森見登美彦のレビュー一覧

  • 四畳半神話大系

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    よく見る読書bloggerのゆうやさんが森見さんの作品の中で一番好きだとおっしゃっていたので読んでみた。
    最初から最後まで起きている内容を繰り返しひたすら読まされているような感覚になって、あまり没入はできなかったが、
    解説を読んで気付いた。どんな選択をしても現実はそこまで変化していなかったんじゃないか、ということ。どんな選択をしても同じ言葉、現象、もの、人に出会ってしまう。

    主人公は幾度となくこれまでの生涯に後悔し、自分の可能性に思いを馳せる3回生だったが、結局自分の不可能性を知ることって、大学生活で絶対経験することだと思う。

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    2026年07月20日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    成瀬シリーズに登場したのをきっかけに読んでみた、空想の現実が織り混ざった不思議なストーリーだった。京都の情景を思い出しながら読めた。

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    2026年07月19日
  • 太陽の塔(新潮文庫)

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    ☆3.5
    四畳半系の方が好き
    万城目さんと森見さん、2人で京都のヘンテコ面白い作品を合作して欲しいな

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    2026年07月18日
  • 太陽の塔(新潮文庫)

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    再読。森見登美彦のデビュー作品、後年話題になる作品たちと、同じ遺伝子を感じる。

    作中出てくる言葉から、不思議と岡本太郎、太陽の塔を連想できる。

    胸が、きゅっとする。



    以降ネタバレ



    ゴギブリの描写があまりにも岡本太郎。他にも、ファシズム、渦巻き。太陽の塔に対する、ひたすらにでかいという評価。“私”は岡本太郎の目論見通りに太陽の塔を受け取れていると感じた。そして、作中にも出てきたけど、クトゥルー神話を思わせる。

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    2026年07月13日
  • 太陽の塔(新潮文庫)

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    森見登美彦ワールドで読んでいて楽しかった。大学生独特の無気力ではあるがエネルギーは持っているあの感じを体験できた。
    ただ、ストーリー重視な作品を読みたいなと思っていたが、本棚のこの本を手に取ってしまったため、自ら本棚から選んだくせにアンマッチが発生してしまい星3に。
    モリミー作品を読みたい時に読んだら最高に満たされるのは間違いないと思います。

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    2026年07月11日
  • ペンギン・ハイウェイ

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    小学生の夏休みってこんな冒険やったんやなぁと羨ましく思ったけど、今からでもできるかもって思ってワクワクした。多分昔ちゃんと読んでないのか全然話覚えてなかったけど、今の方が楽しく読めるかも。

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    2026年07月10日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    拗らせ男子と掴みどころのない不思議女子の恋愛劇場

    厨二に刺さる言葉が多用されててよかった
    表紙通りのファンタジックで明るいいい物語

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    2026年07月04日
  • 熱帯

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    『熱帯』という、誰も最後まで読んだ人がいないという本を巡り、繰り広げられる物語。
    1つの物語の中でまた別のお話が始まり、登場人物がまた別の話をしたり‥‥。それはこの物語の中で重要なキーとなる『千一夜物語』のように。
    前半は“沈黙読書会”など、興味深くぐいぐい読めたけど、後半のパラレルワールド展開は自分にはあまり刺さらず。。。

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    2026年07月04日
  • わたしの名店

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    食にまつわるエピソードを集めた短編集。
    大好きな三浦しをんの文字が見えたので、読んでみた。

    さらには髭男爵山田ルイ53世も短編もあり、私的に大興奮。
    しかも、ラジオ(髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオ)でも話していた内容なので、隠れ檀家(ラジオリスナーネーム)としては思わずニヤリ。

    今回は佐藤雫という作家が気になったので(源頼朝への愛をものすごく語っていた)、作品を読んでみようと思いました。

    こういう不思議な出会いがあるから、たまには短編集も読んでみるものですな。

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    2026年07月02日
  • 夜行

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    夜はどこにでも通じているの
    世界は常に夜なのよ

    出ました‼︎森見ワールド‼︎
    熱帯同様なかなかのぶっ飛んだ作品です。
    ホンマに森見さんて頭の中どうなっとんのやろ笑
    これは褒め言葉ですよ。森見作品大好きです。

    個人的には熱帯の方が好きかな
    夜行の方が更に理解するのに苦しむ笑
    はい、これも褒め言葉です

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    2026年07月01日
  • わたしの名店

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    28名の著者によるエッセイ。もう一度行きたいと思わせてくれる一皿の数々。一編ずつにお店の情報とイラストが添えられている。この本をガイドに名店巡りをしてみたくなった。

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    2026年07月01日
  • 美女と竹林

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    ネタバレ

    ずっと積んでいたけど、京都旅行に行くのでと思って道すがら読んだ。
    一人旅行の日はどこに行くか決めていなかったのに、気がついたら桂に向かっていて、竹林を見ながらコーヒーを飲んでいた。
    たまたまかもしれないけれど、本を読んでいるとこういうふうに運命みたいなものを感じることがある。

    数年ぶりに読んだ森見先生の著作だったけれど、何も変わらず森見節が随所に見られて、にやにやしながら読んでしまった。
    森見さんの作品に出てくる大人たちはちょっとお馬鹿で変わってて一生懸命で愛すべき仲間たちで、自分もそういうふうになんやかんやと言いながら人生を楽しめる大人になりたい。

