
    伏線がたくさん出てくるので文を読んで読み解くのが好きな方にはおすすめ。

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    2023年08月01日
  • 神様の罠

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    サクッと読める短編ミステリー。著者は皆さん、人気作家さんなので全編良く出来ていて楽しめました。乾くるみ著「夫の余命」、芦沢央著「投了図」が個人的に好みです。

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    2023年07月23日
  • 怪しい店

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    「店」を題材とした火村英生シリーズの短編集。
    手がかりやヒントは結構大胆に提示されてるにもかかわらず、考えても真相に辿り着けない(お前の頭が悪いだけちゃうんけっていう感想は禁句)、しかしいざ謎が明かされるとそのロジックに「なるほど〜」と納得してしまう。流石ベテランといった完成度だと思います。
    今回の話の中だと「潮騒理髪店」がノスタルジックな雰囲気が醸し出されていて好みでした

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    2023年07月17日
  • 英国庭園の謎

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    作家アリスシリーズ7作目で、
    国名シリーズ4作目となる本作。
    発行は1997年。

    「雨天決行」
    「竜胆紅一の疑惑」
    「三つの日付」
    「完璧な遺書」
    「ジャバウォッキー」
    「英国庭園の謎」
    の6篇を収録。

    バリエーション豊かでサラッと読める
    短編の良さを詰め込んだような魅力の本作。

    犯人目線で描かれていく「完璧な遺書」、
    アリス、火村、そしてジャバウォッキーの
    スリリングなやり取りが面白い「ジャバウォッキー」が
    面白く、好みでした。

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    2023年06月15日
  • こうして誰もいなくなった

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    短編集。
    もともとは、ラジオの朗読のため?に書かれた作品たちを集めた本のようで、「有栖川有栖の見本市」とのこと。

    表題作の「こうして誰もいなくなった」は、もちろんクリスティのそして誰もいなくなったのパロディ。
    現代に舞台を移して、スマホも登場するし、被害者たちの過去の悪行も現代的。
    しかし、そのまんま過ぎて…もう一捻り期待しながら読んでいたから、期待外れ感は否めない。あとがきによれば、そして誰もいなくなったは面白いけど探偵による謎解きがないのが残念だったから…と、探偵は登場する。でも、探偵が登場したことによって謎解きが変わるのか?という疑問はある…。 
    比べても仕方ないけど、十角館の殺人の秀

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    2023年06月09日
  • 英国庭園の謎

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    ネタバレ

    火村、有栖川コンビの短編集。

    どれもつぶ揃いで面白かった。だがやっぱり短編集はストーリーを追うだけで心に残るようなものが薄く感じられる。
    特に推理小説の場合、謎解きが最重要であろうから、背景やら動機やらはあまりしるされないので 1編を読み次にいくと 前の話を忘れてしまうくらいの感じでしか読み進められないので、こういう評価をしてしまう。

    そうは言っても 面白く一気読みしてしまった。

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    2023年05月22日
  • ブラジル蝶の謎

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    作家アリスシリーズ6作目で、
    国名シリーズ3作目となる本作。
    発行は1996年。

    「ブラジル蝶の謎」
    「妄想日記」
    「彼女か彼か」
    「鍵」
    「人喰いの滝」
    「蝶々がはばたく」
    の6篇を収録。

    短編が溜まってきたから
    国名シリーズを出すことになったものの、
    肝心の国名がついたタイトルの作品がないことに気づき
    慌てて表題作を書いたという面白いエピソードも。
    蝶で始まり蝶で終わるタイトルも素敵です。

    個人的には
    色とりどりのアグリアスが美しく印象に残った
    「ブラジル蝶の謎」が好きでした。
    ラストには
    本シリーズ中に度々出てきては火村の闇を覗かせる
    例のセリフも出てきて、
    ゾクっとさせられました

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    2023年05月19日
  • 女王国の城 下

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    ネタバレ

    犯人の名前が出た瞬間
    「…おま…誰?!」って一瞬なったくらい存在感がなかった…
    宗教関係はなぁと尻込みしながら読んでたけど、クローズドミステリーは好きなのでさくっと上下巻読めました。
    ただトリックについてはイマイチこうピンとこず。
    過去の古屋での拳銃自殺ですが、いやいや子供見つかるんじゃねーのか?!陰で隠れれる?!
    あまりその場の情景が浮かばずだったのと、イマイチこう動機がなぁ。
    でもまさか最初のあわや事故か?!のニアミスに代表がのってるとは…
    こうゆうとこさすがというか
    ほつほー!って伏線回収楽しかったです。
    今回はアリスの存在がちょい薄かったかなぁ。
    モチさん、よかったよ!!!
    やっぱ学生

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    2023年05月13日
  • 本からはじまる物語

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    18人の作家による本にまつわるアンソロジー。
    市川拓司さん「さよならのかわりに」が面白かった。梨木香歩さん「本棚にならぶ」は勝手なイメージでほんわかした話かと思ったらなかなかに怖かった。どの作家さんの話からも本好きな気持ちが溢れ出ているように感じた。

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    2023年05月08日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    ネタバレ

    ⚪︎短編集
    ▪️再生 綾辻行人
     ★★☆☆☆
     ホラー>ミステリー

    ▪️書く機械 有栖川有栖
     ★★★☆☆
     世にも奇妙な物語のような空気感

    ▪️アリバイ•ジ•アンビバレンス 西澤保彦
     ★☆☆☆☆
     文体や展開がラノベ感があって合わなかった

    ▪️蝶番の問題 貫井徳郎
     ★★★☆☆
     探偵役のキャラクターが好感が持てる

    ▪️カニバリズム小論 法月倫太郎
     ★★★★☆
     グロ寄りの描写もあるが、まさにどんでん返しの面白さ

    ▪️藤枝邸の完全なる密室 東川篤哉
     ★★☆☆☆
     コメディ寄り

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    2023年04月26日
  • こうして誰もいなくなった

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    恥ずかしながら「そして誰もいなくなった」を読んだことが無いため、タイトルに惹かれ読みました。
    館シリーズを読んでいたためある程度知識はありましたが、再解釈版と言うことで本家を読む前に改めて予備知識を入れられたと思います。

    話によってかなりテイストが分かれますがどれも読みやすかったと思います。
    書店の話と表題作が特に好きでした。

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    2023年04月21日
  • カナダ金貨の謎

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    安心の火村シリーズ。携帯電話もなかったところから、メールやスマホまで登場していて時代の変化を感じる。

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    2023年04月12日
  • ジュリエットの悲鳴

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    有栖川有栖氏には珍しい短編集。

    ショートショートみたいなのは切れ味ある。
    他のはもっと長いので読みたいような題材だった…

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    2023年04月03日
  • 7人の名探偵

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    新本格ミステリの端緒を開いた『十角館の殺人』刊行から三十周年を記念したアンソロジー。新本格第一世代のレジェンド作家七名の夢の競演。


    「名探偵」をテーマに書かれたレジェンド作家のアンソロジー。
    「名探偵」をテーマに、とはいえ、実はストレートに探偵ものミステリを書いてる方は少ない印象。ちょっとメタフィクションっぽかったり、今までの新本格の歴史への郷愁を感じさせるものだったり。
    ただ、短篇でも粒ぞろいで、この作家陣の並びだけでも非常に贅沢なものを読んでいる満足感があります。

    個人的には我孫子武丸さん『プロジェクト:シャーロック』と歌野晶午さんの『天才少年の見た夢は』が好きでした。どちらもちょっ

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    2023年03月30日