森見登美彦のレビュー一覧

  • 夜行

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    森見登美彦さんはこんな怖い話も書けるんだなってとても意外でした。版画の中の少女が現れると、夢のような出来事と、現実との境界線が曖昧になっていき、恐ろしくも幻想的な夜の異世界に迷い込んだ気持ちになりました。個人的にかなり好きな世界観でした。こういう話で考察するのはナンセンスかな?でも読み終わったあとも、あれは何だったのだろうっていう事が多すぎて、ついつい考えてしまいます。もっかい読むかもしれません。夜の街を散歩しながらこの話を振り返りたいです。

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    2025年11月18日
  • 恋文の技術 新版

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    #恋文の技術感想
    谷口誠司
    守田一郎
    小松崎友也…マシマロ
    伊吹夏子
    大塚緋沙子
    マリ先生…三枝麻里子
    森見登美彦
    タモツ
    ナツ
    間宮少年
    守田薫
    コヒブミー教授
    フジイ

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    2025年11月17日
  • 有頂天家族

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    自分も赤玉ポートわいんをなめたくなって買いに行ってしまった。叶うならたぬき鍋もご相伴に預かりたい。ラストの疾走感が大好き。好きな小説は、映画をみたように映像が頭に残ります。

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    2025年11月11日
  • 夜行

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    昼の反対は夜。光の反対は闇。
    どちらの世界が本物なのか。
    平行世界のようなファンタジーなのか、それとも百鬼夜行のホラーなのか。
    不思議な物語。

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    2025年11月11日
  • 有頂天家族

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    海星がとにかくカワイイ。姿が見えないというのはこんなにドキドキするものか。ちょうど身内を亡くしかけているところで読んだので、「生きていればサヨナラと袂を分つことはできない」(ちょっとうろおぼえ)という言葉が身に沁みた。人生全体的には幸せでも次々にやってくる大小の悲しみから逃れることはできない。これくらいの軽々しさで乗り越えていくしかないんだろうな。

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    2025年11月08日
  • 宵山万華鏡

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    ネタバレ

    宵山を舞台にいろいろと不思議なことが起こる連作短編集。
    前の話で疑問だったところが次の話に出てきたり、同じ出来事が別口から語られたりとちゃんと連作してた。

    私は宵山とか、京都とかについてあまり造詣が深くない。
    でも、なんか不思議なことが起こりそうな雰囲気は似合うと思うし、十分楽しめた。

    お祭りの人混みの中ではぐれちゃうのは良くないですね。本当に。

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    2025年11月04日
  • 聖なる怠け者の冒険

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    人気者が実際誰なのかって、とても気になりますよねえ。そんな素朴な疑問から始まる物語。
    展開が忙しいのが楽しい本。
    森見さんのキャラは本当に面白い。
    どうしたんだい、とか落ち着いた感じの話し方なのに個性が出る。それが読んでていて美味しい。
    面白かった。

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    2025年11月03日
  • 有頂天家族

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    森見ワールド...ホントすき...
    京都を舞台にした狸と天狗と人間のドタバタ和風ファンタジー作品。ときどきシンミリして ときどきハラハラしても いつだって面白さを忘れない全編通して楽しく読ませてもらった。自分には『阿呆の血』が流れているのかもしれない。
    しかしアレやコレや未回収の伏線が多数残った今作。続編で回収されるのだろうか。読むのが楽しみだ。しかし、回収されなくても「まあ、狸だから仕方ないか...」と思えてくるから不思議な作品だな

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    2025年10月27日
  • 恋文の技術 新版

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    森見登美彦氏の友人、守田一郎氏が、京都大学からクラゲの研究のために半年間能登鹿島臨海研究所に出向することとなり、寂しさから友人たちと文通した書簡集。恋バナをしたり、下ネタに走ったり、実験ノートやデータの入ったパソコンを誘拐したりして、卒論制作ギリギリのチキンレースをしたり、バカバカしくも学生さんらしい生活がうかがわれて一緒に何かをやっている気分にさせられる爽やかで微笑ましい作品。

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    2025年10月25日
  • きつねのはなし

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    ネタバレ

    「水神」に最も惹かれる。高祖父から続く疏水脇の家の秘密。再読時にこの屋敷の年代記と間取りを書き留めながら読んでみた。この作業も面白かった。建物の間取り(構造)が物語に重要な役割を果たしている作品が、筒井康隆にもあったような記憶があるが、タイトルを失念してしまった。

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    2025年10月23日
  • きつねのはなし

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    森見登美彦作品の中では「夜行」と同じジャンルになると思うが、よりじとっとした雰囲気がある。

    短編をまとめた様な話だが、それぞれの話の繋がりを匂わせる場面も多くて面白い。こういうのに弱い。

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    2025年10月10日
  • 有頂天家族

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    「面白きことは良きことなり!」と、阿呆であることを誇りを持って京都の街を動き回る狸たちの、ハートフルな大騒動。主役を狸とすることで、一家の父の死という出来事をこのように展開させることができるとは、素直な驚きがあった。また、次兄と母がお互いを気遣い合う姿には本当に心打つものがあった。
    弁天と海星の掘り下げがもっと欲しいが、2巻目に期待かな?

