森見登美彦のレビュー一覧

  • ペンギン・ハイウェイ

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    森見登美彦ワールド全開で良い。
    いつも通りめちゃくちゃなのに、描写めちゃくちゃ綺麗。森見登美彦を読みたいときはぜひ、って感じ。

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    2026年09月26日
  • 有頂天家族

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    毛玉ファンタジーとは?!と気になってaudibleで聴いた。
    狸鍋、かわいそう、、、。
    なくなった父親への家族それぞれの思いに切なくなった。
    ドタバタ系の家族愛ものでストーリーは普通だったけど、語り口に味があって文章はなかなかよかった。
    不貞腐れた感じの天狗がかわいかった。

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    2026年09月26日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    森見登美彦をいくつか読んできた中では、少し物足りなく感じた。率直に言うと違った。
    いつものごとくかなりファンタジーではあるのだけれど、ファニーではなかった。変ではあるが。

    舞台は京都でシャーロックホームズ。
    なんか奇天烈な事件を解決するのかなとか思ったら、奇天烈な世界の真相が描かれるものだった。

    キャラクターに重きある作者の認識だけど、シャーロックホームズがいまいち嵌まらなかったんだよなぁ。

    見出しの期待感とタイトルの魅力を超えてこなかったと言う意味で違ったと。

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    2026年09月24日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    4章までフラストレーション溜めて5章でスカッとカタルシスか??と思ったけど色々想定外。ただやられたー!おもしれー!という感じでもなく、おっそう来たか程度だったので残念。森見好きなんやけどなー

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    2026年09月23日
  • 四畳半神話大系

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    読み逃していた名作。
    主人公達と歳が近い頃に読んでいたら、何度も読み返すぐらいハマっていたと思う。
    当時は本書のようなノリの作品が大好きで、ノベルゲームも嗜んでいたので世界線ごとの細かな違いなどゲームに近い要素がブッ刺さっただろう。
    歳を食った今は重複部分が煩わしく感じたり、独特の文体が受け入れ難く世界観に入りこみきれなかった。

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    2026年09月23日
  • 四畳半王国見聞録

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    独特な世界観と奇想天外な発想が詰まった、かなりクセの強い作品だと思います。
    大学生たちの日常を舞台にしながら、現実と妄想の境界が曖昧になっていく展開は面白い。くだらないようでいて妙に哲学的だったり、人生について考えさせられたりするところも魅力です。
    ただ、普通の青春小説を想像して読むとかなり戸惑うかもしれません。

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    2026年09月23日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    中盤の終わりくらいまで、作者の昔ながらのおちゃらけた話だなと軽い気持ちで読んでたら最後の章で急に混沌とした世界に。これは昔ながらではなく、「熱帯」と同じ部類の新感覚小説だった。
    悪くはないが、ホームズの二次創作という感じで特にホームズファンではない自分には刺さらなかった。もっと森見登美彦の昔ながらな詭弁だらけのヘンテコなお話が読みたかった。読みたい。

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    2026年09月22日
  • 美女と竹林

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    面白いけど当時の作者の苦闘ぶりが伝わりすぎて可哀想が勝ってしまった。仕方のないことだけど。その忙しさの中で最高に近い物ではないかと思う

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    2026年09月20日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    ネタバレ

    ちょうどホームズシリーズ読み返してたところに目に付いたので思わず買ってしまった。
    ちゃんとホームズ原作リスペクトしつつ森見登美彦節は強烈に効いてた。最初は申し訳程度の京都の登場くらいだったのに後半に入った途端森見登美彦節炸裂してて笑っちゃった。
    謎はとかないけど一件落着はした。
    読めてよかった。

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    2026年09月19日
  • 太陽の塔(新潮文庫)

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    「成瀬は都を駆け抜ける」を読んでいたところ、
    森見登美彦さん作品に関係のある話が出てきて、
    デビュー作の本書は読んでいなかったため、
    「成瀬〜」を一旦中断してこちらを。

    森見ワールドの原点のような本書

    クセが強いので、
    刺さる人にはすっごく刺さるけど、
    この文体や本書の大学生の生態に
    馴染まない人には下嫌いされそう。

    私も、一定は受け入れつつも、
    あまりにも昔の大学生過ぎると、
    若干冷めてしまいました。

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    2026年09月19日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    風呂に入るまでが面倒くさい。

