森見登美彦のレビュー一覧

  • 夜は短し歩けよ乙女

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    京都大学を志望した理由の4割。(毎日が聖地巡礼!)
    太陽の塔や四畳半神話大系に比べて読みやすく、森見登美彦を初めて読む方にはうってつけな作品だと思う。
    現実と空想を巧妙にごっちゃにした「森見ワールド」に一度入り込めば、日々の生活が一層彩り豊かになること請け合い。少々古風に見える文体も、慣れてしまえば苦もなく読み進められた。
    奇妙な(というより心底阿呆な)登場人物たちのちょこまかとした活躍と言い回しの滑稽さが相まって、忘れられない読書体験になった。
    好きな台詞は「恋に恋する男たちの、分けへだてない不気味さよ!」

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    2026年04月12日
  • 四畳半神話大系

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    前情報がまったくないまま読み始めたけれど、最初は独特の語り口に少し戸惑った。
    でも、すぐに慣れて、そのまま世界観に没入できた。
    若さや滑稽さがユーモラスに描かれていて面白いし、何かくだらないことに巻き込まれていく過程さえ、実はかけがえのない瞬間なのかもしれないと思わされた。
    人には変えられる部分と変えられない部分がある。
    そんな中で、それでもどんな選択をしていくのか、ということも考えさせられた。
    SF的な展開、人の心理描写、伏線回収の気持ちよさがうまく噛み合っていて、面白さと考えさせられる深さの両方がある作品だった。
    この著者の他の作品も読んでみたくなった

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    2026年04月12日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    素晴らしい話だった。全体としてはとてもほっこり。
    3章はハラハラドキドキ。

    何より言葉の言い回しが一々面白くて、「(学園祭の模擬店を指して)味と衛生状態に一抹の不安が残る食べ物を通行人の口へねじ込もうとする」とか「(風邪をひいてる人に対して)そんなに熱を出して、どういうつもりだ」とかところどころふふっとなった。

    ほっこりしたい時にまた読み直そう。

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    2026年04月11日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    四畳半神話大系を読み返すたび、(過去に自分も大学生でありそれなりに楽しんだり苦しんだりしているにも関わらず)とても大学生活に憧れてしまうというか戻りたくなるというか……ノスタルジーのような気持ちでいっぱいになってしまう。
    のだけれど、今回、四畳半タイムマシンブルースも勿論そうだった!しかも夏。過去に過ごしたあの夏が恋しく、これからやってくる夏がなんだか待ち遠しくもなってしまった。

    ちょっと京都に旅行することになり、行き帰りの電車で読むものが欲しくなった。京都と言えば森見さんの作品かなと思い本屋へ。そうして「四畳半タイムマシンブルース」を発見。好きな映画である「サマータイムマシン・ブルース」の

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    2026年04月11日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    毛玉ファンタジー2
    またしても超面白かった!!

    読み終わった後の楽しみは、アニメをじっくり観て下鴨神社界隈に思いを馳ることであります。あ〜今年も京都に行きたい…

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    2026年04月05日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    読んでいるうちに段々辻褄が合っていく、パズルが完成していくような気持ちよさ。何よりも、「四畳半神話大系」と続けて2冊読むうちに、すっかり森見登美彦氏の語り口の虜になってしまった。明石さんが好きなので、明石さんがたくさん出てきて嬉しかった。

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    2026年04月05日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    お恥ずかしいながら、初森見登美彦。
    最初はやりすぎかなって思って読んでたけど、段々と途中から慣れてきた。

    芸人のたとえツッコミにすごく近いと思った。
    描写力。
    あーいい視点だなあ、いい切り口だなあと感心しながら読んでた。
    話も普通に面白かった。

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    2026年04月03日
  • ペンギン・ハイウェイ

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    ネタバレ

    小学4年の少年の語りがなかなか機知に富んでいておもしろかった。スズキ君達も物語にいい味出してるなと感じた。個人的にはお姉さんのおっぱいがなんらかの伏線かと思っていました。

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    2026年04月03日
  • 四畳半神話大系

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    面白かった。
    明石さんが好きなので、第一話と第二話がお気に入り。
    最初はなんとも思っていなかった小津に対しても、読み進めるうちに親しみというか、なんとも言えない好意が湧いてきた。
    第三話を読む頃になってやっと、各話にある仕掛けに気づいて昂った。
    こういう構成のお話は初めて読んだが、読後の満足感は一入である。

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    2026年04月03日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    恋愛小説って全く興味がないジャンルです。
    一応読んだことはありますが何を思えばよいのか、何が楽しくて人様の恋愛模様を覗くのか・・・。

    この物語は恋愛小説にカテゴライズされるようです。
    「ようです」ってどういう意味?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが
    始終、奇妙奇天烈摩訶不思議な世界が広がっているため迷い込んでしまいます。

    森見先生の作品はもはやカテゴリーが「森見登美彦」として確立しています。
    まずはここから飛び込んでみてください。
    確実に人を選ぶ小説です。ハマると二度と帰ってこれないです笑

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    2026年04月02日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    すんごい発想!
    笑える部分が多くてサクサクと読み進められ、設定から惹き込まれて面白かった!良くできてると思う。

    「四畳半神話体系」を先に読むことで文体にも慣れて、なにより人物たちの関係性もハッキリしてて、すぐに物語の中に入り込めた。

     暑い猛暑の夏、突如目の前に現れたタイムマシンを使って、クーラーのリモコンを取り戻すために今日から昨日へと過去に戻る。
     タイムマシンの使い道がクーラーのリモコンだけでなく、いろいろと混在しててハチャメチャなのに、過去を変えてはいけないという大きな縛りの中で、天才的に過去と現在が噛み合ってるのが面白すぎる!
     森見節は効きつつも、2作目ということで四畳半メンバ

