森見登美彦のレビュー一覧

  • きつねのはなし

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    ネタバレ

    「水神」に最も惹かれる。高祖父から続く疏水脇の家の秘密。再読時にこの屋敷の年代記と間取りを書き留めながら読んでみた。この作業も面白かった。建物の間取り(構造)が物語に重要な役割を果たしている作品が、筒井康隆にもあったような記憶があるが、タイトルを失念してしまった。

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    2025年10月23日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    ネタバレ

    とても良かった!
    何より文体が好きだし、主人公の一人称視点の自著伝的、日記的な書き方かつ短文でスピーディな語り方が私の性に合ってた。
    内容もとても良く、現実にファンタジー要素を組み込んでいるのにもかかわらず、リアルである感じは捨て難く、ファンタジーとしてではなく現実として受け入れられた。
    今回が森見登美彦さんの作品のが初めてで、他の作品も読みたいと思えた。
    私も無駄に人生を過ごさないように惰性で堕落してしまわないようにしたい。現実にはタイムマシンはないのだから。未来を自由に過ごせるように行動しようと思う。日々勉強。

    実家にあった本を借りパクしてよんだ。皮膚科の待ち時間と寝る前の今。一日で。(

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    2025年10月20日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    大好き。本当にめちゃくちゃ良〜〜〜〜〜!
    大学生が眩しい。神話体系の濃いキャラたちに再び会えたのも、引かれた伏線も、会話のテンポも、最後の一行も全部良いな。眩しい。確かに腐れ大学生だし、本人は有意義な夏を過ごしたことがない。とは言ってるけど、めちゃくちゃ有意義で眩しい大学生の夏を過ごしてるよなあとおもう。ずっと面白いし電車で読んでて笑いがこらえきれんかった。大好き。

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    2025年10月10日
  • きつねのはなし

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    森見登美彦作品の中では「夜行」と同じジャンルになると思うが、よりじとっとした雰囲気がある。

    短編をまとめた様な話だが、それぞれの話の繋がりを匂わせる場面も多くて面白い。こういうのに弱い。

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    2025年10月10日
  • 有頂天家族

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    「面白きことは良きことなり!」と、阿呆であることを誇りを持って京都の街を動き回る狸たちの、ハートフルな大騒動。主役を狸とすることで、一家の父の死という出来事をこのように展開させることができるとは、素直な驚きがあった。また、次兄と母がお互いを気遣い合う姿には本当に心打つものがあった。
    弁天と海星の掘り下げがもっと欲しいが、2巻目に期待かな?

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    2025年10月09日
  • 恋文の技術 新版

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    やっぱり森見登美彦は最高だ!

    読書に教訓など求めるなと云わんばかりの気取らなさ! 基、事実云ってる!

    知的でどこか品のあるダサさ!

    妙にリアルな灰色の青春譚!

    なのに真夏のサイダーのような読後感!

    好きィー!

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    2025年10月09日
  • 熱帯

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    読んだのは何年も前なのに、不思議な夢を見た後のように、この本を介して見た景色や感覚がぼんやりとずっと記憶に残っていて、時たま思い出す。そして、〈熱帯〉で過ごした日々と、私の実生活における過去の日々は、同様に記憶の中でしか存在しない確かな人生の一部となっていく。この過程で、作者の空想でしか無かったはずのその記憶は、時が経つほど朧げな現実味を増してゆく。

    読んでいる時はとにかく没入して、訳もわからず〈熱帯〉の中を彷徨った。実地踏査の様な読書体験だった。

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    2025年10月02日
  • 竹取物語

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    久しぶりに「竹取物語」を読んで見ました。
    現代語訳されていて、子どもの頃に感じたもの
    と違って、新たな発見があり楽しい。
    物語として、結構 奥が深かったのに気付きました。

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    2025年09月23日
  • 太陽の塔(新潮文庫)

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    森見登美彦デビュー作。

    あとがきで本上まなみさんが「へもい」という表現をしてくれていて、まさしく森見登美彦作品の主人公で登場する大学生は総じて「へもい」なと思いました!