    サッと入ってしまえばすぐに済むのに、毎夜、「あぁ、風呂に入らないとなぁ……」と思いながら、何時間も無駄な時間を過ごしてしまう。

    スマホというやつは本当に良くない。テレビも見られるし、ラジオも聴ける。こうして、風呂に入るまでの時間はいくらでも溶けていく。

    「5分後にお風呂に入りたくなる!」

    そんな謳い文句を見て、縋るような気持ちでこの本を手に取った。

    本書には、入浴にまつわる18篇の小説と4篇のエッセイが収録されている。どれも5分もあれば読み切れるような短い作品ばかりだ。

    しかし、これを読んだら即座に風呂に入れる、という作品は、残念ながら一篇もなかった。

    私とて、正直な話、この本を読んだからといって、簡単に風呂に入れるとは思っていなかった。

    ただ、少しでも早く風呂に入る決心ができるようになるためのヒントがないかと思ったのだ。そのヒントは、結局「風呂に入らない」2篇の中にあった。

    風呂に入らないと決め、痒みや気持ち悪さといった数多の「受難」を乗り越えて、ついには「思い込み」の力で、風呂に入らなくても「入浴の効用」を得られるようになったと主張する青年を描いた、さや香新山作の『プラシーボ!』。

    風呂に入らなくても身体を完璧に洗浄する技術が開発された近未来で、人類が入浴という苦難から解放され、ついには入浴が法律で禁止される世界を描いた、日野瑛太郎の『そして誰も風呂に入らなくなった』。

    人間というのは天邪鬼なもので、他人から「やれ」と言われればやりたくなくなり、「やるな」と言われれば、やりたくなるものだ。

    同じように、風呂に入ることを固く禁じられたなら、私は今すぐ風呂に入りたくて仕方なくなるのかもしれない。

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    2026年09月18日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    文庫化されて初めて読みました。ホームズの知識は無くとも、スランプであることを詭弁でやり返すホームズ氏や明石さんを思わせる一面を持つアドラー氏など、過去作とリンクした面は楽しめました。ホームズ作品の知識があればまた違う視点が生まれるのでしょう。

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    2026年09月17日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    ネタバレ

    もそっと面白くできたはず。いや、十分面白かったですよ。ホームズは小学生のころに読んだくらい、赤毛連盟はおろかハドソン夫人もぴんとこないですが楽しめました。京都の街が浮かぶのは良いですね。後半の分量をもっと多くして上下巻とかにしたらオチに説得力が出たのに。

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    2026年09月16日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    ネタバレ

    大スランプに陥ったホームズをワトスンが何とかしようと頑張るうちに、SFチックでメタ的な世界に巻き込まれ……

    「ワトスンなくしてホームズなし」のテーマに大きく頷きながら、どうなるんだろうと夢中で読みましたが、途中で示される設定に心が置いていかれる事もあり…

    読後は、「自分はスランプなホームズとワトスンが"迷"推理を重ねながらも、SFじゃなくて地に足付いた事件と謎解きで、なんやかんやで大団円みたいなのが読みたかったんだな」と自覚。「あの人」がでなかったのは、続編があるからなのかな?

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    2026年09月13日
  • 熱帯

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    そうそう!これこれ!って感じの森見登美彦ワールド。
    現実?空想?どこまでが本当?がずっと続く。
    なるべく間を置かずに一気読みをお勧めします。

    一貫して全然現実味がないんだけど、いつのまにか私たちも謎の本『熱帯』の結末をめぐる大きな謎に引き込まれ、気がついたら先を読み進めてしまう……みたいな本です。

    この本の感想、非常に難しい。
    面白かったけど、感動したとかそういうことでもなく。
    謎が多いまま終わったからスッキリ爽快、というわけでもなく……
    改めて森見作品は人を選ぶなーと。

    でも、『千一夜物語』は読んでみたいと思った。

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    2026年09月10日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    本書は、お風呂にまつわる22篇の短編小説・エッセイ((小説18篇、エッセイ4篇))からなるアンソロジーです。
    タイトルに「5分後に」とあるように、1篇5分ほどで読み終えられます。

    大変恥ずかしながら、わたしは風呂キャンセル界隈のひとりです。
    疲れて帰ってくると、そのまま寝落ちてしまいます。
    ですが、疲れた時こそお風呂に入らなくてはいけないという義務感は持っています。
    なので、お風呂に入るモチベーションが湧かない日に1篇ずつ読んで、これで入浴できれば最高だと思って購入しました。

    が、結論から申し上げますと、本書のおかげでお風呂に入れるようになったということはありませんでした。
    お風呂に入るモチベーションが湧かないくらい疲れている日は、小説にも手が伸びなかったからです。
    わたしが風呂キャンセル勢なのは、モチベーションの問題ではなく、お風呂に入る体力がないからだとわかりました。
    このことを明らかにしてくれたのは本書の功績です。笑

    というわけでわたしは体力のある日にまとめ読みしましたが、たぶん編者のかたは、お風呂に入るモチベーションが湧かない日に1篇ずつ読むことを想定しているのだと思います。

