森見登美彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読者諸賢におかれては、まずこの奇妙な経緯について語ることをお許しいただきたい。事の始まりは、私が人工知能とやらに「仰々しく、格式高い文体の小説を一つ教えてくれ」と問いかけたことにある。返ってきた答えこそ、この『夜は短し歩けよ乙女』なる一冊であった。後日、書店の片隅でこの書物と相見えた時、私はすでにその文体への興味を抑えられず、ページを開く運命にあったのである。
まず驚かされたのは——いや、驚かされたなどという生易しい言葉では足りぬ。一人称の小説でありながら、語り手が「読者諸賢におかれては」などと、こちらに直接語りかけてくるその構成である。これほど珍妙にして大胆な語りの形式を、私はかつて目にし -
Posted by ブクログ
面白かったーーーーー!!!!大好きな本だ!!
月曜に新宿東口映画祭で観に行くので予習してみた。ひたすらうさぎの穴に落ち続けていくような不思議な世界観で、魑魅魍魎をずんずん進む少女にメロメロになったーーー
とにかく言葉選びが気持ちよくて、これが森見登美彦か、、、!となった。もっと早く読めばよかった。
この当たりの言葉好きすぎる。
諸君、異論はあるか。あればことごとく却下だ。P,123-4
恥を知れ!しかるのち死ね!p147
学園祭とは青春の押し売り叩き売り、いわば青春闇市なり!p154
私は、国家と己の将来を分け隔てなく憂えながら日々を送り、ひたすら思索に耽って魂を練る男だ。154
まるで -
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Posted by ブクログ
先輩とおかっぱ黒髪の彼女のお話。
「そうして彼はパンツ総番長の称号を手にしたのだ。じつに良い話だ。男の中の男だな」「人間として、力の入れどころを激しく間違っているよね」
「パンツを穿き換えなかった頃は風邪なんか引かなかったけれども。そのかわり下半身の病気になった。どっちもどっちだな」紀子さんは胸に達磨を抱えて、「わざわざ免なさい」と言いました。
「いいんだ。いいんだ。これで君の風邪も治るだろ」
そうやって彼らがお互いにいたわりあっている様子を見ていると、なんだか私は幸せな気持ちになってしまうのでした。仲良きことは美しきかな!と思いました。
ちょこっとしたツッコミが可愛面白い。
風の神様の -