夜行

夜行

671円 (税込)

3pt

怪談×青春×ファンタジー、かつてない物語。

「夜はどこにでも通じているの。世界はつねに夜なのよ」
私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。
怪談×青春×ファンタジー、かつてない物語。

春風の花を散らすと見る夢は
さめても胸の騒ぐなりけり
--西行法師

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夜行 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    森見登美彦さんはこんな怖い話も書けるんだなってとても意外でした。版画の中の少女が現れると、夢のような出来事と、現実との境界線が曖昧になっていき、恐ろしくも幻想的な夜の異世界に迷い込んだ気持ちになりました。個人的にかなり好きな世界観でした。こういう話で考察するのはナンセンスかな?でも読み終わったあとも

    0
    2025年11月18日

    Posted by ブクログ

    昼の反対は夜。光の反対は闇。
    どちらの世界が本物なのか。
    平行世界のようなファンタジーなのか、それとも百鬼夜行のホラーなのか。
    不思議な物語。

    0
    2025年11月11日

    Posted by ブクログ

    あらすじと表紙で気になって購入させて頂きました。
    刺激の強いホラーは苦手なのですが、薄気味の悪さが情景と共に思い浮かび、最後までこの雰囲気に浸ることができ、とても面白い本だと印象に残りました。是非とも多くの人に読んでもらいたいです。

    0
    2025年09月11日

    Posted by ブクログ

    ちょっと怖くて不思議な、「夜行」という絵にまつわるいくつかの話。
    都市伝説を高解像度の映像で近距離から眺めているような不気味さ!
    とてもおもしろかった。

    0
    2025年04月06日

    Posted by ブクログ

    ぐるぐると旅をしている。
    否、座っている。
    作家 森見登美彦の力によって日本全国を旅した。
    もちろん脳内での話だが、自分では見た事も考えたことも無いような「画」が流れ込んでくるのだ。アトリエの様相だけでなく匂いや温度まで感じることができる。そして夜行を「視た」私は鳥肌がたった。森見登美彦は読者の中に

    0
    2025年12月08日

    購入済み

    面白い

    きつねのはなしのような静かな作風のため好き嫌いが読み進めていくとじわじわとはまってきました
    面白かったです

    0
    2020年02月08日

    Posted by ブクログ

    なんてったって難しい。
    自分の中での「こういうことかな?」がほんの少しだけあるけれど、言語化するのが難しい。

    でも最後の最後に、ほんの少しだけ曙光を感じられてほんの少し嬉しかった。
    知りたいことたくさんありまくりだけど。

    0
    2025年12月05日

    Posted by ブクログ

    精神的に来る恐怖体験を描いた連作集。とくに最初の3話がよかった。文章もいい。

    1話目、妻の得体のしれなさが怖い。配偶者って家族だけど他人でもある。その距離感が得体の知れない不気味さにつながるのだろうか。
    2話目は語り手が気持ち悪い。登場人物全員しょうもない。ミシマさんは存在感がある。
    3話目の語り

    0
    2025年10月07日

    Posted by ブクログ

    コウペンちゃんカバーが可愛くて購入。ほっこり系かと思いきや全然違った。微ホラー?夜の電車に乗りながら読むと、自分も物語に入った気分で楽しかった。

    0
    2025年09月04日

    購入済み

    6年ぐらい前に紙の本を読んだことがあって、もう一度読みたいと考えて購入しました。
    当時とは違う発見があって良かったです!

    0
    2025年07月24日

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