森見登美彦のレビュー一覧

  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    おもしろかったー。一作目よりもこちらの方がおもしろかった。
    タイトルから赤玉先生のお子が帰ってくるんだろうな、それで赤玉先生とその座を巡ってバトルでもするのかと思っていたけれど予想は見事に裏切られました。
    天狗らしからぬ二代目。それがまた素敵。
    二代目と矢三郎の関係性が赤玉先生とは違うのだけどそれがまた良い感じ。
    下鴨家の4兄弟の仲の良さもよかったし、玉蘭も素敵だし見どころはたくさん。
    最後はページを捲る手が止まりませんでした。
    三部作といあことで次も楽しみです。

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    2024年07月09日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    本当に大好きな本の2作目。出町ふたばの豆餅と卵丼が美味しそう。狸たちの恋模様がいじらしくて素敵。3作目も楽しみ。

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    2024年06月06日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    『有頂天家族』の第二部として、新しい狸や天狗や人間が出てきたり、関係が掘り下げられたりして、物語が膨らんでいっているのがワクワクした。
    淀川教授扮する「ぽんぽこ仮面」が出てきたり、三階建電車が出てきたり、過去作での象徴的な人物・建造物が出てくるのも面白い。
    下鴨家のやり取りは言わずもがな愛と阿呆の血に溢れていて、大好き。

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    母と矢四郎はおでんを山盛り皿に取って見物席に上がった。長兄と私は次兄を座布団にのせ、将棋盤の王将の座へ運んだ。「リラックスしていこうぜ」と私は次兄の肩の力を抜こうとし、長兄は「下鴨家の名誉を守れ。気合いを入れろ」とプレッシャーをかけた。「兄さんも矢三郎も言うことがバ

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    2024年06月06日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    著名な短編小説をオマージュして描かれた短編集。短編集だがそれぞれ登場人物や舞台背景は関連している。全く別の作家、作品をモチーフに描かれているが、柔軟にそれを使いこなし上手く自身の小説に落とし込んでいるところに感銘を受けた。シンプルに楽しんで読める作品。

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    2024年06月02日
  • 聖なる怠け者の冒険

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    これぞ森見登美彦! 狸がかわいい! 宵山行きたい! わははと笑えて、なんだかほっこり

    奇想天外奇天烈で、登場人物たちが自由気ままに物語を縦横無尽に闊歩する。
    森見登美彦の物語は、ほかではちょっと味わったことのない独特の文体と世界観。〇〇風とか〇〇っぽい、みたいな喩えができない唯一無二の文体と世界観だと思う。

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    2024年06月01日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

    ネタバレ 購入済み

    原作が読みたくなる

    走れメロス意外は原作を読んだことはないが、思い返せば、走れメロスも結構、はちゃめちゃな内容だったかもしれない。大学生に置き換えて、中には他の話で出てきた登場人物などもあり、全体を通して楽しめました。

    #シュール #笑える #切ない

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    2024年05月22日
  • 聖なる怠け者の冒険

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    ネタバレ

    これぞ!好き!
    マッソウ、なーる、まだまだかぶは抜けません
    森見ワールド!
    そして一日の物語
    人間である前に怠け者なのだ

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    2024年05月21日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    有頂天家族二作目。もう一度一冊目を丁寧に読み返したい。ファンタジーなんだけれど置いてけぼりにされないありそうな世界観がとても好き。毎度読むたびに、京都のあの独特の雰囲気が読むだけで伝わってきて、没入できるのがとてもいいなと思わされる。

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    2024年05月14日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    ネタバレ

    狸や天狗が誇りと命をかけて繰り広げる大騒動は相変わらずスリリングで可笑しい。
    赤玉先生と二代目、二代目と弁天。それぞれのガチンコ対決に漂う焦燥感はなんとも言えず、赤い毛で結ばれた2組の純愛はとっても愛おしい。「健気さの途方もない無駄遣い」この表現好いですね。
    ドタバタ劇の中、家族愛が大きな柱となって温かさが終始流れている印象。
    個人的には矢二郎推しが更に深まりました。

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    2024年04月09日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

    QM

    購入済み

    最高

    森見登美彦さんの本は言葉のチョイスが最高なんよな。原作を読んでみたくなるし、難しい言葉もいっぱいあるのにカジュアルな感じに仕上がっていてスルスル楽しく読めた。

    #笑える

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    2024年03月22日
  • 美女と竹林

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    「その人だけの文体」を持っている作家が大好きな私にとって、森見さんはもう最高。
    何のことない出来事を書いていても、こんなに違う。
    面白い話を書く小説家はたくさんいるけど、文章そのものに世界観がある書き手って、じつはすごく少ないと思う。
    奇跡のような、宝石のような存在。

