森見登美彦のレビュー一覧

  • 竹取物語

    Posted by ブクログ

    森見訳の竹取が文庫化されるのを数年前から待っていた。
    竹・美女・うごうごする男たちと、森見登美彦以外の訳者は考えられない作品。
    森見登美彦としては万感の思いであろう。
    読み物として普通に面白いのだが、森見登美彦の生真面目さが出ていて、「原作と自分の味のバランス」との間で、かなり慎重に悩んで書いたことを感じさせる文章となっている。

    0
    2025年04月05日
  • 聖なる怠け者の冒険

    Posted by ブクログ

    森見登美彦を読み続けている人ならニヤリとする関連付けが各所にあって、また読み返したくなる程よい物語でした。
    宵山の迷宮に迷いたくなる一冊です。

    0
    2025年04月05日
  • 竹取物語

    Posted by ブクログ

    場面で区切られていたり、読みやすい文章だったりと、
    古文が苦手な私でもしっかり物語を楽しめました。

    起承転結まとまっていて洒落も効いていて、平安時代から
    こんなに面白い読み物があったのかと改めて感じました。

    現代小説に比べると描写が圧倒的に少なく、掘り下げも少ない為、もっと欲しい!と感じてしまいますが、そこが研究し甲斐、考察し甲斐がある箇所なんですかね…?

    0
    2025年03月30日
  • 竹取物語

    Posted by ブクログ

    かぐや姫と5人の求婚者達の関係性が、森見登美彦の書く小説と非常な親和性があり、大変読み易く、面白さとあわれさが堪能できた。

    0
    2025年03月30日
  • 有頂天家族

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    流石です森見登美彦先生。
    なんと言っていいか分からないけれど愉しませてもらった。面白く読むほかに何もすべきことはない、解説にあるようにまさに森見作品に通ずる言葉だ。
    狸、天狗、半天狗、人間の愉快で阿呆で破天荒な展開の数々にハラハラしたり、ホロっとしたり。
    最後の初詣の終わり方も良かったなぁ
    森見さんは黒髪乙女や弁天のような妖艶で皆が憧れる女性を描く天才。海星も好き。
    狸やら赤玉先生やら弁天のいる世界に浸っていたい
    そんな余韻があります
    面白きことは良きことなり!

    0
    2025年03月30日
  • 夜行

    Posted by ブクログ

    表紙で勝手に青春ものと思い込み、いつ四畳半とかみたいなわちゃわちゃ青春こじらせ系が始まるのかな~ってわくわくしてたら、ホラーだった…。
    怖いものは何も出てこないんだけど、狂気ともオカルトともつかない得体の知れない登場人物が静かに怖い。淡々と進むところも怖さに拍車をかけている。

    0
    2025年03月27日
  • 竹取物語

    Posted by ブクログ

     今更ながら竹取物語を読んでみる。
     誰もが知ってる話で説明不要なのだが、改めて読むと謎が深い。

     かぐや姫は月では高貴な身分だったが、罪を犯して地上へと落とされた。
     その罪の償いが終わったので月へと戻された。

     どんな罪を犯して、なぜ罪の償いが終わったとみなされるのか。
     そういった研究もされているのね。
     改めて読むと謎だった。

    0
    2025年03月26日
  • ペンギン・ハイウェイ

    Posted by ブクログ

    少年たちのひと夏の大冒険。
    哲学者ような研究者のような少年は、友人たちと不可思議な出来事を調べていく。
    そこには、1人の女性がいる。
    冒険の最後を見届けて、この少年はきっとやり遂げるだろうと確信した。
    少年たちに、幸あれ。
    最後に、ハマモトさんかわいい。

    0
    2025年03月26日
  • 熱帯

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ファンタジー。すごく不思議な物語だった。
    物語の中で物語が始まるという構成が至るところで観られて読み進めることが楽しかった。

    前半は「熱帯」と、その作者である佐山尚一の謎を追っていく話。後半は佐山尚一の物語。
    個人的には前半のような謎を追っていく中で不思議な現象に巻き込まれたり、個性強めなキャラクターに振り回されたり、と言った展開が好き。池内氏と白石さんのやりとりがもっと読みたかったが、後半も南の島の描写が美しくて良かった。暑いシーンは暑いし、雨が降ると寒かった。熱帯、南の島の空気感や色がありありと感じられて気持ちよかった。

    物語を創作することについても触れている。何もないからこそ何でもあ

    0
    2025年03月24日
  • 有頂天家族

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    京都を舞台にした、下鴨家の狸たちの物語。糺の森や詭弁論部、偽電気ブランなどが登場すると、思わずニヤけてしまう。「夜は短し歩けよ乙女」の李白らしき人物も現れる。

    可哀想だけれど、食べちゃいたいほど狸が好きというのは、さすがに引いてしまった。さすが詭弁論部だ。この人も酔っ払うと詭弁踊りを始めるのだろうか。まあ、それでも、鳥が好きなのにからあげを食べる自分のことを考えると、人のことは言えないか。