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    2025年10月09日
  • 恋文の技術 新版

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    やっぱり森見登美彦は最高だ!

    読書に教訓など求めるなと云わんばかりの気取らなさ! 基、事実云ってる!

    知的でどこか品のあるダサさ!

    妙にリアルな灰色の青春譚!

    なのに真夏のサイダーのような読後感!

    好きィー!

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    2025年10月09日
  • 熱帯

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    読んだのは何年も前なのに、不思議な夢を見た後のように、この本を介して見た景色や感覚がぼんやりとずっと記憶に残っていて、時たま思い出す。そして、〈熱帯〉で過ごした日々と、私の実生活における過去の日々は、同様に記憶の中でしか存在しない確かな人生の一部となっていく。この過程で、作者の空想でしか無かったはずのその記憶は、時が経つほど朧げな現実味を増してゆく。

    読んでいる時はとにかく没入して、訳もわからず〈熱帯〉の中を彷徨った。実地踏査の様な読書体験だった。

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    2025年10月02日
  • 竹取物語

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    久しぶりに「竹取物語」を読んで見ました。
    現代語訳されていて、子どもの頃に感じたもの
    と違って、新たな発見があり楽しい。
    物語として、結構 奥が深かったのに気付きました。

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    2025年09月23日
  • 有頂天家族

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    動物好きの大学の先生が面白いと言っていたので、気になっていたものの、こんなに傑作とは!
    狸の可愛さ爆発の毛玉物語。
    狸を毛玉扱いにするあたり、かなりツボにはまった。なんども読み返したくなるかわいい描写がある。
    やけにお尻を大切にするとか(尻が冷えることに非常に敏感)、クリスマスはケーキを手配し、ケンタッキーを準備するとか。ちょっと怖気づくと尻尾を出して化けの皮がはがれてしまう末の弟、矢四朗のかわいいこと!
    ただそれだけでなく、いろんなエピソードにまみれながら、偉大な父がなぜ狸鍋になってしまったのか、を中核として後半から一気に物語が展開していく。
    かつての栄光の時代の見る影もなくなってしまった天

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    2025年09月13日
  • 恋文の技術 新版

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    ネタバレ

    中身がないように見せて中身があるようなそぶりを見せる本。
    守田君が書いた文通しか読んでないのに、登場人物の人となりや、それぞれがどんな文通を書いていそうか想像できて楽しかった。

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    2025年09月11日
  • 夜行

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    あらすじと表紙で気になって購入させて頂きました。
    刺激の強いホラーは苦手なのですが、薄気味の悪さが情景と共に思い浮かび、最後までこの雰囲気に浸ることができ、とても面白い本だと印象に残りました。是非とも多くの人に読んでもらいたいです。

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    2025年09月11日
  • 夜は短し歩けよ乙女(角川つばさ文庫)

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    本当に本当に大好きな作品!
    小学生の頃表紙買いしたものの、言葉が難しくて読めなかったのが懐かしい!今はその小難しい言い回しや文句が楽しく心地よいです!森見登美彦さんの作品が好きになったきっかけでもある。
    もちろん今も絵柄は大好き!!本棚に登録するなら思い入れもあるこちらが良くて登録しました。

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    2025年08月30日
  • 熱帯

    「熱帯」について

    現代日本版の「千夜一夜物語」は、古川日出男の「アラビアの夜の種族」や星野智幸の「夜は終わらない」などの名作がありますが、森見登美彦の「熱帯」もその系譜に繋がる作品だと思う。

    語り手は作者の分身である「モリミン」。小説が書けず、スランプ気味のある日、謎の本をめぐる物語を思いつく。
    「汝にかかわりなきことを語るなかれ」という警句から始まる、「熱帯」という本の記憶が甦ったからだ。

    見るからに、虚実の境があやしくなりそうな危ない設定だ。この本を最後まで読んだ者は一人もいない。
    語り手は奇妙な「沈黙読書会」で本に再会し、「学団」がその内容の全貌をつかもうと研究を重ねている事を知るが、「熱帯」にはどう

    #シュール

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    2025年08月28日