森見登美彦のレビュー一覧

  • 太陽の塔(新潮文庫)

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    男女の間に境界線を引く訳ではありませんが、大学時代の男友達は最高だなと思える1冊でした。京都を舞台に明治の文豪調で語られるのは、振られてしまった水尾さんへの未練に溢れた主人公の日常。恋人を持つ者への僻み、飾磨、高薮、良くも悪くも男み溢れる友人たちが綴る抱腹絶倒のストーリーです。僕自身も大阪で学生生活を送ったので、共感と懐かしさで一杯、友人たちとの馬鹿な思い出を振り返りながら一気に読んでしまいました。

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    2026年05月02日
  • 聖なる怠け者の冒険

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    面白いなぁ。ためにはならんけど面白いんよぁ。
    土曜日をくそ満喫してやりたい気持ちになりました!
    桃木さんと恩田先輩カップルの仲良し感すごく好き

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    2026年05月01日
  • ペンギン・ハイウェイ

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    今まで読んでなかった森見登美彦のデビュー作だが、不思議な森見ワールドが随所に現れるとても面白い作品だったし、あらゆる研究を並行するアオヤマ君の姿勢は素晴らしいし、子供がいれば読ませたい本だと思った。アオヤマ君から好きな人には好きって伝えなきゃというセリフが出るのに自分への好意に気づかないことやお姉さんへの気持ちを興味深いとして気づかないふりしてたのは面白かった。最後にはお姉さんへの気持ちを自覚してたのにあんな別れ方になって、お父さんの知ることで傷つくこともあるっていうようなセリフもしみじみする。

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    2026年04月30日
  • 聖なる怠け者の冒険

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    ネタバレ

    初めて、森見登美彦さんの作品を読みました。独特のテンポ感、最初は慣れなくて「読むの大変かも、、」と思っていたけど、徐々に慣れてきてなんだか癖になる感じ。すごく新鮮でした。「恩田先輩と桃木さん、めっちゃ元気だな」、「小和田くんの自由感素敵だな」とか個性豊かなキャラクターが多くて楽しかったです。京都に旅行に行くときは是非、この本と一緒に行きたい!

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    2026年04月30日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    四畳半神話大系のキャラクターがもう一度読めてとても良かった。時間の辻褄合わせをしていく物語運びも好きだった。

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    2026年04月29日
  • 四畳半神話大系

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    かなり前に本を読んで、アニメも見た。それから随分時間が経った。つい最近、偶然にこの四畳半神話大系が話題になった日があり、それからなんだかまた読みたくなったので、会社帰りに本屋に寄って買った。

    久しぶりに読んだけれど、印象は昔とそう変わらなかった。
    主人公はなんかこう捻くれ気味で拗らせ気味で結構な厄介な具合……だけれど、その語り口は滔々としてリズムが不思議と良く、思わず声に出して読みたくなるものがあった。
    自分も“薔薇色のキャンパスライフ”とは言えない(可もなく不可もない)大学生活だった。けれど、読んでいると、大学生だったあの頃がどうしようもなく懐かしくなって胸が少しだけキュッとなるような……

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    2026年04月27日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    想像力掻き立てられる面白い作品でした。
    いつの時代をモチーフにしているのかわからなかったのですが、不思議な世界に引き込まれていきました。
    また、よくある難しい言葉を頑張って使って書いた小説(辛辣)とは違い、一つ一つの言葉の使い方に深みがあり、文学として都度頭を刺激されるのですが、決して読みにくいわけではなかったのが良かったです。

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    2026年04月27日
  • 有頂天家族

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    こんなにいいファンタジー小説はない
    読んでいると京都に行きたくなるし、大学時代を京都で過ごしたかったとも思う。
    ふざけているのに涙が止まらない

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    2026年04月25日
  • 夜行

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    同作家の『きつねのはなし』にも通ずる、怪談的な小説。
    ホラー小説は、ほぼ読まないがじんわりとした恐怖感がなんとも心地好く、ページをめくる手が止まらなかった。

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    2026年04月24日
  • 四畳半神話大系

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    ネタバレ

     森見節の見える、すばらしい小説でした。
     面白すぎて二日ほどで一気読みしました。魅力的な人物がとにかく多く、明石さんに至っては、何故か『あ』『ほ』のくだりだけで既に可愛く見えだしていました。恐るべし乙女。また、羽貫さんも樋口師匠もどことなく惹かれるところがあって、とにかく愛すべき阿呆とその周囲の、理想的ではないながらも不思議と充実したように感じる青春を描いた小説でした。
     欲を言えば、明石さんと私の進展をもっと掘り下げて欲しかったとは思いました。しかし、作中にある、成就した恋ほど語る価値はないというのは、非常に的を射た言葉であります。
     読み終えてすぐに、「四畳半タイムマシンブルース」に手を

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    2026年04月22日
  • 美女と竹林

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    最高にくだらないが、いつ読んでも「こういう文章を書けるような、むだな余白と余裕のある大人になりたい」と思わせてくれる怪作、いや、快作。

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    2026年04月21日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    シャーロック・ホームズってことはいつものような京都が舞台じゃないのかなと読み始めたら、ものの見事に京都に置き換わってて「おお~」と読み進めると実はやっぱりロンドンで、だけど・・・って、最初はシャーロック・ホームズだからこそ単純に推理小説なのかなと思ったけど、SFなのかなと思ったり・・・てか、シャーロック・ホームズに親しんだ人には面白い小説なんだろうな、私はジュブナイルされた『まだらの紐』しか読んだことがないのでなんとも・・・

