【感想・ネタバレ】聖なる怠け者の冒険のレビュー

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登美彦先生らしい作品である。

あとがきにも書いてあるが宵山万華鏡なんかと少し被ってたり。

まぁとにかく期待通りのお話である。なむなむ。

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2024年01月04日

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森見登美彦先生の本はいつも私達をわくわくさせてくれる。 
今年の春大阪から上京し、関西を思い、恋い焦がれながら毎日を過ごしている。

東京に来てわかったことがある。
京都は心の拠り所だったということだ。
東京も京都も計画的な街なのに、
京都には昔から日本人の心に響く残り香がある。
とてもとても懐かしい残り香が。
京都に初めて来たときも、初めてのはずなのに
そんな香りがした。
そんな残り香を森見先生の本を読んでいると思い出す。

頭の中に京都をつくる。
その間だけ、私はこの計画的で効率的な現在の都から、烏丸へ逃避行できるのだ。

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2023年12月20日

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森見登美彦さんの作る世界観がここぞというばかりに発揮されていて、この文体に惹きつけられる。京都に住んでいたので、地名や喫茶店の名前に馴染みがあり、この物語の中に自分も迷い込んだような気持ちで読めておもしろかった。

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2023年10月30日

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物語が進むにつれて、いつの間にか読者も宵山の不思議な世界に迷い込んでしまう。地に足をつけていると思っていたのに、いつしか浮遊しているような世界観が良い。

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2023年02月14日

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京都祇園祭の宵山土曜日の1日の出来事を綴った物語。
基本ドタバタ劇ですが、後半はファンタジー色が強くなります。
宵山の朝。校庭で椅子に縛られた小和田君から始まり、宵山の夜、四条通りの交通規制が解かれるところで終わります。
内容濃く、とても1日の話とは思えませんが、よく考えたら1日の話しなんです。
人ぽんぽこ仮面は小和田君に跡継ぎを強要。
そのぽんぽこ仮面を捕まえんとする謎の組織。
それを取り巻く名脇役達。
さぁ、どうなりますか。

かつて京都の街に怪人が現れた。
そいつは虫喰い穴のあいた旧制高校のマントに身を包み、ステキにかわいい狸のお面をつけていた。
この名をぽんぽこ仮面という。

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2023年01月15日

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実際に京都に行っていろいろなところを巡りながらその隙間に読んだ。
八兵衛明神には5回くらい雨が降ってる日昼、夜に行った。

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2022年09月13日

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森見登美彦の作品を文章で読んだの初めてだったが、地の文に作者が現れると嬉しくなる。ぷつぷつとごちるとか擬音語のセンスが好き。読んでて脳みそきもちよくなる。登場人物のやり取りが小気味よくてずっと読んでいたくなる。ぽんぽこ仮面とかワードが可愛いのに、京都の描写が綺麗ですき。怠けることはいいことだ!

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2022年08月16日

読みやすい

さまざまな愉快な人たちとの
これからの関係が面白くて、笑えました。
小説で楽しめるのでおすすめです。

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2021年01月05日

購入済み

読み終えて寂しくなる。

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2017年03月28日

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決して働きたくないわけじゃないのよ。仕事はキチンと真面目に取り組むのよ。ただ、「休み>仕事」ってだけで。

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2023年12月17日

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ファンタジー的な要素多くて読んでいてとてもワクワクしました。京都に行きたくなるような本です。有頂天家族を読んでから読むと被るところが多く楽しかったです。

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2023年07月08日

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独特の森見ワールドです。
登場人物はみな自由に行動しまくる。
それだけでわちゃわちゃして面白くなるのがこの著者のすごさだとおもう。

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2023年07月01日

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私自身土日は地蔵のごとくゴロゴロするので、それを肯定されているようで嬉しい。無理をしないで、自分の本心に従って輝くみんなが好きだ!

