森見登美彦のレビュー一覧

  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    おもしろかったー!!読み終えたくない気持ちで最後ツラかった…
    正直、「神話大系」のみだと他の森見作品(有頂天、夜は短し)の方が好みだったけど、「タイムマシン•ブルース」を含めると「四畳半」が一番好きだ。
    「神話大系」は話の性質上『私』と小津がメインで他のキャラが深堀りされていないように感じたのだが、「タイムマシンブルース」により明石さんをはじめとした他のキャラ達も魅力的に動き回り読んでいてワクワクした。
    『私」というフィルターを通さない城ヶ崎、相島の二名がとても魅力的に見えたのは個人的に面白かった。特に城ヶ崎先輩がユーモラスで彼の活躍をもっと見たい。樋口・羽貫・城ヶ崎の大学時代?のエピソードと

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    2025年12月02日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    めっちゃ面白かったです!
    ヴィクトリア朝京都が舞台になっていて、ホームズシリーズをあまり読んだことがない自分でも大丈夫でした、

    きんぎょのワトソンを推します

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    2025年11月29日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    天才的に面白かった。最高だった。

    四畳半神話体系から好きだった自分にとって
    下鴨幽水荘!明石さん!師匠!小津!
    知ってる名前たくさん!聞いたことあるセリフ!
    もう楽しくて楽しくて仕方がなかった。

    タイムマシンがこの世にあったら?と考えたことはないけれど、あったらあったで大変なのかもな〜なんて思いつつ、今を変えないようにこっそり覗き見るのも楽しそうだな〜って思ったり。

    結局たくさんの選択をして今の自分があるから、
    それがきっと正解なんだと思う。
    過去を変えて今の自分が変わるのも寂しいし。

    最後の最後。
    ニヤニヤしながら読んだ。
    森見さん。天才です。

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    2025年11月28日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    恋愛関連のものは滅多に読まない僕が引き込まれた愉快で珍妙な摩訶不思議恋愛ファンタジー
    魅力的なキャラクターたちに囲まれて、読んでいる最中、ずっと幸せでした!京都へ行こう!

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    2025年11月26日
  • 四畳半神話大系

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    ネタバレ

    東に三四郎という青春小説の富士山が聳え立つとすれば、西にこの作品群が東山三十六峰のように並び立つといえようか。
    あ、明石さんは、映画サークルの明石さんが私には一番魅力的でした

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    2025年11月26日
  • 有頂天家族

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    ペンギンハイウェイ、夜行に続き、森見先生3作目。狸、天狗、人間が共存する、変わった世界観が面白くて、あっという間に飲み終えてしまった。登場人物それぞれ、キャラが濃い!すっかり矢三郎のファンになってしまって、これから有頂天家族の2作目を読むところ!「面白きことは、良きことなり」

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    2025年11月23日
  • わたしの名店

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    これはいいものを読ませていただきました!
    読んでいて幸せになれる本。

    やっぱりおいしい食べ物にまつわるエッセイが大好き。
    28人の著名人が実在する名店の思い入れのあるメニューを紹介してくれていて、すべての作品からその食べ物への愛が感じられて最高でした。

    初めて読む作家さんも何名かいらっしゃって、この方の文章好きだな、他の作品も読みたいなと思える作家さんに出会えるのがアンソロジーの好きなところです。

    同じくポプラ文庫さんから出版されている
    『3時のおやつ』も読みたくなりました!

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    2025年11月23日
  • 夜行

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    森見登美彦さんはこんな怖い話も書けるんだなってとても意外でした。版画の中の少女が現れると、夢のような出来事と、現実との境界線が曖昧になっていき、恐ろしくも幻想的な夜の異世界に迷い込んだ気持ちになりました。個人的にかなり好きな世界観でした。こういう話で考察するのはナンセンスかな?でも読み終わったあとも、あれは何だったのだろうっていう事が多すぎて、ついつい考えてしまいます。もっかい読むかもしれません。夜の街を散歩しながらこの話を振り返りたいです。

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    2025年11月18日
  • 恋文の技術 新版

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    #恋文の技術感想
    谷口誠司
    守田一郎
    小松崎友也…マシマロ
    伊吹夏子
    大塚緋沙子
    マリ先生…三枝麻里子
    森見登美彦
    タモツ
    ナツ
    間宮少年
    守田薫
    コヒブミー教授
    フジイ

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    2025年11月17日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    ネタバレ

    これは傑作だと言わざるを得ない。とても面白かった。

    森見ワールドそのままに、繊細な事象がたくさん盛り込まれており、コメディ、ミステリー、ヒューマンドラマも全て完璧に組み込まれている。微かな違和感を持ち続けて読み進めていくと、鮮やかな伏線回収もあれば、有耶無耶で読者をヤキモキさせるリード。森見登美彦という作家の真骨頂があった。

