森見登美彦のレビュー一覧

  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    ネタバレ

    ホームズの日常やスランプからの脱却をただ書いた本だと思っていた。
    まさかのSF?だった。
    これはホームズについての事前知識ないと難しいかも。
    京都を舞台にしていたけど、まさかのロンドンのホームズと絡めてくるとは。

    いつもの森見先生節で話が進んでいき、前半は「森見先生のホームズだ!」と楽しく読んでいたのですが、後半からは登場人物が失踪し、サスペンスか?と思わせてからの、がっつりファンタジーで戸惑った。

    原作者のコナンドイルがホームズ人気に嫌気がさした話も知ってるから、途中の作者がホームズを憎んでいる話はワトソンというよりコナンドイルか?とも思ったり。
    どっちにしろホームズという存在自体が創作

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    2025年08月29日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    初めて森見節が全開でないお話を読んだかも。アホと物悲しさをかき分けられる人なのかと驚いた。おすすめ。

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    2025年08月27日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    四畳半のキャラクターたちが登場し、タイムトラベルするお話です。
    最高に面白いです。
    真夏に読むと尚良い!

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    2025年08月26日
  • ペンギン・ハイウェイ

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    久しぶりの再読。
    少年たちとお姉さんのひと夏の物語。
    遠い昔の子供の頃のきらめきを思い出させてくれるような小説。
    まるで、いつかの夏の風や木のざわめきがふっと眼前にたちあがってくるようだった。

    ラストがせつなく、夏の終わりにふさわしい読後感だった。

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    2025年08月19日
  • 有頂天家族

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    狸が主人公ということで、他の森見登美彦作品とは別系統な気がして読むのを避けていたが、いざ読んでみれば全く問題なかった。

    狸が化けて人間社会に溶け込んでいるのが面白い。
    弁天の存在が非常に特異だが、現在出ている続編で少し深掘りがあるのだろうか。

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    2025年08月18日
  • 四畳半神話大系

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    恋愛小説というよりはパラレルワールドの話みたいで読んでいて同じ場面が前にもでてきたなぁと感じながらも前に進めてサクサク読めた印象。

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    2025年08月13日
  • 奇想と微笑~太宰治傑作選~

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    太宰治のヘンテコで愉快なものばかり集めた短編集だというけれど、やっぱり太宰治だから、暗くて卑屈でダメ人間な感じが漂ってくる。なんだこりゃ鬱陶しいなと思いながら編集後記を読むと、そういう読み方があったか、なるほどと思ってジワジワ可笑しくなってくる。太宰治というより、編者である森見登美彦の太宰への思いがおもしろかった。

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    2025年08月06日
  • 四畳半王国見聞録

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    よくわからなかった
    でもこのよくわからなさを得るために
    森見先生の本を読んでるまであるので良かった
    現実逃避には最適

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    2025年08月03日
  • 太陽の塔(新潮文庫)

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    ネタバレ

    読み始め→言ってることが面白い
    少し後→自信満々に聞こえて耳障りになる
    中間あたり→言葉や語り口調は保身?と感じる 
    それからかなり後→切なく聞こえてきた

    ゴキブリキューブに騙された時は、冗談でしょう?と
    思ったほど間抜けで驚いたけど、悪い人じゃないんだ
    ろうと思った。
    個性的な同級生や先輩の話をするときに自信のなさも
    窺えて、最初に抱いていたフラれたことに納得がいか
    ないストーカーという印象が完全になくなっていた。
    遠藤のことを応援したり…最後は切ない感情が湧いた。
    でも、太陽の塔に関しては共感も理解もできなかった。
    招き猫は完全にアウトだわ。

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    2025年08月03日
  • 有頂天家族

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    狸たちがかわいい。
    「阿呆の血のしからしむところだ」、「面白きことは良きことなり!」など狸の台詞がかわいくて、心の中で唱えてしまう。

    家族愛が溢れていてほっこりする。

    0
    2025年08月02日
  • 竹取物語

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    今までは竹取物語といえばかぐや姫!だったけど、5人の求婚者の個性もとても魅力的なんだと知った
    竹取物語は、相対する此岸的な力と彼岸的な力によって成り立っていて、その根源的な対立は、かぐや姫の二面性に集約されている

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    2025年07月30日
  • 夜行

    購入済み

    6年ぐらい前に紙の本を読んだことがあって、もう一度読みたいと考えて購入しました。
    当時とは違う発見があって良かったです!