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    2026年04月19日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    2017年にアニメ映画化されたものを観て、小説って全く一緒だったっけかと思い、再読。 何度読んでも面白い。ファンタジーすぎないファンタジーと中村さんの表紙イラストからくる「レトロポップ」な感じがたまらない!!キャラも一人一人コッテリ濃厚で個性の塊、てか皆んな変人(笑)いたら絶対楽しい人達。 主人公の「恋」って言う気持ちをひたすら回りくどく、難しく論理的に分析したような文章がおかしくて笑ってしまう(笑) アニメ映画だと全部一夜の出来事みたいになってるし、偏屈王話も結構違うから、原作の方がやっぱり好きだわ。

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    2026年04月18日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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     私はオモチロイお話を読みたいのです。尊厳を取り戻す代々の戦いを描いた物語。己を信じ、周囲を照らした物語。繋がりを通じて、傷に向き合う物語。家族の影を求め、怪物を斃した物語。どれもオモチロイ。本作は、初めて絵本を手に取った時のワクワクを思い起こさせる。先輩が乙女のために奮闘する姿をつい応援してしまう。乙女の実直さに心が清められる。ページを捲るたびに異世界が広がる。そんな作品であった。

     現実は小説よりも奇なりという言葉がある。それはそうだろう。物語とは誰かの夢想であり、希望であり、願いである。つまり、「現実にあったらいいなー」と思うことが小説と物語の出発点であり、それに向かって人間は進んでい

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    2026年04月17日
  • ペンギン・ハイウェイ

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    小学4年生のアオヤマくんは、歯科医院で働くお姉さんのことが大好き。そして、お姉さんはペンギンを生み出すことができる。
    同級生のウチダくんと、オシに弱いチェスが強く、グイグイいくハマモトさん、いじめっ子のスズキくん。
    ペンギンが生まれる街の謎を解き明かそうとする。

    小学生の恋と好きの間の不思議な感情。まぁ、初恋は敗れるものね。大人になったときのハマモトさんとの関係も気になるし、巡り合う未来のお姉さんとの出会いも期待したいです。

    物語やお姉さんのノリは、天気の子を思い出します。

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    2026年04月15日
  • 恋文の技術 新版

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    森見登美彦っぽいポップですらすら読める文章で満足感が高かった。
    文通続けられるような人が人が周りにいる良い環境の中で主人公が御託を並べて素直になれないところとからしさが出ていて素晴らしい。

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    2026年04月15日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    京都大学を志望した理由の4割。(毎日が聖地巡礼!)
    太陽の塔や四畳半神話大系に比べて読みやすく、森見登美彦を初めて読む方にはうってつけな作品だと思う。
    現実と空想を巧妙にごっちゃにした「森見ワールド」に一度入り込めば、日々の生活が一層彩り豊かになること請け合い。少々古風に見える文体も、慣れてしまえば苦もなく読み進められた。
    奇妙な(というより心底阿呆な)登場人物たちのちょこまかとした活躍と言い回しの滑稽さが相まって、忘れられない読書体験になった。
    好きな一節は「恋に恋する男たちの、分けへだてない不気味さよ!」

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    2026年04月12日
  • 四畳半神話大系

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    前情報がまったくないまま読み始めたけれど、最初は独特の語り口に少し戸惑った。
    でも、すぐに慣れて、そのまま世界観に没入できた。
    若さや滑稽さがユーモラスに描かれていて面白いし、何かくだらないことに巻き込まれていく過程さえ、実はかけがえのない瞬間なのかもしれないと思わされた。
    人には変えられる部分と変えられない部分がある。
    そんな中で、それでもどんな選択をしていくのか、ということも考えさせられた。
    SF的な展開、人の心理描写、伏線回収の気持ちよさがうまく噛み合っていて、面白さと考えさせられる深さの両方がある作品だった。
    この著者の他の作品も読んでみたくなった

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    2026年04月12日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    素晴らしい話だった。全体としてはとてもほっこり。
    3章はハラハラドキドキ。

    何より言葉の言い回しが一々面白くて、「(学園祭の模擬店を指して)味と衛生状態に一抹の不安が残る食べ物を通行人の口へねじ込もうとする」とか「(風邪をひいてる人に対して)そんなに熱を出して、どういうつもりだ」とかところどころふふっとなった。

    ほっこりしたい時にまた読み直そう。

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    2026年04月11日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    四畳半神話大系を読み返すたび、(過去に自分も大学生でありそれなりに楽しんだり苦しんだりしているにも関わらず)とても大学生活に憧れてしまうというか戻りたくなるというか……ノスタルジーのような気持ちでいっぱいになってしまう。
    のだけれど、今回、四畳半タイムマシンブルースも勿論そうだった!しかも夏。過去に過ごしたあの夏が恋しく、これからやってくる夏がなんだか待ち遠しくもなってしまった。

    ちょっと京都に旅行することになり、行き帰りの電車で読むものが欲しくなった。京都と言えば森見さんの作品かなと思い本屋へ。そうして「四畳半タイムマシンブルース」を発見。好きな映画である「サマータイムマシン・ブルース」の

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    2026年04月11日