森見登美彦のレビュー一覧

  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    著者による名作の新釈(おもしろ改編)。森見さんの作品は気になるものは何作かあったけど、今作が初めて。出てくる人物がなかなかの曲者揃いで、好みの文体、テンポ感だった。短編が単体で存在しているのではなくて、全体がゆるーく繋がっているのも好み。
    一番好きなのは「走れメロス」かな。キャラや設定がぶっ飛んでいて一気に駆け抜けていく感じが面白かった。百物語は原作を読んでみたい。
    最近走れメロス関連の本を読むことが多いな

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    2025年12月29日
  • 有頂天家族

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    大好きで何度も読んだ作品です。
    毎年年末には必ず読みたくなる。
    狸と天狗と人間が登場人物で、本当にこうだったらいいのにな、と思う世界観です。
    お話の内容は賑やかで楽しくて少しだけ切ない。
    この作品らしく最後は大円団で終わるので、毎年年の瀬に一年の締めくくりとして読みます。
    面白きことは良きことなり!

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    2025年12月29日
  • きつねのはなし

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    少し薄気味悪くて、でもなんだなんだと覗きたくなるようなお話が四つ。
    こちらがぞわぞわするような文体がよかった。
    それぞれのお話が繋がりそうで繋がらない。それもまたぞわぞわを誘った。
    妖なお話。

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    2025年12月23日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    大好き!真夏の京都でクーラーのリモコンを壊してしまった「私」たちが突如現れたタイムマシンで昨日に遡るものの、過去改変の危機に直面し慌ただしく奔走するタイムトラベル・コメディ。『四畳半神話大系』の世界観を継承していて、印象深い言葉の数々や愛着のあるキャラクターに再び出会えて嬉しかった。タイムパラドックスも巧みに処理されていて、くだらなくも愛すべき青春爽快コメディとして見事にまとまっている。

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    2025年12月15日
  • 熱帯

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    ネタバレ

    「本というものが俺たちの人生の外側、一段高いところにあって、本が俺たちに意味を与えてくれるというパターンだよ。でもその場合、俺たちがその本が謎に見えるはずだ。だってもしその本が解釈できると思ったなら、その時点で俺たちの方がその本に対して意味を与えることになってしまう。」

    「いろいろな本が含んでいる謎を解釈せず、謎のままに集めていけばどうなるだろうかということなのよ。謎を謎のままに語らしめる。そうすると、世界の中心にある謎のカタマリ、真っ黒な月みたいなものが浮かんでくる気がしない?」

    沈黙読書会の店主が物語冒頭で語ったこの言葉。
    まさに『熱帯』を表す言葉であった。
    正直読んでいて謎が多いし、理解しにくい部分も多分にある。けれどもその謎が「世界の中心にある謎のカタマリ、真っ黒な月みたいなもの」を生むのであろう。
    この本が私の人生にどのような意味を与えてくれているのか、今一度再読しよくよく味わってみたい。

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    2025年12月14日
  • 有頂天家族

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    思わず唸る面白さ。言葉遊びが炸裂して、ページに1回は笑わされる。やはり森見登美彦はすごい。ほかの作家とは一線を画していると思う。

    著者の文学や歴史に対する独特な造詣と知識、京都の街を肌で感じてきた経験を下地に、まこと人間臭いタヌキ達の冒険が織り成される。
    タヌキと天狗なのに人間臭い主人公と師匠、対して人間なのに神々しい弁天。それぞれが愉快な4兄弟にへっぽこライバル、対して食われ死んでしまう事への切実な恐怖と悲しみ。母の愛に叔父の憎愛。コミカルな語り口の裏にこれでもかと言うくらい色んな要素が詰め込まれ、まさに混沌と言うべき様相を呈している。
    そして、この作品の凄いところは、その混沌を読み進む中で、全てのキャラクターや世界そのものを愛しく感じてしまうこと。京都に行って、電気ブランを探し求め、人々の中にタヌキが紛れていないか目を凝らし、美女とじじいが浮いていないかと空を見上げる、そんな事がしたくなる。

    2作目もあるので、間もなく手に取って読む事になるだろう。

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    2025年12月13日
  • 熱帯

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    千夜一夜物語になぞらえて、誰かの物語の物語の物語…が無限に続く構造になっていて、脳がバグっちゃいそうでした。自分がどこにいるかわからなくなるような夢の中にいるような感覚に襲われます。
    1〜3章の熱帯に現実が侵食されていく狂気も好きだったし、4章以降がシンプルにファンタジー冒険活劇もので、自分が度々ありえないことが起こる世界を探索してるようで、ワクワクして一気読みしてしまいました。
    読んでて「君たちはどう生きるか」を初めてみたときのあの意味分かんなさすぎて圧倒される感じが思い出されました。また読んだら、1〜3章とそれ以降のつながりがもっとみつけられるのかも。失踪した読書会メンバーはそれぞれの物語の世界に入っちゃったってことでしょうか?誰か教えてください… あーでもこうでもって、誰かと考察し合いたい本です。