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    2024年02月25日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    森見さんの本を初めて読んだ。
    既に原典があることで、その面影のためか、五篇とも雰囲気が違って表現の幅が広いことに驚いた。
    こんなにも自在に書くにはどうすればいいだろう。またひとつ勉強になったように思う。

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    2024年02月23日
  • 有頂天家族

    購入済み

    全体的にギャグ線があるなと思う。過度にウケを狙っているわけではないのに、フッと笑ってしまうような言葉の使い方が好きだった。

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    2024年02月20日
  • 夜は短し歩けよ乙女 映画カバー版

    購入済み

    京大生の汗まみれる青春物語

    大学生の汗まみれる、おかしくも切ない、甘くて苦い青春を描いた物語。主人公は乙女と私(男性)の2人。大学生で1人暮らしをした経験のある人に共感が強く得られそうだが、純粋に文学として楽しめる。今までの幾つかの作品とリンクする部分があります。偽電気ブラン、飲んでみたい。

    #共感する #笑える #切ない

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    2024年02月16日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    ネタバレ

    今作も終わりに近づくにつれてまた大きなドタバタが待っているんだろうなぁってページをめくるのが楽しかった。毛玉が転がってるかと思うと想像してにこにこしちゃう。矢一郎と玉蘭が矢三郎と海星を助けに行く兄弟愛とか、銀閣に優しい子だっていうお母さんとか、まだ未熟な二代目と弁天、結局天狗の威厳見せちゃったり矢一郎・玉蘭に幸せになれっていう赤玉先生、、なんかもうみんな愛すべきキャラクターで、思い出せば出すほど可愛いなぁが溢れてきてしまう…。
    矢三郎は言わずもがな、機転が効いて肝が据わっててとにかく阿呆である。いつも心に矢三郎、住まわせたい。

    ますますこの家族めっちゃ好き、続編が待たれる。

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    2024年02月06日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    舞台は京都、人物は学生。

    一種のパロディーではあるが、実に巧妙に細工している。

    短編五作品で、主だったところで言えば、斎藤秀太郎が、幾つかの作品に顔を出す。作者、森見も登場する。

    『山月記』と『藪の中』と『走れメロス』以外は元ネタを読んだことがないので、比較しようもないが、比較できる上記の三作品でいうと、『山月記』は中島敦のわざとらしい口調が少ない分、評価できる。『藪の中』は多視点からの形式を受け継いでいるところは評価できる。ただ、屈折した鵜山の感性は理解しづらかった。残る『走れメロス』は原作の友情が見事にぶち破られていて、新時代の友情が描かれている。もはや、何も言えない。

    未読の原作

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    2024年01月14日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

    QM

    購入済み

    最高

    森見さんの作品初めて!表紙も本屋さんでよく見るやつだったので気になって購入。本当に言葉のチョイスが最高だと思いました。なんでもない一言やちょっとした動作を、こちらが容易に想像できるように書かれており、自分もそこにいるようなそんな感覚さえありました。面白かったーー!!!テンポよくサクサク読めました!ほかの作品も気になる!!!

    #笑える

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    2024年01月07日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    すごすぎた。森見登美彦の作品は2作目だけど明らかに刺さったかも。特に山月記、藪の中がすごい良かった。名作のオマージュ、短編同士が少し繋がってる、など最悪な作品に多い特徴があるにも関わらず、それを全てひっくり返すほど面白い。
    いい作品はさらに本を読みたくなる。この本を読んだ時に、やっぱりそれぞれの古典作品を読みたくなった。間違いなくいい作品なのだろう。

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    2023年10月20日
  • 竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記

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    読むのに時間がかかってしまったけど、すごく面白かった。
    竹取物語、堤中納言物語 : 読みやすい。普通に面白い短編集。
    伊勢物語 : 女遊び三昧の主人公が嫌な感じで、なかなか読み進められなかった。
    土左日記 : 紀貫之って面倒臭い。女たちの水浴び(胎貝や鮨鮑!)を覗き見しといて、これはモト歌があって…と言い訳してるのウケる。
    更科日記 : 江國香織の訳がいいのか、作者に共感しまくり。
    当時の結婚制度、女房の仕事など謎が多いのできちんと調べてみたい。

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    2023年08月14日
  • 宵山万華鏡

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    関係ないようで実はどれも繋がりのある連作短編。特に好きだったのは「宵山金魚」のサイドストーリー的立ち位置である「宵山劇場」。こんなに手の込んで馬鹿馬鹿しいものがあるか、と面白かった。「宵山万華鏡」ではまんまと騙された。
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    祭りの夜に、何かが起こる。森見ファンタジーの真骨頂!
    姉妹の神隠し、学生達の青春群像劇、繰り返される一日からの脱出など、祇園祭の京都を舞台に様々な事件が交錯し、全てが繋がってゆく。万華鏡のように多彩な宵山の姿を楽しめる、連作中篇集。

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    2023年06月24日