森見登美彦のレビュー一覧

  • 奇想と微笑~太宰治傑作選~

    Posted by ブクログ

    森見さんの、太宰治傑作集。
    太宰治は中学の時に読んだ「走れメロス」と「人間失格」ぐらいしか馴染みがなかったので、印象がかなり変わった。
    特に気に入ったのは「畜犬談」、読み終わった後に太宰治のことがちょっと好きになっているから、ずるいと思う。
    最初の「失敗園」→「カチカチ山」→「貨幣」ぐらいまで「これは森見さんが書いたのでは?」と思ってしまうぐらい、文体もその雰囲気もよく似ていた。
    読みやすいもので読者を釣って、「ロマネスク」あたりで太宰治の世界に引き摺り込んで、「黄村先生言行録」あたりから深い沼に沈まされる感じ。
    100年程前の文章だから、読み難い所もあるし、時代錯誤で「ん?」と思う所もあった

    0
    2022年07月31日
  • 四畳半王国見聞録

    Posted by ブクログ

    長く糸が伸ばされたと思ったら、急激に巻き戻されるヨーヨーのような小説。
    ズームイン・ズームアウトが映画的で、映像映えしそう。
    その緩急についていけず、なかなか読み進められなかった。
    狭い世界をここまで拡張できるのは、さすが森見さんだなと思った。

    0
    2022年07月31日
  • 四畳半王国見聞録

    Posted by ブクログ

    モリミンは最強の文才で最高に阿呆な物語を書く。それが良い。特に大日本凡人會編が良かった。しかし!!僕は夜は短しや神話体系の方が好きだ。

    0
    2022年07月30日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    くだらなくてちょうどいい オーディブルにて

    真面目な話を聞き飽きたのでライトなものを聴きたくて選択

    すごくどうでもいい話で面白かった

    0
    2025年12月12日
  • 作家と楽しむ古典 古事記 日本霊異記・発心集 竹取物語 宇治拾遺物語 百人一首

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    古事記 712年 天武天皇の命により  池澤夏樹
     神様の血縁関係
     歴史 神話 伝説 系譜 歌謡
     なる=勝手に生まれてきたもの
     ヤマトタケル 弱いものへの共感

    日本霊異記 平安初期 日本最古の仏教説話集 伊藤比呂美
     ブロークンな漢文
     性を書く博愛主義
     くながひ=杭を交える、つっかえる(婚、愛婚) とつぐ=戸を継ぐ(交通)
     
    竹取物語 平安前期  森見登美彦
     かぐや姫が地球に来た理由は不明  
     帝さえも拒否し、世の中のルールをすべて拒否して帰っていく

    宇治拾遺物語 鎌倉初期  町田康
     原曲を再現するのではなくカバー曲、メロディーもムードも変えない
     原文から聞こえてくる音

    0
    2022年08月18日
  • 四畳半王国見聞録

    Posted by ブクログ

     無意味かつ阿呆な行動の応酬に嫌気が差してくること請け合い。ナンセンスと言われればそれまでだが、本書はデフォルト阿呆大学生の面白さを上手く昇華できていないと思う。結局三浦さんが目撃した水玉ブリーフ男は誰で(阿呆神だろうが)何をしていたのか、など消化不良のしょうもない謎が多く残る。『大日本凡人會』の数学氏と無名君がお気に入り。あと三浦さんのバカンス(ぐうたら)満喫っぷりが素敵。

    0
    2022年07月03日
  • 四畳半王国見聞録

    Posted by ブクログ

    なんだか全然訳が分からなかった笑
    でもおもしろい。妄想力バクハツ!て感じ。
    「蝸牛の角」が一番好きです。

    なんだかよく分からなかったけれど、大学生のノリってこんな感じだったよなあ…と思い出す。
    学生時代に戻りたくなりました。

    0
    2022年06月14日
  • 太陽と乙女(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    面白かった。森見登美彦は、森見登美彦で、京都は京都、ということが理解出来たことがかなりの収穫。京都もただの街で、森見登美彦もただの人だと感じた。

    0
    2022年06月02日
  • 太陽と乙女(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    森見登美彦氏デビューから14年間(2003〜2017)
    の新聞・雑誌・パンフ等に発表されたエッセイ大全集。日記まで掲載されていますね。

    他の作家さんの文庫解説も網羅されていたり、お気に入りの映画、もちろん小説などのエッセイも豊富です。

    森見さんの小説は、文章のテンポが良くて、滑稽なのに哀愁がみたいなところが好きなんですけど、ちょっと疲れている時は、あっ今日は何書いてあるかわかんなくなってしまうのでごめんなさい。(神話体系とか)という事もある。が、このエッセイ集は、まえがきに「寝る前に読む本」しかも、あとがきに「少しずつ読む本」。難しすぎず、適当に面白く、どこでも切れが良く、どこからでも読め