    ラストあたりは確かにはちゃめちゃで、これでいいのかと思うところはある。しかし、本の中の結論に対して読者がなんと言おうと、その中で幸せに暮らしている登場人物たちに本来の暗い結末に還れとは自分は言えない。幻想の世界で生きて行くならそれでいいじゃないか。そもそもヴィクトリア

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    2025年11月13日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    ネタバレ

    久々の森見小説だったが、想像以上に良かった。今までの森見小説の中で一番好きかも知れない。

    ロンドンではなく、京都を舞台に活躍するホームズ&ワトソン。ベーカー街ではなく木屋町だし、テムズ川ではなく鴨川だし、宮殿と書いてあるがおそらく御所だし、でも登場人物は皆英名、ホームズ・ワトソン、だけでなくハドソン夫人、メアリ、モリアーティ教授、レストレーブ警部…。そこらのことは説明なしに物語が進行する。

    それでも許されるのは森見小説だからね…という信頼というかブランドの積み重ね、良くも悪くも森見登美彦だからと思わせるのが良い。
    ミステリーなのか、怪奇小説なのか、それもと四畳半シリーズのようなメタと箱庭構

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    2025年11月13日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    壮大なるファンタジー小説の大傑作!京都とロンドンの不思議な融合の世界。夢中で読む耽ってしまった。最高!

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    2025年11月12日
  • 有頂天家族

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    自分も赤玉ポートわいんをなめたくなって買いに行ってしまった。叶うならたぬき鍋もご相伴に預かりたい。ラストの疾走感が大好き。好きな小説は、映画をみたように映像が頭に残ります。

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    2025年11月11日
  • 夜行

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    昼の反対は夜。光の反対は闇。
    どちらの世界が本物なのか。
    平行世界のようなファンタジーなのか、それとも百鬼夜行のホラーなのか。
    不思議な物語。

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    2025年11月11日
  • 有頂天家族

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    海星がとにかくカワイイ。姿が見えないというのはこんなにドキドキするものか。ちょうど身内を亡くしかけているところで読んだので、「生きていればサヨナラと袂を分つことはできない」(ちょっとうろおぼえ)という言葉が身に沁みた。人生全体的には幸せでも次々にやってくる大小の悲しみから逃れることはできない。これくらいの軽々しさで乗り越えていくしかないんだろうな。

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    2025年11月08日
  • 宵山万華鏡

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    ネタバレ

    宵山を舞台にいろいろと不思議なことが起こる連作短編集。
    前の話で疑問だったところが次の話に出てきたり、同じ出来事が別口から語られたりとちゃんと連作してた。

    私は宵山とか、京都とかについてあまり造詣が深くない。
    でも、なんか不思議なことが起こりそうな雰囲気は似合うと思うし、十分楽しめた。

    お祭りの人混みの中ではぐれちゃうのは良くないですね。本当に。

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    2025年11月04日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    ぜひ最後まで読んでほしい

    日常をこんなにファンタジーにしてしまうなんて、森見登美彦の見る世界はどんなふうに見えているのだろう。今目の前にあるココア一杯にも、想像力を膨らませることができるんだろうなあ

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    2025年11月04日
  • 聖なる怠け者の冒険

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    人気者が実際誰なのかって、とても気になりますよねえ。そんな素朴な疑問から始まる物語。
    展開が忙しいのが楽しい本。
    森見さんのキャラは本当に面白い。
    どうしたんだい、とか落ち着いた感じの話し方なのに個性が出る。それが読んでていて美味しい。
    面白かった。

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    2025年11月03日
  • 有頂天家族

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    森見ワールド...ホントすき...
    京都を舞台にした狸と天狗と人間のドタバタ和風ファンタジー作品。ときどきシンミリして ときどきハラハラしても いつだって面白さを忘れない全編通して楽しく読ませてもらった。自分には『阿呆の血』が流れているのかもしれない。
    しかしアレやコレや未回収の伏線が多数残った今作。続編で回収されるのだろうか。読むのが楽しみだ。しかし、回収されなくても「まあ、狸だから仕方ないか...」と思えてくるから不思議な作品だな

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    2025年10月27日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    ネタバレ

    綺麗な日本語の文章で知らない言葉がたくさんありました。 ストーカーのような主人公がヒロインとハッピーエンドになるとは思わず読みましたが、良い終わり方でした。 京都の夜と学園祭のお話はかなり楽しかったです。

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    2025年10月25日