森見登美彦のレビュー一覧
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狸や天狗が誇りと命をかけて繰り広げる大騒動は相変わらずスリリングで可笑しい。
赤玉先生と二代目、二代目と弁天。それぞれのガチンコ対決に漂う焦燥感はなんとも言えず、赤い毛で結ばれた2組の純愛はとっても愛おしい。「健気さの途方もない無駄遣い」この表現好いですね。
ドタバタ劇の中、家族愛が大きな柱となって...続きを読むPosted by ブクログ -
この本を読んだきっかけは、「森見登美彦」の名に惹かれたからです。 きっかけは、それだけでした。
私は、「四畳半神話大系」「夜は短し歩けよ乙女」の幻想を彼に求めていました。早くあの京都の夜を、またあなたの幻想と共に見せて欲しい。あなたの幻想なしでは、もう私は現実を直視できない。その想いから、先日バ...続きを読むPosted by ブクログ -
サクサク読めた
森見登美彦劇場
言葉選びや物語の流れが好き
起承転結がはっきりわかり読みやすかった
謎が残る場面もあり煙に巻かれた感もある
あの世界の人たちにもう会えないと思うと寂しささえ感じる
森見登美彦先生の次作も楽しみになったPosted by ブクログ -
やっぱり森見登美彦さんの作品は大好き。
純粋に小説を楽しめる。
スランプに陥ったシャーロック・ホームズの復活劇
どのキャラクターも魅力的でなんか憎めずに好きになっちゃう。Posted by ブクログ -
森見登美彦さんの本は言葉のチョイスが最高なんよな。原作を読んでみたくなるし、難しい言葉もいっぱいあるのにカジュアルな感じに仕上がっていてスルスル楽しく読めた。