【感想・ネタバレ】ペンギン・ハイウェイのレビュー

あらすじ

ぼくはまだ小学校の四年生だが、もう大人に負けないほどいろいろなことを知っている。毎日きちんとノートを取るし、たくさん本を読むからだ。ある日、ぼくが住む郊外の街に、突然ペンギンたちが現れた。このおかしな事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎を研究することにした──。少年が目にする世界は、毎日無限に広がっていく。第31回日本SF大賞受賞作。

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頭が良く、研究熱心で、理屈っぽい。全然子供らしくないけど、どこか憎めない小学四年生のアオヤマ君。彼の町で起こる不思議な現象とミステリアスなお姉さんとのひと夏の研究と冒険の物語。
ペンギンの群れや「海」、シロナガスクジラやジャバウォックが次々と町に出現してくると思ったら、普通にいじめっことのケンカや探検、おっぱいに思いを馳せたりと、非日常と日常がうまく合わさっていて、あまりSFが得意じゃない人にもオススメです。
森見登美彦独特の、小学生とは思えないくどい言い回しは健在でありながら、表紙の絵のような淡い切なさが全体を通して感じられます。舞台が京都ではなく新興住宅地なのは森見作品にしては珍しいかも。
短い夏休みが終わってしまう、あの懐かしい切ない気分を思い出すのにぴったりな作品です。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 『シャーロック・ホームズの凱旋』を新聞で見つけて、著者検索をしてみると懐かしい題名『ペンギン・ハイウェイ』を見つけました。小学生5年生の頃に読んだが、なぜか忘れられなくて読み返してみました。小学生の時は、アオヤマ君がすごいと思っていたけれど、今はアオヤマ君のお父さんもすごいと思うようになって、自分の成長を感じて嬉しかったです。
 アオヤマ君の大人っぽく振る舞いながらも、大人になりきれていない子供っぽいところがとても好きです。
 アニメ映画の方も絵柄が可愛くて、とても綺麗でオススメです。

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2026年02月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1番お気に入りの作品。なぜなら、ペンギンもアオヤマ君もお姉さんも全員かわいい。アオヤマ君の学ぶ姿勢が気持ちいいし、お父さんが理想のお父さんすぎる。どうやって育ったらそんなに素敵なお父さんになるのか知りたい。

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2026年02月19日

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キャラの個性が引き立っていてよかった。最初はアオヤマくんとお姉さんの日常を描くものかと思ったが、まさかのsf。後半の少年の気づきは切なかったなあ

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2026年02月17日

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小学4年生という思春期前の貴重な時間にお姉さんや同級生たちと冒険した青春物語。これにSF要素が絡んで唯一無二の傑作が生まれた

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2026年02月16日

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アオヤマ君がまっすぐでかしこい少年で、周りの大人も立派でかっこいい大人たちなので、自分の生き方がふにゃふにゃした時にまた戻って来たい本。

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2026年01月22日

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夜は短し...の後に読んだ、おそらく森見登美彦2作目。これがあまりにも好きで、森見登美彦に魅了されたんだと思う。どこから現れたかわからないペンギン、草原に浮かぶ不思議な球、物知りな青山くんのお父さん、謎の多い歯医者のお姉さん、賢くて健気な青山くん。全てが好き。自分の頭の中で球を想像しながら読んでたけど、映画で実際に球を見た時は想像のまんまでびっくりした。青山くん、お姉さんにまた会えたらいいね。

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2026年01月04日

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おっぱい。
初めて読みました。ペンギン達の可愛さ、夏の切なさ、そしてお姉さんと僕の読んでいて心地良い距離感。一行一行が愛おしく、もっと読んでいたいなと感じます。随所に含蓄のある言葉がありふれつつも、「僕」の子供ながらの視点の気づきにも自分がいつの間にか忘れていた大切なことが含まれており、ハッ…と色々な事に気づかされながら読み進めていきました。
「世界の果てに行けばそこは元の場所」
ここまで突飛な出来事は自分の子供時代にはありませんでしたが、それでもそうだよなと思わされます。
読みやすくそして面白かったです。夏の季節にぴったり。お勧めです。
おっぱい。

