森見登美彦のレビュー一覧
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-涙を堪える先輩を見上げながら、「この人はたいへん良い人だなあ」と私は思いました。-
色々な作品に触れていると、それこそ色々なことがわかってきます。まずその一つに、世間のニュースの解像度が上がるということがあります。それこそ今、伊坂幸太郎がスポットライトを浴びているそうです。5月24日に開催されたオークスG1を制覇した馬の名前が「ジュウリョクピエロ」といい、伊坂幸太郎の代表作「重力ピエロ」からとった名前なのです。その影響で本屋からは文庫本が次々と売り切れ、6月11日から重版が大幅にかかったそうです。これはつい先週「ゴールデンスランバー」を読み終えた私にとって喜ばしいニュースでした。
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森見登美彦さんが竹取物語、宇治拾遺物語を町田康さんが担当しているのがキャラクターを表していて面白い。そして作家さんが各々「俺が書きそう」「編集部から割り当てられただけだけどお笑い担当なんだな」と言っているのが笑えた。
今の若い人の言葉と昔のかしこまった言葉の混ざり具合がおもしろかったです。
→言葉は純粋にやっていくと滅びるんですよね。やっぱり混ぜていかんとね。ただ、混ぜるのもコツがありますね。バンドをやってるとき、よくあったんですよ。各パートでレコーディングした音を最終的にミックスダウンで一つに混ぜるわけですけど、みんな目立ちたいから自分の音量を上げたがる。それでムチャクチャになって全体の -
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「説明のつかない不気味さ」をじっくり味わう物語
˖ ⊹ ࣪ ˖ ☽ ⊹ ࣪
現実と表裏一体のような別の世界に、知らないうちに足を踏み入れてしまった人物。
その仲間たちが語る不気味な旅の話の数々。
たぶんこの作品は、最後に全ての謎が解けて繋がるカタルシスを楽しむ物語ではない。
むしろ、説明できないものがそこに存在すること自体を味わう物語なのだと思う。
妖怪や幽霊のようなわかりやすく怖い存在は登場しない。
それなのに、人間の表情や雰囲気、語り口だけでぞくりとさせられる場面が多かった。
一部の登場人物は頭の中で勝手にホラー映画のような姿に映像化されてしまい、本気で怖くなったほど。
ホラー -
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●18-26.06.05
森見登美彦『新釈 走れメロス 他四篇』
森見作品らしい独特な語り口と京都の街を舞台にした阿呆な世界観があるものの、いまひとつ物足りないように感じた。なんとなく話の展開が読めるから?あまりにも「いつもの」森見作品だから?理由はよく分からない。ただ、ひとつ前に読んだ『有頂天家族』と比べると、今作のページをめくる手はどうしても重く、どこか不完全燃焼の感が拭えなかった。
けれど、これまで「古典は難しそう」と避けていた原典に、この奇妙な新釈を通して興味を持つことができた。
一冊の小説としての昂ぶりは少なかったけど、新たな扉を開くきっかけになってくたので、この本を手に取った価値は -
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コウペンちゃんの可愛いカバーに釣られて手に取りましたが、正直に言うと不思議でよく分からないお話でした。
でも冒険はすっごく楽しそうで、読んでいるだけでわくわくしました。
主人公のアオヤマ君が、太陽が雲の切れ間から一瞬だけ覗いてすぐ暗くなることを「だれかが空のスイッチを入れたり切ったりしているようだ」と表現したり、夜店の電気ややぐらの周りのちょうちんの明かりを「夜の底に光がたまっているみたいだ」と表現したりしているところは、言葉選びが素敵だと感じました。
私も物事をこんな素敵な言葉で表現できるようになりたいなと思いました。
私もノート買ってこようかな〜 -
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ネタバレ夜は短し歩けよ乙女ぶりに購入。
すごーくほのぼの。ゆるい。
出てくる人みんな肩の力が抜けてていい。
だからなのか少しパンチが足りない。
京都がもっと身近だったら
楽しめる部分が増えそう。
半分近く小和田君が寝てたのは驚いた。
神様までもが怠け者だったとは…
こっちも怠けたくなる。
内なる怠け者には勝てんわ。
ぽんぽこ仮面が所長とわかってから
まさか最後はみんな怪人になるとは…
八兵衛明神の神託恐るべし。
大日本沈殿党とか桃色資料とか
ワードもちょこちょこ刺さる。
がまぐちのの中にがまぐちはかわいいけど
効果的面な気がする。
読み終わって色んな人の感想見たけど
全て土曜日の話ってのに驚き。
確か -
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子供の頃の、純粋で全てのものに全力だったあの感覚や匂いを思い出せる小説。
1日1日が新鮮で、経験が増えた大人にとっては当たり前なことでも、世紀の大発見かのように思えた感覚。
自分も親や友達に言って回ったことがある気がする。
夏休みや小学生の放課後ってすごく長く感じて、友達と連れ立って秘密基地だの、特訓だの毎日繰り出していた。
そんな夏休みの匂いとか気温も思い出した。
あと小学生の時に考えた「人はなぜ死ぬのか?死んだらどうなるのか?」という疑問。
私も家族が死んじゃった時のことを思って泣いたこともあった。
大人になると「そういうものだから」と割り切って、わざわざ考えたり感じたりしなくなるもの