森見登美彦のレビュー一覧

  • 夜は短し歩けよ乙女

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    どうしてこの小説を中学生の頃に読んでいなかったのだろう、読んでいれば、京都の大学を選んでいたものの......学力が足りず京大は厳しいけれども。くそぅ!

    独特の文体に拒否感を覚え、読まず嫌いをしてはや10年ほど。成瀬のおかげで読み出すことができました。今までの私、本当になぜ読まなかった!あー面白かった♪

    「恥を知れ。然るのちに死ね」←積極的に使っていきたい
    「人事を尽くして、天命をまて」←奥手の私にはありがたいお言葉

    二人がしあわせに大学生活を送ることを心から祈る。隣の府より。

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    2026年01月19日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    「四畳半神話大系」の続編。

    「四畳半神話大系」と舞台「サマータイムマシン・ブルース」のコラボなんですね。
    「サマータイムマシン・ブルース」は映画にもなっているようだったので、読む前に観てみようと思ったのですが、私が加入しているサブスクでは配信されておらず残念でした(。•́•̀。)

    結果「サマータイムマシン・ブルース」を知らなくてもすごく楽しめた。
    むしろ「四畳半神話大系」しか知らなかったことで、シリーズ特有の語り口、テーマの割には哲学的になりすぎない軽やかさ、割とどうでもいいことに全力な登場人物たち(褒めてる)にハマってた気がする。

    前作から引き続き使われている技法?が正当な理由をつけら

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    2026年01月15日
  • 四畳半神話大系

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    最初は文体があんまり得意じゃないかなと思ったが、章を重ねるごとにキャラクターたちの魅力に惹かれた。小津がどの平行世界で仕事量が多すぎて笑った。森見先生の他の話も読みたい

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    2026年01月13日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    個人的に、森見登美彦の文章は少し読みにくいのだが、それによって時間をかけたり何度かに分けて読んだりできてそこが魅力なのかもしれないと思った。

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    2026年01月09日
  • ペンギン・ハイウェイ

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    夜は短し...の後に読んだ、おそらく森見登美彦2作目。これがあまりにも好きで、森見登美彦に魅了されたんだと思う。どこから現れたかわからないペンギン、草原に浮かぶ不思議な球、物知りな青山くんのお父さん、謎の多い歯医者のお姉さん、賢くて健気な青山くん。全てが好き。自分の頭の中で球を想像しながら読んでたけど、映画で実際に球を見た時は想像のまんまでびっくりした。青山くん、お姉さんにまた会えたらいいね。

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    2026年01月04日
  • 夜行

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    夜の闇が持つ、根源的な恐怖と抗いがたい魅力という二面性。その二つともを強烈に感じられる作品だと思う。読み進めていくにつれ、自分も夜の世界へと引きずり込まれていくような感覚になった。

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    2026年01月02日
  • 四畳半神話大系

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    再読。

    定期的に森見登美彦を摂取しなければいけない体なので、一年の最後にはいずれかの作品を読むと決めている。

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    2025年12月31日
  • 宵山万華鏡

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    ネタバレ

    夜行が好きすぎて、森見登美彦ホラー3作品のうちの1つであるこの話を待望していました。年末に時間ある時に読めてよかった。
     まるで万華鏡が創り出す、幻想的で、どこか懐かしくて淡く寂しい、その中に自分が取り残されたような気持ちになりました。無限に続く宵山の世界、幾人にも増える赤い着物を着た女の子たちはまさに万華鏡が作り出す世界をよく体現していたなって思いました。(休日なら同じ毎日を繰り返してもいいかも笑)
     ギャグテイストの方向で書かれていた「宵山劇場」も実はこの話全体にしっかりと関係していたのがあとになって分かって驚きでした。「偽祇園祭」を企画した乙川の目的はただの悪ふざけじゃなくて、意外にしっ

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    2025年12月30日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    著者による名作の新釈(おもしろ改編)。森見さんの作品は気になるものは何作かあったけど、今作が初めて。出てくる人物がなかなかの曲者揃いで、好みの文体、テンポ感だった。短編が単体で存在しているのではなくて、全体がゆるーく繋がっているのも好み。
    一番好きなのは「走れメロス」かな。キャラや設定がぶっ飛んでいて一気に駆け抜けていく感じが面白かった。百物語は原作を読んでみたい。
    最近走れメロス関連の本を読むことが多いな

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    2025年12月29日
  • 有頂天家族

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    大好きで何度も読んだ作品です。
    毎年年末には必ず読みたくなる。
    狸と天狗と人間が登場人物で、本当にこうだったらいいのにな、と思う世界観です。
    お話の内容は賑やかで楽しくて少しだけ切ない。
    この作品らしく最後は大円団で終わるので、毎年年の瀬に一年の締めくくりとして読みます。
    面白きことは良きことなり!

