森見登美彦のレビュー一覧

  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    走れメロスは原作が原作なだけに森見節に合っていて面白かった。パンツ番長などなど。
    ほかのエピソードは逆に原作が原作なだけにハッピーエンドとは言い難いため、少し物悲しかった。同時に昔の文豪の作品はハッピーエンドというのをあまり意識していなかったんだなと思い知らされた。

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    2025年01月24日
  • 夜行

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    情景描写がうまく、映像が浮かんでくるよう。全編を通じて不穏な空気感がよく出ている。伏線回収がされず放り出したような展開は好みが分かれそうだけど、個人的には気にならなかった

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    2025年01月21日
  • 夜行

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    2016年に読んで以来、約9年ぶりに読み返した。森見登美彦氏の本は須く読んでいるが、こちらの作品はきつねのはなしの系譜。

    夜は短し歩けよ乙女、有頂天家族がコミカルな作品だとすると、夜行はホラー寄りと対をなす。個人的にはきつねのはなし同様、好みである。

    2016年当時は西日本にいたので京都は身近な存在だったが、2025年現在は東日本と遠くにいる。話に出た津軽がより身近だ。自分自身もそう言った意味では対を成すのか。

    更に面白いのはこの作品でも夜行と対を成す曙光が話のキーとなる。
    当時読んだ時は話のラストに薄気味悪さを感じていたが、今改めて読むと、ある意味ハッピーエンドだ。長谷川さんもきっと、

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    2025年01月18日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    古典の名作を森見登美彦ナイズした短編集で面白かった。坂口安吾の『桜の森の満開の下』は原作をそもそも読んだことないので読んでみようと思う。他も子どもの頃に読んだものばかりなので再読したくなった。芽野史郎にはちょっと笑ってしまった。

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    2025年01月15日
  • 聖なる怠け者の冒険

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    京都の宵山の1日の喧騒と、何処かのんびりとした空気の中でどれも憎めない登場人物達の個性が伝わってきて、面白いです。気軽に読めて、通勤時間に最適でした。

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    2025年01月13日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    名作をオマージュした短編集。
    百物語以外は原作を読んだことがあったので、より楽しめた気がします。この本きっかけで百物語も読んでみたいなぁと思わせてくれましたね。
    登場人物が各作品でリンクしてるのが、なんともいい。連作短編集とでも言うのでしょうか。好きですね。

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    2025年01月10日
  • 夜行

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    ん、これ本当に森見登美彦だよね?っと思って何回か、作者を見直した。

    自分の知ってる森見登美彦の文体じゃない。めちゃくちゃホラーだ。そして、グイグイ読ませる。まるでスティーブンキングのよう。

    あらすじは難しくてうまく説明できない。

    ある英会話スクールに通っていた仲良しメンバーがそれぞれ、不思議(恐怖)体験をした話をしていく。
    その話には整合性があるような、ないような。
    共通点はある作者の銅版画。。。

    同作者の熱帯も難しかったが、この作品も素晴らしい。気持ちよくケムに巻かれるこの感じ嫌いじゃ無い。嫌いじゃないよ!!

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    2025年01月08日
  • 熱帯

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    不思議な読書体験だった… 表面的なことを言うと、この本の構成自体『千一夜物語』のオマージュで頭がこんがらがってくるし、始まりがどこか分からない でもそれだけじゃなくて、自分でこの『熱帯』を完成させることが大事なんだと思った

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    2025年01月03日
  • きつねのはなし

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    2025年最初の一冊。京都はやっぱり「怪異」が似合う街だと思う。それは多分、京都という土地が人の思いとともに積み上げてきた歴史がそうさせているのだと思う。その歴史は良いことばかりではなく、歴史の闇に消えていった人々の怨嗟も含んでいる気がする。言霊、ではないけれど、京都の地名に感じる魅力はそういった歴史の積み重ねがあるからだとも思う。だから京都は「ホラー」でも「怪談」でもなく「怪異」が似合う。この作品はそんな怪異を扱った作品だ。
    森見登美彦氏は文体がどこかユーモラスで、正直個人的にはそんなに怖さを感じなかった。ホラー小説と思って読むと拍子抜けするかもしれない。しかし前述の通り、私はこれを「怪異小

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    2025年01月02日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    四畳半神話体系と同じ世界線の話。神話体系が春の物語であるのに対して今作は猛暑の夏が舞台。四畳半という限られた空間の中でタイムマシーンが登場することで時間的な空間が広がり物語も実際には2日間なのにそれ以上の時が過ぎているかのような内容の濃い作品となっていた。神話体系もそうだけど内容はくだらないのに主人公の語り口調が無駄に畏っているのがいい。明石さんのような黒髪の乙女が周りにいたらなと、樋口さんに師事するくらい面白い人なんだから一緒にいたら面白いだろうな

