森見登美彦のレビュー一覧

  • 奇想と微笑~太宰治傑作選~

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    森見さんが太宰さんの作品を元にして書いたのかと思いきや太宰さんの作品だったらしい…

    初めて太宰さんの作品をまともに読んだけど面白い。
    面白いの集めたって書いてあったからそりゃ面白いんだろうけど面白い。
    他の作品も読んでみたいという気にさせられたけれど、鬱々した作品はあまり好きではないのでどうしようかと悩むところ。

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    2014年04月18日
  • 有頂天家族

    Posted by 読むコレ

    森見作品の最高傑作との呼び声高い本作を前に、これほど気持ちを昂らせて読書に取り組んだ事などあったでしょうか。
    しかし過度な期待も良くありませんね。
    外したとまでは言いませんが、少し肩透かしを食ったような読了感でした。

    全体的には良く纏まっていて面白かったのですが、突き抜けたものも無かった気がします。
    根底に流れるテーマが重いからか、文章に遊びが少なく主人公の享楽主義設定も宙に浮いた感じでしたが、さりとてどこか諦観めいた狸世界が結末に向かう緊張感も薄めてしまっていた様な。

    とはいえ良作には変わらず。
    これも愛しいが故。

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    2014年04月12日
  • 四畳半神話大系

    Posted by 読むコレ

    何とも不思議な物語に出会ったものです。

    四つの短篇からなる一冊ですが、四篇とも同じ主人公、同じ時系列、同じ場所を中心に広げられる異なる物語。
    いわば読者は四篇の並行異世界を体験する事になります。

    予備知識ゼロで取り組むと、この辺の仕組みを正しく理解するのに半分、約二〇〇頁も要してしまいましたが、理解してからは楽しさ倍増。
    最近氏の作品の世界観も理解し始めてきた所だったので、余計な気を回す事無く純粋に没頭する事ができました。

    ただ、最後の一篇は解決編に見えて読者を混乱させるだけだった様な。
    発想は凄く楽しかったけれど。

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    2014年04月06日
  • ペンギン・ハイウェイ

    Posted by 読むコレ

    初森見作品です。
    かなり胸がざわついてます。
    ちょっと僕の狭い読書経験では得られなかった凄いものを体験してしまったようです。
    読んでいる最中は、これはどんな物語なのかと自問し頭を抱えていました。
    ファンタジー的であり、SF的であり、ミステリ的であり。ジュブナイルの様な、世界の真理を求める難しい問いかけの様な。おふざけなのか、真面目腐っているのか…。
    しかし読み終えた今は、これが少年の大冒険の物語(しかもかなり良質な!)だったと解釈でき、その素晴らしい体験の余韻に心を震わせている訳です。
    これはまた読みたくなるなぁ…。

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    2014年04月04日
  • 奇想と微笑~太宰治傑作選~

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    高校生のときに読んだときは、義務的だったのだが、最近読み直してみたらとても面白く感激した。太宰治は人間の厭らしさを書かせたらまさに天才である。自分の体験談を元に書いた小説が多いため、半分ほど私小説を読んでいるような気になるのだが、そのためか、太宰の描くダメ人間の述懐はとてもリアルで身近に感じられる。

    しかし、この作品集は森見登美彦が撰集したものである。ダメ人間の述懐にもどことなく愛嬌とユーモアがあるものが多く、読んでいて思わず笑みがこぼれる。そして、太宰治という人間に会ってみたくなる。愛嬌のあるダメ人間…森見登美彦が最も得意とする人物である。そんな人物が大好きな人は、きっとこの作品も楽しめる

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    2014年02月09日
  • 奇想と微笑~太宰治傑作選~

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    ネタバレ

    森見登美彦氏による太宰治傑作集。正直「走れメロス」ぐらいしか以前に読んだことあるのはなかったがいろんな作品があって面白かった。太宰治がほかの人母作品を紹介したものをさらに森見登美彦が紹介するといった「紹介の紹介」があったり面白い。

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    2014年02月06日
  • 奇想と微笑~太宰治傑作選~

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    太宰治は、人間失格と走れメロスぐらいしか読んだことなかったけど、面白い話とか実験的な小説とか多いんだなと実感した。森見さんの解説を読むと、面白さが増した。女の決闘が特に面白い!

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    2013年11月17日
  • 有頂天家族 (1)

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    ネタバレ

    乙女矢三郎が人目を引くほどかわいいか、はたまた弁天様が妖艶でお美しいかと問われると、首を縦に振るのはなかなか難しい…。がこれはこれで味があるし、京都の風景にも合っているというのか、なんとも言い難い魅力のある絵だなあ。アニメでふはふはの毛玉たちと京都の街を珍道中できたのがとても楽しかったので、漫画でまた京都を巡ることができてこれまた楽しい嬉しいそんな一冊。

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    2013年11月09日
  • 夜は短し歩けよ乙女 第五集

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    ネタバレ

    やっぱり森見ワールドを漫画にするのは難しいのか…と思った最終巻。終始、異世界や不思議と隣り合わせで。いやでもみんなあったかいなあ。いろんな人がいて、その中から誰を見つけるのか。誰かを見つけたから、いろんな人に出会うのか。まあそんなのは些細なことか。狐がぶっさかわでツボでした。あと、先輩にコンタクトを装着しようとする北大路!