    0
    2022年05月18日
  • 竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記

    Posted by ブクログ

    小学生の頃、現代語訳を読み耽った。ずいぶん久しぶりに読んだ。土左日記は、これはこれで有りだと思うけど、内容と背景をよく知った段階で読んだ方がいいと思った。読んだなりの解釈が狭められてしまうので、自分のものでないような居心地のわるい感じが残ってしまった。ほかの四篇は、現代の言葉がなじんで自然に読めた。

    0
    2022年05月05日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

    Posted by ブクログ

    走れメロスと山月記は元ネタ知ってるし、ギャグ色強めでケタケタ笑って読めた。
    他は雰囲気が違ってて、少し硬めで、元ネタも知らなかったけど面白く読めた。作者の他の作品のキャラとリンクしてるのも良かった。

    0
    2025年02月23日
  • 太陽と乙女(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    我らが森見先生のエッセイ集が面白くない訳がない
    作品を読むだけじゃわからなかった森見先生の人間らしさや学生時代の話
    日記の一部まで!
    時間はかかってしまったけれどまさに本人が言っている通り眠る前に読みたい一冊。かと言ってすぐに落ちてしまうけど

    0
    2022年04月19日
  • 太陽と乙女(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    『夜は短し歩けよ乙女』の著者による、自身を振り返ってのエッセイ集。京都大学在学中にファンタジーノベル賞を受賞し、前述の小説では、なんとも独自な世界観を示し、唯一無二で天衣無縫な天才肌と勝手に想像していたが、こんなに苦労人だったとは。卒業できなかったから院に行ったり、スランプになったり、振られた人を忘れられなかったり。人は深い。とても味わい深いエッセイ。

    0
    2022年04月03日
  • 竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記

    Posted by ブクログ

    何より竹取物語を森見先生の訳をやっと読めて嬉しかった

    堤中納言物語はすべらない話のオンパレードみたいな感じだった

    更級日記は初めて読んだけど筆者の夢見る夢子な少女時代から宮仕えして神仏詣りに勤しんで歳をとっていく生涯がいきいきしてて面白かった

    0
    2022年03月17日
  • 美女と竹林

    Posted by ブクログ

    妄想多めのエッセイ(?)
    登場人物がとても面白くて愛せます。
    他の本で似たエピソードあったなぁっていくつか思ったので、実体験から色んな話が生まれて派生してるんだなぁと思いました。

    0
    2022年03月05日
  • 四畳半王国見聞録

    Posted by ブクログ

    「四畳半王国建国史」
    『四畳半王国見聞録』は短編集ではあるのだが、各短編は舞台を同じくしており、「阿呆神」という神様が共通して登場する。
    この構成は『宵山万華鏡』と同じだ。
    「四畳半王国建国史」は全体としてみるとプロローグにあたる。

    「蝸牛の角」
    『四畳半神話体系』の「私」や樋口師匠が登場する。
    『熱帯』の物語の入れ子構造に近い構成。

    「真夏のブリーフ」
    柊と楓さんの寝言は、作中の雰囲気からすると面白く聞こえるかもしれない。
    しかし、『夜行』などの作品に通ずる、はっきりと正体のわからないホラーっぽさを少しだけ感じた。

    「大日本凡人會」
    他作品でもよく描かれる阿保な大学生の話というジャンル

    0
    2022年01月25日
  • 太陽と乙女(新潮文庫)

    Posted by ブクログ


    森見先生、愛妻家だな。
    読んでいてしあわせな気持ちになる。
    クスッと笑える。言葉遊びのような言い回し。

    0
    2022年01月23日
  • 太陽と乙女(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    作者は内田百閒が好きらしいが、なんとなくわかる気がする。「寝るときのおともに、少しずつ読んで欲しい」とあるけれど、いっぺんに読んでしまった。

    0
    2021年12月29日
  • 夜は短し歩けよ乙女

    購入済み

    誰もが通る青春に想いを馳せる

    森見登美彦さんの独特の文体を楽しめる作品。
    自分の大学生活を思い返して、あの頃の焦がれるようなもどかしい記憶の断片がちくり、と。
    ファンタジー要素も満載ながら、甘酸っぱい青春に想いを馳せずにはいられない。
    この物語の登場人物全員に会いたくなった。

    0
    2021年10月25日
  • 四畳半王国見聞録

    Posted by ブクログ

    凡人ではない凡人と四畳半に世界を創った阿呆神様の物語。
    『前の作品でこの人を見たな』ってなるけど相関図が分からない。

    0
    2022年03月08日