    愛だの恋だのを頑として認めず、戦わなくてもいいのでは?という相手と死闘を繰り広げる愛すべき主人公。

    読み終わるとなんだかほっこり、そして何故か少し切ない気持ちにもなりました。

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    2025年09月17日
  • 有頂天家族

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    動物好きの大学の先生が面白いと言っていたので、気になっていたものの、こんなに傑作とは!
    狸の可愛さ爆発の毛玉物語。
    狸を毛玉扱いにするあたり、かなりツボにはまった。なんども読み返したくなるかわいい描写がある。
    やけにお尻を大切にするとか(尻が冷えることに非常に敏感)、クリスマスはケーキを手配し、ケンタッキーを準備するとか。ちょっと怖気づくと尻尾を出して化けの皮がはがれてしまう末の弟、矢四朗のかわいいこと!
    ただそれだけでなく、いろんなエピソードにまみれながら、偉大な父がなぜ狸鍋になってしまったのか、を中核として後半から一気に物語が展開していく。
    かつての栄光の時代の見る影もなくなってしまった天

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    2025年09月13日
  • 恋文の技術 新版

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    ネタバレ

    中身がないように見せて中身があるようなそぶりを見せる本。
    守田君が書いた文通しか読んでないのに、登場人物の人となりや、それぞれがどんな文通を書いていそうか想像できて楽しかった。

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    2025年09月11日
  • 夜行

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    あらすじと表紙で気になって購入させて頂きました。
    刺激の強いホラーは苦手なのですが、薄気味の悪さが情景と共に思い浮かび、最後までこの雰囲気に浸ることができ、とても面白い本だと印象に残りました。是非とも多くの人に読んでもらいたいです。

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    2025年09月11日
  • 夜は短し歩けよ乙女(角川つばさ文庫)

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    本当に本当に大好きな作品!
    小学生の頃表紙買いしたものの、言葉が難しくて読めなかったのが懐かしい!今はその小難しい言い回しや文句が楽しく心地よいです!森見登美彦さんの作品が好きになったきっかけでもある。
    もちろん今も絵柄は大好き!!本棚に登録するなら思い入れもあるこちらが良くて登録しました。

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    2025年08月30日
  • 熱帯

    「熱帯」について

    現代日本版の「千夜一夜物語」は、古川日出男の「アラビアの夜の種族」や星野智幸の「夜は終わらない」などの名作がありますが、森見登美彦の「熱帯」もその系譜に繋がる作品だと思う。

    語り手は作者の分身である「モリミン」。小説が書けず、スランプ気味のある日、謎の本をめぐる物語を思いつく。
    「汝にかかわりなきことを語るなかれ」という警句から始まる、「熱帯」という本の記憶が甦ったからだ。

    見るからに、虚実の境があやしくなりそうな危ない設定だ。この本を最後まで読んだ者は一人もいない。
    語り手は奇妙な「沈黙読書会」で本に再会し、「学団」がその内容の全貌をつかもうと研究を重ねている事を知るが、「熱帯」にはどう

    #シュール

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    2025年08月28日
  • 太陽の塔(新潮文庫)

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    四畳半シリーズと同様に京大生活が懐かしく感じられる本でした。
    ただ、プレゼントを偽装してGを送りあうシーンには戦慄しました。

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    2025年08月27日
  • 竹取物語

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    森見登美彦さんの古典新訳作品。別著「走れメロス」があるため、それと同系統の作品かと思いきや、しっかり(?)古典を和訳しる作品です。しかし、要所で感じられる森見登美彦さんらしさがたまらなくマッチしています。巻末のインタビューにもありますが、特に歌が秀逸です。

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    2025年08月26日
  • 聖なる怠け者の冒険

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    長い長い土曜日の話。
    愉快だった。
    道に迷ったときつい地図アプリを見てしまいがちだけど、たまには大いに迷ってみようかなと思った。
    とりあえず次の土曜の朝ごはんはだし巻き卵のサンドイッチとコーヒーにしよう!

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    2025年08月15日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    サマータイムマシンブルースであり、四畳半神話大系だった。
    四畳半神話大系を読んだのも一度きりで数年前なのに、印象的な台詞や言い回しが出た時にぱっと気がつくのは本当に森見さんのエッセンスが濃すぎるんだと思った。最高。

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    2025年08月08日
  • 恋文の技術 新版

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    森見ワールドというか、森見の書く人物像って全て面白くて、でも人情的な温かみや人間くささ(拗らせ?笑)があって魅力だなあと思いました。
    ずっと読んでたいし、こころに栄養が行き渡るような本でした。

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    2025年08月07日
  • 竹取物語

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    今は昔竹取の翁というものありけり、の文章で始まる竹取物語。
    そこはかとなく内容は知っているけれど、じっくり読んだことがあるかと聞かれるとない。
    そんな中、森見登美彦先生が現代訳をされたこの本は読みやすい。
    作者自身、腕まくりをしてのぞんだという5人の求婚者の場面は完全に森見登美彦作品。
    非常に読みやすい

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    2025年08月06日