    金閣・銀閣の阿呆っぷりが最高だ。「捲土重来、捲土重来」からの「呉越同舟、呉越同舟」には、笑わずにはいられなかった。

    下鴨家の兄弟になりたい。雷が鳴ったら母上や兄弟と一緒にくっついていたい。ちょっとした

    0
    2025年03月21日
  • 有頂天家族

    Posted by ブクログ

    読み進めるのに結構時間がかかった。
    というのも、いろいろイベントは起こるのだが、途中まで、ストーリーの進みが遅く、終わりが全然見えなかったから。ただ、最終章はそれまでの章とは違って、疾走感すら覚えるようなストーリー展開で、没頭して読んだ。これより前の部分の章で登場人物たちの狸柄、天狗柄、人柄が分かっていたからこそ、楽しめたように思った。弁天と赤玉先生の好き勝手にやる感じ、下総家の一致団結感、夷川家の強かな感じが面白かった。純粋にエンタメとして面白かった。アニメ化しても楽しめそうな作品。おもしろきことはよきことなり!

    0
    2025年03月20日
  • 熱帯

    Posted by ブクログ

    『アラビアン・ナイト』や『ロビンソン・クルーソー』、『海底二万里』を読んできた私にとっては類似点を見つけるのがすごく楽しかった。ファンタジー要素強めだったのと、キャラクターを一致させるのが大変だった。あと、池内さんはどうなったのか分からなかった。けど、これも千年一夜のように、誰かの語りをが誰かの語りとなって、、って繋がって行く、ということなのかと思った。

    0
    2025年03月19日
  • ペンギン・ハイウェイ

    Posted by ブクログ

    普段、あまり小説を読まない自分が387Pを一気に読破してしまった……。(個人的快挙)

    主人公の小学四年生・アオヤマくんには学ぶところしかなかった……。

    映画をもう一度観たくなった。

    ※過去のSNS投稿を修正のうえ、転載

    0
    2025年03月19日
  • 聖なる怠け者の冒険

    Posted by ブクログ

    差別的発言かもしれないが本をよく読む人は主人公に共感できるところが多いのでは...?ヒーローなんてならなくともゆったり自分の幸せのペースで生きていきたい的な。

    0
    2025年03月13日
  • 有頂天家族

    Posted by ブクログ

    大抵のことは「まあ狸がやってることだし」ですいすい読み進んでいけた。
    理不尽が起こると「天狗だしな」でやり過ごせる。
    独特の世界観とノリでなんとなく読んでいるうちに最後のページに辿り着いていた。
    どこまでもひっそりと影を落とす父の死の裏にそんな真相があったとは、と思いつつも何が明らかになっても立派なとこしかないのもまたすごい(弁天が怖いのもご愛嬌)。
    兄弟っていうのもいいものだなとしみじみ思える物語だった。

    0
    2025年03月03日
  • 恋文の技術 新版

    Posted by ブクログ

    本作者の小説は初めて読んだが、所々のワードセンスが良く、面白かったです。
    好きな人にLINEのメッセージで送るだけでもかなり悩むのだから、恋文となると奇怪なものが出来上がってしまうことは想像に難くないため、文通に馴染みがなくても共感できました。
    また、同じ出来事でも送る相手によって伝え方が変わっていたり、近況以外で手紙に書くエピソードが被っていたり、かなりリアルだと感じました。

    0
    2025年03月01日
  • 夜行

    Posted by ブクログ

    好きなイラストレーターさんがカバーイラストを担当していたので購入しました。
    第四夜までとにかく怖い。
    夜の暗い闇の中ではとてもじゃないけど読めなかったかも。
    第五夜で衝撃の種明かしが。
    つまりどういうこと…!?
    もう一度最初から読み返したくなるお話でした。
    難しい…!

    0
    2025年03月01日
  • 熱帯

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    森見登美彦ワールドすぎて途中何回も置いてかれたし、ちゃんと読めているのかすらも怪しいけど面白かった!
    最終的に誰が主人公なんだかどの世界線の話なのかもよくわからなかったけど爽快で大好き!

    0
    2025年02月22日
  • 有頂天家族

    Posted by ブクログ

    アニメから入りました。
    森見さんの作品は、今では日常的に使われないような難しい漢字が多く調べながら読みました。
    愉快な狸の話かと思えば、その根底には亡き父の姿があり、常に死と隣り合わせ(狸鍋の可能性)がある、しかし重くなりすぎずバランスのよい作品でした。

    好きな場面がたくさんあるのですが、特に淀川教授と矢三郎がおにぎりを食べる所が好きです。
    しかし!夷川の所業は許せんなぁ!

    0
    2025年02月20日
  • 美女と竹林

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どこまでが本当でどこからが物語なのか。
    森見さんの実際の創作活動と、活き活きとした文章がさも事実かのように感じられる。
    そして相変わらずの森見節と謎理論。
    全くもって理解できないのに納得させられそうになった。

    0
    2025年02月16日