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    2026年06月30日
  • 四畳半神話大系

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    老婆の慧眼に、私は早くも脱帽した。能ある鷹は爪を隠すということわざにあるがごとく、慎ましく誰にも分からないように隠し通したせいで、ここ数年はもはや自分でも所在がわからなくなっている私の良識と才能を、会って五分もたたないうたに見つけ出すとは、やはりただ者ではない(p46)

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    2026年06月22日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    -涙を堪える先輩を見上げながら、「この人はたいへん良い人だなあ」と私は思いました。-

     色々な作品に触れていると、それこそ色々なことがわかってきます。まずその一つに、世間のニュースの解像度が上がるということがあります。それこそ今、伊坂幸太郎がスポットライトを浴びているそうです。5月24日に開催されたオークスG1を制覇した馬の名前が「ジュウリョクピエロ」といい、伊坂幸太郎の代表作「重力ピエロ」からとった名前なのです。その影響で本屋からは文庫本が次々と売り切れ、6月11日から重版が大幅にかかったそうです。これはつい先週「ゴールデンスランバー」を読み終えた私にとって喜ばしいニュースでした。

     次

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    2026年06月21日
  • 作家と楽しむ古典 古事記 日本霊異記・発心集 竹取物語 宇治拾遺物語 百人一首

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    森見登美彦さんが竹取物語、宇治拾遺物語を町田康さんが担当しているのがキャラクターを表していて面白い。そして作家さんが各々「俺が書きそう」「編集部から割り当てられただけだけどお笑い担当なんだな」と言っているのが笑えた。

    今の若い人の言葉と昔のかしこまった言葉の混ざり具合がおもしろかったです。
    →言葉は純粋にやっていくと滅びるんですよね。やっぱり混ぜていかんとね。ただ、混ぜるのもコツがありますね。バンドをやってるとき、よくあったんですよ。各パートでレコーディングした音を最終的にミックスダウンで一つに混ぜるわけですけど、みんな目立ちたいから自分の音量を上げたがる。それでムチャクチャになって全体の

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    2026年06月22日
  • ペンギン・ハイウェイ

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    思ったよりもSFでした。ワクワクしながら読んでいましたが、私の想像力がないのか、後半はちょっとむずかしかった。
    賢い小学四年生が主人公で、いつも冷静沈着。子供らしいところもあり、おっぱいが大好きな部分が可愛らしいと思った。

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    2026年06月19日
  • 有頂天家族

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    成瀬シリーズから森見さんの作品を辿って2作目。たぬきを中心に天狗と人間の入り乱れる、何とも平和な物語。一応ファンタジーの一種だろうけど、本当にファンタジーだとは言い切れない。凝ったストーリーが展開される訳でもなく、へんてこりんな世界の日常が淡々と描かれているだけなんだけど、どうにも続きが気になってしまう。中毒性抜群。ところで、有頂天ってどういう意味だっけ?ま、どうでもいいか。

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    2026年06月14日
  • 夜行

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    「説明のつかない不気味さ」をじっくり味わう物語

    ˖ ⊹ ࣪ ˖ ☽ ⊹ ࣪

    現実と表裏一体のような別の世界に、知らないうちに足を踏み入れてしまった人物。
    その仲間たちが語る不気味な旅の話の数々。

    たぶんこの作品は、最後に全ての謎が解けて繋がるカタルシスを楽しむ物語ではない。
    むしろ、説明できないものがそこに存在すること自体を味わう物語なのだと思う。

    妖怪や幽霊のようなわかりやすく怖い存在は登場しない。
    それなのに、人間の表情や雰囲気、語り口だけでぞくりとさせられる場面が多かった。
    一部の登場人物は頭の中で勝手にホラー映画のような姿に映像化されてしまい、本気で怖くなったほど。

    ホラー

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    2026年06月14日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    ●18-26.06.05
    森見登美彦『新釈 走れメロス 他四篇』
    森見作品らしい独特な語り口と京都の街を舞台にした阿呆な世界観があるものの、いまひとつ物足りないように感じた。なんとなく話の展開が読めるから?あまりにも「いつもの」森見作品だから?理由はよく分からない。ただ、ひとつ前に読んだ『有頂天家族』と比べると、今作のページをめくる手はどうしても重く、どこか不完全燃焼の感が拭えなかった。
    けれど、これまで「古典は難しそう」と避けていた原典に、この奇妙な新釈を通して興味を持つことができた。
    一冊の小説としての昂ぶりは少なかったけど、新たな扉を開くきっかけになってくたので、この本を手に取った価値は

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    2026年06月05日
  • ペンギン・ハイウェイ

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    コウペンちゃんの可愛いカバーに釣られて手に取りましたが、正直に言うと不思議でよく分からないお話でした。
    でも冒険はすっごく楽しそうで、読んでいるだけでわくわくしました。

    主人公のアオヤマ君が、太陽が雲の切れ間から一瞬だけ覗いてすぐ暗くなることを「だれかが空のスイッチを入れたり切ったりしているようだ」と表現したり、夜店の電気ややぐらの周りのちょうちんの明かりを「夜の底に光がたまっているみたいだ」と表現したりしているところは、言葉選びが素敵だと感じました。
    私も物事をこんな素敵な言葉で表現できるようになりたいなと思いました。

    私もノート買ってこようかな〜

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    2026年06月01日