森見登美彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
公私にわたりいろいろ心配事があり、とりあえず本の世界に逃避してみたのですがこの作品はそんなとき読んで明るくなれる感じじゃありませんでしたorz
モヤっとした得体のしれない後味に包まれて一層ため息が多くなってしまいました。
4つからなる短編なのですがどの話も繋がっていそうで深そうなんですが、表面をのぞき見した程度の深度では謎が多すぎでした。
特に最初と最後の話が妙に後味悪いです。
法蓮堂とゆう古道具屋の女店主が怪しすぎる。やけに狐を嫌ってるとことか、顧客の天城さんとの因縁めいた関係が不穏すぎるし、深夜に遅れて登場とかキモすぎる。
あとケモノとか何気に不気味。特徴としては、犬でも猫でもないらしく -
Posted by ブクログ
ようやく見つけて読むことができました。
宮島さんの「成瀬は都を駆け抜ける」の中で取り上げられてた言葉が印象的で叡山電車から太陽の塔が見えるのかどうだかって疑問に、森見通の父が語った「君にはまだ見えないのだな」って言葉が焼きついて離れない。是が非でも読んでみたいと思ってました。妄想ファンタジーw
主人公は名前も名乗らない(てか、作者自身なのかぁ)京大休学中の5回生、2つ下の元カノをストーカーしてるのですが豊富な語彙力を無駄遣いして誤用し、わざわざ難解にしていかにも高等遊民の如くなんですが、ご都合主義に呆れること甚だしく、粘着質なベトベト感が薄気味悪い感じでした。
愛チャリを「まなみ号」と呼ぶと -
Posted by ブクログ
明日から正月休みも終わるのかって思ったら、もう少し逃避行したくって森見作品夜更かしして読んでしまった。
なんだか狐につままれた感じの作品で、鞍馬の火祭りとか天狗の神隠しにあっても京都ならなんだってありって思えてしまう感じでした。
英会話教室通ってたメンバーが10年ぶりに再会して、再び火祭り見にいく時に当時、失踪した長谷川さんの話題から銅版画にまつわる不思議な体験談を順番に語り合うって・・
語り終わって1灯づつ蝋燭消して行ったらちと怖そう
叡山電車や、山陽本線に、津軽行きの寝台電車、高山線に秘境駅の飯田線と鉄分補給できる内容で旅愁を誘いました。
特に夜行列車がいいですね。
岸田道生が「夜行」とゆ -
Posted by ブクログ
「男おいどん」(笑)
下宿の押入れでキノコを探すところとか、まんまそれだな。
“並行世界”を描いた四つの物語。主人公と登場人物はほぼ同じ。導入と終末の文章もほぼ同じ(これ、原稿料発生する?)
なるほどね。面白いよ、面白いんだけど…。う〜ん、なんか納得がいかない。
冒頭に挙げた「男おいどん」は、松本零士の「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」以前の代表作だが、圧倒的に“女性人気”が無かった。なのに、こっちは多くの人から人気を獲得できているという事実が理解できないだけか。
…と言うより、主人公の思考回路は無茶苦茶よく理解できる私だからこそ、本書の人気が理解できないのだろうと思う。
もう少し読ん