森見登美彦のレビュー一覧

  • 聖なる怠け者の冒険

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    登美彦先生らしい作品である。

    あとがきにも書いてあるが宵山万華鏡なんかと少し被ってたり。

    まぁとにかく期待通りのお話である。なむなむ。

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    2024年01月04日
  • 聖なる怠け者の冒険

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    森見登美彦先生の本はいつも私達をわくわくさせてくれる。 
    今年の春大阪から上京し、関西を思い、恋い焦がれながら毎日を過ごしている。

    東京に来てわかったことがある。
    京都は心の拠り所だったということだ。
    東京も京都も計画的な街なのに、
    京都には昔から日本人の心に響く残り香がある。
    とてもとても懐かしい残り香が。
    京都に初めて来たときも、初めてのはずなのに
    そんな香りがした。
    そんな残り香を森見先生の本を読んでいると思い出す。

    頭の中に京都をつくる。
    その間だけ、私はこの計画的で効率的な現在の都から、烏丸へ逃避行できるのだ。

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    2023年12月20日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    友人のおすすめで森見登美彦さんの作品をまとめ買い。もともと本作の映画が気になっていたため、購入した中からまず初めに本作を鑑賞。

    《良かった点》
    ▼ ドタバタの中に一本の筋が
    個性豊かなキャラクターたちのドタバタが、時間旅行の中で辻褄が合い、一つの作品として首尾一貫しているのが素晴らしい。
    張り巡らされた伏線がどんどん回収され辻褄があっていく瞬間は爽快だった。
    そしてその中に、主人公の黒髪の女子に対する「恋」が主旋律を奏でており、ドキドキしながらも心高鳴る作品になっている。

    《気持ちの変化》
    ▼ 映像が浮かんでくる
    読む前は、映像は自分で意図的に創り上げて読まなければ思い浮かばないと思ってい

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    2024年10月12日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    すごすぎた。森見登美彦の作品は2作目だけど明らかに刺さったかも。特に山月記、藪の中がすごい良かった。名作のオマージュ、短編同士が少し繋がってる、など最悪な作品に多い特徴があるにも関わらず、それを全てひっくり返すほど面白い。
    いい作品はさらに本を読みたくなる。この本を読んだ時に、やっぱりそれぞれの古典作品を読みたくなった。間違いなくいい作品なのだろう。

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    2023年10月20日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    いやぁ、面白い。興味深く読めました。私は『藪の中』が1番好きかな。原典も読んでみたくなりました。森見さんの作品を読んでいつも思うのは、小説に出てくるところを見て回りたい。茶色い電車(と本文に記載)に乗り回して生活してる割には行ったことがないなあ…って。

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    2023年10月07日
  • 竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記

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    読むのに時間がかかってしまったけど、すごく面白かった。
    竹取物語、堤中納言物語 : 読みやすい。普通に面白い短編集。
    伊勢物語 : 女遊び三昧の主人公が嫌な感じで、なかなか読み進められなかった。
    土左日記 : 紀貫之って面倒臭い。女たちの水浴び(胎貝や鮨鮑!)を覗き見しといて、これはモト歌があって…と言い訳してるのウケる。
    更科日記 : 江國香織の訳がいいのか、作者に共感しまくり。
    当時の結婚制度、女房の仕事など謎が多いのできちんと調べてみたい。

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    2023年08月14日
  • 宵山万華鏡

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    関係ないようで実はどれも繋がりのある連作短編。特に好きだったのは「宵山金魚」のサイドストーリー的立ち位置である「宵山劇場」。こんなに手の込んで馬鹿馬鹿しいものがあるか、と面白かった。「宵山万華鏡」ではまんまと騙された。
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    祭りの夜に、何かが起こる。森見ファンタジーの真骨頂!
    姉妹の神隠し、学生達の青春群像劇、繰り返される一日からの脱出など、祇園祭の京都を舞台に様々な事件が交錯し、全てが繋がってゆく。万華鏡のように多彩な宵山の姿を楽しめる、連作中篇集。

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    2023年06月24日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    狸界の破壊的なドタバタコメディー。
    個人的にとってもツボだったのは(何度か出てきた表現だったと思うんだけど。)「幼き毛玉だった頃」っていう言葉。ピンポイントで心を掴まれてしまいました。

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    2023年05月13日
  • 四畳半神話大系

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    実に楽しい学生たちの生きざま

    森見先生好きにはバイブルであろう。私個人的にはアニメが初見だったのだが、アニメも原作も沼落ちするだろう。テンポがよく愛すべき登場人物たちも実に面白い。私も笑いを堪えて読んでいた。

    #ハッピー #笑える #アツい

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    2023年04月07日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

    購入済み

    毛玉と愛も物語

    狸には毛玉それぞれの吟持があって、天狗も人も、それぞれが想いを持って生きている。好き勝手して面白い事だけをしているようで、実際にはそれぞれが誰かのことを想って行動している。そんな毛玉の愛溢れる物語でした。きっと、まだ続きがありますよね。

