森見登美彦のレビュー一覧
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続・夏のタイムマシン物語
森見さんの大学生物語を読むと、なんだか分からない親しみ?懐かしさを感じる。
こんな大学生活を送った訳でもないのだが、あまりにも感情移入してしまうのは何故なんだろう?
そういったこともまるッとひっくるめて読んでいて楽しい。
この物語は続編である。
ただ、前作「四畳半神話大系」を読んでいなくても今作は全く新しいものとして読むことができる。
登場人物が同じという、前作を読んだ方からしてみれば親しみを感じる程度だ。
あとがきを読むとこの物語がどうして作られたのかが分かる。
タイトルから想像出来るが、「時間旅行」「タイムマシン」が主軸の物語となっている。
物語の中でも語られていたが、「タイムパラドク -
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Posted by ブクログ
東山にある男子たちが住まう一部屋四畳半の「法然院ハイツ」では、夏でも汗だくでキムチ鍋をつつく貧乏男子学生が住んでいた。ある人物は向かいのマンションに住む三浦さんと浅からぬ仲となり、女性と縁のないものは山を縦走し、実体を生み出す空想数学の式に熱中する。そんな魑魅魍魎の集まった四畳半の部屋とその周辺で生まれる短編集。
前作なのか全前作なのか、名作『四畳半神話大系』の続編だろうと読みかけたが、のっけから過去の文学のパロディらしきひとり語り、2本目でひとり語りのひねりが来るのかと思いきや全く別のスタイルで、登場人物の名前が出てこない。次には奥歯のギザギザが連なる山になりその山での出来事という、音楽ビ