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2025年08月06日

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アオヤマくんは賢くて大人びている子供らしからぬ小学生だけど、川の探検とか子供らしいことにとても真面目に取り組んでいるところが良かった。
なんにでも好奇心がいっぱいなところは見習わないとなぁ。
ラストはなんともいえない気持ちになった。
爽やかで、ちょっと不思議で面白い話。
私もなにか研究してみたい。

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2025年07月22日

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『夜は短し歩けよ乙女』に続いて出会った森見作品。
SFファンタジーという形を借りた小学4年生の少年アオヤマくんと歯医者のお姉さんの物語だ。
少年の物語がこんなに胸を締めつけるのはなぜなんだろう。好奇心と探究心の塊のようなアオヤマくんは研究者であり理論家である。発見したことをノートにメモして、大人顔負けな研究をしている。いくつもいくつも。聡明な彼は強い意志と理屈で自分をコントロールしようとするが、コントロールできないものに出会ってしまう。それがお姉さんだ。
いじめっ子のスズキくんに対しても、屈せず渡り合うさまがかっこいい。あくまでも頭脳で割り出した行動で乗り越える。死について研究するウチダくんも、気づけばとなりにいるハマモトさんもすてきな仲間だ。
お姉さんとの別れは、世界の果てに連れてこられたように辛い。いや辛いはずだ。彼はお姉さんとの再会する日をイメージして生きていこうとする。でも、この別れが彼にとって初めての大きな試練であることにも気づいている。
少年の日の純粋な気持ちが、切なく輝く物語だった。
人生には理不尽なほど悲しくどうしようもないことがある。

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2025年06月04日

購入済み

人生の軌跡

ペンギンハイウェイは人生の軌跡だ。少年が信念を抱いて、成長していく姿がとても素敵で、可愛らしく、切ない。素敵な物語です。

#胸キュン #切ない #感動する

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2024年09月01日

ネタバレ 購入済み

科学少年のおねショタ冒険記!

お姉さんの男勝りな口調と主人公の大人ぶった物言いが面白い。
児童文学的な平易な語り口だが味があり、内容は少しミステリアス。現代ファンタジーとして良作。
少年時代の夏、不思議なお姉さんとの冒険と別れ、こういうお話が好きな方にオススメ。そういえばアニメ映画化もしたとか。

#切ない

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2022年09月29日

続きが気になる

少年の日記を読むのが楽しかったのですが、
ペンギンの生体が気になり、しょうねんの心がよかったです。

#笑える #ハッピー #感動する

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2021年08月02日

ネタバレ 購入済み

小学生の語る比喩が心地良い。

「海」は子どもにしか見えないトトロみたいなものだと思ったけれど,そう簡単なものじゃなかった。
生活は取り戻せた。
お姉さんは行ってしまった。
謎は解けないままだ。
なんだか切ない。

いつの日にか少年の願いが叶いますように。

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2020年11月19日

購入済み

淡い初恋物語

独特の文体で定評のある森見氏ですが、今回も炸裂してます。
少年とおっぱいの大きなお姉さんとのちょっと不思議な物語。藤子F不二雄氏のSF短編集を思い起こさせるような、素敵なお話です。

