森見登美彦のレビュー一覧

  • ペンギン・ハイウェイ

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    人生の軌跡

    ペンギンハイウェイは人生の軌跡だ。少年が信念を抱いて、成長していく姿がとても素敵で、可愛らしく、切ない。素敵な物語です。

    #感動する #胸キュン #切ない

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    2024年09月01日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    森見登美彦さんが描く
    いびつでこじれて歪んで、
    でも純粋な大学生の描写は味わい深く、

    一見変人に思うけど、大学生ってそうだったよな、とも思う。

    昔この本が出た頃読んだ時は、走れメロスのバカっぷりに面白がって読んだ記憶があるが、

    今は「桜の森の満開の下」や「藪の中」がとても美しく感じて

    原作も読んでみようかなと思えた。

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    2024年08月28日
  • 宵山万華鏡

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    宵山とは、祇園祭のメインとなる山鉾巡行(7月17日・24日)の3日前・前々日・前日の総称で、いわば前夜祭のようなもの。

    京都に住んでいた頃は真面目な学生だったので、その頃は期末試験の勉強に勤しんでいた。だから宵山に行ったことが無いのは仕方がない。真面目な学生だったので。
    6年間住んだけど1度も行ってない。

    京都の思い出は色々ある。
    特に家から近かった銀閣は格別で、悠久の侘び寂びを感じられ、苔の木陰道を歩くと涼しく、心が洗われる。
    鞍馬は1番好きなところで、叡山鉄道に小一時間揺られると街の喧騒は遠く、すべての音が小さく、しかしはっきり聞こえる。踏んだ落ち葉が割れる音。踏んだ土がキュッと鳴る

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    2024年08月16日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    アホアホな内容なのに文才がありすぎてとんでもない。しょうもない内容を書くために能力フル稼働で面白い。

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    2024年08月05日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    前作が面白かったので今作も読みました。いやあー前作に劣らず面白かったですね。三部作との事なので次回作も気長に待ちたいと思います。

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    2024年08月04日
  • 夜は短し歩けよ乙女 映画カバー版

    QM

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    おもしろい

    森見登美彦さんの本は読んでて本当に語彙力が増える(笑)
    相変わらずワードセンスが最高で、紆余曲折あったけどもいい終わり方だった!

    #笑える

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    2024年07月30日
  • ペンギン・ハイウェイ

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    ネタバレ

    「内田くんおもろ」って言いながら読んでた。青山くんがお姉さんに「泣くな少年」って言われて、「僕は泣かないのです」と答えたのがおもしろかった(9歳7ヶ月)

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    2024年07月30日
  • わたしの名店

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    読んで、めちゃくちゃ敷居が高いけど、銀座の久兵衛で江戸前鮨を食べてみたくなった。
    もうカウンターで食べても許される歳ではある(笑)

    佐賀には行ったことがないけれど、あの餃子食べてみたい!ゴローさんも食べたかな。

    澤村伊智さんが、コロナが明けたら真っ先に行きたいと言っていたお店、イラストの下に小さく閉店文字があって切なくなった。

    藤岡陽子さんのおばあちゃんとお姑さんの、キッチンゴンに出前を頼む時の言葉には、昼休みなのに涙がじんわり出てしまったよ。

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    2024年07月23日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    ネタバレ

    最後の3文…!「そうやって彼女の髪を撫でながらも、とうに私は承知していた。弁天に必要なのは私ではない。狸であったらだめなのだと。」
    急に切なくてびっくりした。矢三郎、ついに弁天に諦めがついたのですね。次の巻では海星一筋になってほしい。
    全体的な物語としても大変よかった。ずっと飽きず、ワクワクしていた。

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    2024年07月18日
  • 美女と竹林

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    小説かしらと読み始めたけれど、実はそうでないらしいと気づき、しかし、では何なのか?と問われたら、一体何だかわからない、と答えるしかない、そんなヘンテコでオモチロイ作品だった。かなり好き。