    #癒やされる #切ない

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    2023年03月21日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    森見さんのエッセイを読むと小説のわくわく感が増してゆく。五作すべて雰囲気が異なるけれど、繋がっていく。山月記はおもわず切ない気持ちになり、メロスは阿呆たちに笑い、桜の森のは泣けてきさえする…… とくに、桜の森のは原作がどんな感じだったか忘れちゃっているので、読み返したいなと思う。

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    2023年02月24日
  • 夜は短し歩けよ乙女

    購入済み

    京都が好きな人なら笑える

    森見先生の作品は次元が交錯しているから、「これは!」と感じる点が多く、他の作品も読まれると奥深さを得られると思う。文章表現もおもしろおかしく、思わず声を上げて笑ってしまった。アニメ化された他作品とも並行してご覧になると一層面白味が増すことでしょう。

    #ドキドキハラハラ #笑える #胸キュン

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    2023年02月23日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    気持ちの良い森見登美彦ワールド。前作「有頂天家族」に引けを取らない超大作。前作より成長したものたちと新たな登場人物でワクワクが止まらない!京都を中心に織り成す毛玉(たぬき)と天狗と人間のドタバタストーリー

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    2023年02月17日
  • 太陽と乙女(新潮文庫)

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    ネタバレ

    森見登美彦の2003年から2017までに書かれたエッセイやあとがき、日記等を収録したエッセイ集。どうということがない日常を描いているのになんだか非常に面白かった。

    森見さんの小説は、四畳半や京都洛内を舞台に独特の世界観を構築していて、そこに嵌っていけない時はどうにも乗れないのだが、このエッセイ集は四畳半や京都のことも描かれつつも、平常心で普通に読める。悪く言えば小説よりアクが弱いという感じだが、こなれて読み易いのは悪いことではないと思う。

    体調を崩した後、故郷の奈良生駒近郊で静養し、現在もそこで執筆をされているようだが、その奈良の描写が実に良い。生駒や矢田丘陵あたりらしきのどかな描写はのび

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    2023年01月23日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    ネタバレ

    面白きことは、良きことなり!

    森見登美彦作品のテンポの良い詭弁とか作品同士の繋がりとかが遺憾無く発揮されている上に、たぬきの描写が本当にずっと可愛くて良かった。

    「有頂天家族」から続投のキャラクターたちも魅力的で、どうしようもない老天狗の赤玉先生や堅物長男の矢一郎が最後の最後にかっこいい。
    個人的には矢三郎と弁天で締める終わり方が前回の明るい雰囲気とは対称的なのが良かったと思う。

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    2023年01月13日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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     有頂天家族第二弾。阿呆の血が濃い狸の下鴨一家と暮らす京都の雅かつ愉快な一年。個人的にはこのシリーズの天狗たちにあまり興味を抱かないが、終盤の赤玉先生には何故だかジンとさせられた。本書の目玉は狸乙女である玉瀾と海星。2頭ともいじらしくて愛くるしくて堪らん。次作では矢二郎と星瀾の赤い毛が絡まり合う様も拝みたい。
     二代目は強いのにどうしたいのかわからなかったり、弁天も謎めき過ぎていたりともう少し天狗の心の裡が垣間見えれば、天狗と狸が程良く絡まり合い良い塩梅になったのではと思う。

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    2023年01月06日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    相変わらずの阿呆の血のしからしむところっぷりで、愉しめました。
    3部作との事なので、次回作が待ち遠しいです❗️
    面白かった❗️

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    2022年11月14日
  • 四畳半神話大系

    ネタバレ 購入済み

    ヒロイン明石さんが魅力的。

    TVアニメ化もされた名作。文豪調の語り口がとにかく面白い。
    平行世界のSFオムニバス集ともいえるが、全編でヒロイン明石さんのクールキャラと悪友小津のひょうきんさが光る。
    続編?から先に読んだので、こちらのほうが倍くらい長くて驚いた。実質2巻分くらいあるかな。

    #癒やされる

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    2022年10月29日
  • 四畳半タイムマシンブルース (角川つばさ文庫)

    ネタバレ 購入済み

    挿絵と訳注が豪華!

    本作がアニメ化すると知り、気になって読むことに。
    主人公の語りが中心のストーリー展開だが、軽妙な文体でなかなか面白い。
    タイムマシンものとしては地味で、住んでいるボロアパートの近所を行ったり来たりするお話なんだけど、キャラが立ってるので飽きずに読ませてくれる。
    京都が好きな方にもおすすめです。

    #癒やされる

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    2022年10月16日
  • 四畳半タイムマシンブルース (角川つばさ文庫)

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    単行本と、角川文庫版を読んでから角川つばさ文庫版も読んでみました。
    「小学上級から」ということで、小学生で森見登美彦の文章は難しくないかな?と思ったのですが、文中に注釈がついていて(文豪の作品のよう)、大人でも参考になりました!また、注釈のおかげで、思っていた以上に、色々な文学的表現?をもじった言い回しが入ってるんだなぁー、と再発見できました。
    そして、文庫のレーベルとイラストが変わると、すごく印象が変わるものだと驚きました(「一部を書きかえて、よみやすくした」とありましたが、どこかわからなかった)。ぜひ、小学生〜の方たちにも読んでもらいたいです!

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    2022年10月04日