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    2025年12月29日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    この独特な世界観、リズム、ユーモアのセンス。じれが森見登美彦の世界の真骨頂という感じなのだろう。

    好き嫌いが分かれるかもしれないが、私はとても楽しかった。こういうくだらないインテリ感は、自分の大好きなところであり、もし実際に京大がこのような雰囲気で満たされているのだとしたら、通ってみたかったなと少し(本気に?)思った。

    自分は書籍ではなくオーディブルで聴いた。他の人の感想にもあったが、森見登美彦さんの文章には心地よいリズム感があり、オーディブルが適している本なのだろうと感じた。

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    2025年12月28日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    ようやく手に入れました。
    全体的に何言ってるかは分からないけど、世界観が好き。
    先輩の気持ちが伝わったのか、伝わってないかはよくわからないが、楽しかった。

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    2025年12月25日
  • 四畳半神話大系

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    アニメ「四畳半神話体系」から、原作の方を読んだ。
    アニメではわかりづらかった部分も小説で補われ、わかりやすく、また知的かつユーモラスな筆致が魅力的で飽くことなく読み進められた。表紙もかわいい。アニメではこのイラストがそのまま動くので、アニメの方はそこも非常に魅力である。

    内容について
    主人公「私」は、大学生活2年間を棒に振り、無駄に過ごしてきたと自覚する大学3回生であり、その責任すべてを唯一の親友(悪友)小津に転嫁する。「あのときああしていれば…」という過去への後悔を常に抱いていたが、彼は決して脱出することのできない四畳半部屋の連なった無限四畳半地獄で、自身の「あったかもしれない」可能性の部

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    2025年12月24日
  • きつねのはなし

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    少し薄気味悪くて、でもなんだなんだと覗きたくなるようなお話が四つ。
    こちらがぞわぞわするような文体がよかった。
    それぞれのお話が繋がりそうで繋がらない。それもまたぞわぞわを誘った。
    妖なお話。

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    2025年12月23日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    ネタバレ

    ミステリーではないが不思議があふれるファンタジー小説。
    物語の自身の構造に加えて、心霊主義が本家の作者コナンドイルと被ることもあって現実まで巻き込んだ入れ子になっているように感じました。

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    2025年12月19日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    大好き!真夏の京都でクーラーのリモコンを壊してしまった「私」たちが突如現れたタイムマシンで昨日に遡るものの、過去改変の危機に直面し慌ただしく奔走するタイムトラベル・コメディ。『四畳半神話大系』の世界観を継承していて、印象深い言葉の数々や愛着のあるキャラクターに再び出会えて嬉しかった。タイムパラドックスも巧みに処理されていて、くだらなくも愛すべき青春爽快コメディとして見事にまとまっている。

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    2025年12月15日
  • 熱帯

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    ネタバレ

    「本というものが俺たちの人生の外側、一段高いところにあって、本が俺たちに意味を与えてくれるというパターンだよ。でもその場合、俺たちがその本が謎に見えるはずだ。だってもしその本が解釈できると思ったなら、その時点で俺たちの方がその本に対して意味を与えることになってしまう。」

    「いろいろな本が含んでいる謎を解釈せず、謎のままに集めていけばどうなるだろうかということなのよ。謎を謎のままに語らしめる。そうすると、世界の中心にある謎のカタマリ、真っ黒な月みたいなものが浮かんでくる気がしない?」

    沈黙読書会の店主が物語冒頭で語ったこの言葉。
    まさに『熱帯』を表す言葉であった。
    正直読んでいて謎が多いし、

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    2025年12月14日
  • 四畳半神話大系

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    え、おもしろ!!
    刊行から20年か。作品自体はずっと知ってたけど初めて読んだ。おもしろ~。
    涼宮ハルヒの憂鬱と同じくらい面白い建付け。
    しかしぶっちゃけ表紙のイラストで逆に騙された気分。イラスト見てこういう中身とは思わないじゃん。四畳半つながりで松本零士先生に表紙は描いていただくべきだったかと。当時ご存命でしたし。

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    2025年12月13日
  • 有頂天家族

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    思わず唸る面白さ。言葉遊びが炸裂して、ページに1回は笑わされる。やはり森見登美彦はすごい。ほかの作家とは一線を画していると思う。

    著者の文学や歴史に対する独特な造詣と知識、京都の街を肌で感じてきた経験を下地に、まこと人間臭いタヌキ達の冒険が織り成される。
    タヌキと天狗なのに人間臭い主人公と師匠、対して人間なのに神々しい弁天。それぞれが愉快な4兄弟にへっぽこライバル、対して食われ死んでしまう事への切実な恐怖と悲しみ。母の愛に叔父の憎愛。コミカルな語り口の裏にこれでもかと言うくらい色んな要素が詰め込まれ、まさに混沌と言うべき様相を呈している。
    そして、この作品の凄いところは、その混沌を読み進む中

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    2025年12月13日
  • 熱帯

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    千夜一夜物語になぞらえて、誰かの物語の物語の物語…が無限に続く構造になっていて、脳がバグっちゃいそうでした。自分がどこにいるかわからなくなるような夢の中にいるような感覚に襲われます。
    1〜3章の熱帯に現実が侵食されていく狂気も好きだったし、4章以降がシンプルにファンタジー冒険活劇もので、自分が度々ありえないことが起こる世界を探索してるようで、ワクワクして一気読みしてしまいました。
    読んでて「君たちはどう生きるか」を初めてみたときのあの意味分かんなさすぎて圧倒される感じが思い出されました。また読んだら、1〜3章とそれ以降のつながりがもっとみつけられるのかも。失踪した読書会メンバーはそれぞれの物語

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    2025年12月12日