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    2024年07月15日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    おもしろかったー。一作目よりもこちらの方がおもしろかった。
    タイトルから赤玉先生のお子が帰ってくるんだろうな、それで赤玉先生とその座を巡ってバトルでもするのかと思っていたけれど予想は見事に裏切られました。
    天狗らしからぬ二代目。それがまた素敵。
    二代目と矢三郎の関係性が赤玉先生とは違うのだけどそれがまた良い感じ。
    下鴨家の4兄弟の仲の良さもよかったし、玉蘭も素敵だし見どころはたくさん。
    最後はページを捲る手が止まりませんでした。
    三部作といあことで次も楽しみです。

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    2024年07月09日
  • わたしの名店

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    色んなエピソードと共に語られるそれぞれのわたしにとっての名店。読んでるだけでお腹が空いちゃう一編から、切なくて目頭が熱くなる一編、一緒に居心地の良い空間でくつろいでいる気持ちになれる一編…このページ数でここまで心を揺さぶってくるのはきっとわたしにも素敵なお店と出会った経験があるから。わたしにとってのいちばんの名店探しの旅はまだ続きそうです。

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    2024年07月04日
  • きつねのはなし

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    読むのは、たぶん3回目。
    単行本が出た時、「これは読みたい!」と、すぐ読んで。
    文庫になった時、表紙を見て、「あー、この感じ、この感じ」と、なんだかミョーに嬉しくて、表紙目当てに買って読んだ。
    中身は同じなのに2冊も買ってしまって、なんだか狐に化かされたようだw
    ていうか、新潮社ぎつねに見事たぶらかされたってことなんだろう(爆)

    そんな『きつねのはなし』を久しぶりに読んだのは、『怪談のテープおこし』を読んだからだ。
    『怪談のテープおこし』は、いわゆる“すんごい怖い怪談”wなのだが、自分は“すんごい怖い怪談”って、すんごい怖いからこそ、逆に怖さを感じない。←なに言ってんだかわかんんねーよ(^

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    2024年07月02日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    森見ワールド、森見節がめちゃくちゃ心地よく、
    懐かしい下鴨神社や京都にすぐに心を連れて行ってもらえる。
    そこにシャーロック・ホームズ、竹取物語の世界観、ミステリーも加わり、
    神秘的だし、背筋がぞくっともするし、あたたかさも感じる、とても豊かな体験となった。
    ロンドンと京都がこんな形でつながるとは…
    読み返します!

    #エモい #深い #憧れる

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    2024年06月25日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    本当に大好きな本の2作目。出町ふたばの豆餅と卵丼が美味しそう。狸たちの恋模様がいじらしくて素敵。3作目も楽しみ。

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    2024年06月06日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    著名な短編小説をオマージュして描かれた短編集。短編集だがそれぞれ登場人物や舞台背景は関連している。全く別の作家、作品をモチーフに描かれているが、柔軟にそれを使いこなし上手く自身の小説に落とし込んでいるところに感銘を受けた。シンプルに楽しんで読める作品。

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    2024年06月02日
  • 聖なる怠け者の冒険

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    これぞ森見登美彦! 狸がかわいい! 宵山行きたい! わははと笑えて、なんだかほっこり

    奇想天外奇天烈で、登場人物たちが自由気ままに物語を縦横無尽に闊歩する。
    森見登美彦の物語は、ほかではちょっと味わったことのない独特の文体と世界観。〇〇風とか〇〇っぽい、みたいな喩えができない唯一無二の文体と世界観だと思う。

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    2024年06月01日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    原作が読みたくなる

    走れメロス意外は原作を読んだことはないが、思い返せば、走れメロスも結構、はちゃめちゃな内容だったかもしれない。大学生に置き換えて、中には他の話で出てきた登場人物などもあり、全体を通して楽しめました。

    #笑える #切ない #シュール

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    2024年05月22日
  • 聖なる怠け者の冒険

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    ネタバレ

    これぞ!好き!
    マッソウ、なーる、まだまだかぶは抜けません
    森見ワールド!
    そして一日の物語
    人間である前に怠け者なのだ

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    2024年05月21日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    有頂天家族二作目。もう一度一冊目を丁寧に読み返したい。ファンタジーなんだけれど置いてけぼりにされないありそうな世界観がとても好き。毎度読むたびに、京都のあの独特の雰囲気が読むだけで伝わってきて、没入できるのがとてもいいなと思わされる。

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    2024年05月14日