美女と竹林

美女と竹林

660円 (税込)

3pt

「これからは竹林の時代であるな!」閃いた登美彦氏は、京都の西、桂へと向かった。実家で竹林を所有する職場の先輩、鍵屋さんを訪ねるのだ。荒れはてた竹林の手入れを取っ掛かりに、目指すは竹林成金! MBC(モリミ・バンブー・カンパニー)のカリスマ経営者となり、自家用セグウェイで琵琶湖を一周……。はてしなく拡がる妄想を、著者独特の文体で綴った一冊。

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美女と竹林 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    小説かしらと読み始めたけれど、実はそうでないらしいと気づき、しかし、では何なのか?と問われたら、一体何だかわからない、と答えるしかない、そんなヘンテコでオモチロイ作品だった。かなり好き。

    0
    2024年07月15日

    Posted by ブクログ

    「その人だけの文体」を持っている作家が大好きな私にとって、森見さんはもう最高。
    何のことない出来事を書いていても、こんなに違う。
    面白い話を書く小説家はたくさんいるけど、文章そのものに世界観がある書き手って、じつはすごく少ないと思う。
    奇跡のような、宝石のような存在。

    0
    2024年02月25日

    Posted by ブクログ

    登美彦氏節全開で楽しい。MBCからの妄想爆発なんて、愉快愉快。昨年くらいから竹の花が咲いているようだが20年竹はなくなるの?

    0
    2021年07月18日

    Posted by ブクログ

    「人生に必要なものの一切が竹林にある」

    作家だけでは将来ちと不安である。

    そうだ、竹林経営だ。

    眼前に広がる孟宗竹。
    脳内に拡がる妄想竹。
    微笑む美女、逸れる脇道。

    竹の用途は幅広いな!

    万感の思いで竹を割ると、
    中身はしかしカラッポであった。

    /////

    竹林伐採→竹林経営→竹林成金

    0
    2021年05月01日

    Posted by ブクログ

     森見先生のブログを読んでいて、ただストーリーとかではなく、先生の文章が読みたいなと思って購入していた。
     非常に面白く読めた。2011年の全誌休載事件などを経る前だから、まだ新人っぽい感じもあって、僕が言うのもなんだけど、やや初々しい気もする。日常を面白おかしく脚色する、いわゆるエッセイとしては少

    0
    2021年02月17日

    Posted by ブクログ

    ひたすら森美 bamboo 登美彦が竹林で活躍する話。
    明石氏や鱸氏と共に竹林に入っていき、御母堂の歯ごたえのあるケーキを食べ、のこぎりでぎこぎこし続ける。たまに締め切りに追われる。
    特に何が起こるわけでもなく、マッスルトミーの妄想がさく裂していた。
    これもまたよし。

    0
    2020年08月24日

    Posted by ブクログ

    筆者本人を第3者の視点で描く。なぜか竹林にハマりつつ、だらしない作家であり、伐採がなかなか進まない、という話。かなりくだらないが、どこからが妄想でどこからが現実なのか、、、くだらねぇと思いつつ楽しんで読める。独特の表現系も良かった。
    最終回にすべりこみたまえ

    0
    2024年08月19日

    Posted by ブクログ

    ザ・森見登美彦ワールド!っていう感じの一冊。ただただ「竹林を切る」というだけなのにこんなに膨らませて膨らませて一冊の本になっちゃうのはすごいと思う。どの森見登美彦作品にも言えることだけれど、奇想天外な妄想が延々と広がっていって、でも収集つかないってことはなくうまいこと辻褄が合って収まっていくのがとて

    0
    2024年03月27日

    Posted by ブクログ

    竹林をテーマに、森見氏が竹の伐採をして事業を興し一攫千金とムキムキの肉体を手に入れる。そんな構想(妄想?)を描いて竹林と格闘する体験記の様な小説ですが、なかなか竹の伐採までに至らず、ダラダラとした状況が長く続きます。がそれもまた面白かった。森見氏の人間性がよく分かる作品でした(笑)

    0
    2024年03月03日

    Posted by ブクログ

    森見氏が書くとんでもない連載物。竹林の奥底に美女を見出すことはできなかったが、とにかくオモチロイ小説であった。小説というのはフィクションで現実離れしたものが多いが、ここまで「妄想だよ」とわかる作品は初めて。

    0
    2023年05月13日

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