森見登美彦のレビュー一覧

  • 奇想と微笑~太宰治傑作選~

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    佐渡が特に好きだった

    太宰治のひととなり、人物像がよく見えてくる。社交的で酒豪で真面目でユーモアに溢れている。ふらっと寄った立ち飲み屋で相席して他愛もない会話をしてみたい。

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    2025年03月19日
  • 奇想と微笑~太宰治傑作選~

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    太宰治は代表作の人間失格と、ほかちょっとした短編しか知らなかったので、ページを開いてびっくり!
    文体がどことなく森見登美彦に似ている! もしかして、太宰の短編を流用して森見オリジナルにしたのかな? と調べてみたけれど、ちゃんと太宰治作でした。

    暗い作品ばかりのイメージだっただけに、ちょっと笑える、愛嬌のある話もあったのか、と新たな太宰治を発見! なんだ、自虐もほどほどにすれば笑えるじゃない、なんて。



    一番好きな話は「黄村先生言行録」
    先生と太宰のやりとりが微笑ましい。
    モデルが井伏鱒二ということで、井伏鱒二が書いた「太宰治」も読んでみたい。
    こちらは、太宰治が亡くなったあとに、太宰を偲

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    2025年03月05日
  • 太陽の塔(新潮文庫)

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    これは大恋愛(失恋)小説ってことでいいんですよね?森見作品に登場する乙女的存在は奔放で可愛らしくていつも誰かを虜にしてしまいますが、今作の水尾さんも間違いない!後半の怒涛の盛り上がりは胸熱で、粋で、少し泣きたくなる笑

    太陽の塔について書かれた所が本当に好きで、一言一句読み飛ばさないよう、毎度噛み締めるように読んでしまう。その一部↓

    "世人はすべからく偉大なる太陽の塔の前に膝を屈し「なんじゃこりゃあ!」と何度でも何度でも心おきなく叫ぶべし。"

    2026/5/11再再読
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    この語感の良さと馬鹿馬鹿しさが堪らない。やたら早口で

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    2026年01月12日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    森見さんの作品も、収録されているほとんどの作品も、山月記と走れメロス以外読んだことの無い、本読みの端くれともいえる私なのだが、ちゃぁーんとそれでも楽しめる。
    文庫を開くと最初に入ってくる「走れメロス 逃走図」。走れメロスで逃走…?読めばなるほど、そういうことか。
    藪の中、百物語、桜の森の満開の下の3作は、前述の通り原作を読めていないのだ、それでも楽しめるのは森見登美彦の文才なのだろう。もっとも原作を読んだらまた違う楽しみがありそうだ。
    短編で割とサクサク読めるので森見さんの作品を読み始めるならこの本でもいいのかもね。特に原作たちを知っている人ならば、「あー森見さんてこういう面白い文体で書く人な

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    2025年02月16日
  • 太陽と乙女(新潮文庫)

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    森見さんの小説の書き方などについても書かれていて興味深かった。
    夜は短し歩けよ乙女を読んで、お酒の飲み歩きが好きになった。また、日常の隣にある異世界は自分も大好きである。子供の頃は、そんな異世界に生きたくてうずうずしたし、それを描いてくれる作品が好きだった。デジモン、ハリーポッター、ダレンシャン、ブレイブストーリー…

    またいつかパラパラ読み返したいと思った。

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    2025年01月25日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    自分だけではない、関わりのない誰かの人生もを考えたくなる本
    良かった。本編はもちろんのこと、あとがきも解説者の書いた夢十夜も良かった。出だしから終わりまで余すことなく楽しめる本だった。
    原典を知っているものも知らないものもあったが、知らない話はもちろん知ってる話さえも全てが新鮮で新しい話を見ている気がした。山月記をトップバッターに持ってきたのが自分には良かった。この本全体の世界観がスッと掴めた気がする。
    原典を読みたくさせる本だが、たぶん本書の方が読みやすい。純粋に楽しんで、ちょっとだけ内容浸って人生を考えたくなる。

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    2025年01月13日
  • ペンギン・ハイウェイ 01

    無料版購入済み

    大人ぽい小学生が年上のお姉さんに淡い恋心とすこし、ミステリーがよかった。最後は儚いというか少し切ない感じもまた良い。

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    2024年12月22日
  • 聖なる怠け者の冒険

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    森見登美彦さんの作品はいい意味で頭を使わなくて良い笑
    文字を追ってるだけで情景が浮かんできて世界に入れる気がします。
    ちょっと疲れてる時とか、癒されたい時に読みたい方

    今回の作品も憎めないキャラクターと
    たまに出てくる作者目線でのコメント?みたいなやつがとても良かった
    何作か読んだことありますが毎回ホッコリとさせてもらってます。

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    2024年12月18日
  • わたしの名店

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    様々な方がお気に入りのお店を、そのお店のエピソードと共に紹介してくれる1冊

    朝井リョウさんはギャグ漫画のような語彙力高すぎの表現力でガリガリ君が1本刺さってるサワーを出す早稲田大学生の定番丸八を

    孤独のグルメの作者である久住さんは佐賀の絶品餃子を南吉を

    人それぞれの名店をこれでもかとくらい惜しみなく紹介してくれる、読むための食べログ

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    2024年11月28日
  • 太陽と乙女(新潮文庫)

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    森見登美彦という人を知って(知ったつもりになって)なお面白い!
    これかも、どんどん森見登美彦作品を読んでいこう! そう思えた一冊。

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    2024年11月06日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    赤玉先生こと如意ヶ嶽薬師坊(天狗)の息子、二代目がイギリスから帰郷した!!