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    2025年07月24日
  • 恋文の技術 新版

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    7/23ふみの日に読み終えたのは、たまたまです。
    書簡体小説で読みやすく、声を出すほど沢山笑ったわ。これぞ青春だー!!笑
    手紙を書く時間、ポストまでの道中、返信が来るまでの時間、全て含めて『手紙を書く』と言うこと…素敵だな。

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    2025年07月23日
  • 竹取物語

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    竹林作家(?)モリミーによる新訳版、面白かった!リアリティと妄想、ダメンズ達の暴走と恋、ピュアで罪深い美女···あれ?竹取物語と森見作品って共通項だらけ。何百年を経ても似たりよったりな人間の感性にニンマリ。こんな形で古典の面白さに気付くとは。

    喜怒哀楽のない月の世界から追放される程の罪を犯したかぐや姫は、一体何をしでかした?
    とっても気になるんですがそこは触れられていないんですよねー。

    所々に感じる森見節も控えめながらも健在です。ファンとしてはやっぱりこれが嬉しい。

    0
    2025年07月21日
  • 竹取物語

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    ネタバレ

    森見登美彦訳竹取物語。

    なんとなく知っている物語。きちんと読むと
    登場人物みんな破天荒ですね。
    絵本と違っておばあさんがほぼ出てこないのが
    意外でした。

    ぼんやりとしか読んでなかったですがよくよく
    考えるとかぐや姫もそんなに良い子ではないし。
    なんの罪を犯して地球に来たんでしょうね。

    息子の教科書に出てきたので読んでみましたが
    やっぱり私が中学生だった頃より教科書の内容が
    難しくなってる気がします。

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    2025年07月16日
  • 聖なる怠け者の冒険

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    森見さんが非常に苦しみながら生み出し、そしてそれをまた苦しみながら書き直して、やっとのことで一つの小説になったというのが本書。
    物語として、というよりは一つ一つの盤面に心躍る面白さがありました。

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    2025年07月13日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    前作を上回る「阿保の血」が炸裂した作品だった。

    夷川家とのどんぱちも落ち着いてやっと下鴨家長兄が偽右衛門かぁと思っていたところに矢三郎の不吉な歌。これはまた最後に大荒れな予感…と思っていたら案の定。「面白きことは良きことなり」というセリフがあったように、どんなはちゃめちゃな出来事もどこか楽しげに感じさせる書き方がいい。やたら下鴨家にちょっかいをかける金閣・銀閣をはじめとする夷川家もどこか憎めない。

    個人的にはコメディの表現に「文才さ」を感じる。印象としては「真面目な顔してコメディを描く」作家。森見登美彦さんのような文章の表現ができたらなぁと常々思う。
    あぁ、3作目出ないかなぁ。

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    2025年07月10日
  • きつねのはなし

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    結末はよく分からない(読み取る能力が足りない)ものの、最後まで楽しめました。四畳半神話大系などのバカ大学生のドタバタ劇も好きですが、不意打ちで来る『夜行』のようなひんやりとした夏の怪談話系もとっても好きです。
     どことなく作品を通して水や龍というものがキーワードな気がします。次読み返すときはそれがどういう意味を持つのか着目しながら読もうと思います。今回は雰囲気だけしか味わえていないのかもしれませんが、それだけでもとっても楽しめる読書体験でした。

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    2025年07月01日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    「サマータイムマシン・ブルース」と「四畳半神話大系」の親和性がすごい。

    映画「サマータイムマシン・ブルース」は見たことがあったので大まかな筋はなんとなく覚えていた。
    読み終わって大満足。最後が良かった。
    ばかばかしい騒動ばかり起こす彼らが、前作より愛おしくなった。
    劇場アニメもあったのは知らなかった。

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    2025年06月30日
  • 夜行

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    森見登美彦の怪談話。とても好きだった。
    主人公の大橋くんと、学生時代同じ英会話スクールに通っていた仲間たち。その仲間たちがそれぞれ語るエピソードは、「ホラー」ではなく「怪談」という言葉がよく似合う、独特の湿度を感じました。

    読みながらずっと、何かが怖いのに、それが何なのか言語化できず唸っていました。振り返って自分なりに言葉にするなら、各話の語り手は終始普通の体験談として話しているのに、その内容が次第に普通ではなくなっていき、その歯車の狂ったまま語り終わるというところなのかもしれない。

    すべてがハッキリとは説明されず、わかったようなわからないようなままの部分もあります。読み返せば発見はあるか

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    2025年06月28日