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    2026年04月02日
  • 美女と竹林

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    完全なる時間の無駄!!!人生において、美女と竹林を読む以上にやるべきことは無数にある!!!本当になんなんだこの話
    しかし、脳をやたら興奮させる最近のエンタメに疲れたときに読む分にはちょうどいい清涼剤とも言える、気がしなくもない
    内容は無だけど読後感が妙に爽快なのが、森見登美彦の手際なのか?そうでもないのか?
    結構笑えたし、一周回っていい小説だった

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    2026年04月01日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    世界観が好きで、映画も見に行ったし
    電気ブランなんて憧れすぎて
    たまたま入ったバーで出会えた時なんか
    それだけで嬉しすぎた。
    味はキツめで好きになれないけど
    それでもまた飲みたくなるような
    それくらい私に色々と影響を与えた
    面白く楽しい物語だった。

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    2026年03月30日
  • 熱帯

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    謎のある本であった。
    550ページを超える長編であったが、森見さんの癖になる節回しに絡め取られて気づいたら読み終えていた。

    物語は、執筆に手をこまねき「千一夜物語」を読み耽る森見氏が、佐山尚一著「熱帯」という小説をふと思い出すところから始まる。森見氏が謎のある本を持ち寄る読書会「沈黙読書会」で出会うのは、「熱帯」を手にする女性、白石さん。彼女が語るのは、同じく「熱帯」の謎を追う学団のこと。そして物語は、学団の一員、池内氏の京都での冒険譚を経て、「熱帯」の誕生へと続いていく。

    登場人物の語りに語りを重ねて紡がれていく不思議な小説。

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    2026年03月29日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    この甘酸っぱすぎる物語がたまりません!

    名作すぎて中々手が出ませんでしたが、今回読んでみて本当に良かったです。

    ベースとしては、主人公である先輩 と 黒髪の乙女 の恋物語ですが、その間に起きる事件が奇想天外、摩訶不思議。それがとってもオモチロイ、!
    ※オモチロイは黒髪の乙女の口癖。
    とってもクセになる。

    また、黒髪の乙女はとっても鈍感で不思議ちゃん。事ある毎に〝なむなむ〟と御念仏を唱える様子も愛おしい。だが無類のお酒好きで、酒豪というのもすごく良い。

    私はまんまと森見登美彦ワールドにハマってしまいました…
    読んだことのない方には心からオススメします。

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    2026年03月24日
  • ペンギン・ハイウェイ

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    ネタバレ

    小学4年生の主人公が、街に突如現れたペンギンとお姉さんの謎を解き明かしていく物語。

    ペンギンは何処から現れたのか。
    お姉さんは何故ペンギンを作ることが出来るのか。
    空中に浮かぶ"海"は一体何なのか。

    主人公達は上記を含む沢山の謎を解くために、観察と研究を重ねる。

    読んでいると小学生の頃を思い出すような、とてもワクワクする小説だと思った。

    少年と(少年が通う歯医者で働いている)お姉さんの関係が読んでいて心地良い。年の差はあるけど対等な感じ。

    少年は真面目で探究心があって、起こった出来事や考えをせっせとノートにまとめる研究熱心な男の子。年の割に落ち着いていて、いじめら

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    2026年03月23日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    「アジカンのジャケットと同じ絵柄の小説」と長らく認識しながら読めていなかった作品。本屋大賞2007年の2位を獲得。

    ストーリーを一言で表すなら「陰キャの片思い」といったところか。主人公である「先輩」が、後輩である「黒髪の乙女」に思いを寄せ、京大周辺を舞台に東奔西走する。銀魂やスケットダンスを思わせるドタバタコメディ風に物語は進んでいく。

    ■キャラクターの魅力
    2人の主人公のうち、「黒髪の乙女」は実に陰キャ男子から強烈にモテそうなキャラクターをしている。
    第1章で初めての夜の街に足を踏み入れる彼女は、財産を失って途方に暮れている怪しい男も、タダ酒を目的に夜の街を徘徊する怪しい男女もおおらかに

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    2026年03月23日
  • きつねのはなし

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    17年ぶりの再読。4つの異なるお話で構成されていますが、謎めいた骨董屋や不気味なケモノなど、ゆるやかにつながりが垣間見えます。読み進めるほどになかなか目覚められない悪い夢のよう。話があちらこちらとゆらゆら行き交ってお腹の奥のほうがザワザワしてくる怖さ。しかし端正な文体で紡がれる京都の情景が妙に生々しくて美しく、これもまた名作なのだと思います。

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    2026年03月22日
  • 恋文の技術 新版

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    ネタバレ

    主人公・守田一郎が京都から能登の研究所に飛ばされ、そこから色んな人に手紙を送る話。
    送る人によって内容も様々で、男友達の恋愛相談に乗り猥雑な話をしたり、強い女性の先輩(魔王?)と一連の攻防を繰り広げたり、著者本人とダメ出しや恋文の相談をしたりと手紙を読むのが面白い。

    これだけ色んな人に文通をしても、肝心の自分の想い人への恋文は失敗続き…
    その気持ち、よく分かります。

    男友達には、偉そうに高説を述べるが自分のこととなると勇気が出ず、言葉や知識を弄するも上手くいかない。恋って、片思いって難しいなと思った。

    最後には、想い人への恋文を認めることができたようで、その後のふたりにサチアレ

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    2026年03月22日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    甘酸っぱい恋愛。
    小説的なファンタジーな要素、初心者には難しい言い回し等完全に理解できたかというと怪しいが、人事を尽くして天命を待つことの大切さとエモさを知ることができた。
    一目惚れした先輩が黒髪の女の子を追う姿がなんとなく自分と重なってしみじみとなった。

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    2026年03月20日