    赤玉先生と二代目の軋轢から二代目はイギリスへ旅立って久しくしていたが帰朝し、その関係性へ弁天が割ってはいる形で三人の天狗(主にともに気に入らない二代目と弁天)がやりあう方向に。

    狸界では偽右衛門は矢一郎に決まりかけるも、夷川早雲の思惑が炸裂し後継者争いの雲行きも怪しくなり…。

    金曜倶楽部はあいもかわらず狸鍋を画策し幻術師天満屋が大暗躍。

    最後はやっぱりタヌキ・天狗・金曜倶楽部が入りまじりはちゃめちゃになっちゃう。

    わかりやすい&期待したい伏線もしっかり回収してくれてどのキャラクターも活躍してくれて嬉し

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    2024年10月08日
  • ペンギン・ハイウェイ

    購入済み

    人生の軌跡

    ペンギンハイウェイは人生の軌跡だ。少年が信念を抱いて、成長していく姿がとても素敵で、可愛らしく、切ない。素敵な物語です。

    #感動する #胸キュン #切ない

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    2024年09月01日
  • 宵山万華鏡

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    宵山とは、祇園祭のメインとなる山鉾巡行(7月17日・24日)の3日前・前々日・前日の総称で、いわば前夜祭のようなもの。

    京都に住んでいた頃は真面目な学生だったので、その頃は期末試験の勉強に勤しんでいた。だから宵山に行ったことが無いのは仕方がない。真面目な学生だったので。
    6年間住んだけど1度も行ってない。

    京都の思い出は色々ある。
    特に家から近かった銀閣は格別で、悠久の侘び寂びを感じられ、苔の木陰道を歩くと涼しく、心が洗われる。
    鞍馬は1番好きなところで、叡山鉄道に小一時間揺られると街の喧騒は遠く、すべての音が小さく、しかしはっきり聞こえる。踏んだ落ち葉が割れる音。踏んだ土がキュッと鳴る

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    2024年08月16日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    前作が面白かったので今作も読みました。いやあー前作に劣らず面白かったですね。三部作との事なので次回作も気長に待ちたいと思います。

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    2024年08月04日
  • 夜は短し歩けよ乙女 映画カバー版

    QM

    購入済み

    おもしろい

    森見登美彦さんの本は読んでて本当に語彙力が増える(笑)
    相変わらずワードセンスが最高で、紆余曲折あったけどもいい終わり方だった!

    #笑える

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    2024年07月30日
  • ペンギン・ハイウェイ

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    ネタバレ

    「内田くんおもろ」って言いながら読んでた。青山くんがお姉さんに「泣くな少年」って言われて、「僕は泣かないのです」と答えたのがおもしろかった(9歳7ヶ月)

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    2024年07月30日
  • わたしの名店

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    読んで、めちゃくちゃ敷居が高いけど、銀座の久兵衛で江戸前鮨を食べてみたくなった。
    もうカウンターで食べても許される歳ではある(笑)

    佐賀には行ったことがないけれど、あの餃子食べてみたい!ゴローさんも食べたかな。

    澤村伊智さんが、コロナが明けたら真っ先に行きたいと言っていたお店、イラストの下に小さく閉店文字があって切なくなった。

    藤岡陽子さんのおばあちゃんとお姑さんの、キッチンゴンに出前を頼む時の言葉には、昼休みなのに涙がじんわり出てしまったよ。

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    2024年07月23日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    ネタバレ

    最後の3文…!「そうやって彼女の髪を撫でながらも、とうに私は承知していた。弁天に必要なのは私ではない。狸であったらだめなのだと。」
    急に切なくてびっくりした。矢三郎、ついに弁天に諦めがついたのですね。次の巻では海星一筋になってほしい。
    全体的な物語としても大変よかった。ずっと飽きず、ワクワクしていた。

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    2024年07月18日
  • 美女と竹林

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    小説かしらと読み始めたけれど、実はそうでないらしいと気づき、しかし、では何なのか?と問われたら、一体何だかわからない、と答えるしかない、そんなヘンテコでオモチロイ作品だった。かなり好き。

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    2024年07月15日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    おもしろかったー。一作目よりもこちらの方がおもしろかった。
    タイトルから赤玉先生のお子が帰ってくるんだろうな、それで赤玉先生とその座を巡ってバトルでもするのかと思っていたけれど予想は見事に裏切られました。
    天狗らしからぬ二代目。それがまた素敵。
    二代目と矢三郎の関係性が赤玉先生とは違うのだけどそれがまた良い感じ。
    下鴨家の4兄弟の仲の良さもよかったし、玉蘭も素敵だし見どころはたくさん。
    最後はページを捲る手が止まりませんでした。
    三部作といあことで次も楽しみです。

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    2024年07月09日