    以下、感想です。

    5分で読める短編小説と言えば星新一作品ですが、本書には星新一作品ほどウィットに富んだ小説は見当たらないかなと思いました。
    宇宙が舞台になっているなど、設定が奇抜な作品はいくつかあったのですが。
    (ちなみに、宇宙が舞台の小説は3篇もあります。宇宙というお風呂に入りづらい環境を描くことで、逆説的にお風呂の素晴らしさを強調する意図でしょうか。)

    どちらかというと、平凡な1日が描かれていて特に衝撃的なオチがあるわけでもない作品のほうが印象に残りました。
    特に日向夏『回復の泉』なんかは、RPG風の軽妙な筆致が良かったですね。

    「5分後にお風呂に入りたくなる!」の謳い文句からは、お風呂の素晴らしさを称賛する作品ばかり並んでいそうな印象を受けますが、お風呂に入らなくてもよくなったと主張する人を描く作品、更には「人類を風呂から解放する」と高らかに宣言する作品まであるのも非常に面白いところです。
    (ネタバレ防止のために、具体的な作品名を挙げるのは避けます。)

    本書が風呂キャンセル界隈の人のモチベに効くかはわかりませんが、お風呂というテーマがここまで多様な作品を生むことに感動できるのは間違いないです。

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    2026年09月10日
  • 四畳半神話大系

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    大学3回生となった主人公が入学してからの2年間を振り返り、こんなはずじゃなかったと後悔する。
    物語は4部構成。
    主人公の選択によって変化する4つの並行世界が描かれる。
    登場人物が奇抜で個性が強い人が多く、翻弄される主人公。
    妖怪ぬらりひょんのような容貌の悪友、小津。
    その小津が師事するなんの師匠か分からない樋口師匠。
    樋口は主人公の下宿の真上の部屋に住んでおり、そこへ出入りする美人だが酒癖の悪い歯科衛生士の羽貫さん。
    普段きりっとしていて清廉な美人、蛾だけは苦手な明石さん。


    森見登美彦さんは初めましての作家さん。
    旦那が好きで、以前からすすめられていて今回手にとってみました。

    語り口は独特で、難しい言葉も多く、序盤はなかなか馴染めずに読み進めるのにも時間がかかりました。
    構成上、わざとだと思いますが、同じ文章が何度も繰り返されるのにも若干うんざり…

    くすっと笑えるところもありましたが、ちょっと汚かったり、下ネタもあったりするのでちょっと引きました^^;

    とはいえ読み進めるうちに、あ、そういうことだったのか!と4部を経て、全貌が明らかになる構成は面白かったです。
    あと、猫ラーメンが美味しそうだったなぁ

    こちらは途中で挫折してしまったうちの子供達が2人とも“四畳半タイムマシンブルース”は面白いと言っているので、そちらもいずれ読んでみようかと思います。

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    2026年09月07日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    風呂キャン界隈の話が思いのほか少なかったのは意外だった。やはり創作者は、安易に流行りものは手を出さず、出すなら何かしらの工夫をこらすといったところなのでしょうか。
    風呂はよいもの、気持ちいいものじゃない話として、新山(さや香)さんの「プラシーボ!」は、芸人さんらしい発想と展開、そしてオチが舞台を観ているような楽しさで好き。

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    2026年09月07日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    ミステリやホームズ目当ての人も、
    森見節が目当ての人も、
    中途半端だったのではないか…?と思った。
    地名以外、京都というか日本である必要があったのかも私にはわからなかった。
    なんとなく親しみやすい世界観だし、
    おもちろいとは思ったけどちょっと長かったかもしれない。

    →文庫化特典の登美彦氏、ヴィクトリア朝京都を語る、を聴いてちょっとだけ印象が変わりました。
    先に聞けばよかったかも!笑

    原作がとても読みたくなりました。

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    2026年09月05日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    くたくたに疲れて帰った日、ショート動画でだらだら時間を溶かしてしまう日。
    「お風呂に入らなきゃ」と頭ではわかっているのに、入る覚悟が決まらない!
    あなたに効く小説、ここにあります。

    『わたしは本当にばかだ。あの会社を蹴ってしまうだなんて。
    けれど、わたしが何度も頭を下げて選んでいただくなんておかしい。いま、こちらが未来を選んでいるはずだった。もっと気高くいなければ。わたしは落ち込んで醬薇風呂に入るような女なのだから。』

    【個人的な感想】
    お風呂に入りたい!とはならなかったが、色々な方の作品が読めて面白かった。
    特に、この2作品が好きだった。
    ・無力 小原晩
    ・薔薇風呂の日々 くどうれいん

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    2026年09月05日