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2023年06月18日

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ネタバレ

昔、京都で学生をしていた時、友達の半分ぐらいは怠け者だったような気がする。かくいう私も確かに怠け者だった。祇園祭の日も出かけるのが億劫で近くの銭湯に行き、そのあとは下宿で無駄にテレビをかけラジオをかけ流し漫画を読みボケーっと寝落ちをし気づいたら朝だったという経験がある。今思えば街に繰り出し充実した日々を送ればよかった。この物語のような、京都という摩訶不思議な空間にやられたに違いない。そうに違いない(笑)

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2023年06月10日

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ポンポコ仮面を巡る冒険譚。
誰もは皆怠けたい、というある意味真理をテーマにした作品で、腐れ大学生モノ作品が多い、とても森見登美彦らしい作品。
ちょっと幻想的な世界に浸れる、とてもおもしろい作品でした。

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2022年10月23日

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森見登美彦さんの独特の世界観がコミカルで風情があって楽しかったです。
京都、だるま、たぬきあたりは頻出のようですね。

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2022年09月15日

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 再読なのに八兵衛明神を認識してなかった。久しく四条界隈散策していないので、また変わってるんだろうなぁ。
 正義の怪人・ぽんぽこ仮面を巡る宵山の1日が森見的ファンタジックに描かれている。真の怠け者は先輩に誘われたとしても、宵山の日に四条烏丸周辺には絶対に近寄らないはず。『宵山万華鏡』や『有頂天家族』とのリンクもファンには嬉しい。だがそろそろ宵山や四条、京大周辺から離れた作品も書いてほしいところ。この後『夜行』『熱帯』と続いているので、私の希望通りになっているなぁ、とワクワクしている。

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2022年09月04日

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この作品は、森見さんらしさが満載で、とても面白かった。
森見さんの、他の本との繋がりもあり、良かったです。
ぜひぜひ読んでみてください。

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2022年09月03日

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クライマックスにかけての素敵な狂乱ぶりはさすが森見登美彦さん!何にも予定のない休日にグウタラうたた寝しながら読むのに最適な本。大冒険できました。充実した1日だった。
●まだ読んでない世界線のわたしへ
・夏の暑い時期の予定のない土曜日(もしくは次の日も休みの日)に読むと良い。かつ近くでお祭りがある日だと更に良い。
・できれば朝は早起きして、トーストのモーニングがある喫茶店で序盤を読む。
・お店が混んできたらどこかでマンゴーフラペチーノを買って帰る。無ければなんか南国っぽいやつ。
・お昼ご飯にお蕎麦が食べたくなるはず。材料を準備しておく。
・1つ目の文章で違和感を持たないなら絶対読むべき。お祭り行く気ゼロで読む本を物色してるあなたにピッタリの本です。

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2022年08月15日

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再読3回目。
森見さんらしい1冊。日常のような非日常のような世界でのバカ騒ぎ。バカバカしくて、ずっと浸ってたい。

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2023年05月22日

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『有頂天家族』ほど勢いのある抱腹絶頂コメディではなく、『宵山万華鏡』ほど不可思議に怯えず取り掛かれる…どっちも要素として入りつつ、森見節という言い回しが楽しめる一冊。筆者はタヌキが好きなんでしょうか?キャラクターそれぞれの個性的具合と、まともなようで誰もまともではない感じが相変わらず「おもちろい」一冊でした。一回読んだだけだと味わい尽くせてないだろうな…という気持ちを感じる作品。

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2024年04月04日

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京都を舞台にした奇想天外ストーリー
京都ならこんなストーリーも似合ってしまう不思議さ
やっぱり京都好きだな〜
下鴨神社行きたい

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2024年02月26日

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森見登美彦さんの作品を読むときは、今回は京都のどの辺りが出てくるか楽しみになります。今回は祇園祭の日のお話。朝から夜まで、大忙し、てんこ盛りのお話でした。
所長の充実した日を送らないと負債で人生終わってしまうという焦りは、共感できたが、私も小和田さんと同じく充実するために何か行動を起こすのは億劫。結論、私も怠け者なんですね(笑) 読書を楽しむ事だけは、怠らないようにしたい。

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2024年02月16日

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京都の宵山という激しいお祭りの中で起こる騒動と、かなりの怠け者の主人公の対比が面白かった。とことん怠ける主人公が人間臭く、共感できるのはもちろんだが、こちらの作品は全ての登場人物がどこか抜けていて人間らしい。人間みな怠け者なのだ。
森見登美彦作品に共通する団体や狸も登場する。独特の緩い雰囲気が、この作品にはぴったり。
緩い雰囲気を楽しむ中で、最後の方がファンタジー感が強すぎたかなと感じた。