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    2025年12月12日
  • 夜は短し歩けよ乙女 第一集

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    乙女のかわいさを堪能する漫画だと思った。黒髪ボブって一部の女子からは嫌われそうだけど乙女は我が道を行くタイプだし

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    2025年12月10日
  • 夜は短し歩けよ乙女 第二集

    購入済み

    かわいい乙女との恋愛の駆け引きみたいな感じだけど、なんというかずっとお祭り騒ぎみたいな感じで、主人公は振り回されてばっかりだった

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    2025年12月10日
  • 夜は短し歩けよ乙女 第三集

    購入済み

    主人公すごく早くでしゃべってるんだろうなと安易に想像できる。大学の友達もみんな曲者ぞろいだけど、根がすごくいい子たちばっかりなので楽しそう

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    2025年12月10日
  • 夜は短し歩けよ乙女 第四集

    購入済み

    青春物語で京都の街中とかもたびたびてでくるので楽しく読める。黒髪の乙女か表情がコロコロ変わっててかわいい。

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    2025年12月10日
  • 聖なる怠け者の冒険

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    森見登美彦さんもう大好き!彼の描く連中が、側からみたらちょっぴり阿呆な信念を全力で貫き通そうとする姿が滑稽で哀れで、そして途方もなく愛くるしい。土曜というたった一日の物語だけれど、その中に京都を奔走する愛すべきキャラたちの壮大な冒険がぎゅっと詰まっていた。京都行きたい!

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    2025年12月09日
  • 有頂天家族

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    「もし本当にこんな狸たちがいたら」と想像するだけで気持ちが浮き立つような、愛くるしい狸一家のユーモアと家族愛が炸裂した京都を舞台とするどんちゃんファンタジー。狸界を束ねてきた偉大な父と、「母は強し」を体現する肝が据わった母。両親の血を半分零しつつも、それぞれに輝く四兄弟のポンコツ個性がたまらなく愛らしい。面白きことは良きことなり!

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    2025年12月09日
  • 有頂天家族 (1)

    購入済み

    ハイテンションコメディーのストーリーだけではなく、家族の絆や人間のいろいろな感情などが丁寧に描かれていて感動する。

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    2025年12月05日
  • 有頂天家族

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    ペンギンハイウェイ、夜行に続き、森見先生3作目。狸、天狗、人間が共存する、変わった世界観が面白くて、あっという間に飲み終えてしまった。登場人物それぞれ、キャラが濃い!すっかり矢三郎のファンになってしまって、これから有頂天家族の2作目を読むところ!「面白きことは、良きことなり」

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    2025年11月23日
  • わたしの名店

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    これはいいものを読ませていただきました!
    読んでいて幸せになれる本。

    やっぱりおいしい食べ物にまつわるエッセイが大好き。
    28人の著名人が実在する名店の思い入れのあるメニューを紹介してくれていて、すべての作品からその食べ物への愛が感じられて最高でした。

    初めて読む作家さんも何名かいらっしゃって、この方の文章好きだな、他の作品も読みたいなと思える作家さんに出会えるのがアンソロジーの好きなところです。

    同じくポプラ文庫さんから出版されている
    『3時のおやつ』も読みたくなりました!

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    2025年11月23日
  • 夜行

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    森見登美彦さんはこんな怖い話も書けるんだなってとても意外でした。版画の中の少女が現れると、夢のような出来事と、現実との境界線が曖昧になっていき、恐ろしくも幻想的な夜の異世界に迷い込んだ気持ちになりました。個人的にかなり好きな世界観でした。こういう話で考察するのはナンセンスかな?でも読み終わったあとも、あれは何だったのだろうっていう事が多すぎて、ついつい考えてしまいます。もっかい読むかもしれません。夜の街を散歩しながらこの話を振り返りたいです。

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    2025年11月18日
  • 恋文の技術 新版

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    #恋文の技術感想
    谷口誠司
    守田一郎
    小松崎友也…マシマロ
    伊吹夏子
    大塚緋沙子
    マリ先生…三枝麻里子
    森見登美彦
    タモツ
    ナツ
    間宮少年
    守田薫
    コヒブミー教授
    フジイ

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    2025年11月17日
  • 有頂天家族

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    自分も赤玉ポートわいんをなめたくなって買いに行ってしまった。叶うならたぬき鍋もご相伴に預かりたい。ラストの疾走感が大好き。好きな小説は、映画をみたように映像が頭に残ります。

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    2025年11月11日
  • 夜行

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    昼の反対は夜。光の反対は闇。
    どちらの世界が本物なのか。
    平行世界のようなファンタジーなのか、それとも百鬼夜行のホラーなのか。
    不思議な物語。

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    2025年11月11日