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2015年09月01日

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ネタバレ

非常に面白かった。
森見登美彦は雰囲気を作るのが本当に上手い。
自分と同年代の人に紹介できる作品ではない。というか、この作品を本当の意味で楽しめる年齢の人は非常に少ないのではないかと思う。
大前提として、主人公が小学生であること、登場人物の文化は小学校のそれであり、一方で、物語は抽象的で、知識や経験も求められること。
小学生が読むには難しい、中学生は精神的に小学校文化を嫌い、高校生以降になると想像力の固定化や小学校文化の忘失で、楽しめない。
小学生で主人公並に賢い、中学校の比較的早い段階でこの本を読む、大人になっても本当の意味での想像力を保ちつつ、抽象的な事柄への理解力を使用する、の3パターンがこの本を楽しむ上での条件になっている。
この本を理解するには世界観の構造を把握することが大切。
世界観の構造
①ペンギン、②ジャバウォック、③<海>、④お姉さんの四つが大事。
①ペンギン
ペンギンは現実世界のペンギンではなく、あくまでペンギンの形・挙動をした何か。お姉さんが生み出すもので、これを生み出すとお姉さんはエネルギーを失う。また、<海>やプロミネンスから生まれた小さい海を食べることが出来る。
②ジャバウォック
こちらもお姉さんが生み出したもの。シロナガスクジラに人の手足が生えていたり、小さな翼が生えていたり、進化の(もしくは神様の思考錯誤)の途中を感じさせる。名前は不思議の国のアリスからとられているが、森に棲んでいる怖い生き物という認識で名づけられているので、名前には意味なし。
③<海>
丸い球状の液体で浮かんでいる。大きくなったり、小さくなったりしており、この大小の変化がお姉さんの体調に影響を及ぼしている。また、この中は、古代の生物がすんでいたり、<海>から射出されるプロミネンスが生物に通ると、その生物はタイムスリップする。ここでのタイムスリップは意識だけではなく、肉体ごと戻るという理解。ペンギンやお姉さんは<海>からエネルギーをもらっており、<海>から一定距離を離れると、これらは体調を崩す。
④お姉さん
ペンギンやジャバウォックを生み出せる。<海>の変化に影響される。人間ではない。
以上のこと、および<海>が主人公の住む世界(=現実世界)を破壊することから、まず、<海>は世界に悪影響を及ぼすことが分かる。また、それを食べるペンギンは現実世界にとっては良性。一方ジャバウォックはそんなペンギンを食べる存在で、多分悪性。じゃあ、お姉さんはどうなのかというと、ジャバウォックもペンギンも生み出すのでどちらともいえないのではないかと思う。私には舞台装置に見えた。
<海>の正体だが、神様(創造主)のやり直したいという気持ちが生み出したものだと思った。ここでのやり直したいは後悔とかではなく、もっと原初的で、「失敗しちゃったから作り直そう」ぐらいの気持ちである。この作品には生物進化と神様の関係が出てきたり、ジャバウォックがなんとも不完全な生き物として出てきたり、海の中で古代生物の話が出てきたりしている。それを考えると、海は何かを作り直そうという意味で生まれた巻き戻しの存在だと考えられる。一方ペンギンはそんな海を食い止める存在。要は歯止めで、生んだものへの責任(世界の果て)を持っている。始めたものを終わらせるための責任というか。でもこれだとお姉さんの説明がつかない。お姉さんはやり直したいという気持ちと責任の調停者なのかと思う。だからペンギンもジャバウォックも生み出すし、最後の<海>が消える際に、気持ちへの折り合いがついたから消えたのかなと思った。
個人的に好きなシーンはプールでノートに書いている感想が実は後から見返している時とは全くの別物であるということに気づくシーン。非常に物悲しいし、最後にお姉さんが自身の海辺の町での記憶について語るシーンともつながる。でも、私が思うのは確かに記録や記憶が何かの模倣や偽りで、実体験と異なるとしても、それを思い返している今や思い返して感じる何かは真実であるのじゃないかということである。この作品は中盤から終わりを意識させられるし、終わりはあったし、そんな終わりも最終的にはあいまいになるけど、お姉さんと過ごした日々やこれからどれだけ色々な体験をすること、お姉さんが好きだったということ、それらを分かち合いたいという最後の文章は非常に価値のあるものだと思った。

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2026年02月23日

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ネタバレ

ペンギンはどこからくるのだろう。え?どゆこと?SF?まじ?まじかー。まてよ、なんか面白いぞ?えー!SFってこんなに何してもいいんだ!笑初めてSF小説読んだけど最高の一冊目だった!少年天才過ぎ!

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2026年02月03日

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森見先生の作品は好きなのに最後まで読めないという謎の業を背負っていたのですが、ペンギン・ハイウェイは文体や登場人物の個性にスムーズに馴染むことができ、スイスイ読むことができました。
主人公の知性を感じる性格と、まわりの登場人物の主人公へのあたたかさ、やさしさが素敵でした。
最後どうなるのかなと思いながらワクワクと読み進めたのですが、最後がわかったようなわからなかったような。わからないことはわからないままにしておけということか。
いろんな人のこの本への解釈の仕方も知りたいと思いました。

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2026年01月30日

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かわいらしく、まぶしくて、せつない。あたたかくてやわらかい光の中で、アオヤマくんたちは生きていき、冒険がつづいていけばいいな。わたしの住む町、いつもの生活の景色を覚えていたいと思った。永遠のようで一瞬の夏休みみたいな読書体験。

