森見登美彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレずっと積んでいたけど、京都旅行に行くのでと思って道すがら読んだ。
一人旅行の日はどこに行くか決めていなかったのに、気がついたら桂に向かっていて、竹林を見ながらコーヒーを飲んでいた。
たまたまかもしれないけれど、本を読んでいるとこういうふうに運命みたいなものを感じることがある。
数年ぶりに読んだ森見先生の著作だったけれど、何も変わらず森見節が随所に見られて、にやにやしながら読んでしまった。
森見さんの作品に出てくる大人たちはちょっとお馬鹿で変わってて一生懸命で愛すべき仲間たちで、自分もそういうふうになんやかんやと言いながら人生を楽しめる大人になりたい。
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Posted by ブクログ
-涙を堪える先輩を見上げながら、「この人はたいへん良い人だなあ」と私は思いました。-
色々な作品に触れていると、それこそ色々なことがわかってきます。まずその一つに、世間のニュースの解像度が上がるということがあります。それこそ今、伊坂幸太郎がスポットライトを浴びているそうです。5月24日に開催されたオークスG1を制覇した馬の名前が「ジュウリョクピエロ」といい、伊坂幸太郎の代表作「重力ピエロ」からとった名前なのです。その影響で本屋からは文庫本が次々と売り切れ、6月11日から重版が大幅にかかったそうです。これはつい先週「ゴールデンスランバー」を読み終えた私にとって喜ばしいニュースでした。
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Posted by ブクログ
森見登美彦さんが竹取物語、宇治拾遺物語を町田康さんが担当しているのがキャラクターを表していて面白い。そして作家さんが各々「俺が書きそう」「編集部から割り当てられただけだけどお笑い担当なんだな」と言っているのが笑えた。
今の若い人の言葉と昔のかしこまった言葉の混ざり具合がおもしろかったです。
→言葉は純粋にやっていくと滅びるんですよね。やっぱり混ぜていかんとね。ただ、混ぜるのもコツがありますね。バンドをやってるとき、よくあったんですよ。各パートでレコーディングした音を最終的にミックスダウンで一つに混ぜるわけですけど、みんな目立ちたいから自分の音量を上げたがる。それでムチャクチャになって全体の -
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「説明のつかない不気味さ」をじっくり味わう物語
˖ ⊹ ࣪ ˖ ☽ ⊹ ࣪
現実と表裏一体のような別の世界に、知らないうちに足を踏み入れてしまった人物。
その仲間たちが語る不気味な旅の話の数々。
たぶんこの作品は、最後に全ての謎が解けて繋がるカタルシスを楽しむ物語ではない。
むしろ、説明できないものがそこに存在すること自体を味わう物語なのだと思う。
妖怪や幽霊のようなわかりやすく怖い存在は登場しない。
それなのに、人間の表情や雰囲気、語り口だけでぞくりとさせられる場面が多かった。
一部の登場人物は頭の中で勝手にホラー映画のような姿に映像化されてしまい、本気で怖くなったほど。
ホラー -
Posted by ブクログ
●18-26.06.05
森見登美彦『新釈 走れメロス 他四篇』
森見作品らしい独特な語り口と京都の街を舞台にした阿呆な世界観があるものの、いまひとつ物足りないように感じた。なんとなく話の展開が読めるから?あまりにも「いつもの」森見作品だから?理由はよく分からない。ただ、ひとつ前に読んだ『有頂天家族』と比べると、今作のページをめくる手はどうしても重く、どこか不完全燃焼の感が拭えなかった。
けれど、これまで「古典は難しそう」と避けていた原典に、この奇妙な新釈を通して興味を持つことができた。
一冊の小説としての昂ぶりは少なかったけど、新たな扉を開くきっかけになってくたので、この本を手に取った価値は -
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コウペンちゃんの可愛いカバーに釣られて手に取りましたが、正直に言うと不思議でよく分からないお話でした。
でも冒険はすっごく楽しそうで、読んでいるだけでわくわくしました。
主人公のアオヤマ君が、太陽が雲の切れ間から一瞬だけ覗いてすぐ暗くなることを「だれかが空のスイッチを入れたり切ったりしているようだ」と表現したり、夜店の電気ややぐらの周りのちょうちんの明かりを「夜の底に光がたまっているみたいだ」と表現したりしているところは、言葉選びが素敵だと感じました。
私も物事をこんな素敵な言葉で表現できるようになりたいなと思いました。
私もノート買ってこようかな〜