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2024年02月05日

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森見さん3作目。今回もやっぱり京都を舞台にくだらない。しかしそのくだらなさが良い。
キャラクター達が本当に個性豊か。全員キャラが濃い(笑)。
「僕は人間である前に怠け者です」
小和田くんの決めセリフ。ある意味真理を得ている。
日常生活を送る中で変な思考のドツボにハマることがあるが、そんなとき森見さん作品はそのくだらなさで救い出してくれる。いつもお世話になってます。

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2023年11月21日

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祇園祭・宵山の京都で、オモチロイ不思議な旅を。
森見登美彦ワールド全開の奇妙な冒険。

森見登美彦氏の作品と言えば、私の中で「京都の大学生を主人公にした話」というイメージ。
今回は登場人物ほぼ社会人。
「ぽんぽこ仮面」を巡って、祇園祭・宵山の京都を舞台に森見ファンタジーが大暴れ!
ちなみに『宵山万華鏡』や『有頂天家族』とも関連しそうな小ネタが仕込まれていますが、未読でも問題ないようです。
忙しい現代にピッタリな怠け者と反怠け者たちの冒険。

皆さん、たまには内なる怠け者の声にも従いましょう。
さすればオモチロク素敵な一日が過ごせるやもしれません。

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2023年09月26日

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可愛い表紙と登場人物の挿絵に誘われて読み始めました。
神様が出てきたり、ファンタジーな部分もありつつ、主人公や周りの登場人物の性格からか、細い?が残りながらも、地に足のついた、日常の延長線のような冒険を楽しむ事ができました。

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2023年08月14日

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カバーの裏に印刷されているものを初めて見た。しかも狸のお面のイラストという無駄な気合の入れように笑ってしまう。森見登美彦はもちろんこの本に関わった人たちの笑い声が聞こえてくるようだ。京都を舞台にした森尾登美彦の荒唐無稽な物語はずっと続けてほしいな。オイラはまったく飽きることがない。アニメ化したらきっとどれも面白い仕上がりになるんじゃないかな。あんな現実離れした場面を文字だけで表現しちゃうのってスゴい。だってオイラの頭の中で登場人物たちのハチャメチャ振りが映像化されて見えるんだもの。玉川さんの方向音痴のところでは、同じ方向音痴のオイラは心の中で「わかる、わかる!」って叫んでた。大きな感動を期待させずに最後まで一気に読ませてくれるところも好きだ。読後にニヤッとさせてくれる、それがあればそれだけでいい、って過保護な読者になってしまう。

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2023年05月23日

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宵山の一日を、こんなに滑稽に、不思議に描けるのが面白いと思う。
玉川さんが魅力的でした。

「僕は人間である前に怠け者です」
「小冒険を嗤う者は小冒険に泣く」

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2023年03月13日

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いかにも森見登美彦と言わんばかりの、荒唐無稽でお気楽な一冊
読んでいてだんだん頭がぐらぐらしてくるような世界観ではあるものの、
まぁ細かい事は良いではないか、と楽しく読み進められてしまうのが魔力的
特に土曜倶楽部あたりからの流れは思わず笑ってしまった

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2022年12月18日

Posted by ブクログ

例の下宿に例の組織に例のお酒と狸たち。京都の宵山に展開する森見式マルチバース。
弟が厄介ごとを持ってきて、以前引きこもり生活と人生相談をしていたという浦本探偵の前世はもしや…等とニヤニヤしてしまう。

いつか森見先生が『ヨジョーハンズ・インフィニティウォー』『ヨジョーハンズ・エンドゲーム』的な作品を上梓されるのを夢想するものである。

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2022年11月26日

Posted by ブクログ

表紙が可愛い。自分の怠け者具合は、まだ本の中の彼らと比べたら可愛いものなのだなと思った。宵山万華鏡、有頂天家族とも少し絡んでいてワクワクした。森見先生、狸好きだな笑笑

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2022年09月08日

購入済み

山なし谷なし

他の小説家さんの本も含めて一番好きな本が有頂天家族です。小説を読むきっかけになったのも夜は短かし〜で、森見さん大好きなのですが、この本は山もなく谷もなく、変わった言い回しをしているだけでストーリーが平坦でただただ読むのがしんどかったです。ペンギンハイウェイとこの作品は良さがまるでわかりません。

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2022年05月03日

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