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2026年01月28日

Posted by ブクログ

アオヤマ君の知性と論理が際立ちながらも尚残る幼い無垢さや、好奇心たっぷりに色んな探究に打ち込む姿に深く癒された。ニュータウンに突如現れたペンギンや"海"の謎を追うファンタジー然とした描写は瑞々しく息づき、想像力を無限に羽ばたかせてくれる。ノートとペンを鞄に街を隅々まで歩きたくなる、そんな衝動にかられた一冊だった。

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2025年12月09日

Posted by ブクログ

数年前にアニメ映画で一度観ていたので、お姉さんがペンギンを生み出す場面であったり、〈海〉について想像しやすかった。ペンギンやお姉さんの正体とは何かがはっきりと示されていないので、想像力で補う系統の作品である。小学生のアオヤマ君は、論理的で純粋であるために問題を抱えながらも、自分にはない幼さがとても羨ましく思う。

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2025年11月07日

Posted by ブクログ

 物語に起伏がなくて、小学生と知り合いのお姉さんの絶妙な関係と小学生の日常の描写が続きます。何が面白いのかいまいち分からないまま読み進めます。
 そう思いながら最後のページをめくると、まだ終わってほしくない。この子達の話がまだ続いて欲しい。と、思いました。
 森見登美彦先生の作品の登場人物は癖のある人物が多いのに、最後にはみんな好きになってしまうのが不思議です。また読みます。


(海の描写からレムのソラリスを想像しました。あっちもこんな素敵なものだったら良いのにね)

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2025年10月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

普段SFは読まない為、ついていけないと思うところはあったものの、面白いストーリーだった。後半のスピード感はドキドキしたし、アオヤマ君のキャラが良かった。結末は、アオヤマ君の気持ちを想像して、胸が痛くなった。私は、小学校中学年の頃、毎日何をしていたかな?この本を読んでから、ずっと思い出そうとしている。

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2025年10月06日

Posted by ブクログ

久しぶりの再読。
少年たちとお姉さんのひと夏の物語。
遠い昔の子供の頃のきらめきを思い出させてくれるような小説。
まるで、いつかの夏の風や木のざわめきがふっと眼前にたちあがってくるようだった。

ラストがせつなく、夏の終わりにふさわしい読後感だった。

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2025年08月19日

Posted by ブクログ

SFの中に哲学もある、不思議な体験。
情景が想像しにくい部分もあるので、アニメを観てみようかな。という気持ちにはなった。

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2025年06月24日

Posted by ブクログ

少年とお姉さん、友人達とのやり取りが会話調で軽妙に進んでいき、風や水の音の表現により目を閉じると情景が頭に浮かんでくるようで読みやすい内容だった。

最後までこの世界観は何だったのか、疑問は残ったままで、少し腑に落ちないところもあったが、それは少年の研究のように読み手の感じ方や想像に任せるところなのかな…と。

夏の終わりと共に不思議な世界は終わり、日常を取り戻していくことで、最後は少し切なく寂しい思いもあったが、前を向く少年の姿に少年から大人へと成長していく力強さを感じた。

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2025年06月22日

Posted by ブクログ

アオヤマ君、小4とは思えない冷静さと研究家で、本人が思っている通り大人になったらずいぶん偉くなっていると思う。
アオヤマ君・ウチダ君・ハマモトさんがすごく落ち着いているから、スズキ君がめちゃくちゃ子供っぽく感じたけど、これが一般的な小学生だよな〜って思った(笑)
アオヤマ君がたまに見せる子供っぽい一面がとてもかわいかった。最後めっちゃ切ない。

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2025年06月09日

Posted by 読むコレ

初森見作品です。
かなり胸がざわついてます。
ちょっと僕の狭い読書経験では得られなかった凄いものを体験してしまったようです。
読んでいる最中は、これはどんな物語なのかと自問し頭を抱えていました。
ファンタジー的であり、SF的であり、ミステリ的であり。ジュブナイルの様な、世界の真理を求める難しい問いかけの様な。おふざけなのか、真面目腐っているのか…。
しかし読み終えた今は、これが少年の大冒険の物語(しかもかなり良質な!)だったと解釈でき、その素晴らしい体験の余韻に心を震わせている訳です。
これはまた読みたくなるなぁ…。