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    2024年12月22日
  • 太陽と乙女(新潮文庫)

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    こんな時に読むものではない。
    こんな時だからこそ読むのか。

    森見登美彦は、
    童貞作「太陽の塔」を書いたのは必然だった
    彼は万博公園のそばで幼少期を過ごした
    万博自体は彼にとってカンブリア紀であり
    公園は安上がりに済ませる遊具場だった
    1998年森見は京大農学部に入学した
    父親は迷うことなく
    四畳半の下宿を見つけた
    学業も小説書きも入社も恋も腐れてゆき
    彼は逃げるように大学院へ
    そして四畳半小説を書くのである。

    おゝまるでわたしの四畳半の大学生活
    そのパラレルワールドを延々と繰り返す
    何処かの男の青春のようではないか

    森見登美彦とわたしを別つのは
    第一作をものした
    それに尽きる
    そこには偶

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    2024年12月17日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    日本の名作をオマージュした短編集。
    原著を読んだことあるのは「山月記」と「走れメロス」の二作のみだったが、森見さんのエッセンスは全開ながら、原作の芯の部分の世界観を再構築している感覚で、作品へのリスペクトも感じられたところが良かった。
    あとがきの中で、この本を通して原作にも興味を持ってもらえたら嬉しいという事が書かれていたが、読み終わってみればその言葉の通り興味が湧いている自分がいる。
    原作と本作両方読んでさらに楽しめると思うと2倍お得な作品かもしれません。
    オマージュ作品でいうと先に「シャーロックホームズの凱旋」を読んでいたのでこちらの方が好みかな。
    「桜の森の満開の下」は後の「夜行」に通じ

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    2024年12月06日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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     偶然手に入れたタイムマシンを使って、クーラーのリモコンを復活させるために奮闘する大学生たちのドタバタを描く、SFコメディ。

     初のオーディブルで味わいました。

     映画「サマータイムマシン・ブルース」(以下STB)が大好きで、本作をいつか読みたいと思っていたところだったので、オーディブルを試してみた次第です。

     コラボ作品の「四畳半神話大系」は未読ですが、「STB」の世界観を聴覚で十分に味わうことができました。

     「STB」の随所に散りばめられた伏線の回収を始め、くすっと笑ってしまうギャグシーンも見事に再現されていて、「STB」がさらに好きになった感じがしました。

     当然、映画とは違

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    2024年12月01日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    過去の名作を現代に置き換えて書かれた小説5篇

    原作を知っていても知っていなくても楽しい。元が名作ということもあるが、それだけではここまでにはならないはず。

    著者の小説は初めてであったが、どうしても「四畳半神話体系」や「夜は短し歩けよ乙女」のアニメ的なものが頭の中で再生されてしまうのは致し方がない。

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    2024年11月21日
  • 宵山万華鏡

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    友人にプレゼントしてもらった。
    お祭りって賑やかで楽しい反面、不思議で怪しいイメージもある。初めての森見作品、そんな雰囲気のある世界をとことん楽しめた!京都、宵山に行ってみたくなる作品。

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    2024年11月17日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    山月記を読んで、森見登美彦だなあ!と思って、走れメロスで色々だめだった。電車で読むものじゃない笑 この生真面目なのにユーモアがある文章と内容とのギャップが素晴らしくて、毎回すごいなと思う。走れメロスが一番好きです、

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    2024年11月16日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    表題「走れメロス」が、ザ・森見登美彦といった感じで面白かった。

    後の話に前の話の登場人物の名前が出てくるとニヤッとしてしまった。

    こういう、直接は関係ないけど舞台を同じくしている感じの話が好き。

    最後の「百物語」は少しあっけない感じがしたけど、原作もそうなのだろうか。

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    2024年11月08日
  • 宵山万華鏡

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    最初の一編だけ読んだ時はつまらなくて読むのをやめてしまったけど、全体を通してみると繋がりがあって面白い。

    不気味な話、バカバカしい話の落差が激しくて混乱する(褒め言葉)。

    来年は祇園祭に行こうと思った。

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    2024年11月08日
  • 宵山万華鏡

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    短編を一つ一つ読んでいくごとに、宵山で起きたことの全容がみえてくる。
    恐ろしくも美しい、摩訶不思議な世界中。

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    2024年10月30日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    四畳半のアニメもサマータイムマシンブルースの映画も大好きな私にとっては、最高の一冊でした。
    全体的な流れはサマータイムマシンブルースとほぼ同じですが、四畳半の個性あふれるキャラクターが絡む事で、よりユーモアのある作品となっていました。
    映画も面白かったです。
    作者の独特な文体も最高。

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    2024年10月18日