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    2013年09月01日
  • 夜は短し歩けよ乙女 第四集

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    ネタバレ

    偏屈王編!大好きです。阿呆万歳!宵山万華鏡とも繋がるお話でとにかく楽しい。森見作品のしからしむるところですね。そしてかわいい絵のコミカライズ!阿呆たちの青春活劇、文化祭!あっぱれです!!!北大路かわいすぎるだろ。

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    2013年09月01日
  • 夜は短し歩けよ乙女 第三集

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    ネタバレ

    北大路イケメンすぎるwww女装もかわいいwwwww乙女のかわいさにもさらに拍車がかかったようで、きゅーんとしてしまいます。パンツさんも男前だ(笑)阿呆がたくさんでほんと楽しいな!コロコロ視点が変わるので、先輩の存在を忘れてしまい、たまに出てくると、あ、いたの!ってなる感覚が面白い。すみません、こんな読者で。

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    2013年08月31日
  • 夜は短し歩けよ乙女 第二集

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    ネタバレ

    表紙と巻頭の見開きがかわいいいいい!京都をさらに広く巡る展開となっていて楽しいなあ!樋口さんと北大路の出番も多かったし。北大路イケメン(笑)先輩の妄想癖が段々ウザくなってくるんですけども…、それが彼の魅力ということで。かわいそうな人だなあ。森見先生のコメントも、吹きました!

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    2013年08月31日
  • 夜は短し歩けよ乙女 第一集

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    ネタバレ

    コミック版が出ていたなんて!森見ワールドを文章で読むと、必ず絵や映像を見たくなるので見つけたときはテンション上がりました!随所に京都の風景や、京都らしいものが描かれていて、コミック版夜は短しも楽しめませてもらいました。巻末の森見先生のコメントさながら。マンガも小説も楽しめる人はたいへん幸せ!お酒大好きな乙女好きです!

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    2013年08月31日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    再読4回目。
    いつもにも増して、それぞれのお話の絡み合い方がすごい。理系脳やなぁ。「名作」を腐れ大学生に置き換える、っていうアイデアも面白かったです。

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    2024年09月18日
  • 夜は短し歩けよ乙女

    Posted by 読むコレ

    「夜は短し歩けよ乙女」って素晴らしくリズムが良いし、言い尽くせない魅力を備えたタイトルだと思う。

    メインの登場人物としては、私と彼女。先輩と私。この2人。大学のクラブで籍を同じくする先輩と後輩、二人の男女の物語である。なお、私にも彼女にも、先輩にも私にも名前はない。名前が出てこない。

    4つの連作短編となっていてが、ちょっと古風な文体で綴られる。それはファンタジーであるし、コメディでもあるし、なかなかに不思議なストーリーなのだけれども、舞台が京都なので、それもまた善き哉。なむなむ。

    主役組の他にもたくさんのキャラクターが出てくる。ちなみに主役組以外には名前がちゃんとある。名前が

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    2013年04月08日
  • 奇想と微笑~太宰治傑作選~

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    太宰治は暗くてジメジメしたイメージがあったが、こんなに面白おかしい話があったのか。
    全く外に開けていない、閉じた中にめいいっぱい広がる妄想と想像がとても良い。
    ロマネスクのトンチンカンな壮大さときたら素晴らしい。
    好きな作家が紹介する話はやはりそれも面白い。

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    2013年04月17日
  • 四畳半神話大系

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    アニメ化もされ話題の四畳半神話体系、モリミーの
    ブレイク作品。「夜は短し~」しか読んでいなかったですが
    こちらの方が癖も少なく読みやすいですねー。
    ややSFチックなパラレルワールドが展開され、それに
    従ってまるでコピペの様な文章が中毒性あります。

    アホな生活をしすぎて色んな事を悔い改め始めた
    自分が迷い込んでしまった四畳半無間ループ。
    些細なきっかけ一つで過ごす時間は当然違えど、
    やはり諸悪の根源「小津」との出会いや、謎の師匠
    「樋口」、そして麗しく孤高の君「明石」さんとの出会いは
    あって自分の世界はそれほど激変なんかしないのだ。
    選択した後の行動で少しは自分自身や環

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    2013年03月08日
  • 宵山万華鏡

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    再読3回目。

    祭りはハレの日。何があってもおかしくない。京都には祭りがいっぱいあって、祇園の宵山はその最高峰。妖怪やら魑魅魍魎がウヨウヨしてても頷ける。

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    2024年09月06日
  • 夜は短し歩けよ乙女 第二集

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    森見 登美彦同名の小説のマンガ化。

    本編で言えば、夏の古本市、というか火鍋祭(?)です。
    だんだんマンガ家さんも好き放題し始めてます。

    絵は相変わらず可愛すぎですが、これはこれでいける、という味が出てきた頃です。

    樋口さんが本領発揮し始め、いや、それよりも先ずは李白翁か。
    もう、好き放題で先輩(私)の不幸がもはや、笑い要素としか思えない。

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    2009年11月18日
  • 夜は短し歩けよ乙女 第三集

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    森見 登美彦同名の小説のマンガ版。

    オリジナル?にて羽貫さんと樋口さんの話ががっつりとあります。
    羽貫さんにかかれば樋口さんも本当に赤子だなあ。
    でも、この二人が好きなら結構楽しめます。

    何気に事務局長やパンツ総番長がオリジナル(?)ストーリーで出ていたりして、原作、というより、マンガ家さんファンの方が楽しめるんじゃなかろうか、的な一冊。

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    2009年11月18日