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2014年04月04日

Posted by ブクログ

SFチックで、不思議なお話でした。

個人的には、主人公のアオヤマ君と、お父さんの関係がいいなぁと思いました。

時分も、子どもの良き理解者となれるかな、と思いながら読みました。

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2026年02月15日

Posted by ブクログ

小学生の頃、いろんなことに興味を持って、いろんな冒険っぽいこと(全然大したことではないけど)をしていた頃を思い出させてくれた♪

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2025年12月28日

Posted by ブクログ

森見登美彦初めて読んだ。SF耐性があまりないからというのもあるけど、ずっと置いてきぼり感がある。でもお姉さんの魅力は理解できるし、少年がお姉さんに思いを馳せながら成長していくのも微笑ましい。
地図とか付いてても面白かったかもなあ、、。

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2025年10月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アオヤマ君が一番熱心に研究していたのに、アオヤマ君だけが気づいていなかったこと。最後に気づけたようで、大変嬉しかった。

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2025年09月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小学生のアオヤマくんとお姉さんを巡る不思議な体験の物語。解釈が追いついてないが、おそらくパラレルワールド的な思考の物語で、〈海〉と呼ばれる時空の裂け目的なものを修復するためになんやかんやあってお姉さんが消失…みたいな感じ。

ませた小学生の語り口で進むこの物語は児童書的な側面がありながらわりと小難しいことを言ってたり。
でも、森見登美彦の新たな一面を見せられつつも、期待してるのはこう言う感じじゃ無いんだよな〜、もっとふざけてほしいなあってのが本音。「四畳半神話大系」にも「夜行」にも似つかぬ新領域。

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2025年07月13日

Posted by ブクログ

2011年本屋大賞

ご存じ『夜は短し歩けよ乙女』の森見登美彦作品。
四畳半神話神話シリーズに続き森見作品を手に取った。

私の廻りにはいなかった、将来名を残す天才は子供のころはこんな感じなんだろうなと思わせる主人公のアオヤマくんと、歯科助手の不思議なお姉さんとの物語。

アニメ映画化されているようだ。機会があれば見て見てみようかな。

色々研究熱心な主人公の街にペンギンの大群が現れる。嗚呼、森見ファンタジーの真骨頂。
このペンギンは何?どこから現れたのか?研究し明らかにする主人公なのであった。

研究熱心な主人公が地頭の良いパパから習い実践している問題解決のための3つのアプローチ。
1. 問題を分けて小さくする
2. 問題を見る角度を変えてみる
3. 似ている問題を探す
実生活にも参考になるので感想部に残す。

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2025年06月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ファンタジーSFといった感じの小説でした。大人びたアオヤマ君とペンギンを作り出したり出来る不思議な力を持ったお姉さんとのやりとりが、掴みどころがない様で、物事の本質を突いているような気もするけど、やっぱりよく分からなくて、不思議な気分になりました。日常を描いている中に非日常があるアンバランスさが、この物語の不思議さの基なのかも知れないと思いました。いつの日かアオヤマ君とお姉さんが再会出来る日が来るのか…いや、来てほしいと願います。

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

アニメ映画化された作品で、ちょっとませた研究大好きの小学4年生のアオヤマ君が、不思議な歯科助手のお姉さんの「街の中からの何もないところからペンギンが出てくるのか?」という奇妙な現象の問題を解明しようと奮闘する物語です。

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

オーディオブックで聞いた。早熟で研究ノートを欠かさずつけ立派な大人になることを目標に「昨日よりも賢く」なるよう常に研究熱心な小学生男子が、歯科医院のお姉さんがコーラの缶をペンギンに変化させた不思議を友達と一緒に研究する様を描いたSF小説。
細々とした地理地形の話と小学生の村社会の話が中心でスケールが小さく聞いていて途中かなり退屈であった。終盤一気に加速するが、謎解きは「仮説」の段階で正解は明かされない。
読後、少年のひと夏の思い出の話だったんだな、という感想を抱いた。出会いと別れで、これからも少年の人生は続いていく。

終盤の超自然現象は森見登美彦らしい。今の所作者の本は3冊のみ既読だがどれも終盤に不思議なことが起こるのは同じ。

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2025年05月06日

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